2024年 試合速報

明治安田J1 第12節 vs. 東京ヴェルディ

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verdy
verdy

3 勝
7 分
2 敗
17 得点
15 失点
勝点 16

3
  • 2
  • 0

  • 1
  • 2

2
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

4 勝
2 分
6 敗
18 得点
17 失点
勝点 14

前半
見木 友哉
4分
染野 唯月
35分
木村 勇大
41分
ハーフタイム 後半
チアゴ アウベス
松橋 優安
1分
平川 怜
古川 陽介
10分
マテウス ペイショット
見木 友哉
宮原 和也
12分
13分
西久保 駿介
17分
松本 昌也
ブルーノ ジョゼ
西久保 駿介
藤原 健介
松橋 優安
19分
21分
ジャーメイン 良
翁長 聖
山見 大登
林 尚輝
山田 裕翔
25分
山見 大登
31分
37分
古川 陽介
袴田 裕太郎
綱島 悠斗
稲見 哲行
齋藤 功佑
39分
41分
リカルド グラッサ
43分
藤原 健介
鈴木 海音
46分
マテウス ペイショット
小川 大貴
52分
植村 洋斗
木村 勇大
54分
58分
ジャーメイン 良
1
マテウス
4
林 尚輝
15
千田 海人
22
翁長 聖
26
袴田 裕太郎
7
森田 晃樹
10
見木 友哉
14
チアゴ アウベス
17
稲見 哲行
9
染野 唯月
20
木村 勇大
SUB
21
長沢 祐弥
6
宮原 和也
25
山田 裕翔
8
齋藤 功佑
23
綱島 悠斗
33
松橋 優安
11
山見 大登
監督
城福 浩
1
川島 永嗣
4
松原 后
26
西久保 駿介
28
鹿沼 直生
36
リカルド グラッサ
7
上原 力也
11
ジャーメイン 良
14
松本 昌也
37
平川 怜
50
植村 洋斗
99
マテウス ペイショット
SUB
20
坪井 湧也
5
小川 大貴
15
鈴木 海音
19
ブルーノ ジョゼ
31
古川 陽介
77
藤原 健介
41
石田 雅俊
監督
横内 昭展

18,959
スタジアム名 試合日 キックオフ
味スタ 5/6(月) 13:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝 藤本 貢壽 飯田 淳平
天候 試合時間 副審 副審
くもり 90分 田中 利幸 坂本 晋悟
気温 湿度 第4の審判員 記録員
24.0度 36% 藤澤 達也 小山 修
14 シュート 9
9 ゴールキック 10
12 コーナーキック 1
16 直接FK 14
3 間接FK 1
2 オフサイド 0
1 PK 1

前節の横浜F・マリノス戦から中2日。今日は東京ヴェルディのホームに乗り込み、勝点3獲得を目指す。

スターティングイレブンは、GKに川島永嗣、DFに西久保駿介、鹿沼直生、リカルド グラッサ、松原后、MFに植村洋斗、上原力也、松本昌也、ジャーメイン良、平川怜、FWにマテウス ペイショットが入る。
第9節のアビスパ福岡戦から最終ラインに入り、持ち味を遺憾無く発揮してきた森岡陸が今日は欠場。代わりはルヴァンカップのV・ファーレン長崎戦でもセンターバックを任された鹿沼が務めることになりそうだ。また、ベンチにはU-23日本代表としてアジアカップを戦っていた鈴木海音が戻ってきた。日の丸を背負って戦ったアジアでの経験を、今度はジュビロの勝利ために還元してくれるはずだ。

