2025年 試合速報
明治安田J2 第7節 vs. ジェフユナイテッド千葉
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角 昂志郎
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松原 后
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田中 和樹
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呉屋 大翔
カルリーニョス ジュニオ
品田 愛斗
田口 泰士
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角 昂志郎
佐藤 凌我
倍井 謙
川﨑 一輝
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田中 和樹
杉山 直宏
椿 直起
岩井 琢朗
鳥海 晃司
松田 陸
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植村 洋斗
為田 大貴
上原 力也
金子 大毅
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マテウス ペイショット
渡邉 りょう
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カルリーニョス ジュニオ
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハ | 3/30(日) | 15:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝 | 河瀬 淳 | 飯田 淳平 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 安藤 康平 | 緒方 孝浩 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
15.3度 | 20% | 矢野 浩平 | 鈴木 良規 |
8 | シュート | 2 |
6 | ゴールキック | 4 |
5 | コーナーキック | 1 |
20 | 直接FK | 19 |
5 | 間接FK | 1 |
5 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
現在、公式戦3連勝中。
前節の仙台戦は、ジョルディ クルークスのPKと植村洋斗の約1年ぶりとなるゴールで2点のリードを奪ったが、後半は攻勢を強めてきた相手の勢いに飲まれ、一時は追いつかれたが、最後は佐藤凌我の移籍後初ゴールが決勝点となり、苦しみながらもアウェイ初勝利を飾っている。
開幕6連勝で首位に立つ千葉をホームに迎える今節は、水曜日に行われたJリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド1回戦から中3日の連戦になるが、ジョン ハッチンソン監督は試合に向けて「いい準備ができている」と強調する。
仙台戦で2失点を喫したラスト30分間の「自分たちでコントロールを失ってしまった」(ハッチンソン監督)という課題に対して、限られた準備期間でアプローチしてきたと言う。
ボール保持、非保持に関わらず、自分たちが主体的に90分間をコントロールする力が求められる一戦になる。
特に千葉は、リーグトップの17得点をマークしており、攻撃陣は熊本で江﨑拓郎と昨季までチームメイトだった石川大地が4得点、元藤枝MYFCの横山暁之が3得点と好調。
サイドには椿直起や田中和樹といったスピードのあるアタッカーも揃っている。そういった相手の特長を踏まえ、指揮官は「今週はディフェンスの部分で原則に立ち返ってやってきた。その部分が千葉戦の結果を左右する」と首位撃破へのポイントになる。
開幕6連勝の首位を撃破し、ホーム全勝の継続を目指す。


非常に難しい試合でした。両チームとも非常にマッチアップしたチーム同士の戦いでした。非常にタフで、互いに譲らず、ただ我々が良いチャンスを多く作っていたので、勝利に値するチームだったと思います。
選手たちにはグループとして、チームとしてより強くならなければいけないと言いましたが、その一つとしてボールを保持できない時間帯があっても良いと伝えてあります。試合によっては起こり得ることで、今日もラスト20分から25分くらいはそうなりましたけど、そういった苦しい時間帯でも試合をしっかりと過ごせるようにしていきたいと伝えていました。
また守備のところで改善が見られています。クリーンシートは選手の自信もつながったと思います。仙台からFC大阪、そして千葉という1週間でしたけど、これを全部勝てたことも選手の自信につながると思っています。
今日も非常に良い試合ができましたし、守備もより力強くなってきたところで選手には非常に満足しています。今日、試合に出られなかった選手もいますけど、彼らは今日出ている選手に近づいてきているので、そういった競争も生まれているのがポジティブです。チームとして成長していると思っています。
――GKからスタートするゴールが増えていることはどのように評価されていますか?
振り返れば、FC大阪戦の2得点ともGKからでしたし、仙台戦の2点目は70秒から80秒ほど、ボールをキープできたということで、ボール保持のところは非常に大きく成長できていると思います。その点に関しては、ショーンや久藤さん、トノさん(西野コーチ)といったコーチ陣が、よりボールを保持できるようにハードに取り組んでくれているおかげだと思います。GKからの攻撃やアタッキングサードでの攻撃の原則は、力強くなってきていると思います。特にボール保持の局面ではチームとしてボールをコントロールしたい。それは相手の間を通したり、外から回ったり、裏を通したりというところで相手が何を与えてくるかというところを使っていこうと。その中で今日は裏のスペースが空いていたので、まさに1点目で裏を取れたのはそういうところから来ていますけど、(相手に)多くの問題を引き起こさせたと思っています。
もう少し点を取れたとは思っていますが、1点目に関しては良いフィニッシュでした。角昂志郎もやっと点が取れて、まだまだ若いですし、これから地に足をつけて成長してくれると思いますが、やっとスタートを切れたことには満足しています。
――具体的に守備で一番良かったのはどのあたりですか?
チームとしての守備の形で、ポジションの間に通されないところや剥がされないところであったり、ラインを強く保つことだったり、自分たちの前にボールを置くというところは非常によく継続できていたと思います。監督として守備のところは明確に打ち出していかなければいけないのとこの選手たちには何が適していて、クラブとしてどうしていきたいのかというところのバランスを、今見ながら取り組んでいます。そこに対して、今日の試合は大きな一歩になったと思っています。例えばラインコントロールも、裏への対応も良かったです。なかなか間も通されませんでしたし、常にボールを前に置くことができていました。そこに関して、選手たちは今日の試合で合格点だったと思います。よく選手に伝えているのは、ボールを持っていなくてもゲームをコントロールしようということです。今日はそれができたと思います。チームとしてボールを行かせたい方向に誘導できていたと思うので、そこは良かったところだと思います。
――プロ初ゴールを決めたいまの心境はどうですか?
