2025年 試合速報
ルヴァンカップ 3回戦 vs. ガンバ大阪
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松原 后
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デニス ヒュメット
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松原 后
為田 大貴
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ウェルトン
山下 諒也
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中村 駿
金子 大毅
角 昂志郎
倍井 謙
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ネタ ラヴィ
倉田 秋
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西久保 駿介
吉村 瑠晟
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名和田 我空
満田 誠
デニス ヒュメット
南野 遥海
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レオ ゴメス
ジョルディ クルークス
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佐藤 凌我
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岸本 武流
ファン アラーノ
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ジョルディ クルークス
ジョン ハッチンソン
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黒川 圭介
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リカルド グラッサ
植村 洋斗
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江川 湧清
福岡 将太
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吉村 瑠晟
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハ | 5/21(水) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝 | 谷内 浩仁 | 上原 直人 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
くもり | 120分 | 長谷川 雅 | 内山 翔太 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
24.6度 | 71% | 荒木 友輔 | 花澤 秀登 |
11 | シュート | 11 |
11 | ゴールキック | 5 |
4 | コーナーキック | 9 |
17 | 直接FK | 12 |
4 | 間接FK | 5 |
4 | オフサイド | 5 |
0 | PK | 0 |
JリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦で清水との“静岡ダービー"を6シーズンぶりに制して3回戦へと駒を進めた磐田。プレーオフラウンドへの進出が懸かる3回戦では、ホームにガンバ大阪を迎え撃つことになる。
前回、この大会で激突した2019年のグループステージ第1節(1○0)以来、7試合未勝利が続いているG大阪に対し、その雪辱を晴らす一戦にできるか。22年には、J1第33節での敗戦(0●2)によってクラブ3度目の降格が決定し、昨季も終盤に追いつく意地を見せたが、最後の最後に再び勝ち越され、残留へ手痛い敗戦を喫した苦い過去がある。近年、サックスブルーの行く手を阻んできた青黒軍団を撃破し、次のステージへと進む権利を手にしたい。
出場機会が限られていた選手にチャンスを与えながら勝ち進んできたルヴァンカップでのアピールを経て、金子大毅や為田大貴らは現在、リーグ戦の先発に絡んでいる。そういった意味でもチャンスに飢えている選手たちの鼻息は荒い。
5月に入ってリーグ戦初出場を飾った森岡陸が「J1相手にいいプレーを見せることがアピールに繋がっていくと思う」と言えば、特別強化指定選手で来季、加入内定が決まっている吉村瑠晟もチーム練習に参加しており、「まずはメンバーに入りたいし、試合にも出場したい」とこの一戦にかける思いを口にする。 J1クラブを相手にアピールし、爪痕を残すことに燃えている選手たちの奮起にも注目だ。


非常にタフな試合でした。今日は、試合に入る前にいくつか重要な点がありましたが、それを選手たちが良くやってくれたと思います。色々変えてやった中で、選手たちがよくやってくれたと思うので、全体的に勝利に値するチームだったと思います。
いくつか良いチャンスを作れていましたし、守備もしっかりとやってくれました。(川島)永嗣もリードを守ってくれる素晴らしいセーブがありました。本当に全員が素晴らしいパフォーマンスをしてくれたので、本当に選手を誇りに思っています。
――試合前に伝えていた重要な点というのはどんなことでしたか?
まずは良いプレッシャーをかけてしっかりと力強く守備することと、チームの距離感をよくするところがありました。これまでも原則のところはよく取り組んできましたが、今日は良い局面が試合中にたくさん見られたと思っています。ただ足元になるだけではなく、複数の脅威、選択肢をしっかりと作りながらやるところがすごく良かったと思っています。そして最後に運動量のところですね。僕にとってハードワークは、キーとなる非常に重要なものですが、本当に足を攣っている選手もいた中で、今シーズンそこまで多くの出場時間を得られていない選手たちが本当にクラブのために、チームメイトのためにハードワークしてくれたことが大きかったと思っています。
――監督自身もイエローカードを貰ってしまうほど、闘っていましたね。
イエローカードをもらってしまったのは意図するところではありませんけど、選手のために、クラブのために闘うところは非常に重要視しています。もちろん(ジャッジが)こちらに傾かないこともありましたが、(抗議するのは)選手を守るためには必要だと思っていますし、選手に闘うことを求めている以上、私もこのクラブのため、選手のために闘わなければいけないと思っているので、そのメンタリティーのところは非常に良かったと思っています。
――デビュー戦で初ゴールを決めた吉村 瑠晟選手について
プレシーズンの頃に一度、チームに帯同していましたが、正直に言うと、そこまでちゃんと見ることができていませんでした。私もショーンもクラブに来たばかりで、まずはチームにいる選手を把握しなければいけなかったので、当時はしっかりと見ることができていませんでした。
ただこの1、2週間ほどトレーニングに帯同してまさに良い選手だと思いました。正直、今日スタートから起用しようと考えていましたが、昨日少し考えを変えました。ただその中でも必ず、試合には出そうとは思っていたので、良い左足を持っていますし、ハードワークもできるので、やれることをやって欲しいと思っていました。
非常に良いゴールを決めてくれましたが、僕が常々思うのはここに立つのは簡単で、ここからプロとして長く活躍することが難しいので、そこはしっかりと成長してほしいと思っています。
今日に関しては、非常に素晴らしいパフォーマンスとゴールを決めてくれたことを嬉しく思います。また守備のところも本当に素晴らしくやってくれたので、チームのためにも、選手のためにも闘ってくれたと思っています。
――試合を振り返って
自分たちにとっては良いチャレンジができる相手だったので、自分も含めてチーム全体で良いチャレンジ精神を持ってやれたと思います。
――延長戦のビックセーブについては?
