2025年 試合速報
明治安田J2 第22節 vs. ロアッソ熊本
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古長谷 千博
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渡邉 りょう
佐藤 凌我
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角 昂志郎
マテウス ペイショット
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神代 慶人
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神代 慶人
半代 将都
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上原 力也
川﨑 一輝
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塩浜 遼
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倍井 謙
川合 徳孟
為田 大貴
川口 尚紀
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藤井 皓也
竹本 雄飛
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塩浜 遼
大﨑 舜
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
えがおS | 7/6(日) | 18:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝 | 松山 博明 | 中川 愛斗 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 馬場 規 | 西水流 優一 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
30.7度 | 50% | 堀 善仁 | 原 和秀 |
17 | シュート | 8 |
9 | ゴールキック | 16 |
6 | コーナーキック | 5 |
6 | 直接FK | 13 |
1 | 間接FK | 1 |
1 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
ベガルタ仙台をホームに迎えた前節は、前後半通して試合の主導権を握ることができたものの、決定機を決め切れずに試合終盤の失点で9試合ぶりの黒星。5月から始まった無敗がストップした。
ただこの結果を受け入れた上でチームはさらに前へ進もうとしている。
仙台がDFラインの裏をケアし、倍井謙とジョルディ クルークスというチームの攻撃の強みを徹底的に消してきた戦い方を選んできた中で、最終ラインから焦れずに攻撃を組み立てながら試合を進められた点は、敗戦の中にある光明だ。ジョン ハッチンソン監督は、仙台戦でのゲーム内容について「選手たちには正直に良いパフォーマンスだった」と伝えた」と言う。その中で結果が伴わなかった悔しさを監督自身も噛み締めた上で、勝敗に直結する攻守におけるゴール前での局面では「より集中していかなければいけない」ことを強調することも忘れなかった。
特にホームで勝ち切れなかった熊本との前回対戦(1△1)では、開始早々の失点を喫した後に金子大毅のゴールで同点としたものの、最後は2点目を奪い切れずに勝利を飾ることができなかった。「前回対戦でも、今の課題であるチャンスを作りながらも決め切れないところが見られた。ペナルティエリア内ではしっかりと決め切りたい」(ハッチンソン監督)。仙台戦での課題、そして前回対戦での悔しさを踏まえても、“決め切る力”で真価を示したい一戦となる。
熊本は、第21節終了時点で降格圏の19位に沈んでおり、第11節の藤枝戦以来、リーグ戦では10試合勝利から遠ざかっている。ただハッチンソン監督は、「今の順位は関係ない」と言い切る。前日の5日土曜日にひと足早く試合を消化した昇格圏を争うライバルチームたちが軒並み勝ち点を落としている中、サックスブルーは熊本から勝ち点3を持ち帰る。


これまで良いフットボールができていたにも関わらず、今日のパフォーマンスは攻撃も守備もプラン通りに実行できていなかったと思っていますし、求める基準には程遠いものでした。だからこそ非常にガッカリとしています。仙台戦の内容は良かったと思っていますけど、さらに基準が低いものになってしまったと思います。
チェスが上手いような、トランジションで勝負できるチームに対して、その土俵で勝負してしまうと負けてしまいます。自分たちの土俵で戦えず、相手の土俵で闘ってしまった。だからこその内容だったと思っています。個人、個人のバトルでも負けていましたし、強度に関しても非常に遅く、求める基準のプレーではありませんでした。
これをしっかりと振り返って、このクラブで誰がプレーして闘えるのか、闘おうとするのかをしっかりと見つめ直したいと思っています。こういう問題は早急に改善しないと、すぐに分解してしまうものなので、試合をしっかりと振り返りたいと思っています。
――この試合ではどんなゲームプランを思い描いていたのでしょうか?
