2023年 試合速報
明治安田J2 第41節 vs. 水戸ホーリーホック
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山田 大記
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伊藤 槙人
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上原 力也
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ドゥドゥ
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松本 昌也
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草野 侑己
髙岸 憲伸
楠本 卓海
村田 航一
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山田 大記
藤川 虎太朗
松原 后
小川 大貴
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後藤田 亘輝
鵜木 郁哉
安藤 瑞季
寺沼 星文
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松本 昌也
金子 翔太
鹿沼 直生
藤原 健介
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小原 基樹
杉浦 文哉
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ドゥドゥ
ファビアン ゴンザレス
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ファビアン ゴンザレス
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハ | 11/4(土) | 14:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝 | 牧 弘和 | 池内 明彦 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
くもり | 90分 | 西村 幹也 | 村田 裕介 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
24.7度 | 41% | 吉田 哲朗 | 花澤 秀登 |
10 | シュート | 9 |
8 | ゴールキック | 9 |
1 | コーナーキック | 6 |
9 | 直接FK | 16 |
1 | 間接FK | 1 |
1 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
熾烈な昇格争いが続くシーズン最終盤。ジュビロは残り2試合で勝点6を積み上げ、自動昇格を果たす覚悟だ。まずは今日、ホームに水戸ホーリーホックを迎えて必ず勝利を掴み取る。
スターティングイレブンには、GKに三浦龍輝、DFに鈴木雄斗、伊藤槙人、リカルド グラッサ、松原后、MFに鹿沼直生、上原力也、松本昌也、山田大記、ドゥドゥ、FWに後藤啓介が入る。
前節の東京ヴェルディ戦では、前半立ち上がりにジャーメイン良が負傷。ここまでチームトップの9ゴールをマークするだけでなく、前線で攻撃の起点となってきた頼れるFWを怪我で欠くことになってしまった。今日は1トップのポジションを高校3年生ルーキーの後藤が務めることが予想される。「昇格への想いがより強いチームが最後に勝つ。相手のことは関係なく、自分たちがやるべきことを整理して今日の試合に臨みたい」と意気込みを語る若きストライカーのさらなる活躍に注目だ。
また、ボランチの上原は2試合連続でゴールネットを揺らすなどジュビロの攻撃を活性化させている。守備面で特に存在感を発揮している鹿沼と共に中盤を支配し、試合を優位に進めてくれるはず。昇格を争うライバルチームとの得失点差を考慮してもなるべく多くの得点を決めたい状況なだけに、ジュビロは最後まで水戸のゴールへと迫り複数得点を狙いたい。
キックオフはこの後14:00。ヤマハスタジアム周辺の天候は晴れ。爽やかな秋の空が広がっている。今日は今シーズンのホーム最終戦。試合後には、高校時代も含めて22年間ジュビロに在籍した八田直樹の引退セレモニーが行われる。GKとしてはもちろん、日々の練習からサッカーと向き合う姿勢と情熱は選手たちの模範だった。毎日自らに成長を求め続けてきた八田の現役生活に心からのリスペクトを込めて、ジュビロサポーター全員でその功績を称え、労いたい。


――試合の総括
残り2試合というところで、我々は勝つしかない試合でした。ただ、我々ができることを最大限今日の試合で発揮できるように1週間準備してきましたし、その準備してきたことを選手が思い切って出してプレーしてくれたなと思っています。こうしてホームゲーム最終戦でサポーターの皆さんと勝利を分かち合えたこと、今日はハチ(八田直樹)の引退セレモニーもありましたが、そういった意味でも大きな勝利をもぎ取ってくれたと思います。
試合内容は準備していたところは非常に上手くと言いますか、良く出たと思います。ただ、点差は開きましたけど我々も失点してもおかしくないシーンがありました。セットプレーも非常に多かったですが、流れの中でもそういったシーンが何シーンかあったかなと思います。点を取ってから緩んではいないとは思いますけど、まだまだそういうところに甘さが出てしまうというのは改善していかないといけないなと思っています。
――勝利のためには泥臭いことも必要とおっしゃっていましたが、攻撃陣の評価はどうですか?
