2025年 試合速報

明治安田J2 第5節 vs. ヴァンフォーレ甲府

highlight
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

3 勝
2 敗
7 得点
7 失点
勝点 9

2
  • 1
  • 0

  • 1
  • 1

1
vanforet
vanforet

1 勝
1 分
3 敗
5 得点
8 失点
勝点 4

前半
マテウス ペイショット
43分
ハーフタイム 後半
12分
荒木 翔
小林 岩魚
宮崎 純真
マテウス レイリア
江﨑 巧朗
20分
21分
鳥海 芳樹
23分
三平 和司
内藤 大和
角 昂志郎
佐藤 凌我
26分
マテウス ペイショット
30分
上原 力也
金子 大毅
倍井 謙
川﨑 一輝
植村 洋斗
為田 大貴
32分
35分
平塚 悠知
遠藤 光
熊倉 弘達
田中 雄大
中山 陸
マテウス ペイショット
レオ ゴメス
48分
13
阿部 航斗
4
松原 后
5
江﨑 巧朗
22
上夷 克典
7
上原 力也
23
ジョルディ クルークス
25
中村 駿
39
角 昂志郎
50
植村 洋斗
71
倍井 謙
11
マテウス ペイショット
SUB
1
川島 永嗣
2
川﨑 一輝
36
リカルド グラッサ
6
金子 大毅
8
為田 大貴
16
レオ ゴメス
33
川合 徳孟
48
相田 勇樹
20
佐藤 凌我
監督
ジョン ハッチンソン
1
河田 晃兵
3
孫 大河
17
土屋 巧
22
小出 悠太
7
荒木 翔
8
中山 陸
19
宮崎 純真
25
平塚 悠知
9
三平 和司
10
鳥海 芳樹
11
熊倉 弘達
SUB
97
東 ジョン
2
井上 樹
6
小林 岩魚
40
エドゥアルド マンシャ
14
田中 雄大
20
遠藤 光
29
大島 康樹
44
内藤 大和
77
マテウス レイリア
監督
大塚 真司

15,447
スタジアム名 試合日 キックオフ
エコパ 3/15(土) 14:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝 小花 浩司 エリオット ベル
天候 試合時間 副審 副審
90分 長谷川 雅 荒上 修人
気温 湿度 第4の審判員 記録員
14.5度 27% 浜本 祐介 花澤 秀登
9 シュート 7
9 ゴールキック 8
7 コーナーキック 3
13 直接FK 8
2 間接FK 1
2 オフサイド 1
0 PK 1

前節の富山戦は、相手の“磐田対策”に苦しんだ側面はあったが、それ以上に「試合までの1週間で積み上げてきたものを全く出せなかったメンタリティーが敗戦に繋がっている」とチームとして自分たちのサッカーを体現できず、不甲斐ないゲーム内容で今季初の連敗を喫する幕切れになってしまった。

その反省点を踏まえ、週明けの振り返りを行うミーティングでは、あえて試合映像を使わずに、「どういうメンタリティーで試合に臨んで、どうやってチームとして一つになって戦うのか」(ハッチンソン監督)を改めて見つめ直したと言う。富山戦での教訓を心に刻んだサックスブルーは今節、このスタイルを体現するための「100%のハードワーク」(ハッチンソン監督)とリバウンドメンタリティーを示さなければいけない一戦となる。

今季初のエコパスタジアムでホームゲームを行う今節は、ここまで1勝1分2敗で15位の甲府を迎え撃つ。藤枝MYFCと対戦した前節は、後半アディショナルタイムの失点で勝ち点3を逃す結果となったが、2試合無得点が続いていた攻撃面では、「ウイングバックがすごくアグレッシブ」とハッチンソン監督が警戒するサイド攻撃とセットプレーから2つのゴールを奪い、今季初の複数得点をマークした。勢い付き始めている攻撃の強みを上回るアグレッシブな超攻撃的なサッカーで凌駕することで3試合ぶりの勝利に繋がる。

