2025年 試合速報
明治安田J2 第18節 vs. RB大宮アルディージャ
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倍井 謙
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金子 大毅
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ファビアン ゴンザレス
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谷内田 哲平
和田 拓也
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ファビアン ゴンザレス
豊川 雄太
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為田 大貴
川口 尚紀
金子 大毅
中村 駿
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為田 大貴
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豊川 雄太
豊川 雄太
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カプリーニ
藤井 一志
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佐藤 凌我
マテウス ペイショット
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角 昂志郎
川合 徳孟
倍井 謙
川﨑 一輝
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泉 柊椰
村上 陽介
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マテウス ペイショット
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
NACK | 5/31(土) | 14:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝 | 倉田 泰明 | 長峯 滉希 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
雨 | 90分 | 馬場 規 | 小出 貴彦 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
16.9度 | 63% | 國吉 真吾 | 寺口 治徳 |
9 | シュート | 14 |
11 | ゴールキック | 5 |
2 | コーナーキック | 9 |
9 | 直接FK | 17 |
0 | 間接FK | 1 |
0 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
前半戦の山場だ。
J1昇格プレーオフ圏内の6位まで浮上してきた磐田としては、残り2試合となったシーズンの折り返し地点までに自動昇格圏との差を少しでも縮めておきたい。その中で迎える今節は、勝ち点「5」差の2位大宮アルディージャとの直接対決。そういった背景を踏まえ、ジョン ハッチンソン監督は、「J2で結果を残すためには避けては通れない相手。必ず勝たなければいけない試合になる」と力強い言葉でこの一戦にかける思いを語る。結果が問われる“6ポイントゲーム"となる。
勝ちなしに終わった4月から5月はここまで無敗(3勝2分)とV字回復をたどっているが、前節は徳島の硬い守備を崩し切れずに1-1のドロー。J2を制した21年以来のリーグ4連勝とはならなかった。
ただチームとしては、Jリーグルヴァンカップ1stラウンド3回戦のG大阪戦で新たな3バックの布陣に手応えを掴み、徳島戦でも後半から[3-1-4-2]の布陣へ変更。チームとしての戦い方の幅は着実に広がり始めている。「立ち位置のオプションが増えていることはとても良いことだし、まだまだ伸び代はある。それを結果に結びつけるようにしていきたい」と上原力也。チームとしてもう一段階、成長を遂げる意味でもここで結果を手にして自信を深めたいところだ。
昨季、J3を制してJ2に復帰した大宮は、開幕から好調をキープしており、リーグ戦では3連勝中。この期間で千葉や仙台といった上位を破っており、「非常に調子が良く、選手全員が自分たちのスタイルを信じて戦っている」とハッチンソン監督。また、磐田に在籍していた選手も多い。志村滉と坪井湧也という二人のGKに、前線にはファビアンゴンザレスと杉本健勇という得点力のあるストライカーがいる。そういった意味でも勝たなければいけない一戦だ。


非常にタフな試合になりました。我々がコントロールできないところでやられてしまったとは思いますが、十分なチャンスを作れていたとは思っているので、そういう意味では勝ちを逃したと思っています。
チャンスの数でいうと、この試合をハーフタイムで終わらせられたと思います。大宮は良いチームでしたが、我々の方が上回っていたと思うので、最後に勝ち点1を取れたとも言えますが、勝ち点2を落としたと思っています。ただフットボールはしっかりと成長できているところはポジティブだと思っています。
――佐藤凌我選手と金子大毅が先発に復帰しました。彼らをどんな理由で先発から起用しましたか?
1つ目は調子、2つ目は相手、3つ目はこの試合に対してその選手が影響を及ぼせるかというところを見ています。今回のシナリオでいえば、大毅と凌我が違いをもたらしてくれると思っていました。途中から出た選手がよくやってくれたとは思いますが、このフットボールファミリーの中で必ずそれぞれの選手がスタートやベンチを経験したり、完全にベンチから外れることもあります。そういうものを経験することで、自信や競争が生まれると思っています。そういった意味では、今日スタートから出た2人はよくやってくれたと思っていますし、その2人と途中で変わった(中村)駿、ペイショットも非常に良くやってくれたと思っています。
――試合全体を振り返ってみて
ゲーム内容も含めて勝ち切りたかったです。勝ち点2を落とした感覚はあります。でも最後、追いつくことができて、大宮との差を広げなかったことだけはプラスに捉えたいです。今は2試合連続引き分けですし、リーグ戦も半分を折り返すのでもうひとつギアを上げてやっていかなければいけないと感じました。
――雷雨の中断を挟んだことについては?
