2025年 試合速報
明治安田J2 第11節 vs. 大分トリニータ
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野村 直輝
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ペレイラ
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佐藤 凌我
渡邉 りょう
川口 尚紀
松原 后
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デルラン
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野村 直輝
池田 廉
オウンゴール
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中村 駿
川合 徳孟
角 昂志郎
マテウス ペイショット
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伊佐 耕平
鮎川 峻
吉田 真那斗
有働 夢叶
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倍井 謙
川﨑 一輝
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有馬 幸太郎
香川 勇気
榊原 彗悟
戸根 一誓
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハ | 4/25(金) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝 | 堀江 三定 | 井上 知大 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 中野 卓 | 宮原 一也 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
17.7度 | 20% | 大橋 侑祐 | 花澤 秀登 |
9 | シュート | 4 |
5 | ゴールキック | 11 |
6 | コーナーキック | 4 |
13 | 直接FK | 7 |
1 | 間接FK | 0 |
1 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
3試合勝ちなしで迎える今日の試合は正念場だ。前節はブラウブリッツ秋田に敵地で敗れ、リーグ戦では第4節カターレ富山戦以来、6試合ぶりの黒星を喫した。特に秋田の強みを出させてしまう展開を強いられた後半に2失点。ジョルディ クルークスのクロスを頭で押し込んだ川合 徳孟のリーグ初得点で同点としたが、後半アディショナルタイムに再度勝ち越しを許す悔しさが残る幕切れとなった。
この敗戦を受けてジョン ハッチンソン監督は、改めてハードワークの重要性をチームに対して強調した。「私はどこのチームに行っても常にハードワークして、お互いのために闘うことを求めている。一度、戦術的なところは抜きにしてチームとして常にハードワークして闘えないと苦労してしまう。そこを誰ができるかを見極めてメンバーを選びたい」
その指揮官からの言葉を受けた選手たちは今週のトレーニングで、敗戦からのリバウンドメンタリティーを示し、その姿を見たハッチンソン監督は「各ポジションで競争しているところが見られた。今日の練習では闘えていた」と評価。大分をホームに迎え撃つ今節でも同じようなメンタリティーをピッチで示さなければいけない。
2勝6分2敗で12位の大分も、3試合勝ちなしという同じ状況だ。5バックを構える守備で失点数が「8」とリーグで5番目に少なく、指揮官も「崩すのが非常に難しい相手」と想定している。またボールを奪えば、素早い切り替えからサイドやカウンターから攻撃を転じてくる相手に対し、「切り替えの局面に関してボールを持っているときから準備ができないとダメージを負う」と攻撃面への警戒も強めている。前節、相手の強みを封じた上で、自分たちのスタイルで上回るという本来の力を発揮することが勝ち点3へのポイントだ。


ジョン・ハッチンソン監督:
この負けは非常に辛いものです。相手に脅威を与えていたと思いますし、十分なチャンスを作れていましたが、決め切れませんでした。守備の重要な局面で、自分たちによって難しくしてしまったと思います。
本当に辛いのはこういう悪い流れが続いていることで、こういう時は色んな疑問や疑いが生まれてくるものです。ただ私は選手たちがやれることを全てやってくれたと信じています。だからこそ問わなければいけないのは、どう選手をサポートできるかだと思っています。今、正しい道を進めていると思っているので、重要な局面をいかに改善していけるか。先週よりもボールを動かして、先週よりも手詰まり感はありませんでした。ただ相手に得点を許した後、ローブロックに移行されると試合自体が難しくはなってしまいますが、それでも悪くなかったと思います。なので、振り返らなければいけないのは自分自身のところだと思っています。こういう悪い流れは監督としても経験してきていますし、これを改善する唯一の方法は私のアプローチが正しかったのか。選手にコミュニケーションをとって伝え切れていたのか。トレーニングで落とし込めているか、そういった事をしっかりと振り返った上で改めて試合にアプローチしていかなければいけないと思います。
本当に良いものを持っている選手がたくさんいるので、それをいかに引き出せるか。そしてそれを継続して発揮できるかが重要になってくると思っています。
――相手を押し込む形を作れていたと思いますが、ゴールは奪えませんでした。その点に関してはどのように感じていますか?
開始早々に(佐藤)凌我が外してしまったシーンや(角)昂志郎のシュートがポストに当たってしまったシーンもありましたし、渡邉りょうが裏に抜け出してバーの上を超えてしまったのもありました。そういう意味ではチャンスを作れていたと思っています。またゴール前にも侵入できていたと思います。ただこういうローブロックを崩すことがサッカーでは恐らく一番難しいところです。選手は1週間、準備してきたことをやってくれていました。
ただ相手の最初のシュートからゴールが生まれ、その後は攻撃をされた印象もありませんし、その後の2失点もセットプレーからで、非常に難しかったと思っています。裏に抜け出すところや中央でのコンビネーションだったり、サイドからのクロスというところをやれていたと思いますが、(ゴールが)うちの方に来なかったという試合だったと思います。最初のチャンスが決まっていればとか、昂志郎のシュートがポストの内側に当たってゴールへ決まっていればとか、そういう運もあったとは思います。
選手たちは今夜、良いパフォーマンスができていたと思いますし、ハードワークしてやれることはやってくれました。ここからは自分がいかにサポートして、勝利につながるパフォーマンスを発揮できるようにしていけるかだと思うので、また明日からしっかり仕事をしていきたいと思います。
――久しぶりの出場ということでどんな思いでピッチに立ちましたか?