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ジョン ハッチンソン 監督

今日みたいな日は試合を観戦する上でもタフな1日だったと思います。非常に寒く、雨も降っていた中で、連敗の後の試合を観るというところで辛いものがあったと思いますけど、選手をバックアップして、サポートしてくれたと思っています。特に2点目は、サポーターの後押しがあったからこそ、生まれたゴールだとも思っています。チームとして、クラブとして、ファン・サポーターの皆さまには本当に感謝したいと思っています。
サッカーの面は守備が大きく改善できたと思っています。先週はコレクティブに守備ができませんでした。またこのクラブでプレーする上での基準に全く届いていないようなプレーでしたが、今日は本当に改善が見られました。コレクティブに、全員で狙いを持って守備するところは大きく改善できたと思っています。
ただ失点は、スローインから集中を切らして、PKまでもっていかれてしまったところは反省すべきところだと思いますが、ボール保持においてはいい時間帯が多かったと思います。試合の大半をコントロールできたと思いますし、チャンスも作れていたと思います。ただまだシュートを躊躇ってしまう場面はあるので、そこは改善が必要ですが、今日の試合は我々が勝ちに値するチームだったと思っています。
先週の結果からのリバウンドやアクションを選手には求めていましたけれど、今日は90分間よく示してくれたと思っています。

――GKやCBといった最終ラインを入れ替えたのはどんな意図がありましたか?
トレーニングの中で競争を求めています。そこがスタートラインにありますけど、2連敗した中で選手の調子やプレーするための基準というところで、他の選手がチャンスを掴むべきではないか、チャンスがあってもいいと思っています。
守備を改善するという意味ではキーパーやセンターバックだけではなく、守備は前線から始まります。もし連動できなければ、守備はうまくいかないので、そういったコレクティブに戦うというところがすごく重要だと思っています。
ただこの業界がタフなところは、そういった交代がうまくいく時もあれば、うまくいかない時もあります。今日のメンバーチェンジは、チームが勝つ上でしなければいけないという判断でした。
先週は前線の選手たちはプレスを理解してかけてくれて悪くはありませんでしたが、背後のスペースを空けてしまったのはコレクティブに戦えず、(ラインを)押し上げられなかったところがありました。今日の試合を見ても、縦にも横にもコンパクトにプレーできていました。コレクティブにプレスをかけられて、前線の選手もよく戻れていました。こういった試合を毎週見たいと思っているので、前線から最終ラインまでの距離感は先週に比べてより良くなったと思っています。

――無得点に終わった長崎戦の後にクロスへの入り方を改善してきた背景があった中で、クロスから2得点が生まれたことについてはどのように評価していますか?
前のスペースへの動き出しは多く求めているところです。1点目は多少の運があったかもしれませんが、ボールを動かしながら、周りの選手も動きながら、最終的には裏が取れてクロスからでした。また2点目も非常にいいクロスからペイショットの武器である高さや強さ、パワフルさが出せました。ペイショットにはペナルティエリアの中でより脅威になることを求めていて、いい場所に走り込めていますし、今日のゴールは非常に素晴らしいものだったと思います。
クロスに対していいエリアに走り込んでいくことを求めていますが、例えば(松原)后も5試合連続で素晴らしいところに入っています。今頃、6~7点取れていてもおかしくないんですけど、非常に良いのはエリアに入り続けていることなので、自ずとゴールは生まれてくると思っています。
ただペナルティエリアの中にはウイングやサイドバック、ストライカー、トップ下といった選手がいつ、どこに入っていくのかを共有しながらやれているので、この前まではクロスが良くなかったり、相手がいい守備を見せたことでゴールにはならなかったかもしれませんが、今日は非常によく点を取れたと思います。
今日のプレーに関してもペナルティエリア内に侵入したり、クロスを上げたり、裏を取ったり、中央を使ったりと非常にいいプレーはできていましたけど、もっとシュートが欲しいです。そこがフロントサードの改善点だと思っています。
今日はペイショットが武器を活かして点を取ってくれたことが良かったと思います。

上夷 克典 選手

上夷 克典 ――試合を振り返って
とにかく勝利に繋げようという気持ちで試合に入りました。センターバックはなかなか代わるポジションではないので、今回のチャンスが来た中でしっかりと勝ちに繋げられて良かったと思っています。