まさに、もちろん綺麗なゴールシーンもあったと思いますけど、そこに至るまでは泥臭いシーンもあったなと。泥臭い部分で上回ったからこそ、今日の得点シーンが生まれたかなと思っています。選手たちもそこは相手に負けたくないという部分を前面に出してくれたと思います。
――前半の3点のうち2点は鈴木雄斗選手のクロスからでした
そうですね。これは常に我々はトレーニングでも取り組んでいますし、雄斗はクロスの質という部分でも非常に高いものを出してくれたと思います。ただ、まだまだ合わせられるチャンスがあったと思いますし、僕としてはまだまだ彼に要求していきたいなと思います。
――相手が前から来たときにフィードを使いながらというゲームだったと思いますが、後藤選手の動きはどうでしたか?
1点目の起点になるシーンは彼からだったと思います。難しいボールでしたけど、もちろんあのシーンは良かったと思います。ただ前半は彼自身がファウルを取られたシーンがありました。なのでもっと勝てた、もっと数多くできたかなということを伝えました。ハーフタイムにそういったことを話したのですが、後半は彼の良さが出たかなと思います。今日はスタートから出ましたけど、時間と共に彼らしさが出たかなと思います。
――準備したことが出せたということですが、具体的にはどのようなことですか?
相手が前から積極的にボールを奪いに来るということは、分析も我々も理解していました。ただ、そう来たとしても我々は動かせるところがあると。どうしてもそのプレッシャーにハマりそうになったりしたときに逃げ道があるか、ということはチーム内で共有していました。そこは、選手たちが上手く使い分けてくれたと思っています。
――まずは自身のゴールシーンを振り返って
(鈴木)雄斗君が上手くインターセプトして、チームとしても長い距離でしたが前進できましたし、クロスに対して中に入っているのが見えたので、こぼれ球を狙おうと思っていました。上手くこぼれてきてくれましたし、落ち着いて力を抜いて蹴ることができたなと思います。
――3試合連続ゴールです
僕たちは勝つしかないので、たまたま3試合連続で取っていますが、誰が点を取っても良いと思っていますし、もちろん自分の得点で勝てたので次も決められたら決めたいです。ただ、まずはチームの勝利を一番に考えたいなと思います。
――後半の立ち上がりには松本選手のゴールをアシストしました
ダイレクトを入れながら上手く相手を崩すことができましたし、最後は上手く空いているところに落とせたので、(松本)昌也君が決めてくれて良かったです。
――ホーム最終戦でサポーターに勝利を届けました
今シーズン、ホームでたくさんの声援をいただいたので最後に勝利を届けることができて良かったですし、次がラストになるのかその後があるのかまだ分かりませんが、最後までサポーターの皆さんには声援を送り続けてもらいたいですし、僕たちは昇格という形でみんなと分かち合えるように頑張りたいなと思います。
――来週のリーグ戦最終節に向けて
僕たちはもう勝つしかチャンスはないので、まずは目の前の試合、次の試合勝てるように準備していくことと、清水さんの方が状況的には有利ですし、同じ勝点でヴェルディさんもいますし、どんな形になるか分からないですが、もしプレーオフに進んだとしても、自分たちがやってきたこと、積み上げてきたものを大切にして、最後昇格できるように頑張りたいなと思います。
――最後まで得点を狙い、1点でも多く積み上げようという思いを感じました
現実的になかなか追い付けるような得失点差ではないですが、何が起こるか分からないですし、最後にラッソ(ファビアン ゴンザレス)が点を取れたというのは、チームにとっても良いことだと思います。最後まで全員で頑張りたいなと思います。
――5-0という結果について
良い形で点を取れて、5-0という結果に関しては凄く満足しています。ただ、少し緩さと言うかそういうものがゲーム中多々見られたので、そこはハーフタイムにヨコさん(横内監督)からも話がありましたし、自分もそこはちょっとしっくりきてない感じを持ちながらプレーしていました。
――先制点の場面は鈴木雄斗選手から素晴らしいクロスがきました
そうですね。イメージを共有できて自分がほしいところにボールをくれたので、良かったです。苦手なヘディングでしたが(笑)決まって良かったです。
――攻撃面の手応えについて
サイド攻撃というのはチームとしても厚みが出てきていますし、得点のレパートリーも増えてきていると思います。ただ、もう一個崩し切るシーンを後半はもう少し作っていけたら良かったなと思います。
――ここからの1週間改めて見つめ直していきたいところは?
