2025年 試合速報
天皇杯2回戦 vs. SC相模原
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ピトリック
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川﨑 一輝
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渡邉 りょう
角 昂志郎
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田中 陸
竹内 祟人
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石塚 蓮歩
倍井 謙
マテウス ペイショット
佐藤 凌我
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髙木 彰人
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加藤 拓己
ラファエル フルタード
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常田 克人
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甲斐 佑蒼
江﨑 巧朗
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徳永 裕大
大迫 塁
髙木 彰人
武藤 雄樹
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杉本 蓮
中塩 大貴
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西岡 健斗
松原 后
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佐藤 凌我
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ラファエル フルタード
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ラファエル フルタード
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハ | 6/11(水) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝 | 安間 和仁 | 吉田 哲朗 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 野村 修 | 鈴木 規志 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
23.7度 | 63% | 川田 昇太 | 加藤 有滋 |
15 | シュート | 9 |
5 | ゴールキック | 19 |
5 | コーナーキック | 2 |
13 | 直接FK | 5 |
2 | 間接FK | 1 |
2 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 1 |
水曜日の夜に天皇杯がいよいよ幕を開ける。
先週末にJリーグYBCルヴァンカップのプレーオフステージ第2戦に臨んだ。ホームで湘南ベルマーレを相手に上原力也が直接FKを沈めて、1-0で勝利を飾ったものの、結果的には第1戦での2点差というビハインドを逆転するところにはあと一歩及ばなかった。
14シーズンぶりのベスト8進出とはならなかったが、大会を通じて攻撃的なスタイルを貫いてJ1クラブを撃破してきたチームの成長ぶりをジョン ハッチンソン監督は、「毎試合、非常によく戦ってくれたし、チームとして成長できたと思っている」という手応えを感じた上で、「ここから重要になってくるのはパフォーマンスを継続すること」をチームに対して求めている。前半戦を終えようとしているリーグ戦、そしてここから始まる天皇杯を通じてさらにチームとして進化していくことが大きなテーマだ。
クラブとしてポストユース世代(19歳から21歳まで)およびその周辺年代にあたる選手の育成・強化を目的とする『U-21 Jリーグ(仮称)』への参加を表明しており、若手育成の実践経験を養うことを重要視しており、ルヴァンカップの第2戦から中2日というタイトな日程面も重なって、SC相模原との天皇杯2回戦では、磐田U-18に在籍する選手を積極的に起用する方針だ。また、ジョン ハッチンソン監督としても「ジュビロが成長していく上でもアカデミーは重要。トップチームに含んでクラブ全体としてフットボールを発展させていきたい」という想いを抱いている。
その中で天皇杯2回戦の先発メンバーに名を連ねたJリーグ特別強化指定としてトップチームの練習に頻繁に帯同している石塚 蓮歩と甲斐 佑蒼、さらに高校2年生ながら初先発を掴んだ西岡 健斗ら磐田U-18に在籍する選手たちがプロの公式戦という場でどのような活躍を見せてくれるかはこの一戦の注目ポイントとなる。


まず今日スタジアムに来てくださったサポーター、そしてクラブに対して申し訳なく思っています。
今日はグループ全体が全く良くなかったです。立ち上がりからアカデミーの選手たちはよくやってくれました。ただアカデミーの選手を3人替えたところでゲームが崩れてしまい、難しい試合になってしまったと思います。
ここでの会見で何度も言ってきている通り、僕の中で最優先の原則はハードワークです。ただそれが後半は全くできていませんでした。交代で入っていく選手たちをゲームチェンジャーと呼んでいますが、その選手たちが何もできませんでしたし、言い訳はできませんが、ファンとクラブに申し訳なく思っています。ここからトレーニングに戻ってハードワークして、J2で結果を出せるようにしていきます。
――ジュビロ磐田U-18の選手を3人起用し、彼らはそれぞれ持ち味を発揮したように感じています。彼らのプレーをどのように評価していますか?
そこが今日、唯一のポジティブな点だったと思っています。3人のパフォーマンスは素晴らしかったです。これはアカデミーグループとして、アカデミーのコーチや全ての選手が賞賛されるべきものだと思っています。
ただその3人が交代し、試合がネガティブな方に進んでしまったことはトップチームグループとして許されることではないと思っています。
(石塚)蓮歩はいろんな動きが入り始めてからすごく良くなっていきましたし、(甲斐)佑蒼もディフェンスのところで力強くやって、いろんなパスを出したところもすごく良かったです。(西岡)健斗に関しても16歳であれだけやれましたし、(出場した)60分間までの段階ではピッチの中でベストな選手だったと思っています。
――試合を振り返ってみて?
