2024年 試合速報

明治安田J1 第21節 vs. 浦和レッズ

highlight
reds
reds

9 勝
5 分
7 敗
34 得点
27 失点
勝点 32

3
  • 1
  • 0

  • 2
  • 0

0
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

6 勝
5 分
10 敗
27 得点
31 失点
勝点 23

前半
石原 広教
21分
オラ ソルバッケン
46分
ハーフタイム 後半
1分
平川 怜
古川 陽介
リカルド グラッサ
森岡 陸
渡邊 凌磨
7分
14分
松本 昌也
ブルーノ ジョゼ
26分
上原 力也
山田 大記
オラ ソルバッケン
チアゴ サンタナ
28分
伊藤 敦樹
29分
36分
植村 洋斗
西久保 駿介
ブライアン リンセン
エカニット パンヤ
37分
安居 海渡
堀内 陽太
渡邊 凌磨
宇賀神 友弥
佐藤 瑶大
井上 黎生人
44分
1
西川 周作
4
石原 広教
5
マリウス ホイブラーテン
20
佐藤 瑶大
66
大畑 歩夢
3
伊藤 敦樹
25
安居 海渡
47
武田 英寿
9
ブライアン リンセン
13
渡邊 凌磨
17
オラ ソルバッケン
SUB
16
牲川 歩見
23
井上 黎生人
27
エカニット パンヤ
29
堀内 陽太
35
宇賀神 友弥
12
チアゴ サンタナ
30
興梠 慎三
監督
ペア マティアス ヘグモ
1
川島 永嗣
4
松原 后
15
鈴木 海音
36
リカルド グラッサ
7
上原 力也
14
松本 昌也
16
レオ ゴメス
37
平川 怜
50
植村 洋斗
11
ジャーメイン 良
99
マテウス ペイショット
SUB
24
杉本 光希
3
森岡 陸
26
西久保 駿介
10
山田 大記
19
ブルーノ ジョゼ
31
古川 陽介
40
金子 翔太
監督
横内 昭展

32,079
スタジアム名 試合日 キックオフ
埼玉 6/30(日) 18:30
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝 杉澤 直樹 川俣 秀
天候 試合時間 副審 副審
90分 大塚 晴弘 森川 浩次
気温 湿度 第4の審判員 記録員
25.5度 75% 堀越 雅弘 大塚 重徳
22 シュート 5
9 ゴールキック 11
6 コーナーキック 2
9 直接FK 11
3 間接FK 2
3 オフサイド 2
0 PK 0

3-0で完勝した前節の東京ヴェルディ戦から中3日。今日は敵地埼玉スタジアム2002で連勝を目指して最後まで走り抜く。

スターティングイレブンは、前節から3名を変更。GKに川島永嗣、DFに松原后、鈴木海音、リカルド グラッサ、MFに上原力也、松本昌也、レオ ゴメス、平川怜、植村洋斗、FWにジャーメイン良、マテウス ペイショットが入る。

水曜日の東京ヴェルディ戦は、ジュビロがボールを動かしながらリズムを生み出す場面が多く見られる展開となった。0-0で迎えた後半6分、右のワイドで先発したブルーノ ジョゼのクロスが相手のオウンゴールを誘発。先制に成功すると、その10分後に上原のCKにペイショットがニアサイドで合わせて追加点を奪取。直近の2試合は先制点を奪いながらも2点目を取り切れず、その後追い付かれて同点に終わっていただけに、次の1点をマークしたことでチームはさらに勢い付く。後半アディショナルタイムには途中からピッチに立った古川陽介が、自陣でボールを受けるとドリブルを開始。相手をかわしながらゴール前へと切れ込み、最後は迷い無く右足を振り抜きネットを揺らした。圧巻のドリブルからゴールを決めた古川は、今日もベンチに控えている。試合後は「20試合戦ってまだ1ゴール。まだまだここから」と気を引き締め直していただけに、プロ3年目の若きアタッカーのさらなる活躍にも注目だ。

5月19日にエコパスタジアムで浦和と対戦した際は、後半23分にCKから失点を喫したが、その3分後に途中出場の金子がファーストプレーでゴールを奪ってすぐさま同点に。苦しい戦いを強いられた中でも、プレッシャーをかけるタイミングや位置などメリハリの効いた守備をやり抜き1-1でタイムアップ。「最後までゴールを目指し、ゴールを守ってくれた。勝点1以上のものがこのゲームにはあった」と横内監督が振り返ったように、価値のあるドローとなった。今日は、前節3得点完封勝利を挙げた勢いそのままにアウェイに乗り込み、選手たちは勝利で前回対戦からの成長を示すつもりだ。