守備の隙というか、精神的な部分もありますが立ち位置の部分でそれを作ってしまっていたところがあるので、そこは少し修正が必要かなと思います。
――後藤選手との関係性について
なるべく近くにいるようには意識しましたが、(後藤)啓介が孤立してしまう場面も少しありましたし、もう少し良い関係で僕が変えていくことで、啓介をサポートしていけたらと思っています。
――練習では後藤選手とどのようなコミュニケーションを図っていますか?
啓介の良さが出るようにというのは意識して伝えるようにしています。後は守備のところは最低限やることを伝えながら試合中もやっています。
――山田選手個人としてもコンディションがかなり上がってきているような印象です
フィジカル的には凄く上がってきているので不安なくピッチに立てているというのは大きいです。プレーに関しては自分のプレースペースが空くというのがスカウティングでもあったのですが、少し相手もやり方を変えてきたので立ち上がりは自分たちのイメージと違った部分がありました。ただ、その中でもある程度スペースはあってプレーしやすいような状況だったのかなと思います。
――後半開始早々に今季8点目が決まりました
キックオフはあれを狙いとしていました。毎回シュートで終わろうと、立ち上がり最初からシュートまで行こうという形で今回左の方で上手く連係が取れて、後は(上原)力也が良いボールをくれたので流し込むだけでした。
――上原選手の動きは視野に入っていましたか?
そうですね。後藤が打ってこぼれて力也に入ったときに、来るかなと思って中の方にポジションを取っていたら良いボールをくれました。
――5-0という結果をどう受け止めていますか?
一人ひとりがやるべきことをしっかりスタートからやれたという部分では非常に良かったと思います。まだまだ守備の部分でも点を取った後、少し気が緩む場面もあったのでそこをもっと引き締めて、さらに畳みかけられるようにしたいなと思います。
――得失点差も重要になってくる最終盤で5得点取れたことについて
5点取れたというのは非常に大きいですし、(三浦)龍輝くんを中心に0で抑えられたことも非常に大きかったと思います。
――次節のリーグ最終戦に向けて
今日はもう終わったので、目の前の1試合に向けてまた1週間良い準備をして栃木戦に挑みたいと思います。
――八田選手の引退セレモニーを受けて
あまり人前では泣きたくないのですが泣いちゃいました。それはハチ君(八田直樹)の人柄ですね。本当に感謝しかないですし、一緒に戦ってきた間柄なので、感謝と敬意をハチ君には伝えたいなと思います。
――多くの得点に絡む素晴らしい活躍でした
ちょっと上手くいきすぎた感じはありました。1点目は狙い通りですけど、2点目は少しファーサイドに蹴ろうと思っていたので、そこの精度はまだまだかなと。3点目はドゥドゥが見えて、ドゥドゥが入ってくるところは意識していて、そこに上手く練習通り入ってくれました。
――1点目はピンポイントで山田選手に合わせました
(山田)大記君は合わせるのが上手だなと改めて思いました。クロスの練習は普段からよくやっていますし、あのときは時間があったので、とにかく一人目のディフェンダーを越すということ、一人目を越して落とすということを意識していたので上手くいって良かったです。
――前節の東京V戦の悔しい結果から、どのような思いで今日を迎えましたか?
色々と準備してきたものはありましたし、何よりも積み上げてきたものをもっともっと成長させていくということはヨコさん(横内監督)も言ってしました。その中で水戸という相手はハードワークするとか、僕が所属していたときからそういうところを大事にしているクラブなのですが、そういった部分でも上回れました。反省もありますけど、準備したことを活かせたと思います。
――奪った後に出ていく意識が継続的に高かったのでは?
