2025年 試合速報
明治安田J2 第16節 vs. いわきFC
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三浦 龍輝
川島 永嗣
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金子 大毅
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金子 大毅
中村 駿
角 昂志郎
佐藤 凌我
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大西 悠介
村上 陽斗
坂岸 寛大
加瀬 直輝
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佐藤 凌我
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為田 大貴
植村 洋斗
倍井 謙
川合 徳孟
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石渡 ネルソン
木吹 翔太
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熊田 直紀
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハ | 5/17(土) | 14:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝 | 粟森 政一郎 | 須谷 雄三 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
雨 | 90分 | 林 可人 | 緒方 孝浩 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
24.3度 | 77% | 酒井 達矢 | 花澤 秀登 |
5 | シュート | 12 |
11 | ゴールキック | 7 |
6 | コーナーキック | 5 |
23 | 直接FK | 10 |
4 | 間接FK | 1 |
4 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
子どもたちの前で、サッカーの楽しさと勝利の喜びを届けなければいけない一戦だ。
いわきFCをホームに迎え撃つ今節は、磐田市の小学校5、6年生の約3,500人がヤマハスタジアムに訪れる“一斉観戦”が行われる。2011シーズンよりスタートしたこのイベントでは、過去10勝3敗で、2019シーズン以降(20年はコロナ禍で開催なし)は5連勝と好成績を収めてきた。昨季の湘南戦では、2点リードを許した状況から逆転勝ちを収めるという最後まで勝負を諦めない姿を子どもたちの前で示し、何よりも子どもたちの声援がチームのパワーになることを知らしめるゲームを繰り広げた。そういった意味でも14回目となる今節も子どもたちの声援を後押しに、躍動するサックスブルーの姿を見せなければいけない。
チームは、一時期の勝ち切れない流れを完全に断ち切って、前節は藤枝との“蒼藤決戦”を制してシーズン3度目の連勝中だ。また藤枝戦では8試合ぶりに無失点で抑えたことも好材料だが、より強固な守備を目指しているチームは、週明けのミーティングで守備の映像を中心に確認し、1週間のトレーニングの中で更なる改善を図ってきた。その流れを踏まえても好調な攻撃面はもちろん、守備面でも無失点にもこだわりたい一戦となる。
対するいわきは、シーズン開幕当初はなかなか白星を飾れずに苦しんだが、初勝利を飾った第10節以降は、6試合負けなし。こちらも調子を着実に上げてきているチームだ。フィジカルを強みとするいわきに対し、ジョン ハッチンソン監督は「クロスからの攻撃やセットプレーも非常に強力なので、非常に手強い相手になる」と警戒。
日進月歩で改善を図っている自分たちのフットボールで、相手を上回り、そして最後に子どもたちと共に勝利の喜びを分かち合う。


これまでの中で最高のパフォーマンスだったかと言われれば、そうではなかったとは思います。試合を完璧にコントロールすることができなかったところで、自分たちで難しくしてしまったという印象があります。もちろんいわきさんが非常にタフなチームで、この試合を難しくさせたところもあったとは思っています。
コントロールを失ってしまったところは、攻守において正しい判断ができないところがあったことで難しくなったと思います。
選手たちには試合前に伝えていましたが、チームとして戦うところ。コントロールできない時間があったとしてもチームとしての原則に立ち返って、ユニットとして、チームとして戦うところをしっかりとやれたからこそクリーンシートに繋がったと思いますし、2得点とも良いゴールだったと思います。
ただ私の基準で言えば、まだまだパフォーマンスは良くなると思っていますけど、チームとして良い兆候は見られていると思います。パフォーマンスが完璧ではなかったとしても、クリーンシートで勝利に繋げられたことは非常に良かったと思います。
そういった意味でも選手たちには合格点をあげたいですし、まだまだ改善点がある中で、ピッチ上でやらなければいけないことや守備のインテンシティーのところでまだ改善できると思っています。
そこは我々、コーチングスタッフが日々の練習の中で伝えていくところだと思うので、またゲームをしっかりと精査してやっていきたいと思いますが、フィジカルのバトルで勝つことができたからこそ、この試合に勝つことができたと思います。
――60分に2枚替えを決断し、その直後に2点目が生まれました。あの采配の狙いを教えてください。
ピッチの中央でよりコントロールをしたかったという理由です。金子大毅も素晴らしい仕事をしてくれていましたし、(角)昂志郎も良かったとは思います。ただこの試合において昂志郎の良さが出しづらいとは思っていました。あまりチームとしてボールをコントロールできていませんでした。コントロールができれば、相手が嫌がるところにより入っていけたとは思いますけど、そういう試合ではなかったと思います。
その二人を入れることで、中央で試合をコントロールできないかと考えました。佐藤凌我はいつもハードワークしてくれますし、どんな時もペナルティエリアの中に入っていくので、とても良いゴールだったと思います。
――チームとしてもう少しコントロールできれば、なお良いパフォーマンスに繋がったという見解ですか?
