2025年 試合速報
明治安田J2 第25節 vs. いわきFC
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石渡 ネルソン
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山下 優人
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山中 惇希
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渡邉 りょう
佐藤 凌我
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山中 惇希
加瀬 直輝
キム ヒョンウ
山口 大輝
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倍井 謙
グスタボ シルバ
川合 徳孟
角 昂志郎
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柴田 壮介
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金子 大毅
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柴田 壮介
大西 悠介
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金子 大毅
井上 潮音
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川口 尚紀
松原 后
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石渡 ネルソン
田中 幹大
深港 壮一郎
石田 侑資
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五十嵐 聖己
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加瀬 直輝
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角 昂志郎
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ハワスタ | 8/10(日) | 18:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝 | 倉田 泰明 | 窪田 陽輔 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 阿部 将茂 | 宮原 一也 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
25度 | 90% | 藤澤 達也 | 森 政広 |
25 | シュート | 7 |
8 | ゴールキック | 25 |
7 | コーナーキック | 4 |
10 | 直接FK | 18 |
0 | 間接FK | 0 |
0 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
3週間の中断が明けた前節、サックスブルーにまさかの落とし穴が待っていた。再開初戦でホームにブラウブリッツ秋田を迎えたが、結果的には1-4で惨敗。佐藤凌我のゴールで先制したところまでは良かったが、その後にセットプレー絡みから許した3失点が大きく響いて再開初戦を勝利で飾れず。ハッチンソン監督は「本当にパフォーマンスが良くなかった」と嘆いた。
昇格に向けて痛恨の黒星を喫したことは変わらないが、幸いにも第24節終了時点では自動昇格圏まで勝ち点「4」差という位置にいる。ただ、9日に第25節を消化したジェフユナイテッド千葉やV・ファーレン長崎というライバルたちは勝ち点3を奪取。そういった背景を踏まえても今節は、万難を排して勝ち点3を敵地から持ち帰らなければいけない一戦だ。
前節の課題となったセットプレーの守備に関しては、「どういうストラクチャーが良いのかを見直したい」とハッチンソン監督は改善に努めており、今節における「最優先」(ハッチンソン監督)のポイントと位置付けている。一方で攻撃面は前節、「ミドルサードの保持が良くなった」(ハッチンソン監督)という課題を修正し、決定機の数を増やすことが自分たちのパフォーマンスを取り戻す上でカギを握るポイントだ。
いわきは、今夏にエースの谷村 海那が横浜F・マリノスに移籍したが、そこから大宮アルディージャ、V・ファーレン長崎、ジェフユナイテッド千葉といった上位相手に3試合負けなし(1勝2分)。前節は、先制したのちに逆転を許したが、中断期間にFC町田ゼルビアから完全移籍で加入した深港 壮一郎が同点弾をマークし、粘り強く勝ち点を積み重ねている。
敵地での難しい一戦にはなるが、前節から自分たちのパフォーマンスを取り戻し、そして勝利という結果で昇格するチームとして相応しいことをピッチの上で証明する。


また非常にタフな試合になりましたし、(自分たちにとっては)厳しい夜でした。選手たちには、非常に難しい状況に置かれているということと、この状況は誰も助けてくれないからこそ、自分たちでどうにかしていかなければいけないということを話しました。またセットプレーから2失点というのも非常に厳しいです。セットプレーが今シーズンは、試合や結果に大きく影響が出てしまっています。ただ、いわきさんも非常に素晴らしいパフォーマンスでした。非常に良いプレスをかけてきて、非常にキツイプレッシャーの中でプレーしなければいけませんでした。ただ最大の敵となっているのは自分たち自身です。自信を失っています。僕は選手たちを信じているからこそ、この結果が残念で仕方ありません。選手たちをいかに引き上げつつ、戦い続けるかだと思っています。次はまた非常に大きな試合が控えているので、パフォーマンスをしっかりと上げて臨まなければいけません。チームとしてこれだけセットプレーで失点していれば勝てないということをチーム全体が理解しなければいけないと思っています。
――今日の試合も自分たちのパフォーマンスという観点ではビルドアップがうまく機能しませんでした。その点に関しては、どのように振り返りますか?
そこは確かに良くありませんでした。ただ自信を無くしているのか、何が原因なのかはわかりませんが、中断前の札幌戦では完全に崩し切って、大勝したところから休みを挟んで、全く違うチームになってしまったと思っています。いわきさんのプレスは確かに良かったですが、何か特別なことをしてきたわけではありませんでした。その最適解のバランスを見つけなければいけません。
ただ毎週、言っているように私の責任です。その責任は感じていますが、個人に目を向ければ、良いパフォーマンスもあれば、良くないパフォーマンスもありました。個々のパフォーマンスに関しては、選手が責任を持ってやらなければいけません。ただ必要であれば、最適解を見つけるまでは変えていく必要もありますが、やはりジュビロのフットボールをもう一度、引き上げていかなければいけません。この2週間は許容できるパフォーマンスではありません。特に今日もまたセットプレーから2失点して、それは僕のサッカー人生でもありません。今週、セットプレーに関してハードワークしてやってきて、2失点なので、かなりキツいという感想を持っています。
ただこういう厳しい状況を抜け出すためには戦うことでしか抜け出せないと思っているので、しっかりとハードワークして戦うことを選手も私たち自身も、自分たちのために、そして自分自身とチームメイトを信じて、お互いのために戦うことが必要だと思っています。
――井上潮音選手を投入した後に試合の流れが変化した。彼の評価は?
