2025年 試合速報

明治安田J2 第10節 vs. ブラウブリッツ秋田

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akita
akita

4 勝
6 敗
12 得点
19 失点
勝点 12

2
  • 0
  • 0

  • 2
  • 1

1
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

5 勝
2 分
3 敗
13 得点
12 失点
勝点 17

前半
17分
江﨑 巧朗
上夷 克典
ジョルディ クルークス
ハーフタイム 後半
4分
リカルド グラッサ
藤山 智史
長井 一真
佐藤 大樹
石田 凌太郎
鈴木 翔大
梶谷 政仁
15分
19分
金子 大毅
上原 力也
角 昂志郎
川合 徳孟
マテウス ペイショット
佐藤 凌我
梶谷 政仁
23分
32分
松原 后
中村 駿
川﨑 一輝
小松 蓮
35分
38分
川合 徳孟
小松 蓮
佐川 洸介
大石 竜平
水谷 拓磨
42分
佐川 洸介
47分
1
山田 元気
4
井上 竜太
13
才藤 龍治
16
村松 航太
71
畑橋 拓輝
6
諸岡 裕人
14
大石 竜平
25
藤山 智史
29
佐藤 大樹
10
小松 蓮
34
鈴木 翔大
SUB
23
矢田貝 壮貴
5
長井 一真
19
尾崎 優成
24
深港 壮一郎
32
長谷川 巧
7
水谷 拓磨
31
石田 凌太郎
11
梶谷 政仁
40
佐川 洸介
監督
吉田 謙
13
阿部 航斗
4
松原 后
5
江﨑 巧朗
36
リカルド グラッサ
6
金子 大毅
8
為田 大貴
23
ジョルディ クルークス
25
中村 駿
39
角 昂志郎
71
倍井 謙
11
マテウス ペイショット
SUB
1
川島 永嗣
2
川﨑 一輝
22
上夷 克典
7
上原 力也
16
レオ ゴメス
33
川合 徳孟
50
植村 洋斗
9
渡邉 りょう
20
佐藤 凌我
監督
ジョン ハッチンソン

3678
スタジアム名 試合日 キックオフ
ソユスタ 4/20(日) 14:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝 糸井 朗 川俣 秀
天候 試合時間 副審 副審
くもり 90分 鶴岡 泰樹 松本 康之
気温 湿度 第4の審判員 記録員
10.9度 80% 原田 雅士 小室 勇一
16 シュート 13
12 ゴールキック 8
2 コーナーキック 10
9 直接FK 12
1 間接FK 1
1 オフサイド 1
0 PK 0

5試合負けなしをキープできている一方で、2試合連続ドローと勝ち切れない試合も続いている。特にルヴァンカップ清水戦、前節熊本戦と立ち上がりの失点が続いており、ジョン ハッチンソン監督は熊本戦のパフォーマンスについて「前半は全く良くなかった。後半は改善できたが、それでは意味がない」と指摘した。週明けには改めて練習の入りから高い基準でトレーニングする事を要求し、課題に対してアプローチする姿も見られた。その反省を活かすという意味では、試合の入り方が一つ目の焦点になる。

前線のターゲットに躊躇なくロングボールを入れて、セカンドボール勝負に持ち込んでくる秋田の戦い方や、風などのピッチコンディションといったアウェイ独特の環境に適応しなければいけない今節、「秋田は非常に特長のあるチームで、強みを実直に発揮してくる。自分たちのゲームができないと、非常に難しいゲームになる」と指揮官は強調する。自分たちでゲームを支配し、「秋田の土俵で戦わないこと」(ハッチンソン監督)が3試合ぶりの勝利へのポイントだ。

ここに来てチーム内の競争が熾烈となってきているのはポジティブな材料だ。前節、上原力也に代わってリーグ初先発を飾った金子大毅が値千金の同点ゴールをマーク。そのゴールをアシストした川﨑一輝もルヴァンカップ2回戦の清水戦に続いて結果を残し、着実に存在感を高めている。今節、チャンスを掴み、アピールを果たすのは誰か。