ボールを保持した時に、よりコントロールしなければいけないところは確かに改善点です。ただ、常に完璧なパフォーマンスができる訳ではないということも理解しなければいけないと思っています。トレーニング通りや、絵に書いた通りにいく訳ではありません。ただ選手たちがどうやったら解決できるかという糸口を探そうとしている風にも見えたので、そこは良いチームになってきたと感じています。守備のところはしっかりと良い形からプレスをかけるところで非常に良いものが見えたと思います。ただ、ボールを持った時の判断で、相手の裏や中央をいつ使うのかというところは少し良くなかったという印象です。もちろん試合をもう一度振り返らなければハッキリとしたことは言えませんけど、もう少し中を使えたという印象はあります。そういうところを使っていけないと、角昂志郎や倍井謙がうまく試合に入っていけないとは思っていて、そこにボールが入ると、チームに良い影響を与えて、相手に対しても効果的に攻めることができると思うので、そこが課題だと思っています。
当然相手がいるスポーツなので、そこを相手が難しくしてきたとは思っていますが、その中で選手が工夫しているようにも見えたので、やりたいようにはできませんでしたが、今シーズン苦労しているダイレクトに攻めてくるようなチームに対してクリーンシートでホームで勝ち切れたことは非常に良かったと思っています。
――三浦龍輝選手の状態と川島永嗣選手のパフォーマンスの評価は?
龍輝に関してはまだメディカルと話せていないので、詳しいことはわかりません。
川島永嗣に関してはまず彼の人間性について触れたいと思います。ここしばらくは彼にとって非常にタフで、苦しい状況が続いていたと思います。その中でも本当に素晴らしいリーダーで、手を抜くことなく、しっかりと練習して、また選手たちとコミュニケーションをとって、まさにリーダーや経験のある選手に求めていることを体現してくれています。また、これまでも練習の中でも足下の技術やラインコントロールのところに取り組んでいましたし、そもそも彼のキーパーとしての能力には疑いの余地は無いので、素晴らしいものだったと思います。
この年齢になってもプレーし続けていることは本当に素晴らしいと思っています。トレーニングでやれていたからこその今日のパフォーマンスだったと思うので、非常に満足しています。
彼自身、毎日ジムにいて、トレーニングにしっかりと取り組んでいるので、若手には「永嗣のところに話しに行って、今でも高いレベルでパフォーマンスを続けられる理由を聞きに行け」と伝えています。まさにジュビロの若手にとって、良い模範としての姿を示してくれていると思います。
――急遽出番が回ってきました。どんな思いでピッチに立ちましたか?
まずは、自分の仕事をすることだけを考えてピッチに立ちました。今日はチームが勝つことが1番だと思っていましたし、自分が入った時は0-0だったので、アクシデントがあった中でチームを落ち着かせることと、ゲームをしっかりとコントロールしなければいけないと思っていました。
――チャンスが無い時期はどんなことをやり続けてきましたか?
