2024年 試合速報

明治安田J1 第13節 vs. サガン鳥栖

highlight
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

4 勝
2 分
7 敗
18 得点
20 失点
勝点 14

0
  • 0
  • 1

  • 0
  • 2

3
sagan
sagan

3 勝
2 分
8 敗
16 得点
23 失点
勝点 11

前半
27分
木村 誠二
46分
オウンゴール
ハーフタイム 後半
平川 怜
古川 陽介
1分
13分
マルセロ ヒアン
松本 昌也
ブルーノ ジョゼ
小川 大貴
西久保 駿介
15分
22分
丸橋 祐介
長沼 洋一
石田 雅俊
藤川 虎太朗
26分
32分
長沼 洋一
植村 洋斗
藤原 健介
34分
横山 歩夢
河田 篤秀
マルセロ ヒアン
ヴィニシウス アラウージョ
42分
手塚 康平
藤田 直之
上夷 克典
山﨑 浩介
20
坪井 湧也
4
松原 后
5
小川 大貴
15
鈴木 海音
7
上原 力也
14
松本 昌也
28
鹿沼 直生
37
平川 怜
41
石田 雅俊
50
植村 洋斗
99
マテウス ペイショット
SUB
24
杉本 光希
26
西久保 駿介
13
藤川 虎太朗
16
レオ ゴメス
19
ブルーノ ジョゼ
31
古川 陽介
77
藤原 健介
監督
横内 昭展
71
朴 一圭
3
木村 誠二
16
上夷 克典
20
キム テヒョン
28
丸橋 祐介
5
河原 創
7
手塚 康平
23
菊地 泰智
13
横山 歩夢
22
富樫 敬真
99
マルセロ ヒアン
SUB
1
アルナウ
2
山﨑 浩介
14
藤田 直之
18
日野 翔太
88
長沼 洋一
9
河田 篤秀
11
ヴィニシウス アラウージョ
監督
川井 健太

9,162
スタジアム名 試合日 キックオフ
ヤマハ 5/11(土) 14:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝 馬渕 剛行 山本 雄大
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 三原 純 道山 悟至
気温 湿度 第4の審判員 記録員
23.2度 33% 五十嵐 泰之 鈴木 翔大
12 シュート 9
11 ゴールキック 12
8 コーナーキック 5
18 直接FK 12
0 間接FK 3
0 オフサイド 3
0 PK 0

大型連休のアウェイ2連戦は1分1敗。どちらも先制を許した中で、一度は追い付く粘り強さを見せた。ただ、勝点0を1に、さらに3にできるチャンスがあっただけに、選手たちが滲ませていた悔しさも大きい。内容面では、試合を重ねる度にJ1の強度への順応やボールを奪う回数が増えてきているなど成長を続けている。今日はその手応えを必ず結果に結び付けたい。

スターティングイレブンは、GKにジュビロ加入後リーグ戦初先発となる坪井湧也、DFに松原后、小川大貴、鈴木海音、MFに上原力也、松本昌也、鹿沼直生、平川怜、こちらも加入後リーグ戦初先発の石田雅俊、植村洋斗、FWに2試合連続ゴール中のマテウス ペイショットが入る。

前節の東京ヴェルディ戦で、ジャーメイン良が同点ゴールを決めた際に負傷。左前額骨陥没骨折の診断が下り、離脱を余儀なくされた。12試合で11得点を挙げていた絶対的エースを欠くことはジュビロにとっては大打撃だが、横内監督のもとでチームは常に誰がピッチに立っても持ち味を発揮できるサッカーを作り上げてきている。今日も、代わりに入る選手はもちろん、ピッチに立つ全員が全力を注いで勝利を手にするつもりだ。
また、今季もここまで再三ピンチを防いでいたリカルド グラッサが今節は出場停止。今日はU-23日本代表活動から戻ってきた鈴木が6試合ぶりに先発する。アジアでのタフな戦いを経て、さらに成長を遂げた姿をジュビロサポーターの前で見せてくれるはずだ。
GKのリザーブに入る杉本光希はプロ入り初のリーグ戦ベンチ入り。ジュビロは総力戦でこの一戦に臨む。

対する鳥栖は今季ここまでリーグ戦12試合を戦い、2勝2分8敗。順位は19位と苦しい序盤戦を過ごしている。だが、90分を通して走り抜く走力はリーグ屈指。どのポジションの選手もハードワークを怠らないスタイルは健在だ。前線には高さとスピードがある選手も擁しており、警戒すべきポイントは多い。ジュビロとしては相手に特色を出させないような戦い方はもちろん、分析し準備してきたものをピッチで示すことで試合を優位に進めていきたい。