嬉しいという一言に尽きます。プロ初ゴールをヤマハスタジアムで決められたことはすごく嬉しいです。(試合直前に)A契約になったことはそこまで気にしていませんでしたけど、連勝している千葉を倒すためだけに1週間準備をしてきたので、最高の1日になりました。このクラブは、加入する前から自分のことをすごく評価してくれていましたし、結果で恩返ししたいと思っていたので、ジュビロ磐田のために自分のゴールで勝利を届けられたことは誇らしいことだと思います。
――仙台戦でPKを蹴られなかったところを経て、今日ゴールを決められたことは?
仙台戦のPKは自分で蹴りたいという意思を伝えましたが、話し合った結果、ジョルディが蹴りました。もちろん蹴りたかったという思いはありますけど、試合が終わってからは流れの中で自分が点を取れば問題ないと捉えていました。その中で今日流れの中で自分自身が掴み取ったゴールというのは、より特別なものになりましたね。
――千葉との対戦はどうでしたか?
今後、恐らく優勝を争うチームだと思いますし、相手が連勝して負けていないということもありましたが、だからといって自分たちがビビることなく、自分らしさを貫こうという話をしていましたし、チャレンジャー精神を忘れなかったことが今日の勝因だと思います。
――あのタイミングで裏へ抜けた判断はどのように決断しましたか?
ペイショットに対して相手がかなりタイトに来ていたので、背後が空くというのはこれまで試合をしてきた中でわかっていましたし、自分のスピードを活かして綺麗に裏を取れたので。自分の積み上げとチームとしての積み上げがうまく重なったシーンだったと思いますね。
――裏に抜けた後は、倍井選手だったり味方にパスする選択肢もあったように思いますけど、あれを自分でシュートを打ちにいったところはどんな狙いがありましたか?
実は見えていなくて…(笑)。あの時はゾーンに入っていて、1対1になってかわしてシュートを打つことしか考えていなかったです。
――やっと初ゴールを取れた心境はどうですか?
本当にお待たせしましたという感じですね。自分自身もずっとゴールを待ち侘びていましたし、ヤマハスタジアムで(プロ初ゴールを)決められるとは思っていなかったので。今日は何百回も自分のゴールシーンを観るだろうなと思いますね(笑)。
――次に向けて
本当に一喜一憂することなく、次の試合に向けて準備していきたいですし、ファン・サポーターの皆さんと一緒に戦っていければ優勝が見えてくると思うので、直向きに戦っていきたいと思います。
―― 試合全体について
千葉が前からプレスに来ていたので、あのような状況では相手の背後にスペースがありますし、シンプルに長いボールを入れることも有効になると思っていたので、それを続けた結果、千葉の方もかなり嫌がっていたと思うので、今日はそれがゴールに結びついて良かったと思います。ただプレッシャーがある中でもボール保持できる時間が長くなれば、後半ももう少し楽にゲームを進められると思うので、そこは次への課題としてやっていきたいと思います。
――ビルドアップで長いボールが効果的でしたが、その使い分けはどのようにイメージしていましたか?
相手が守れないエリアを自分たちが攻めることができれば良いと思っているので、最初から前からプレスに来ている状態だったので、そうなれば必然的に背後が空くので、そこを今日は割り切って見ることができていましたし、ジョルディや(倍井)謙もハッキリとしたアクションで動いてくれるので、自分としてもすごく蹴りやすいし、ペイショットと連動しながら動いてくれていたので、そこはすごくやりやすかったです。
――オフサイドによって助けられたシーンについて
オフサイドだなとは思いました。ただセットプレーでの失点が多かったので、CKも含めてラインを高く設定して、守ろうというのをチームとしてやってきました。結果的にオフサイドになっているということはラインを高く保てているからこそのシーンだったと思うので、全部が良しではないですが、自分たちの守り方が今日は良かったと思います。
――ラインを高くする怖さはありませんか?
必然的に自分の守備範囲は広くなりますけど、ラインが高い分、相手が触る距離がゴールから遠ざかり、GKとしては触られたとしても距離があるシュートの方が止めやすいので、自分はラインを高くしたほうが守りやすいと思っています。ただ、やり慣れていない選手も多いとは思うので、そこはチームで統一していきたいと思います。
――改めて初のクリーンシートを飾れた心境を聞かせてください。
無失点ほど嬉しいものはないですね。1-0で守りに入ったわけではないですが、守り勝ったとも言える試合だったので、自分としては一番嬉しい勝ち方ができたと思います。
――次節への意気込みを
リーグ3連勝、公式戦では4連勝で、チームの形だったり、自分たちのやるべきことが明確になっていますし、それが結果としてついていきているので、山形もすごく難しい相手ですけど、連勝している自信を持って臨みたいと思います。
本日の受賞選手 |
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浜松いわた信用金庫 マン・オブ・ザ・マッチ 協力:浜松いわた信用金庫 |