選手として試合に出られない時期はいつでも辛いですし、ピッチの上で自分のパフォーマンスを見せるために、日々プレーしています。簡単な時間ではありませんでしたけど、選手である以上、今日みたいにいつチャンスが来るかもわからないし、若い選手たちに「しっかりと準備しておけよ」と言っている反面、それを自分が一番やらなければいけないので。そういう意味では今日、途中から出場して結果に繋げられたことはすごく良かったですし、それがまた他の選手にとってプラスになれば良いと思います。
――チームとして2試合無失点が続いていることについて
自分たちが守備の時間も意思統一してプレッシャーに行くところだったり、カバーするところもできています。ただ、まだまだ精度は上げていかなければいけないところはあります。もちろん結果的にクリーンシートで終われていることは良いことですけど、やっぱり自分たちが上に行くためには結果を伴わせた中でより精度を上げていきたいと思います。
――子どもたちの声援は力になりましたか?
やはりスタジアムの雰囲気も全然違いましたし、去年逆転ゴールを決めたレオ(ゴメス)とちょうどベンチで話していたので、またああいう形で子どもたちが僕らの試合を見て、夢を持ってくれたら良いなと思いますし、またジュビロ磐田が磐田の子ども達にとっての希望であり続けるところを示せたのかなと思います。
地元の子どもたちのパワーが僕らのパワーになっていますし、そういうポジティブなエネルギーが伝わってきていることを選手たちも感じています。この勝利をまた届けられるようにしていきたいと思います。
――次に向けて
これは単なる1試合に過ぎないですし、シーズンはまだ長いですし、この試合に自分が満足するわけではありません。やっぱりプレーし続けたいですし、常に良いパフォーマンスを見せ続けたいので、また次に切り替えて良いパフォーマンスができるようにしていきたいと思います。
――試合を振り返って
前半は苦しい時間帯がありましたけど、その時間帯で失点していないことが良いところだと思います。相手に先制されると、引かれてしまって自分たちのサッカーが苦しくなってしまうところはあるので、今日は先制できたことが大きいと思います。
――どんなところを意識して試合に入りましたか?
相手がかなりロングボールを多く使ってくるチームだったので、中盤でのセカンドボールだったり、得点の部分は個人的にも欲しかったので、意識して入りました。
――久しぶりのゴールが生まれた思いは?
本当に嬉しかったです。ここ最近チャンスはあるけど、自分の力不足で決められてない部分が多かったので、ここで1つゴールが取れたのはすごくホッとしました。
――ゴールシーンを振り返ってみて
(倍井)謙が突破して、ペイショットが自分の前で潰れてくれたことで、自分のところにボールが転がってきたという形だったので、本当に2人には感謝していますし、あの形に至るまでにいろんな選手が関わったゴールだと思うので、チームメイトに感謝したいと思います。
――ゴールは自分らしい形でしたか?
そうですね。クロスに入っていくところでは自分らしさを出せたと思います。
――得点後は、コーチ陣と会話するシーンがありました。どんな指示を受けていましたか?
セカンドボールを拾うところを意識してほしいという事でしたけど、自分が外に流れ過ぎてしまって、ペイショットとの距離が遠くなってしまったシーンがあったので、そこの部分を修正してほしいという指示でした。
――子どもたちの声援はどうでしたか?
本当に雨の中で素晴らしい応援をしてくれて、選手たちの力になりましたし、それがこの結果に繋がったと思います。今日観に来た小学生たちがまた観に来たいと思ってくれていればすごく嬉しいです。
――3連勝を達成しました。次に向けて
最初の3連勝の後はなかなか勝ちが続かなかったので、ここからさらに連勝を積み重ねていけるように、ここで満足することなく、次の試合も良い準備をして連勝を伸ばしていけるように頑張りたいと思います。
本日の受賞選手 |
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浜松いわた信用金庫 マン・オブ・ザ・マッチ 協力:浜松いわた信用金庫 |