キックオフはこのあと14:00。ヤマハスタジアム周辺の天候は晴れ。
ここまでピッチの最前線で身体を張って戦い続けてきた仲間を欠いた中での試合となるが、今こそチーム全員で日々積み上げてきたものを示すとき。ジュビロの真価を発揮することができれば、勝利は必ず付いてくるはず。仲間を信じ、最後まで戦い抜く。

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横内 昭展 監督

――試合の総括
最後まで我々がゴールすることを信じて、止むことの無い声援をずっと送り続けてくれたサポーターに、本当に申し訳ないの一言に尽きます。
ホームでこういう負け方をした全ての責任は、僕にあると思います。1点を奪いに選手はしっかり走って戦ってくれましたが、得点を奪えずこういう敗戦になってしまって本当に申し訳なく思っています。

――石田選手がリーグ戦初先発でしたが、今日の評価をお願いします
鳥栖を分析する上で、どこにスペースが空くかというところで、石田に関してはそこのスペースを上手く使えるかなというところで起用しました。今日の評価ですが、そういうところで受けられたシーンもありましたし、もう一つそこから背後を狙うことや、もう一回ボックスの中に入って行くという、そういうシーンをもう少し出して欲しかったなというところです。

――今日は坪井選手が先発しましたが、川島選手の状態はいかがですか?
内転筋の方に少し張りがありまして、動けないという訳ではないのですが、そういうものがあるので今節は飛ばしました。次のゲームをやれるかどうかはもう一度見ないと分かりませんが、長期離脱することは無いというふうには聞いています。

――ゲーム内容の部分でやらなくてはいけなかったところとは?
やはり、ボールに寄せるというところですね。しっかり寄せ切れない場面がこの試合では非常に多かったかなと。失点になっていないシーンも含めて、僕がいつも言っているベースのところが今日はやれなかったなと思います。そこで遅れて、相手に良い形でゴールに向かうボールというのを供給させ過ぎてしまったなというのがすごく残念でした。

――今日はメンバーが前節から変わりましたが、良い部分もあり、もう少し、という部分もあったと思います。代わりに入った選手たちのパフォーマンスはいかがでしたか?
スタートから新しく、前節から代わって入った選手というのはやはりこのゲームに懸ける思いもありますし、チームの力になりたいという思いでやってくれています。今日はそれぞれのストロングは出せなかった部分が多かったですが、さっきミーティングでも選手の前で話しましたが、我々は下を向いている暇は無いので、次に向けてしっかり顔を上げて、また今日出た課題に全員で向き合っていきたいと思います。

――2失点目の場面について伺います。相手FWが前半脅威になっていた中で並走される場面を作ってしまったことについて、監督はどう見ていますか?
前半から、あそこにボールが入ったときに危険なシーンを作られるということで、彼に対しての準備もしていました。それでも彼に危険なシーンを数多く作られてしまいました。ハーフタイムに「気を付けなくてはいけない」という話をした矢先でした。あれは我々が相手陣内に押し込んでいて、セットプレーの絡みだったと思うのですが、そこでしっかり競れない、こぼれ球を拾えない。リスク管理はしていたつもりが失点に繋がり、確実にあそこを抑えるところまでは今日のゲームではできなかったかなと思っています。

――今日は序盤戦でスタメンとして出ていた選手が複数人いない中で、リスク管理や試合運びという面で難しい部分もありましたか?
全く、そこに難しさというか不安は無かったです。今日やるメンバーは自信を持って送り出しました。ただ実際には、失点して得点も奪えず敗戦したので、そこに関しては僕自身に責任があるなと思っています。

小川 大貴 選手

小川 大貴 ――試合を振り返って
本当に悔しいという言葉の一言に尽きるかなと思います。

――今季リーグ戦初先発でした
ここまで個人的には出番が無かったので、しっかりとチームに貢献できるようなプレーができれば良いかなと思っていましたし、自分の強みを存分に出せればと思って試合に入りました。