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ジョン ハッチンソン 監督

3試合連続で良くないパフォーマンスに終始してしまったので、何かを変えなければいけないと思っています。一つ目はチームを変えなければいけない。今日の試合に関してはロングボールに対して戦わなければいけなかった。競り合いのところから2失点を許してしまいました。二つ目は相手のペナルティエリアの中には入っていけましたが、チャンスを決め切れない。両方のペナルティエリア内で問題が起きています。
2失点とも本当に簡単な形から許してしまったところと十分なチャンスを作っていたにも関わらず、決め切れないところでチーム全体のメンバーを改めて見直す必要があると思っています。クラブのために、個人のために、そしてチームメイトのために戦える選手を見ていかなければいけない。私がどのチームに行っても、変わらない原則としてハードワークを挙げていますが、今日はそれが見られなかった。個人としても、チームとしてもそしてクラブのためにもハードワークができないというところが見られたので非常に残念です。

――前半早々に江﨑選手が負傷交代するトラブルがありましたが、現時点でわかっている範囲での状態は?
現時点では打撲と聞いています。痛みが取れず、力が入らないという事で交代しましたが、そんなに深刻な怪我ではないと思っています。彼を替えなければいけなかったところは不運でしたが、それによってチャンスを掴んだ選手もいましたけど、そのチャンスを掴み切れたかと言えば、疑問はあるので、来週のセンターバックについてはまた考えなければいけないと思っています。

――後半は風の影響もあって秋田の強みを出させてしまう展開になってしまいました。そこにはどんな要因を感じていますか?
天候やコンディションは関係無いと思っています。自分たちのメンタリティーとこのフットボールをプレーしようとする意思や意欲が見えませんでした。今日のゲームは、勝ち点の失い方としては良くない。もちろん秋田は我々にとって非常に難しい、手強い相手ですし、コンディションの難しさもありました。サッカーには様々なスタイルがあって、それで今日は秋田が勝利した訳ですが、1失点目は自分たちのセンターバックがコミュニケーションを取らずに競り合い、そのランニングに対して誰もついていけない。2失点目に関してもやろうとしているフットボールではないし、失い方も悪かった。その他にもロングボールからポストに当たるシーンもあったと思います。相手がペナルティエリア内で容赦なかったとは思いますが、負けた責任は全て私にあると考えています。私が選んだチームですし、私が考えたゲームプランです。その中で自分自身が選手に対し、伝えられることを伝えきれていたのか、それが選手に伝わっていたのか。自分の振り返りというプロセスを踏んだ上で、次の試合で誰がプレーできるのかというのを見極めて、選手を選ばなければいけないと思っています。十分にチャンスは作れていましたけど、自分たちがペナルティエリア内で容赦なくやり切れなかったことが敗因だと思います。

為田 大貴 選手

為田 大貴 ――悔しい結果になったことをどう受け止めていますか?
僕らがこういうサッカーを志向している以上、今日みたいに相手がプレスをかけてくるチームも今後出てくると思います。そういう中で自分たちが勇気を持ってボールを保持し続ける。その流れの中でいつゴールに向かうのかというタイミングの部分は問われてくると思います。
ただうまくいかない試合があったからと言って、自分たちがこのスタイルを変えるスタンスではありません。チームとしてもっともっとクオリティーを上げて、もっともっと相手ゴールに向かっていく時間を増やしていくだけだと思うので。もちろん厳しい試合にはなりましたけど、僕らは突き詰めていくしかないと思っています。

――リーグ戦では先発のチャンスが巡ってきました。自分が入ることでどのような効果を生み出そうとイメージしていましたか?
清水戦で自分も含めて自分たちがまだまだやれるというところを示せたと思っていたし、ここ数試合はビルドアップのところでうまくいっていないところも多かったので。ピッチ状況が自分たちのサッカーをするのには難しいというのを聞いていましたけど、雨の影響もあって良いピッチ状況でできたと思うので。チームとしては試合前から必ず、勝ち点3をと話していたので、この結果が本当に悔しいです。

