2025年 試合速報

明治安田J2 第2節 vs. サガン鳥栖

highlight
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

2 勝
4 得点
2 失点
勝点 6

1
  • 0
  • 0

  • 1
  • 0

0
sagan
sagan

2 敗
2 失点

前半
47分
森下 怜哉
ハーフタイム 後半
23分
山田 寛人
酒井 宣福
西澤 健太
西川 潤
佐藤 凌我
渡邉 りょう
上原 力也
金子 大毅
31分
33分
森下 怜哉
北島 郁哉
新井 晴樹
新川 志音
倍井 謙
37分
38分
櫻井 辰徳
堀米 勇輝
倍井 謙
角 昂志郎
川口 尚紀
植村 洋斗
39分
マテウス ペイショット
相田 勇樹
49分
1
川島 永嗣
4
松原 后
5
江﨑 巧朗
36
リカルド グラッサ
38
川口 尚紀
7
上原 力也
23
ジョルディ クルークス
25
中村 駿
71
倍井 謙
11
マテウス ペイショット
20
佐藤 凌我
SUB
13
阿部 航斗
2
川﨑 一輝
22
上夷 克典
6
金子 大毅
8
為田 大貴
39
角 昂志郎
48
相田 勇樹
50
植村 洋斗
9
渡邉 りょう
監督
ジョン ハッチンソン
21
ヤン ハンビン
13
井上 太聖
32
小川 大空
37
森下 怜哉
91
上原 牧人
7
新井 晴樹
16
西澤 健太
27
櫻井 辰徳
33
西矢 健人
77
ヴィキンタス スリヴカ
34
山田 寛人
SUB
12
泉森 涼太
5
長澤 シヴァタファリ
23
北島 郁哉
11
西川 潤
20
クリスティアーノ
44
堀米 勇輝
9
ジョー
15
酒井 宣福
47
新川 志音
監督
小菊 昭雄

9,716
スタジアム名 試合日 キックオフ
ヤマハ 2/22(土) 14:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝 高畑 俊成 吉田 哲朗
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 田尻 智計 若槻 直輝
気温 湿度 第4の審判員 記録員
11.8度 20% 足立 正輝 鈴木 良規
5 シュート 14
6 ゴールキック 4
5 コーナーキック 3
11 直接FK 9
4 間接FK 2
4 オフサイド 2
0 PK 1

2020年以来、5シーズンぶりに開幕戦を白星スタートしたサックスブルー。新加入の倍井謙の移籍後初ゴールを皮切りに、マテウス ペイショットと途中出場の新9番・渡邉りょうとい2人のストライカーにもシーズン初ゴールが生まれ、開幕から3ゴールを奪って勝ち切れたことはプラス材料だ。

ただ終盤に2失点を喫したゲーム運びには課題が残り、ジョン ハッチンソン監督は「J2が本当に危険なリーグであることを選手たちが感じたと思いますし、最後まで戦わなければいけないということを学んだと思います」と改めて課題を指摘してチームを引き締めたという。ホーム連戦となる今節、開幕戦で得た教訓をしっかりと繋げる一戦にしたい。

ホームに迎え撃つ鳥栖は昨季、ホーム・アウェイ共に敗れ、悔しい思いを味わってきた相手だ。しかし今季は、昨季までC大阪を率いていた小菊昭雄新監督を迎え、開幕戦では先発の8人が新戦力と新たなチームに生まれ変わっている。

指揮官は、「昨年とは全く違うチーム。非常に難しい試合になる」と気を引き締めた上で、開幕戦で仙台に敗れた鳥栖との一戦を「相手の脅威をマネジメントしつつ、自分たちが主導権を握れるかだと思う」と強調する。自分たちのパフォーマンスに矢印を向けて15年以来、10年ぶりの開幕連勝スタートを掴む覚悟だ。

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ジョン ハッチンソン 監督

鳥栖との試合は非常に難しいものになると予想していましたし、個人的に相手の監督(小菊昭雄監督)がすごく好きで、今回も良いプランで来るだろうと思っていたので、まさにその通りのタフな試合になりました。リカ(リカルド グラッサ)や(倍井)謙のところのクオリティーで違いを見せてくれて、また(川島)永嗣がPKを止めてくれました。そこが勝ち点3に繋がったと思っています。
ただ、チームや選手を見ても、もっともっと伸びると思っています。先週の試合よりも良いパフォーマンスを見せてくれましたが、今週のトレーニングを見ていてももっとやれると思っています。
とはいえ、彼らは良いパフォーマンスを発揮してくれました。鳥栖が作り上げてくるものに対し、非常に課題を突き付けられたというか、解決するのが難しい状況もありました。もう少しシュートが打てれば良かったと思っています。チャンスを作りましたけど、シュートをためらったのか分かりませんが、良いポジションには入っているので、次のパズルのピースとしてシュートをもっと打てるようにしたいと思います。ワイドで裏を取れたり、優位性を作れていたとは思うので、そこは次につながると思います。

――2試合連続ゴールを決めた倍井謙選手についての評価を教えてください
彼を獲得したのは少し遅いタイミングでしたけど、彼の名前が上がってきたときには本当に獲得して欲しいと伝えた選手でした。素晴らしい能力を持っていると思いますし、ウイングとしてもまだまだ成長の余地があると思っています。名古屋では違うポジションでプレーしていたのでたくさん教えることがありますけど、他のチームメイト同様に良い選手で、特に1対1やフォワードラン(裏への動き出し)はここまで非常によく取り組んでくれています。
「彼の天井はどこにあるんだろう」というくらいのポテンシャルがあると思っていますが、彼次第でどこまでもいけると思っています。今日の試合を見てもトップレベル能力を持っていることはわかると思うので、このチームでもっと多くのことを学んでもらって成長して欲しいと思います。プレシーズン初戦の鹿児島戦から今のプレーを見ても全く違う選手になっているので、どこまでいけるのか楽しみです。

