2024年 試合速報
明治安田J1 第31節 vs. アビスパ福岡
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田代 雅也
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レオ ゴメス
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亀川 諒史
小田 逸稀
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ドウグラス グローリ
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ウェリントン
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松本 昌也
ジョルディ クルークス
渡邉 りょう
マテウス ペイショット
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ドウグラス グローリ
井上 聖也
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ハッサン ヒル
鈴木 海音
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岩崎 悠人
金森 健志
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハ | 9/21(土) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝 | 髙橋 正紀 | 岡部 拓人 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 武田 光晴 | 植田 文平 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
27.4度 | 84% | 須谷 雄三 | 原 拓也 |
6 | シュート | 4 |
9 | ゴールキック | 9 |
7 | コーナーキック | 4 |
12 | 直接FK | 10 |
2 | 間接FK | 3 |
2 | オフサイド | 3 |
0 | PK | 0 |
目指すは今季2度目のリーグ戦連勝。前節、柏レイソルを完封に抑えて勝利を掴み取った手応えを、今日のアビスパ福岡戦にも繋いでいく。
スターティングイレブンは前節と変わらず。GK川島永嗣、DF松原后、高畑奎汰、ハッサン ヒル、リカルド グラッサ、MF松本昌也、レオ ゴメス、中村駿、植村洋斗、FWジャーメイン良、渡邉りょう。ベンチも柏戦と同じメンバーが入った。
柏戦は、立ち上がりからアグレッシブに攻めたことが得点に結び付いた。前半5分には、渡邉の加入後初ゴールが決まり、26分にはボランチの中村が渡邉とのワンツーから冷静に左足でネットを揺らし追加点を奪取。その後は、1対1の局面で粘り強く戦い続けた選手たちの姿勢や“柏対策”を講じてきた守備が実り、相手にボールを持たれる時間は長かったものの、最後まで決定的なシーンを作らせることは無かった。ジュビロはリーグ戦9試合ぶりのクリーンシートを達成。残留圏内の17位湘南ベルマーレとの勝点差を1まで縮めた。
敵地で得た3ポイントを一層価値のあるものにするためにも、今日の福岡戦での勝利は必須だ。前回対戦は、ジュビロがジャーメインの2ゴールでリードを奪いながらも、後半シャハブ ザヘディに2得点を許し悔しい引き分けに終わっている。今週のトレーニングでは、そのザヘディやウェリントンといった福岡の高さのある前線の選手をいかに抑えるか、相手の強みであるロングボールやクロスボールにどう対応していくか、といった確認と準備を入念に行ってきた。福岡は現在9試合未勝利と苦しんでいるだけに、相当な覚悟を持ってヤマハに乗り込んでくるはずだ。ジュビロとしてはそうした相手を上回るパワーと勝利への執念を持って、90分間を戦い抜きたい。
キックオフはこのあと19:00。ヤマハスタジアム周辺の天候は晴れ。選手たちはホームの大声援を力に変えて、残留のためにも必ず手にしたいリーグ戦連勝、そしてクラブの節目となる、J1リーグ通算400勝目を掴み取る覚悟だ。
なお、9月18日にご逝去されたサルヴァトーレ スキラッチ氏への哀悼の意を表し、キックオフ前には黙祷が行われる。広場には献花台も設けられている。“トト”の愛称で親しまれたスキラッチ氏は、1990年イタリアW杯で得点王に輝き、1994年から4シーズンに渡ってジュビロでプレー。リーグ戦78試合に出場し、56得点をマークしたクラブのレジェンドだ。
――試合の総括
前節アウェイで勝って、今節はホームでサポーターの前で一緒になって喜びを分かち合いたかったのですが、勝利できず本当に申し訳なく思っております。我々がバスで入るところから、試合が終わったあとも含め、我々にエールを送っていただき、この力をパワーに変えていかなきゃいけないと思っています。
試合は、お互いに堅いゲームになってしまったなと思っています。2試合連続失点をせずにゲームを終えられたというのは、我々にとっては進歩があったゲームでもあると思います。ただ、得点を奪えなかった、そのチャンスも多くは作らせてもらえなかった、そこに関しては課題が残ったゲームだと思っています。この勝点1を僕はすごくポジティブに取っていますし、必ず次に繋がる勝点1だと信じてまた次節に向けて良い準備をしていきたいと思います。
――2試合連続で高畑選手を先発で起用しました。彼の評価について
前節も彼はシュートを打っていたと思いますし、左足のキックの精度は非常に高いものがあって、そういうところをゲームで出そうと今日も見せてくれたかなと思います。なかなかボールが出てこなかったのですが、相手の背後に出る動きだったり、ニアゾーンのところに上手く走って、ボールが出なくても何度もそこに走ってくれるという前への推進力はすごく出してくれたなと思っています。彼は守備のところでも、インターセプトをしてそこからチャンスを作ったり、本当に彼の良さプラス守備での貢献度も高かったかなと思っています。
――勝点3を求めて最後まで戦ったと思いますが、この勝点1をどう繋げていきたいですか?
