2023年 試合速報
明治安田J2 第35節 vs. レノファ山口FC
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ジャーメイン 良
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前 貴之
生駒 仁
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佐藤 謙介
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成岡 輝瑠
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藤川 虎太朗
後藤 啓介
松本 昌也
金子 翔太
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後藤 啓介
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田中 稔也
野寄 和哉
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古川 陽介
山田 大記
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リカルド グラッサ
森岡 陸
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池上 丈二
五十嵐 太陽
梅木 翼
皆川 佑介
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ヘナン
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皆川 佑介
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佐藤 謙介
神垣 陸
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハ | 9/16(土) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝 | 大立目 佳久 | 松本 大 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 塚越 由貴 | 藤澤 達也 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
27.5度 | 86% | 清野 裕介 | 榑松 恒成 |
11 | シュート | 6 |
7 | ゴールキック | 10 |
6 | コーナーキック | 1 |
10 | 直接FK | 16 |
2 | 間接FK | 2 |
2 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
前節の大宮戦は終了間際にリカルドが決勝ゴールを決めて劇的勝利。その勢いのまま、今日はホームに山口を迎えて連勝を目指す。
スターティングメンバーはGK三浦龍輝、DF鈴木雄斗、伊藤槙人、リカルドグラッサ、松原后。MFは上原力也、ドゥドゥ、松本昌也、藤川虎太朗、古川陽介。FWはジャーメイン良。
リーグ戦2試合連続ゴール中の藤川が3試合ぶりに先発、自身初の3戦連発に期待がかかる。また、前節は累積警告による出場停止だった上原力也が先発に復帰した。サブには山田大記が7月16日の藤枝戦以来となるメンバー入り。先週末の練習試合で精力的なプレーを見せていたチームキャプテンは、「結果を出すための内容にもこだわっていきたい」と闘志を燃やす。
今日対戦する山口は現在19位。2月末に行われた前回対戦は1-1で引き分けているが、監督交代や補強により、「全く別のチームになっている」と横内監督。かつて千葉で指揮をとったエスナイデル監督が5月末に就任。最終ラインを高く保ち、前線から果敢にボールを奪いに行く攻撃的なスタイルを志向している。ただ、前節は高い最終ラインの背後を取られるシーンもあっただけに、指揮官は「相手のリスクを冒したハイプレスをかいくぐるだけでなく、我々がその裏のスペースをついていきたい」とねらいを語る。前線の藤川やジャーメインの動き出しに注目したい。
キックオフはこのあと19:00。ヤマハスタジアム周辺の天候は晴れ。少しずつ暑さも和らいできた。今日は今季最後のナイトゲーム。ゴールドカラーの30周年記念ユニフォームを着用して戦うのもこの試合が最後。勝利で締めくくり、試合後はサックスブルーのペンライトでスタジアムを鮮やかに彩りたい。
―― 試合総括
今日もたくさんのサポーターに来ていただいたのにも関わらず、勝点3を届けられずに本当に申し訳なく思います。試合は入りを集中して、まずは失点しないというよりも、とにかく自分たちが主導権を握っていく、積極的にいくというところで、選手は応えてくれたと思っています。相手の守備のやり方を選手はしっかり理解してくれて、前から来れば背後を狙う、来なければ自分たちでボールを動かしていくというところはやってくれたと思います。
ただ、背後を取ったあと、ゴールに迫るパワーだったり、ニアゾーンのところを取る機会が多かったと思いますが、そこからのフィニッシュの精度、そういったところが少し足りなかったかなと思っています。ただ、その回数自体も増やしていかないといけないと思いますし、それ以外のところでも、チャンスらしいチャンスが作れず、ボックスに入れなかったと思います。そこのアイデアだったり、クオリティを上げていかないといけないと思っています。
後半も1点を取るために選手はしっかり走ってくれましたけど、今言ったようなことが少し足りず、得点はできませんでした。ただ失点はしなかったというのが、我々にとって大きな1歩であるかなと思っています。
この勝点1を岡山戦に向けて生かすも殺すも我々次第なので、これをしっかり次に繋げたいと思います。
――チャンスは作れていましたが、攻撃面の迫力についてはどう感じていますか?
迫力があったシーンもありますし、ポイントに入りきれなかったシーンもありますし、クロス自体の精度がなかったシーンもあります。何が足りなかったかと言われると色々出てきますけど、そういったところはもっと合わせていかないといけないなと。せっかくそこまでボールをパワーをかけて運んでも、最後のところで合わない、合わせられないというのは今後の課題だなと思います。
――途中交代したリカルド選手の状態は?
少し脇腹を抑えていて、今もメディカルと話をしていましたけど、それくらいの情報しか入っていません。本人がプレー続行できないという感じだったのであそこで交代しました。
――ここ数試合は切り札だった古川選手と藤川選手をスタメンに抜擢した狙いと評価、そして今日の交代選手の評価を
(古川)陽介と(藤川)虎太朗はこれまで交代選手としてかなり良い仕事をしてくれていましたし、練習でもスタートから出てもおかしくないくらいのプレーを見せてくれていたので、迷うことなく起用できたかなと思っています。
今日は得点に絡む仕事はできなかったかもしれませんが、随所に良いところも見せてくれたので、続けて頑張ってほしいなと思います。今日後半から出た選手たちに関しては、途中から入るというのが本当に難しい状況で、そういう中でゲームを壊さずにポジティブな入りをしてくれたと思います。得点を奪うために切ったカードではあるので、選手たちは凄く悔しそうにしていましたけど、僕としてはポジティブな評価をしたいと思っています。
――入りは良かったですが、バランスを取っていたような時間帯もあった印象です
最初は良い入りができましたし、積極的に前から奪いに行くシーンも多かったと思います。ただこれを90分通して、前半45分通してというところでは、まだまだその強度が維持できないということもあります。どこかでブロックを作って相手の攻撃を受けるというところも出てきたと思いますけど、行くときと行かないときの判断は選手たちがよくやってくれたと思います。
――フィニッシュの精度を上げるために必要なことは?