全くプラン通りではありませんでした。トランジションゲームには持っていかず、相手のプレスを引きつけて、間を通して突破したいと思っていましたが、全くできませんでした。後半に関してはテニスの試合のように、相手のコートと自分たちのコートを行ったり来たりするような内容で、自分たちが理想とするパフォーマンスとは程遠いものでした。ボールを持っても勇気を持ってプレーできず、ただロングボールを蹴るような試合で、全く良くなかったです。守備でもボールにプレッシャーはかかりませんでした。そこに関しては私の責任いうところもあります。選手たちに十分に説明できなかったのか、伝わらなかったところはあったと思います。この6ヶ月間でしっかりと構築してきたものを全く見せることができなかったことが残念です。
もちろん結果もそうですけど、自分たち自身のパフォーマンスに対する残念な気持ちが大きいです。ここまで自分たちで良いものを積み重ねてこられたと思いますし、もちろん長いリーグ戦の中で自分たちのパフォーマンスができない試合は、どこかのタイミングで絶対に来るとは思っていましたけど、その中で難しい中でも勝ち点を取らなければいけないし、勝ち切らなければいけない。そういうところが今日は甘過ぎたかなと思います。
――これだけ上手くいかなかったのはどんな要因がありますか?
今日は良くない時の癖が出てしまったとは思います。足元ばかりになってしまって、前へのアクションも少なかったですし、守備のところで自分たちが下がった時になかなかボールにプレッシャーにいけていませんでした。今日はポジティブに捉えられるところが本当になかったと思うので、これを自分たちが修正してどう次に向かっていくかだと思います。やっぱり強い集団になっていかなければいけないと思いますし、シーズンの中でこのような良くない時期や良くない試合というのは絶対に来るので。ここで自分たちは踏ん張らなければいけないし、自分たちを過信せずに向かっていきたいです。今の状況は本当に後が無い状況だと思うので、ここから自分たちが勝ちを積み重ねていかなければいけないと思います。
――良くないゲームでも勝利を手繰り寄せていくために
ゲームの中で全てが理想通りにはいくわけではないですし、その時に自分たちが割り切ってやる部分も持たなければいけないと思います。そこは自分たちを信じることをやって、それでもうまくいかないときに最低限やるべきことは理解を深めて意思統一していきたいと思います。
――中断前、最後の試合をホームで迎える次節に向けて
巻き返すしかないです。今日もアウェイの中で自分たちを信じて来てくれたサポーターも多い中で、サポーターの気持ちにしっかりと応えられる、それに見合うようなプレーをしなければいけないと思います。
――内容面も含めて厳しいゲームでした。この結果をどのように受け止めていますか?
本当に自分のところでチャンスを決めていれば違う結果、内容になったと思うので、その責任をすごく感じています。
――チームとして前半から上手くいっていないようには見えました。ベンチからは前半をどのように見えていましたか?
自分たちのサッカーは間違いなくできていなかったです。キーパーまで戻したところからロングボールになってしまって、結局は相手ボールの時間が長くなってしまうシーンがかなり多かったとは外からも感じていました。(自分が途中から入ることで)ジュビロのサッカーをするために、ビルドアップをするところはしっかりとビルドアップするし、相手を見て、食いついてきたら背後だったり、サイドからの攻撃ができるように後ろをサポートしながらやろうとは思っていました。
――その中で決定機もありました。決め切れなかった悔しさが一番大きいですか?
あそこで一本決めていれば、間違いなく流れも違ったとは思いますし、チームとしての闘い方も変わったと思います。決定機を決められなかったことで相手に先制されて、自分たちが追う立場になって、苦しい展開になってしまったので、そこはすごく責任を感じています。
――ただ佐藤選手が入って攻撃はリズムができたようにも感じましたが。
前半よりはパスを繋ぎながら良い形でワイドに入って、そこからクロスという形を作れていたので。でもあれをもっと増やさなければいけないですし、自分自身がゴールに直結させないといけなかったとは思います。
――守備のところはどうでしたか?
後半はオープンな時間が長くなってしまって、より人についていくところはやりましたけど、相手は距離感が良かったので、うまく剥がされるシーンもありました。そこも今日の反省点だと思います。
――次は中断前最後のゲームになります。ホームでどんな姿を見せなければいけませんか?
今日は間違いなく、勝たなければいけない試合でした。こういう試合を落とすと、昇格や優勝というのがこぼれていくものですし、連敗してしまいましたけど、次はしっかりと勝って、連敗を止めて、中断後に向けて自分たちの方に流れを持っていけるようにしっかりと結果に結びつけたいと思います。