我々は勝点3が本当に必要なゲームが今後も続いていきます。勝点1で満足している場合ではないというのは重々承知です。ただ、1を積めたということは少しでも前進できたと僕はとらえています。
――終盤戦はこういう膠着したゲームが続くと思いますが、得点を奪うために必要なことは?
一つはこういう状況ですが、大胆さは必要です。確実にコントロールをして、自分のボールにして、それからパスを、というのではなく、思い切って1タッチでプレーすることや、長い距離を走って、もちろんリスク管理はしないといけないですが、背後に出ていく、長い距離を走って出ていく、そういったプレーを思い切って出せるかどうかが今後のゲームにおいても大事だと思っています。
――今日の試合を振り返って
相手もしばらく勝っていないという状況で、多少割り切ってやってきていましたし、自分たちも残留争いという中で、負ける訳にはいかないという状況で少しセーフティというか、割り切ってゲームを進める時間が長かったので、そういう意味ではなかなかゲームコントロールができなかったかなと思います。
――自身のプレーを振り返って
前半に関してはなかなかゴール前でチャンスが作れなかったので、後半もう少し関係性を作ってシュートを打っていければと思っていたのですが、やはり相手も守備の堅いチームですし決定的なチャンスが作り出せなかったかなと思います。
――後半の惜しかったシュートシーンについて
(高畑)奎汰が良い起点を作って(松原)后が抜け出して、マイナスで良いところを見てくれていたのですが、自分が若干擦り上げ過ぎたというか、本当に少しの所だったかなと思います。
――渡邉りょう選手との関係性で意識したことは?
相手が比較的ロングボールが多いというところで、1人はラインを張るのと、もう1人は跳ね返したセカンドボールの所でしっかり縦関係を作って中盤をサポートしてあげるというところは意識していました。攻撃時は自分たちが下でボールを動かすという時間も短かったので、なかなか関係性も作れなかったですが、守備のところはお互い役割を意識してやれたかなと思います。
――このシーズン終盤戦に得点を挙げるために何が必要だと思いますか?
一つはもっと自分自身の状態をもう一つ上げていかないと苦しくなってくると思います。こういった拮抗したゲームの中で自分がスコアを動かせれば、この2試合は失点していないので、勝点が取れていくと思いますし、自分に対する要求も今シーズンに関しては上がってきていると思うので、自分次第だと思います。
――引き分けはチームにとって悔しい結果だったと思いますが、試合を振り返って
もちろん試合に引き分け狙いで入ることはありませんし、結果的に悔しい結果に終わってしまいました。ただ、1ポイントを積み上げられたことは間違いありません。これから先、この1ポイントがポジティブになるかは自分たち次第だと思いますし、次の試合に向けてまた準備してきたいと思います。
――今日はボールを奪うシーンが非常に多かったのではないでしょうか?
自分のプレーに関して言えば、完璧な訳ではありませんが、ある程度満足できるプレーができたのかなと思います。ただ、みんな同じ思いだと思いますが、自分のプレーが悪くてもチームが勝つことが一番です。今言えるのは、これから先も継続してチームに貢献すること。それしか考えていません。
――互いにロングボールが多い展開の中で、点を取るためにどんな工夫が必要だったと思いますか?