1失点してしまいましたけど、90分間は危ない場面を作られていなかった。ただ延長戦に入って自分たちの足が止まってきていたし、向こうも個の力がある選手たちがいるので、ちょっとしたところでピンチは来ると考えていました。そこで自分はみんなが頑張ってくれていた分、ケアしたいという気持ちで準備していました。
――フィールドプレイヤーの選手が足を攣るまで走り切ったハードワークを、後ろからどのように見ていましたか?
やっぱりチームとして意思統一した中で、ハードワークもできていたので。本当に一人ひとりがチームのために犠牲を払う姿勢が勝利に結びついたと思っています。
――チームとしてゲーム内容でも上回って勝つことができたと思います。
そうですね。本当に試合が始まった瞬間から自分たちが主導権を握って、ゲームを進めていくという強い意志を持って入りましたし、それを最後の最後まで続けられたことが今日の勝因だと思います。ただこれをやるためには一人ひとりの意思疎通もそうですし、自分たちが勇気を持ってプレーすることもそうだし、チームとして途中から出てきた選手たち、みんなが同じ目標を持ってピッチ上でやれたことが1番良かったところだと思います。
――特別指定の吉村選手が決勝点を決めたことはどうでしたか?
練習から良いプレーを見せていましたし、それは去年、練習参加していた頃から感じていました。本当にのびのびとやってくれて、最後に自分たちの力になってくれたことが本当に嬉しいですし、今日だけではなく、加入も決まっているので、こういう時間を通してチームの一員としてお互いに成長していければと思っています。
――総力戦で勝ち切れたことについては?
今日もメンバーを替えた中で、チャンスをもらえていなかった選手が躍動していたと思いますし、そういった意味ではチーム全体で誰が出てもこれだけやれるんだというのを見せられたと思います。ただ、まだ3回戦ですし、リーグ戦もまだまだ先は長いので、しっかりと地に足をつけて頑張りたいと思います。
――この勝利が持つ意味は?
この勝利は自分たちにとって良い意味で自信になると思います。それは結果だけじゃなく、自分たちのプレー面においてもかなり自信になると思うので。また相手もやり方が違うとは思いますけど、自分たちのベーシックな部分を高めるという意味では、自分たち自身がかなり成長できた1試合になったと思います。それをまた次の試合にも続けてやっていけるようにしたいと思います。
――デビュー戦で初ゴールを決め、決勝点になりました。
率直にチームの勝利に貢献できたことが本当に嬉しいです。忘れられないゴールになりました。でもこれに満足せず、もっともっと存在感を出せるようにやっていきたいと思いますし、これからもジュビロのために自分の良さを出していけたらと思います。
――ゴールが決まった瞬間の気持ちは?
嬉しいという気持ちだけでした。他のことは何も考えられなかったです。
――ゴールを決めた後はサポーターの下へ駆け寄っていきましたね?
ファン・サポーターの応援のおかげで最後まで走り切れたと思うので、その恩返しができればという思いとやっぱり喜びを一緒に分かち合いたかったので、自分からサポーターの下へ行きました。
―― チームメイトから何か祝福はありましたか?
「ナイス」とか「よくやった」とか、いっぱい褒めてもらいました。みんなからそういう言葉をもらってすごく気持ちよかったです。
――ヤマハスタジアムの雰囲気はどうでしたか?
観客席との距離も近いですし、声もすごく通るので、すごく自分の力になるスタジアムでした。
――監督からはどんな指示を受けてピッチに入りましたか?
縦の推進力だったり、個人でドリブルを仕掛けたり、攻撃のところで自分の良さを出すように意識しました。自分が出て試合の流れを変えられれば、すごく良いアピールになりますし、相手もガンバ大阪ということで大学も同じ大阪なので、負けられないという気持ちはありました。
――左のウイングバックでプレーした感触はどうでしたか?
サイドバックよりも一列高いので、より前で受けられるからこそ、仕掛けやクロスの部分という自分の良さを出せたのかなと思います。(J1相手でも)通用する部分は全然あると思いましたし、これから武器をもっと磨いていけば、より違いを出せる選手になっていけると思いました。
――ゴール以外のところでの自分自身のパフォーマンスはどうでしたか?
競り合いや攻撃のところでの1対1も自分の良さを出せたと思いますけど、守備の球際の部分でプロとの違いを感じたところもあるので、そこはこういう舞台を経験できたからこそ、大学に帰ってもその基準で自分のパフォーマンスを上げていきたいと思います。大学生のうちにこういう舞台を経験できたことは周りの選手と比べてもアドバンテージになったと思うので、どんどんメンバーに絡んでスタメンで出場できる選手になっていきたいと思います。