キックオフはこのあと18:30。埼玉スタジアム2002周辺の天候は曇り。ときどき小雨が降っている。

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横内 昭展 監督

――試合の総括
雨の中2,000人を超えるサポーターが後押しをしてくれましたが、得点を奪えないゲームをしてしまって、サポーターに申し訳ないと思っています。我々は短い時間でしたけど準備してきたことをピッチでやろうと思ったのですが、なかなか前半からプレーさせてもらえず、それもあって少しずるずるとラインが下がりすぎてしまって失点をしてしまいました。プレッシャーをかけられた中で、少し臆病になって長いボールだったり、逃げるようなボールが多かったと思うのですが、もう少し我々はやれるぞと。勇気を持ってトライしようということで、後半は選手が意識してやってくれたと思っています。その結果、失点に繋がるシーンもありましたが、そこの3失点、結果については僕の責任だと思っています。選手は本当にやろう、トライしようというチャレンジをしてくれたと思います。ただ、浦和さんがそこをなかなかやらせてくれなかったという部分も大きくあったと思っています。

――前節から2列目の選手を入れ替えた意図は?
あのポジションは少しハードワークしなくてはいけなくて、フレッシュな選手を入れようということで2人を起用しました。松本に関しては前々節に少し足を痛めたこともあって、1節飛ばしましたけど、状態が戻ってきたというところで、フレッシュな2人を起用しました。

――リカルド選手が前半で退きましたが怪我の影響ですか?
怪我が酷くなったという訳ではありません。見ていて疲労が出てきて少し足を伸ばすシーンなどが見受けられたので、前半で交代しました。

――浦和に対しての対策は?
もちろん前からプレッシャーをかけられることは分析でも分かっていましたし、想定していました。まだ選手とは話をしていませんが、少し過剰にプレッシャーを受けているというものがあったのか、もう一つ我々ができたこととして、もう少し早く準備はできたと思います。ただ、相手のプレッシャーを意識し過ぎて足も止まり選択肢も減り、そういうプレーが多くなったのも事実かなと。出し手だけの問題ではなくて、受け手がどれだけパスの選択肢を増やしてあげられるかというところは、今日の前半に関しては少なかったのかなと思っています。

――後半、改善した中でも上げ切れなかったところは?
そこは精度の問題かなというところもあります。コースを1人、2人ではなくてもう1人増やしていかなければ、今日の浦和相手だとボールは動かせないと。動かせないところでも、ターゲットが2人いますので、そこを上手く使っていこうと。ただ、選択肢が無い中で、そこのターゲットのみになってしまうと、相手にも読まれやすいですし、なかなか我々のボールにしていくことは難しいかなと思っています。その前段階で選択肢を増やすこと、それがまだまだ足りないなと感じています。

川島 永嗣 選手

川島 永嗣 ――前節勝利したあとの今日の試合でしたが、上手く噛み合わなかったのか、他に原因があったのか、後ろから見ていて感じたことはありますか?
やはり相手の方が高いインテンシティで来ていました。球際のところも含めて、自分たちは前回の試合で良い部分もあったと思いますが、そういうところで今日は確実に足りない部分があったと思います。噛み合わないというよりも、そういうところで自分たちが少しでも劣ったところを出せば簡単にやられてしまうので、もう一度見直さないといけないと感じています。

――ボールを相手に多く持たれる前半でした
自分たちも動かせるところは勇気を持ってボールを動かそうということは言っていましたが、相手にとって脅威になるようなことは全然できませんでした。相手の網の中でプレーすることしかできなかったので、そういうところをしっかり外していかないと厳しいかなと思います。

――浦和の攻撃で一番苦戦した部分は?
相手の嫌なところと言うよりは、自分たち自身も1対1のところで簡単にやられて剥がされたりもしていました。一つ剥がされてしまえば向こうの方が数的優位になってしまうので、そういうところで自分たち自身がまず止められなかったということだと思います。