スタメンで出られない試合はより一層、やってやろうという気持ちになりますし、そういう気持ちで準備していた中で、結果が出なかったところは自分の準備が足りなかっただけだと思っています。
――どんな指示を受けてピッチに入りましたか?
自分の特徴でもある裏へ抜け出すところはジョンやコーチ陣からも言われていたので、そこの部分を出す前に2失点目を喫してしまい、3失点目に関しては自分のオウンゴールでリードを広げられてしまったので、流れを変えなければいけない中で、流れを変えることができなかったと感じています。
――自身の特長を発揮したところから決定機を作ったシーンについては?
ボールをもらった後のちょっとした余裕は足りなかったし、力が入り過ぎてボールが浮いてしまったので。そういう時に最後、どれくらい力を抜けるかだと思うので、点を取りたいという気持ちを出しつつも、ディフェンスを見るくらいの余裕を持って、次はしっかりとゴールを決めたいと思います。
――相手を押し込む展開は作れていたものの、最後までゴールをこじ開けられなかったことはどう感じていますか?
あれだけ自分たちがボールを持っていて、無得点で終わってしまったことは課題だと思いますし、3失点に関しても同様に課題ではありますが、自分を含めてゴールを取れなかったところは足りないところなので、チームとして次に繋げていきたいと思います。
――次の試合に向けて
必ず、良い時もあれば、悪い時もあるので、この悪い時に選手一人ひとりが断ち切って、良い流れを持ってくるんだという気持ちがカギになってくると思います。次の試合までの時間は短いですが、個人としてもチームとしてもしっかりと改善して次の試合に向けて準備していきたいと思います。
――久しぶりに先発へ復帰しました。どういう気持ちでピッチに入りましたか?
監督が言っていた通りに何かを変えなければいけないところで自分が起用されたと思っていたので、この流れを変えられなかったことは残念ですし、個人としても悔しいです。
――前半は失点したシーンを除けば自分たちがやりたいことを表現できた時間帯もあったのでは?
前半は自分たちのやりたいようにやれたところはありましたし、紙一重ではありますけど、自分たちに最初チャンスがあった中で、そこを決めきれず、その流れの中で失点してしまったので難しいところがありましたけど、その中でも前半は狙いを持ってやれたところは良かったところだと思いますし、試合を支配できていたと思います。
――前半はボール回しがスムーズだった。それはチームとして意識していたことでしたか?チームとして空いているところを見つけていくところが最初のチャンスが生まれたキッカケでもありましたし、前へという意識はチーム全体で前回の試合よりも持つことができていたと思います。
――一方で後半はボール回しのテンポが落ちてしまった要因はどこにありますか?
やっぱりあれだけ相手に引かれてしまうと、自分たちが入る隙を見つけられなかったと思いますし、どうしても外回しが増えてしまったので、もっと相手の嫌なところに入っていく、そういうスペースを見つけていくところはもっと精度を上げていかなければいけないと思います。
――外回しの展開が多くなってしまったのは相手が中央を閉じてきていると感じたからですか?
それはだいぶ、やっていても感じました。やっぱり交代して見ていた後もクロスに対しても5枚のDFの間が空いていないように感じました。ただそういう対策をされても、自分たちでスペースを見つけて、一つ剥がすことができれば、もっと良い形ができると思うので、その辺りはチームとしてもっとチャレンジしていかなければいけないと思います。
――サイドバックの立ち位置で意識したことはどんな事でしたか?
相手が中盤を3枚で守っている時は、自分に対して誰がプレッシャーにいくべきかを迷っていましたし、そういった意味では僕とタメくんで良い立ち位置を取って相手を惑わせることができていたと思いますが、逆に途中から中盤が4枚になった時に、次はどこが空いてくるのかを見つける作業はもっと精度を上げていかなければいけないと思います。
――大分が最初は5−3-2で守備していたところから途中で5−4-1の陣形に変えたことによってうまく守られてしまった感じがありましたか?
そうですね。ただ僕たちがこのサッカーをする以上は、そう思ってしまうことが良くないと思うので、ビビらず、ボールを持ち続ける中でスペースを見つける作業を焦れずにやり続けなければいけません。ただ、そこから攻撃がクロスだけという単発になってしまったので、そこは焦れずにやり続けなければいけなかったと思います。
――またすぐにリーグ戦があります。次に向けた意気込みを聞かせてください。
この流れを断ち切るしかないですし、昇格するためには負けを増やしてはいけないので、勝ち点3を必ず取れるように、チームでもう一度頑張っていくしかないですね。