後半ちょっと点差が開いたことで緩くなってしまったところは改善しないといけないなと思いました。ただその中でも最後やらせないところは良かったと思いますし、どんな展開であれ奪った後のサポートを速くするとか、出ていくスピードを速くするとか、そういうところは相手の強度がどんどん上がっていけばさらに求められるところですし、チームとして積み上がってきていることの一つなので、そこはチームとしてもっと上を目指してやっていきたいと思います。
――5-0という完封勝利です
点差以上に厳しい時間もあったのですが、そこは割り切って、守るところだったり、締めるところをしっかり締められたので良かったです。
――プレーから絶対に無失点で終わるという気迫が伝わってきました
色々な思いがあった中で、完封して勝つというのは一番目指すところでしたし、どうしても勝ちたいという部分があったので良かったと思います。
――次節の最終戦に向けて
(昇格は)他力になってしまうので、僕たちにできることは勝つということです。どうなるかは分からないですが、次に繋がる試合を栃木戦もしっかりして、自分たちができることをしたいなと思います。
――試合後には同じGKとして切磋琢磨してきた八田選手の引退セレモニーがありました
ジュビロに入って7年間、ハチ君(八田直樹)と一緒にずっとやってきました。辛い思いも一緒にしたし、色々な思いがあった中で、僕自身今日はハチ君のためにも勝ちたいと思っていたので、勝てて本当に良かったです。
――5-0での勝利を振り返って
本当にホッとしています。自分としては点が取れなかったことは悔しいのですが、チームが勝つことが今一番大事なので、しっかり大差で勝てたことは凄くホッとしています。
――久しぶりのスタメンで最後までプレーし続けました
90分走り慣れていないのでしんどかった部分もありますが、最後の最後までみんなが戦っていましたし、自分もやらなくてはいけないなと思っていました。あと最後は気合でプレーしました。
――ゴールこそなかったですが、得点に繋がるプレーを続けていたのでは?
点が取れたらベストでしたが、得点でなくても潰れるだったり守るだったり、点に繋がるプレーができたことは収穫です。ただ、これをもう1試合続けてできるかというのと、来年はこれを長いシーズンを通してやっていかないといけないなと思いました。
――トップ下の山田選手との関係性について
今週、(山田)大記さんとずっと組ませてもらって、練習から積極的にコミュニケーションを取ってくれるので、自分も言いたいことを伝えやすいですし、そういう部分でこの1週間が今日の試合に繋がったのかなと思います。
――後半開始早々の得点シーンは、チームとして準備してきたことだと
そうですね。あんな上手くいったのは初めてなのでみんなびっくりしていましたが、競り合いからのシュートという場面を作ることができました。あのシュートが決まっていればベストでしたが、ゴールに繋がったので結果良かったなと思います。
――プレッシャーを感じているとおっしゃっていましたが、どのような気持ちで試合に向かいましたか?
本音を言えばめちゃくちゃ怖かったですけど、試合は来るのでビビっても仕方ないなと。試合前はめちゃくちゃ緊張していたのですが、ワンプレーしてからは緊張がほぐれました。いつも通りのプレーではなかったと思いますが、なんとかチームに貢献できるプレーが多少はできたかなと思います。
――試合の総括
300人近い多くの人が集まってくれて、最後まで声援を送ってくれたことに結果として答えられなかったことが、まずはこのゲームの一番の所感です。実際のところは、難しい入りをして失点をしました。その後、何かをしようとしての裏返しだったかなと思います。ただ、個についてはそこの能力と言いますか、個の質があるなと。ただ後半は少し取り返して良いプレーも見られましたので、やはりやれないわけではないと思います。そこが我々として足りないところで、本当に高めていく作業をやるしかないのかなと。スタッフと選手とともに、ラスト1試合ありますので、そういったところを踏まえてゲームに向かっていきたいと思います。
本日の受賞選手 |
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浜松いわた信用金庫 マン・オブ・ザ・マッチ 協力:浜松いわた信用金庫 |