――植村洋斗選手をサイドバックで起用したことについて
まず監督として非常に難しい決断で、洋斗には申し訳ないと思っています。トレーニングであまり経験していないポジションに配置したので、本当に申し訳なく思っています。
個人的な意見としては選手をそこまでトレーニングしていないポジションで基本的には出したくないと思っていますが、(川口)尚紀が疲れていると判断したので、代えなければいけませんでした。(川﨑)一輝と洋斗がいた中で、今日は洋斗がやってくれるのではないかと判断しました。これからはサイドバックとボランチのところでトレーニングしていこうと思っています。このチームに色々な要素をもたらしてくれると思っていますし、良い人間性も持っているので、非常に期待しています。
ただ今のやり方に慣れるのに時間がかかっているのかもしれませんが、ボランチは競争のレベルも高いので、サイドバックとボランチの両方をトレーニングしながら、よりサイドバックを多めにトレーニングしていくとは思っていますが、プロフェッショナルな選手なのでやってくれると思っています。

川島 永嗣 選手

川島 永嗣 ――試合を振り返って
90分間通して簡単なゲームではなかったですし、自分たちの形を作れた場面ともっともっと突き詰めていかなければいけないところがありました。あれだけクロスを上げてチャンスを作れていたと思いますし、そういうところはもっと自分たちで詰めていかなければいけないですし、守備のところも最後の時間帯を含めて、これから厳しい戦いが続いていく中で、最後のところは本当に命取りになると思うので、自分たち自身でもう一度見つめ直して厳しくやっていかなければいけないと思っています。

――PKを止めたシーンについて
冷静に対応できましたし、そこで点を取られて引き分けで終わるか、勝ち点3を取れるのかでは大きな差があるので、そういった意味では自分の仕事ができて良かったと思います。自分が決めた方向に100%で飛ぼうと考えていたので、良い形で止められたことは良かったと思います。チームとしてもこのような厳しい戦いを勝ち抜いていく強さをこのような勝ちと共に養っていきたいと思います。

――終盤、押し込まれる時間帯が多かった中をしっかりと無失点で終えられたことはどうですか?
結果を見れば無失点かもしれませんけど、まだまだ詰められたことはあると思うので、そういうシーンを作らせないように自分たちでまたやっていきたいと思います。前節、最後の時間帯でやられていましたし、セットプレーで絶対にやられたくなかったので、自分だけではなく、全員が集中してやれたと思います。

――ビルドアップのところはどうでしたか?
相手のプレッシャーがかかる状況でやるのは当たり前だと思いますし、どのように自分たちがバランスを取りながら相手の嫌なことをやっていけるかだと思います。もちろん自分たちがやろうとしていることは変わりませんが、ゲームの状況の中での判断のところは質を上げていかなければいけないですし、自分たちはまだまだできると思うので、そういうところを含めてより良くしていきたいと思います。

倍井 謙 選手

倍井 謙 得点を取れたことはシンプルに良かったです。空中のボールでしたけど、背後に抜けたときにキーパーが出てきているのが見えました。打ってみようと思ったら、ボールがすごく綺麗に飛んでいってくれたので、あとはゴールに吸い込まれてくれと願っていましたね(笑)。

――試合を振り返って
難しい試合でした。前半はチームとしても良い形でチャンスを作り切れなかったところがありました。後半からギアを上げるのではなく、前半から90分間通して圧倒するサッカーを今年目指しているので、そこは課題になると思います。

――攻撃を構築する上ではどんな難しさを感じていましたか?
ボールを握ると言っても、ゴールに向かうのが目的なので、自陣でボールを持っていても仕方がないと思います。チームとして一つ上手く剥がしたところで、もっと前にスピードアップできるシーンは多々あったと思いますし、今日は全体的にバックパスの数が多かったと感じています。相手をひっくり返したときには、パワーを持って相手ゴールに迫っていかないと点を取れないと思いますし、今日は前線の選手のシュート本数が少ないところも課題だと思うので、今日はそういう難しさがあったと思います。

――より前へという意識はハーフタイムに監督から指示がありましたか?
相手のラインが高いというのがハーフタイムでの指示でもあったし、僕らもやっていて感じていたところでした。(裏を取れる場面でも)最終ラインとのタイミングが合わなかったり、お互いの目が合うことが少ない前半でしたけど、まさに僕が得点したシーンは、本当にタイミング良くパスを出してくれましたし、あのシーンで背後を取れたことは一つ良かったところでした。前半からもっとああいうシーンを増やすことで、今度は相手が下がれば自分たちがもっと繋ぐこともできると思うので、そういうところをもっとやっていきたいと思います。

――開幕から2戦2発。個人としては良いスタートが切れましたか?
結果が付いてきているのはすごくポジティブだし、本当にチームが発展途上の中、連勝できたことは大きなポイントだと思います。その中で迎える長崎戦はすごくキーになると思うので。チームとしても個人としてもまだまだやらなければいけないところがたくさんありますけど、こうやって勝ちながら修正していけるのがベストだと思っています。

本日の受賞選手
浜松いわた信用金庫 マン・オブ・ザ・マッチ
協力:浜松いわた信用金庫

mom

川島 永嗣選手