前節は、「相手のストロングポイントをどれだけ消せるかがポイントだった」と横内監督が試合後振り返ったように、横浜FMの強みでもあるサイド攻撃を抑えながら試合を進行。後半に先制を許したが、終盤に上原のクロスからペイショットの打点の高いヘディングシュートが生まれて追い付いた。その後も、GK川島を中心にピンチを凌ぎ1-1でタイムアップ。全員が球際の局面などで最後まで身体を張り続け、敵地で価値ある勝点1を積み上げた。今日は、昨年J1昇格争いを繰り広げた東京Vとの一戦。昨年はホーム、アウェイともにドローに終わっている。東京Vは、リーグ戦11試合を終えて2勝7分2敗の14位。8試合負け無しと粘り強く勝点を重ねてきている。さらに、4試合連続ドローで迎えた前節のサガン鳥栖戦は2-0で勝利。その勢いのままに今日のゲームにも臨んでくるだろう。また、前節は2022シーズンの半年間を共に戦った袴田裕太郎が今季リーグ戦初スタメンを飾った。
ジュビロとしては、ここまで試合を重ねるたびに一歩ずつ進化させてきたサッカーを、今日もやり続けるのみ。昨年は東京Vから得られなかった勝利を手にし、敵地まで駆けつけたサックスブルーサポーターとともに喜びを分かち合いたい。

キックオフはこのあと13:00。味の素スタジアム周辺の天候は曇り。大型連休最終日、ハードなアウェイ2連戦を勝利で締め括ることで、シーズン中盤戦の戦いへ良い流れを繋いでいく。

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横内 昭展 監督

――試合の総括
ゴールデンウィークの最終日で、5,000人を超えるたくさんのサポーターに来ていただき、本当にありがとうございました。サポーターと共に喜びたかったですが、それができず本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
前半は、我々が考えてきたことを少し出せたと思います。ただ、ずっと同じことを言っているかもしれませんが、少しクオリティが足りない部分が随所に見られて相手ボールになってしまうところが、今日も出てしまいました。ただ、その(やりたかったことの)回数は多く出せたと思っています。セットプレーから2失点して苦しい展開にはなりましたが、ハーフタイムに、次の1点が勝負だと。我々が取ることができれば、絶対このゲームをひっくり返すことができると。やっていることは続けてやっていこうと、選手を送り出しました。その通り、選手は本当に120%くらい、持っている力以上のものを出し尽くしてくれて、同点にできたのですが、そこからひっくり返すことができず、非常に悔しい思いをしています。最後、何とか勝点を持ち帰るために選手は頑張ってくれましたが、それができずに本当に全員が悔しい思いをして、ロッカールームでもそういう顔をしていました。ただ、僕はこのゲームを全く悲観するつもりはありませんし、本当に選手はよく戦ってくれたと思っていますので、次のゲームに向けてまたこれをバネに良い準備をしていきたいと思っています。

――森岡選手に代わり鹿沼選手がセンターバックに入りました
森岡陸に関しては、前節少し足のトラブルがありまして、少し今はプレーできない状態にあるので、鹿沼を起用しました。鹿沼はサイズがある、スピードがある、という選手ではないですが、今日は最終ラインでしっかりと相手の2トップに自由を与えない、リカルドと上手くコミュニケーションを取りながらチャレンジ、そしてカバー、そういうところを非常によくやってくれたなと思っています。リカルド含め、相手の2トップをよく消してくれたなと思っています。

――1人少ない状態になり、終盤に鈴木海音選手をピッチに送り出しました
1人少なくなったので、センターバックのところに海音を入れました。相手の2トップは高さもあり強さもあるので、やはり抜けた穴をしっかり海音で埋めるという意図で起用しました。

――昨年から東京ヴェルディとは切磋琢磨してきた関係だと思いますが、2巡目の対戦のときはさらにクオリティで上回っていたい、というような思いはありますか?
我々はJ1で戦う上で、自分たちがやりたいことと今やれること、その現実の中で選手はプレーしてくれています。一つひとつのゲームを戦う中で一つでも成長していきたいと思っていますので、まだ先の話ですが、さらに成長した姿でヴェルディにもう1回チャレンジしたいと思っています。