――前半は自分たちがやりたいことを表現できたところもあったと思います。
もちろん見ている人たちはもっと前へ行けとか、後ろで繋いで何をしてるんだと思うかもしれませんけど、僕らは意図的に相手を前から来させて、隙をついて前進していくことを常に狙っています。逆に秋田は強さや高さというストロングがあったので、そこを自分たちが掻い潜っていくことをイメージしていました。ただ結果的にそこで逃げてしまってロングボールを蹴るシーンが個人のところであったかなと思うので、そこをやるのであればもっと突き詰めてとことんやり抜くところがチームとしてもっとあっても良いのかなと思います。

――今日の試合はロングボールを使うシーンが少し多すぎたと?
もちろん難しいところです。そのロングボールが通れば良いですし、ロングボールを使い分けることはもちろん大事なことです。ただもっとチャレンジするシーンだったり、もっと周りの選手がチャレンジできるようなポジショニングを取る回数を増やしていくことは大事になってくると思っています。

――後半は風の影響もあった中、秋田の強みが出る展開が増えてしまったことはどんな要因がありましたか?
もちろんこちらのイージミスは増えてしまいましたし、失点シーンが物語っているように、ああいうプレーで試合が決まってしまう。それがサッカーではありますけど、誰か一人がボールのところに行って、誰か一人はカバーしなければいけないという当たり前のことができなかったので。この2失点は僕を含めたディフェンスラインの4人は反省しなければいけないと思います。もっと集中して、常に相手の嫌なことをディフェンスでもし続けなければいけないというのを再確認しなければいけない試合だったと思います。

川合 徳孟 選手

川合 徳孟 ――ゴールシーンについて
追いつかなければいけない状況だったので、うまく点が取れたことは良かったです。凌我君がニアに入ってくれたことで相手が釣られてその背後にスペースが生まれたことでうまく点を取れました。クロスが来た瞬間には、相手GKの前で触って決めるのをイメージできていたので、その通りにゴールを取れたことはすごく良かったと思います。

――リーグ戦では初ゴールでしたが、心境はいかがですか?
嬉しい気持ち半分、試合中はもう1点を取らなければいけないという気持ちでした。

――同点に追いついた後に、勝ち越しを許してしまったゲーム運びについて
途中(川﨑一輝選手が入ったタイミング)から(上原)力也くんがワンボランチで、僕と(倍井)謙くんが2シャドーという形に変えましたけど、その際に守備時にワンボランチだとキツいからシャドーのどちらか一枚が下がらなければいけないという指示がショーンの方からありました。そこを自分がもっと意識することができていれば、(2失点目のシーンも)間に合っていたかもしれない。あの時は前にいきたい人とポゼッションしたい人で、チームとしてバラバラなところもあったので、そこはもっとチームで合わせていかなければいけないと思います。

――3枚替えで入った時には自分がピッチに入ることでどう変化をつけようと思っていましたか?
攻撃のところではうまく間に入って、チームに良いテンポをつけられたとは思っています。ただピッチに入った後すぐはミスが多かったので、そこは改善しなければいけません。ただボールを運ぶところやサイドへ振り分けてチャンスを作るところはやれたところもあるので、そこは良かったと思っています。

――この後にJリーグ選抜に帯同しますが、そこに向けた意気込みについて
得点やアシストという結果を出すことが、どこでプレーするにしても自分に求められることだと思うので、Jリーグ選抜でもしっかりと結果を残せるように頑張りたいと思います。

――チームとして悔しい敗戦にはなりました。この負けを次にどう繋げていきたいですか?
今日は試合の途中で個人個人の考えがバラバラになってしまった時間帯があったので、そこを改善していきたい。みんなで同じ考えを共有して、最初から最後までチームみんなで戦えるようにしていきたいと思っています。