――最終ラインに入る上で意識したことはどんなことですか?
今週はチームとしてハイラインを保って、全体をコンパクトにすることに取り組んできたので、結果的に(PKから)失点はしてしまいましたけど、ゼロで抑えていてもおかしくないゲームができたと思っています。またしっかりと試合を振り返って、課題を見つけて次の試合に繋げていきたいと思います。

――個人のパフォーマンスはどうでしたか?
前線の選手が限定してくれている分、後ろは強くいくことができますし、阿部ちゃんが後ろをカバーしてくれていたので、(江﨑)巧朗ともコミュニケーションを取りながらうまくやれたと思っています。

――ビルドアップの部分はどうでしたか?
最初はライン間を伺いながらプレーしていましたけど、やっぱりボランチを消されていたので、その背後にあるスペースを意識するようにしていました。そのスペースに(松原)后が入ってくれて、(倍井)謙のところに飛ばしたりというのを前半にトライして、空いていると感じたので、今日の試合はそこにボールを入れていくように意識していました。キーパーを使うだけではなく、もっと前を選べれば良かったというシーンもあったと思うので、そこは試合の流れを見ながらもっと前を使えるようになっていきたいと思います。

――ラインコントロールはしていましたか?
ハイラインにすれば絶対に狙われるところなので、ラインコントロールは意識していました。ただラインを下げるタイミングはもっともっと練習からやっていけば良くなっていくと思っています。コンパクトにしたいという監督の意図があって起用してくれたので、そこに関してはその期待に少しは応えられたのではないかと思っています。アウェイで勝つことができていないので、次はアウェイでもしっかりと勝てるように準備していきたいと思います。

上原 力也 選手

上原 力也 ――今日はどのような意識で試合へ臨みましたか?
もう一度、自分たちの原則に立ち返ることと、メンタルのところは監督からも言われていたので、集団として同じ方向で戦えるようにというのは意識しました。まずはプレスのところは前から連動してボールを奪いにいくところが自分たちの土台でもありますし、試合の中で裏返されるシーンもありましたけど、意図を持ったプレスはできていたと思います。当然、プレスにいける時といけないときがあるので、そこはチームでオーガナイズを作るという点を意識しました。

――攻撃時も相手を押し込む展開が多かった印象です。その辺りの手応えはどうですか?
あれだけ相手陣地でサッカーできると、僕も含めて攻撃に関わることができますし、そういう意味ではチームとして相手のコートでサッカーできる時間というのは大切にしていかなければいけないと思いました。

――相手陣地での時間を増やせた要因はどんなところですか?
まずはビルドアップが安定していましたし、奪われてもリスク管理のところでチーム全体で声を掛け合いながらやれていたと思います。

――ボールを失った後の切り替えですぐにボールを奪い返せるシーンが多かったようにも思います。
前へチャレンジするパスをした後にミスになってしまうことはあります。そこは常に狙いつつ、みんながそこで奪われてもすぐにリアクションできるようなマインドでプレーできていたので、そこはうまく整理できていたところだと思います。

――上原選手のアシストから生まれた1点目のシーンについて
この試合ではあのエリアに入るシーンが多かったですし、ペイショットがニアに来ることはわかっていたので、たくさんの人が関わって取れたゴールだったと思います。あそこでニアに入るのはチームの約束事でもありますし、GKとDFラインの間にワンタッチクロスはチームが求めていたものだったので、得点に繋がって良かったと思います。

――個人のパフォーマンスはどうでしたか?
個人的にはもう少しチャンスに関わっていけるシーンを増やしていきたいとは思っています。ただまずは後ろが安定することが大事なので、チームとして相手コートでのプレーが増えれば、自分がもっと攻撃にも関わっていけると思うので、チームとして一つひとつ積み重ねていけるようにしていきたいですね。今季はアウェイで連敗していますし、次に向けて準備の仕方を含めてしっかりと準備していきたいと思います。

本日の受賞選手
浜松いわた信用金庫 マン・オブ・ザ・マッチ
協力:浜松いわた信用金庫

mom

マテウス ペイショット選手