――悔しい敗戦の中でも、手応えが得られる部分もあったのでは?
攻撃の部分で自分たちが用意してきたもの、積み上げてきたものをやれた手応えはチームとしてあったと思います。ただ最後のところで決め切ること、ゴールの意識、シュートの意識はチーム全体でもっともっと持っていかないと、怪我人が色々なところで出ている状況の中で、全員がそういう意識をもっと持っていかないと点を取るのは難しいかなと思います。

――一番改善しなければいけないと感じている箇所は?
今日の失点シーンのところで個々で負けてしまったり、寄せが甘いとか、そういったところは僕も含めてあったので、しっかりと映像を見返して、さらに攻守に渡って強度を高めていく必要があると思います。

――個人としてのプレーを振り返って
攻撃のところは、ここまで試合を見ていて刺せるなと思うところはあったので、そこはだいぶ意識してやれていたのかなと思います。前半は特にそういったところで、深い位置に刺して良い形を作れていたので、それをもっともっと増やすこともそうですし、クオリティを上げてシュートの局面に持っていく、決め切るところまでの回数と質を上げていく必要はあると思います。

――今後も総力戦が続きます
中3日で次の試合が来ますし、その後も連戦が続いて、落ち込んでいたり、悔しがっていてもどんどん次の試合は来ます。もちろん反省しながら次の試合に向けて改善して、また良い準備をしていくだけだと思います。

坪井 湧也 選手

坪井 湧也 ――ジュビロ加入後リーグ戦初先発でしたが、試合を終えた感想を
単純に自分たちの力不足だというのが素直な感想です。

――今日はどんなことを考えてピッチに入りましたか?
いつでも出られるように準備していたので、今までと何も変わらず準備をしていました。

――前半、チームとして我慢強く戦えていたのでは?
先に失点しないということは、試合に入る前から心掛けていました。ああいう形でアディショナルタイムに失点してしまいましたけど、それまでの戦いは悪くはなかったのかなと思います。あとは点が付いてくればなお良かったのかなと感じました。

――鳥栖の攻撃陣を抑えるために、チームとしてどんなことを心掛けていましたか?
鳥栖はボールを支配して、ゲームを支配するチームなので、相手より走り負けない、どれだけボールを回されても自分たちは運動量で勝っていく、というところはチームとして準備していました。

――次戦に向けての課題は?
運動量の部分は後半に入るとどうしても落ちてしまう部分はありますが、個々の力は自分を始めJ1レベルにしていかなければいけないと思います。

――ここからハードな戦いが続きますが意気込みを
今日は負けてしまいましたけど、また3日後に次の試合が来ます。下を向いていられないので、次どうやって勝つのかを考え準備していくだけです。

石田 雅俊 選手

石田 雅俊 ――今季リーグ戦初先発でした。どんな思いで今日の試合に臨みましたか?
特に今、ジャメ(ジャーメイン良)があれだけ結果を出していたのに怪我をしてしまったということで、代役のような形で試合に出るということになりました。だからこそ、ジャメのためにも結果を出したかったですけど、ジャメと比べるのもどうかと思いますが、改めて力の無さを感じました。まだまだ足りないなというのが率直な感想です。

――横内監督からはどんなことを求められてピッチに立ちましたか?
ボールを引き出して前を向いて、というようなところや、もちろんゴールも求められていたと思います。

――個人の出来を振り返って
映像を見ないと分からないですけど、思ったよりボールを引き出せなかったという印象はあります。

――ペイショット選手との関係性は?
ちょっとした差ですけど、ワンツーが合わないとか、ペイショットが競って自分が走っていてもちょっとずれるような場面はありました。運の部分もありますが、ちょっと合わなかった部分はあります。

――その中でも個人として打開しようという姿勢が見られました
そうですね、最初の5分くらいにシュートを打てたシーンがあったんですけど、ああいうシーンがあと2~3くらいはあるかなと予想はしていました。ああいったところで点を決められていればチームとして楽になったと思いますし、全然違う試合展開になったと思うので、力が足りなかったと感じます。チームに対しても申し訳ないと思っていますし、改めて結果を残すというのは簡単ではないんだなと感じました。

――ここからまた連戦が続きます
時間が無い状況で2試合来るので、きっちりと映像で試合を見た上で修正できることを修正していきたいです。もう一度切り替えたいと思います。

サガン鳥栖 川井 健太監督
 

――試合の総括
磐田の地まで来ていただいたファン・サポーターに勝点3を届けることができて非常に嬉しく思います。アウェイで今シーズン初勝利ということで、良い思いで帰ってもらうという意味では本当に満足できる試合だったと思います。