中断中も声を掛け合いながら集中を切らさずにやれたと思いますし、中断後もすぐにチャンスを作れました。イレギュラーがあっても全く問題なかったと思います。
――試合を通じて多くの決定機を作れたのでは?
あとシュートを決めるだけというシーンをこれまでの中でも1番多く作れたとは思います。ただそこで決め切る勝負強さはまだ足りないと思うので、練習からそういう細かいところを突き詰めてやっていきたいと思います。
――ビルドアップの手応えは?
割とストレスなくやれたとは思います。もちろんミスはありましたけど、そこは付きものだと思っていたので。特に後半は、自分たちがボールを握ってゴール前までいけたシーンも多かったので、ビルドアップでストレスなく、いかに運べるかだと思うので、そこで自分も含めてもっと質を上げて良い形でシュートまでいけるようにしていきたいですね。
――パス出しのところで良いフィードもありました。
前半に(倍井)謙が相手CBの間から走ったところに一本のロングボールで決まりそうなパスを出すことができましたし、近いパスも味方をシンプルに使いながら、奥にいる(角)昂志郎も見ながらやれたとは思うので、今日は奥も手前もうまく使いながらバランスよくプレーできたと思います。
――後半、相手に鋭いカウンターを与える機会が増えた印象でした。その辺りはどう感じていますか?
相手が前に残っているからスペースもあって、自分たちにもすごくチャンスが多かったと思います。ただそこで決め切れればカウンターにもならないとは思っています。今日の2失点はボールの奪われ方が悪かったところからのショートカウンターでした。ボールの取られ方もそうですけど、その後もノーファウルで止められれば理想ですけど、時にはファウルで止めることも必要だと思います。状況を見ながら対応する賢さはもう少し必要になっていくと思います。
――ジュビロの完成度が上がれば、相手もカウンターを狙ってくると?
どんなサッカーでも自分たちが主導権を握って、90分間支配し続けられれば、どんな相手だろうとあまり関係無いと思っているので、その時間をどれだけ長くしていけるかというところはこれからもっとやっていきたいところです。
――川﨑選手からの素晴らしいアシストについて
練習からあのような形のクロスを入れてくれていました。彼も少しコンディション不良があって、しばらくメンバーに入っていない時期もありましたけど、常に練習をしながらあのような準備をしてきたからこそ、本当に完璧なクロスが来たと思います。あのクロスが来た時、自分は押し込むだけでした。ほとんど(川﨑)一輝のゴールだったのかなと思います。
――サイドに流れてクロスからチャンスを演出するシーンもありました。
自分は裏抜けするタイプというよりは、ポストプレーだったり、エリア内で仕事をするタイプのフォワードだと思っています。日頃からジョンがフォワードに対して裏に抜けてほしいと要求してくれますし、そこは自分が今年成長しなければいけないところだと思って日々取り組んできました。今日、自分が裏に抜けてクロスを上げたシーンもありましたけど、ああいうところを見せながら、最後は自分の強みを発揮できた試合だったと思います。
――この一戦で感じた自分たちの現在地については?
このサッカーを自分はすごく気に入っています。何よりも、ジョンもショーンも監督・コーチとして素晴らしい人格者で、選手たちにうまく声をかけながら僕らを成長させようとしてくれているので、本当にチームとしてジョンが志向するサッカーをうまく表現できるようになってきていると思います。もちろん試合によっては結果が出ない時もあるが、ここまではブレずに続けられていることが1番の収穫だと思っています。
――直接対決での勝ち点1という結果については?
もちろん6ポイントゲームだったと思っていますし、試合前から決勝戦のつもりで死ぬ気で戦って、勝たなければいけないと話していました。ここからリーグ戦が少し空いてしまいますけど、カップ戦もうまく使いながら次のリーグ戦が始まった時にホームでやれるので、そこから連勝を続けていけるようにしたいと思います。