鈴木 海音 選手

鈴木 海音 ――5日の朝に合流してコンディションはいかがでしたか?
色々と大変な状況ではあったのですが、でもこの試合にスタートから出られる準備はしていました。

――試合終盤の厳しい場面で投入されましたが、どんな指示を受けてピッチに入りましたか?
状況的にも1人退場者が出たこともあり、細かな指示を受ける前にピッチに立たなければいけませんでした。10人という状況でしたし、とりあえずこのまま試合を締めてくれと言われてピッチに入りました。

ブルーノ ジョゼ 選手

ブルーノ ジョゼ ――後半、追いかける展開の中、どんな指示を受けてピッチに入りましたか?
僕たちが負けている状況ではあったのですが、チームが攻勢になっていた段階で入る形になりました。監督からは僕たちが攻撃している時間が長くなっている分、相手のディフェンスラインが低くなっているので、しっかり仕掛けてクロスやシュートでやり切ることを意識して入ってくれ、と言われました。

――仕掛けてから素晴らしいクロスでジャーメイン選手のゴールをアシストしました
ボールを貰った時点で仕掛けることを意識して、それだけではなくていかに自分がクロスをしやすい状況にするかということも意識して仕掛けました。上手くクロスを上げられる状況になった中で、何よりうちには空中戦に強い選手が2枚います。ジャメ(ジャーメイン 良)が上手く相手より先にボールを触ってくれて、本当に良い崩しでしたし、素晴らしいゴールだったと思います。

――コンディションがどんどん上がってきている印象です
コンディションのことを考えないとプロとして生き残っていけないと思うので、そういった中で1週間良い準備ができて、自分の中でも日に日にコンディションが上がっている感覚があります。自分だけではなくチーム全体で上手く調整できていると思います。

――後半に入るに当たって、監督からチーム全体に向けた指示は?
前半出た課題を修正することも含めて、自分たちのサッカーが悪い訳ではないという話もありました。本当に細かいところのミスで失点を重ねてしまって、監督からの修正ももちろん、何より選手たちが0-2という状況を覆して、しっかり勝って終わるために、後半はチームでプレーしようという話をしました。自分は後半の頭から入った訳ではないですが、選手たちの目つきも違いましたし、本当に何とかしてスコアを動かしたいという気概が見えました。最終的には、同点に追い付いたあとにゴールを取られて負ける形にはなってしまいましたが、細かい修正点をこの1週間でしっかり煮詰めてやっていけたら良いなと思います。

――古川選手とジョゼ選手の両翼は脅威となっていましたね
両翼は後半からの良いオプションになっていると思います。それをオプションで終わらせずにしっかり結果をもたらせるようになるためにも、日々の練習が大事になっていくと思います。そこは勘違いせずに、自分たちができることをしっかりやって、このようなオプションが上手くいくところを見せられるように、また次の練習から積み重ねていきたいです。

鹿沼 直生 選手

鹿沼 直生 ――今日はセンターバックで出場しました
前は2点取ってくれて0だったら勝てたので、センターバックとして3失点したというのが悔しいです。

――3失点目の場面は連係的にも難しい部分があったと思います
見返さないと完全に覚えている訳ではないのですが、僕が相手の選手に少し食い付いてしまって背中を取られて、(鈴木)海音のカバーが間に合わなくてという感じだったので、そこはもう少しやりようがあったと思います。

――そこの部分はセンターバックとしての経験が浅い部分も出てしまった印象でしょうか?
リーグ戦に出ている以上、それを言い訳にはしたくないですし、チームとして練習でもセンターバックをやっているので、そこを対応できなかったというのは改善しなければいけない部分です。