自分たちはロングボールを多く蹴りたかった訳ではありません。3バックの相手に対して、自分たちのボールの繋ぎ方次第で、どこかにスペースが生まれるはずなのですが、上手く繋げられなかったことは反省点としてあります。ここから先の試合で3バックの相手にどう戦うかは課題になってくると思うので、また来週の練習でしっかり修正して、次に繋げたいと思います。
――2試合連続完封はポジティブな点ではないでしょうか?
自分たちが球際で負けないこと、最近人一倍強く意識を持っているところが試合に表れていると思います。守備だけが上手くいっている訳ではなくて、攻撃が上手くいっている分、守備に走る時間が少ないことが2試合連続無失点で終われている要因だと思うので、そこは続けていきたいと思います。これから先は喉から手が出るほど勝点が欲しい展開になってくるので、まずはこの1ポイントを次に繋げられるように、良い試合を継続していきたいです。
――今日の試合を振り返って
個人的にはチャンスもあった中で、決め切れなかったので次の試合でしっかり決められるようにやっていきたいです。もっともっとやっていかないといけない部分も多いですが、無失点で終えられたことはポジティブな部分だと思うので、そこは続けてやっていきたいです。
――守備での貢献度も高いと思います。どんなところが2試合連続完封に繋がっていると思いますか?
自分がというよりは、全員が連動して前線から守備ができていると思います。バラバラになって守備をしていることが少ないので、堅く守れているのかなと思います。
――前から行く姿勢を貫き、攻守でスイッチを入れていると思います
チームとしての狙いもありましたし、自分も行けたらどんどん前に行けと言われていたので、そこの狙いがしっかりハマっていたのかなと。サボらずやり切れた結果かなと思います。
――前半ミドルシュートを放った場面は狙い通りでしたか?
狙いとは違って正面に行っちゃったので、ああいったプレッシャーのかかる場面でも精度を上げていかないといけないと思いました。逆サイドのサイドネットを狙いましたが、力んでしまったので正面に行ってしまったなと。次はもっと力まず打てるようにしていきたいと思います。
――シュートシーンの抜け出しはチームとしての狙いでしたか?
チームとしてというよりは自分の特徴でもあって、ああいったところで飛び出していけるように意識していました。
――引き分けはチームとしても悔しい結果だったと思いますが、守備面は2試合連続無失点です
正直スコアは何であっても勝てる方が一番良いですが、ただこの2試合で無失点だったということはチームにとって確実に自信に繋がると思うので、続けていかなければいけないと思います。
――ここ2試合、守備のどんなところが良くなったと思いますか?
ボールに対してしっかり自分たちが連動してプレッシャーに行けているので、そこが大きいと思います。
――ロングボール中心の相手の攻撃に対して、ディフェンス陣がハードに戦っていました
相手のウェリントン選手もかなり強かったですし、跳ね返すところはみんなで連係しながらしっかり跳ね返せていたと思います。相手の強みを抑えられたのは大きかったと思いますし、チームとしてしっかり守備の意思統一ができていることが一番大きいと思うので、これを続けて次の試合に繋げていきたいと思います。
――川島選手も前半の終盤にビッグセーブがありました
失点したくない時間帯、立ち上がりもそうですし、前半終了間際のところも含めて、あれだけチームメイトがハードワークしてくれている中で、自分も仕事をしなければいけないシーンが出てくると思っていました。そういうところで仕事ができたことはプラスにとらえたいと思います。ただ結果が常に欲しいので、それを得るために、もう一回チーム一丸となってやっていきたいと思います。
――試合の総括
点数を取れない、シュート数も両チームともに少ない中でのゲームだったので、0-0、1-0、0-1、そういうゲームだったと思います。ただ両チームとも球際も含め必死になって勝点を取ろうという姿勢はあったと思いますが、お互いにミスが多かったですね。ボールを扱う技術、ボールをいかに止めるか、運ぶか、動かすか、そういうことが非常に大事ですが、今日は良いプレーが少なかったと思います。選手たちは一生懸命やりましたが、そういうプレーが無かった分、隙を突かれない守備がお互いあった中で、もう一つ二つ段階的に上げていかないといけないなと感じました。これも終盤の順位を決めていく残り何試合という中での戦いですから、ファンサポーターの方には受け入れていただいて、ここから少しでも良くなっていくようにという思いです。