やれるところはやれるというのはわかりましたけど、最後に詰めの甘さが出てしまったと思います。
――試合前は緊張しましたか?
これだけの人の前でやるというのは初めてだったので、そういうところでは緊張しましたけど、ピッチに入った後は緊張せずにやれたと思います。
――どんな部分を意識しましたか?
どんどんアピールしていなければいけないので、自分の良さを出そうと思いました。
――ジュビロ磐田U-18の先輩である川合徳孟選手とのダブルボランチはどうでしたか?
常に声をかけてもらっていたのですごくやりやすかったです。
――自分のプレーの出来は?
80点くらいです。ボールを持った時が自分の良さなので、そこは自信を持ってやれたと思います。ただ1失点目は自分がついていかなければいけないところでついていけなかったり、一つひとつのプレーで詰めの甘さが出てしまった。最後、足をつって交代になってしまったところも自分の力不足だったと思います。
――プロの公式戦のピッチに立ってみて感じたことは?
やっぱり一人一人がすごく上手いので、自分のスペースは確保することができました。だからこそボールを受けやすかったですし、ビルドアップもうまかったので、すごくやりやすかったです。
――その中でも積極的にボールを受けようという姿勢を表現できましたか?
監督からもボランチは常に顔を出して欲しいというのは言われていましたし、そこはすごく意識してプレーしていました。
――サイドチェンジも良かったと思いますが?
ユースで安間監督から『展開力が足りない』というのは言われていたので、そこは今年に入って意識し続けてきたことだったので、そういうところを少しは出せたのかなと思います。
――高校2年生でトップチームでのデビューを飾れたことは?
プロサッカー選手というのは小さい頃からの自分の夢でしたし、そのピッチに立つことができたことはすごく嬉しかったですけど、こういうところでも結果を残せる選手になっていかなければいけないと思うので、もっと高みを目指していきたいと思います。
――試合を振り返ってみて?
前半45分間だけというのは決まっていたので、その時間で今の自分にできることを最大限チャレンジしようと思っていました。普段とポジションは違いましたけど、自分の特徴を出しつつ、そのポジションに求められることを最大限トライしようと思っていた中で、良いシーンも数多くありましたし、前半に関してはチームとしても良い戦い方ができたと思います。
――試合前に「試合に出ることが次のステップ」と話していた中で、実践復帰できた45分間の感触はどうでしたか?
怪我から復帰してもなかなかスタメンで出られるという機会は無いと思っていたので、今日は最初から45分間しっかりと出られたことは自分にとってもまた次のステップに進めると思います。コンディション面はもっと良い状態にして、また次の試合に臨んでいきたいと思います。
――ジュビロ磐田U-18の選手たちは一緒にプレーしてどうでしたか?
練習にも参加していた選手ばかりだったですし、本当に彼らは素晴らしいポテンシャルがあるというのはわかっていました。僕たちがやっているフットボールとうまく組み合わせることができれば、良いものを出せると思っていたので、準備する時間は短かったですけど、彼らが最大限の力を発揮してくれて、素晴らしいプレーをしてくれたと思います。だからこそ、彼らにも本当に申し訳ないゲームになってしまったと思います。
――ジュビロ磐田U-18の選手たちは緊張していましたか?
(甲斐)佑蒼が一番緊張していましたね。その次に(石塚)蓮歩が緊張していて、(西岡)健斗が一番大丈夫そうでした。ただ試合の中でも慣れていって、たくましくなっていったと思いますし、本当に素晴らしいプレーを見せてくれたので、初スタメンの試合で勝利を飾らせてあげられなかったことは本当に僕らの力不足だと思っています。
――逆転を許した後半の戦いぶりについては?
前後半で全く別のゲームになってしまいましたし、誰が出ていたとかは関係なく、チームとしてしっかりと受け止めなければいけないと思います。まずはこの結果を自分たちでしっかりと受け止めてまた準備していかなければいけないと思っています。
――2回戦で敗退という結果については?
サポーターの方には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。このようなゲームは許されるゲームではないと個人的には思っていますし、言葉を選ぶのは難しいですけど、同じ失敗を繰り返しているようではやっぱり強くはなっていけないと思います。上にいくチャンスを自分たちで落としてしまっていると思うので、誰が悪いとかではなく、チームの問題として向き合わなければいけません。この痛みをしっかりと受け入れて、また週末のリーグ戦に向けて準備していきたいと思います。