レオ ゴメス 選手

レオ ゴメス ――今日はボランチの背後を相手に取られるシーンが多かった印象ですが、ピッチ上ではどう感じていましたか?
実際自分たちもそこはすごく感じていたところで、ハーフタイムにも(上原)力也と話をしました。相手の中盤が3枚いる中で、両ウイングがしっかり張って僕たちの背中を上手く使ってきたところもあって、数的不利な状況が続いてしまっていました。試合中に修正しようと思ったのですが、なかなかそこが上手くいかないまま試合が終わってしまったという印象です。

――短い準備期間で浦和戦に臨む中で、チームとしてどんな準備をしてきましたか?
確かに準備期間が少なかったところがあったのですが、前半戦も終わって後半戦に入るに当たって、色々な状況のゲームを自分たちでしっかり受け止めてきました。その中で時間が短いというのは言い訳にはならないと思います。浦和戦に向けては、主導権をもしかしたら相手に握られるかもしれないけれど、自分たちはブロックを作りながら相手の隙を狙っていこうということで臨みました。考え方としては間違っていなかったと思っていますが、ブロックを敷いてボールを奪ったあとのプレーが、なかなか上手く繋がらなかったなと。そこが原因だと思うので、痛い敗戦ではあるのですが、今はとにかく顔を上げて次の試合に向けて準備していくだけです。

――この3連戦もスタメンフル出場でした
上手くこの3連戦、怪我無くフル出場で走り抜くことができたので、試合を重ねるごとに日本のサッカーに順応できてきていると感じています。これからも続けていきたいと思っています。次はホームでの試合ですが、全力を尽くして勝利を自分たちで掴み取れるように戦いたいと思います。

古川 陽介 選手

古川 陽介 ――後半からの出場でしたが、プレーを振り返って
今年一番力の差を痛感したというか、そういう試合になってしまったなという印象です。自分のところを起点にというのは後半のテーマだったのですが、良い形で奪うことが少なくてというのはすごくありましたし、それをチームで共有できなかったのが今日の課題だと感じています。自分のところでも何度かありましたが、もう少しできたことはあったと思いますし、本当に完敗です。

――前半なかなかボールを握れなかった中で、後半に向けてどう状況を打破しようと考えていましたか?
もっと自分のところから仕掛ければ良かったなということは今感じています。そこは反省材料です。強引さのようなものを展開的にもっと考えても良かったかなと。

――成長をピッチで示しているのでは?
ようやく結果のところに繋がりかけてきたところだったので、自分の状態が良いことを示したかったですし、45分出られるというのはそのチャンスだったので。ただ、スタートから出るために必要なことはたくさんあるなと感じています。

――スタメンでピッチに立つために
ボールを開いて受けるだけじゃなくて、というのはすごく考えながらやっています。今日ファウルをもらったシーンだったり、ワンツーで中に入ったりというプレーも出てきていますが、最後のところの仕事はもっとこだわってやっていきたいですし、守備の強度を上げたり、取ったあとのカウンターのスピードだったりというのはもっと上げていきたいと思います。

――アウェイの埼玉スタジアムで戦って感じたことは?
高校時代に選手権で優勝したとき、自分はここのスタンドで応援していました。そういう思い出があったので、今日はすごく楽しみにしていました。ただ、その雰囲気に飲まれてしまった部分もあったのかなと思います。

浦和レッズ ペア マティアス ヘグモ監督
 

――試合の総括
試合前に名古屋戦からさらに前進したいという話をしました。特に強度のところを上げて戦術的な知識も深めていくということを求めました。高い強度でボールを奪い返す、それと自分たちが攻撃を仕掛けているときにリスクマネジメントをしっかりして、相手にカウンターのチャンスを与えないということができたと思います。(安居)海渡が相手のトップ下を捕まえていましたし、マリウスと(佐藤)瑶大で相手のストライカーを抑えていました。非常に良いコントロールができたと思います。サイドで2対1を作ってクロスを上げたところに、しっかりとペナルティエリアに侵入している選手が点を取ったと。素晴らしい1点目が生まれました。(渡邊)凌磨のあのボールを抑えたシュートは別格だったと思います。(伊藤)敦樹は2アシスト、そして1ゴール決めました。彼も別格だったと言えると思います。何も言うことはありません。守備でもボールを持っていないランニングも、ボールを持ったときのプレーも、全て高いレベルで今日はプレーしてくれたと思います。今日の試合をまとめると、名古屋戦からさらにステップアップして、一貫性のあるプレーを試合を通して見せることができたと思います。