(井上)潮音がチームに来てからスタメンに近づいたと思ったら、3度足首を捻っています。ただやっと良くなってきたと思います。素晴らしい選手であるからこそ獲得しましたけど、横浜FCでもそのクオリティーを見せてくれました。ただ(金子)大毅や(上原)力也も素晴らしい選手ですが、今日は(井上)潮音がチームに付加価値をもたらしてくれたと思います。(角)昂志郎も途中から出場して素晴らしいパフォーマンスでした。この休み前後でパフォーマンスを落としていましたが、今日に関しては素晴らしかったので、この二人に関しては来週の先発に近いと思っています。
――途中出場からどのように試合の流れを変えようと考えていましたか?
自分らしさを出そうということ以外、考えていなかった。前半から自分たちが主体的なサッカーができていなかったので、そういうときに流れを変えられるのが途中から出る選手の義務でもあると思うので。とにかく自分に出来ることをやろうと思って入りました。
――具体的に『自分らしさ』とはどういうプレーを見せようと思っていましたか?
前半はとにかくボールを前に前進できなかったので、いつもとは違うサイドのポジションでしたけど、リスクはあってもとにかく自信を持ってボールを受けて、チームを前進させられるという自分らしさを少しは出せたと思います。
――得点シーンは?
本当に瞬間的なことだったので、あまり覚えていませんけど、意外と冷静だったというか、ちゃんとボールを見て、力が良い感じに抜けていたので。得点できたことは、自分自身の自信につながるゴールにはなったと思います。
――ゴール前での冷静さについては?
そこまでのプレーがさほど悪くなかったからこそ、ゴール前で冷静になれたと思うので。良い準備ができていたからこそ繋がったゴールだったと思います。
――次に向けてどう準備していきたいですか?
次の試合にどういうメンバーでいくのかは分かりませんが、水戸に勝つしかありません。『やるしかない』という言葉はあまり好きではありませんけど、チームとしては一度、ぶつかり合って良いと思うので。負けてから後悔しないように、次の1週間はお互いに厳しくやっていくしかないと思います。
前半は自分たちが繋ごうとしているところで相手に食われて、(相手の)得意なセットプレーからペースに持っていかれていた部分が大きかったと思うので、そこは自分が出ている、出ていないに関わらず、もう少しチームでうまくやる必要があると感じています。
――セカンドボールのところで拾えなかったところはどのように感じていましたか?
前半に自分たちが蹴った後のセカンドボールを拾えていれば、全く違う試合展開にできたとは思いますけど、そこで尽く相手に拾われていたので、その意識づけはもう少しやっていきたいと思います。
――ボランチの関係性のところで改善出来るところは?
今日は1アンカー、2シャドーだったり、その関係性は相手やチームの状況をよく見ながら、自分がシャドーの位置に入るべきか、ボランチのところに下がって、力也くんだったりをサポートするのかは、状況を見ながらうまくやることができれば、チームとしてもっとうまくいくと思っています。
――ピッチ入った際はどのような点を意識しましたか?
負けていたので、とにかくチームとしてのチャンスを増やすことと自分自身もゴール前に入っていって、得点に関わるプレーをするのは意識しました。
――ボールを積極的に引き出そうと意識していたように見えたことについては?
なるべく高い位置でボールを受けたかったので、下がり過ぎずに。ただキーパーや最終ラインが困っているときは下がってボールを引き出すというバランスを見ながらやっていました。
――そういった意味では監督が求めていたことはある程度表現できましたか?
監督が求めていた相手を押し込んでチャンスを作るというところではできていたかなとは思いますけど、やっぱり勝たなければ意味がないと思っているので、また次に向けてやっていきたいですね。
――クロスからアシストした得点シーンについては?
相手が前から来ている分、一個奥のフォワードやグスタボに入ったときにボランチが前向きでサポートするところは意識していたので、その意識がうまく現れたシーンだったと思います。(クロスは)ファーとマイナスの両方が空いていたので、(角)昂志郎がよく決めてくれたと思います。
――加入後は足の怪我が何度かあったと。ここからどうチームの力になっていきたいですか?
本当にここに来たからには試合に出場して、このチームを昇格させること以外は、ここに来たことを正解にする道はないと思っています。次の試合からまたチャンスを掴めるように1週間準備していきたいと思います。