――古川選手とブルーノ ジョゼ選手が途中出場し、攻撃面が活性化した印象ですが守備との兼ね合いについて
前半は少し引いてしまって、上手く相手の2トップに僕らの前を使われていました。後半は状況が状況だったので、僕も高い位置を取って潰しに行っていました。それで2点取れたので、このまま行こうと。PKのチャンスもあって、逆転したとしてもチームとしてそのまま行こうと思っていました。得点のチャンスを作るという部分では良かったですし、(古川)陽介もブルーノもゴールに繋がるチャンスを作ってくれたので、それは後ろが耐えなくてはいけなかったと思います。前が点を取ってくれた分、後ろが耐えて守り切らなくてはいけなかったと思います。

――前半は失点こそしましたが、やろうとしていたことを出せた部分もあったと監督が振り返っていました
僕がセンターバックに入ることによって、ビルドアップは今までよりも安定するだろうと監督から言われていました。その部分では安定感を出せたと思いますが、逆に失点の前のシーンで繋ごうとしてミスが出て、CKになってしまいました。ただ、それはチームとしてのチャレンジなので今後もトライしていきたいと思いますし、僕がセンターバックに入る以上、そこのビルドアップの部分はこれからも出していきたい部分でもあります。

――そうしたタスクを担いつつ、相手の2トップへの対応もしっかりこなしていた印象です
僕自身は抑え切れたという感覚は無くて、もちろん対応できていた部分もあったと思うのですが、ある程度自由を与えた部分もあったと思うので、そこは本当にこれから僕1人ではなくてチーム全体で、相方だったりサイドバックだったりと上手く協力して、コミュニケーションを取りながらどんな相手でも守れるような守り方をしていきたいと思っています。

マテウス ペイショット 選手

マテウス ペイショット ――悔しい敗戦となりましたが今の気持ちは?
本当に悔しい敗戦でした。自分たちは絶対に勝てるという自信はありましたが、もちろんサッカーはこういうことが起きますし、顔を上げて次の試合に向けてしっかり準備していきたいと思います。

――反撃の口火を切る2試合連続ゴールだったと思いますが、あの場面を振り返って
ハーフタイムに次の1点で試合が決まると、1点取れば必ず同点、逆転できるとみんなで話していました。自分たちのプラン通り追い付くことができましたが、3点目を取って勝ち切ることができなかったと。ただ、そこまで追い付けたことはチームとして素晴らしいことですし、これを活かして次の試合で絶対に勝利するために準備したいと思います。

――ジャーメイン選手がPKを外してしまったときに真っ先に駆け寄っていましたね
ジャメは自分たちのストライカーですし、Jリーグの得点ランクトップに立っています。PKを外すのはすごく悔しいし、落ち込むと思います。だからこそジャメにモチベーションを与えました。自分たちのチームにとって大切な選手ですし、次のチャンスがあれば絶対に決めてくれるので、そこで落ち込まないように、まだまだ得点を取れるという気持ちを伝えようと思いました。

――前線の2人が揃ってゴールというのは前向きな結果になったのでは?
試合を重ねていくごとにジャメと自分の連係が良くなっています。今までは1人だけ決める試合が多かったのですが、2人が決めるということはチームにとってすごくポジティブですし、お互い本当に分かり合っているので、それをチームのために活かしていきたいです。今日の試合の結果は本当に悔しいですし、勝点1でも持って帰れたら良かったとは思いますが、結果は仕方がないですし、顔を上げて次に向かいたいと思います。

東京ヴェルディ 城福 浩監督
 

――試合の総括
ホームで勝てていなかったので、まずは来てくださったサポーターの方々と一緒にホームでの勝利を喜び合えたのは良かったと思います。ただ、反省点が多いと言うか、2-0にしてからの後半の入りですね。ゲームの進め方というのは選手とも話をして、前半の入りと同じような入りができなかったので、自分の反省としてはハーフタイムにちょっと意思統一が足りなかったなと思います。ただ今回痛い思いをして、複数得点でリードしたときにチームがどういう状況になったときが良くないのかということを、勝点3を取りながら反省できるというのは非常に大きなことだったかなと思います。