我々は全員でハードワークして全員でゴールを目指すというところを掲げているので、できるまでやり続けることしか方法はないかなと思います。それができるまでどれだけ時間がかかるかわかりませんが、選手たちが成長してくれると信じています。
――2か月ぶりの公式戦の出場でした
そうですね、もちろんピッチに戻れた嬉しさもあり、そして離れていた期間チームに迷惑をかけてしまっていたことに対して、少しでも取り返したいと、勝利に貢献できるようにという思いでピッチに立ちました。結果としてそれが叶えられなかったのは残念に思っています。
――交代のタイミングで監督にどんな言葉をかけられましたか?
しっかりボールを受けてリズムを作り、テンポ良く攻撃を活性化させるように、という言葉をかけてもらいました。それは本当にやりたかったことですが、自分がボールを触る回数も少なかったですし、なかなかチームのリズムを作れないまま、その結果チームのチャンスも増やせないまま終わってしまったなという印象です。
――5月のアウェイ東京V戦以来の、無得点の試合でした
もちろん良い時間帯もありましたけど、終盤やっていた印象としては、攻撃がぶつ切れというか、なかなか流れがない、リズムが出ない、その一因は距離感の悪さかなと思いながらやっていました。最近は失点することで押し込めるというか、相手が守りに回ってくれるからチャンスが増えるという試合がありましたけど、今日に関してはスコアレスというところで、なかなかそうもいかず、自分たちがリズムを掴めないまま、90分戦ってしまったかなと思います。
――攻撃面の課題をどのように改善していきたいですか?
攻撃的な選手が得点を取ったり、得点に絡むということは僕自身も常に意識していますけど、横さん(横内監督)が常々言っている、「全員で攻撃して全員で守る」ということを自分たちは大事にしているので、前線の選手だけ頑張れば点を取れるというわけではなく、それは守備もしかりなので、もう一度全員でしっかりと戦っていきたいと思っています。
――今シーズンの目標の一つである、基盤作りというところの手応えはいかがでしょうか?
今日は、内容と結果が伴った試合だったのではないかと思っています。ただ、自分たちが積み上げられている部分は間違いなくあると、ここまでシーズンを戦ってきて思っていますし、もう少しのところで結果を出し続けられるところまで来ていると思います。ここ数試合は勝点を思うようには積み重ねられてはいませんが、しっかりとこの方向性を信じてやっていくことで必ずもう一歩殻を破って、強いチームになれると思っているので、残りの7試合、なんとしても結果にこだわって、それと同様にしっかり内容も突き詰めて、日々の練習からチームとして成長していけるように取り組んでいきたいと思います。
――町田戦以来の先発出場でした
満を持してというか、やっとチャンスが来たなという気持ちで試合に入りました。前半に何本かチャンスもあって、そういった中で決めきれずに、守備も攻撃も両方しながらやる中で、早い時間にバテてしまったというのは、まだまだ自分の力が足りない部分だと思います。前半もそういうチャンスを決めきる力だったり、もっとガツガツ行くようなプレーができればよかったのかなと思います。
――今日のプレーで良かった点と課題は?
クロスはイメージ通りに蹴れるようには少しずつなってきているんですけど、シュートのところは課題です。クロスの面だったり、コタくん(藤川虎太朗)との連係だったりは武器になってきていると思いますし、中を一回見ることで自分のドリブルがより活きるというところもあります。最後のところで違いをもう少し出せれば、一点は取れたのかなと思います。
――チームとしても多くの決定機を生み出すことができませんでした
前節もそうですが、最近セットプレーからの得点が多いことは良いことなんですけど、逆に言うと流れからの得点が少ないと個人的に思っています。ロングボールとか、悪く言ったら事故みたいなゴールは取れているかなという印象ですけど、逆に崩してのゴールだったり、自分が中に入って行ってのシュートが少ないのかなというのは思います。
――今日の勝点1をどう捉えていますか?
満足できない結果だと思いますし、自分がスタメンで出ても、違いを出せるというところを見せられなかったのは、まだまだだなと思います。自分がもっとゴールに絡めるように練習から準備していくだけだと思います。
――リーグ戦の出場は今季初でした
今シーズンはキャンプのときから出遅れすぎていましたが、常に良い準備をして、呼ばれたときには良いプレーをしようと思っていました。ヘディングのところとか、決められそうなところはありましたけど、まずは出場できたことが第一歩だと思います。
――セットプレーでは惜しいシーンがありました
僕が思ったところより後ろにきて、練習でも一番自分が当てていた自信があったので、絶対に決めてやろうという気持ちが先走りすぎて、前に入りすぎてしまいました。ああいうところを決めないと自分の価値を上げていけませんし、しっかり突き詰めてやっていきたいと思います。
――勝利はできなかったのですが、無失点に抑えました
リカ(リカルドグラッサ)と(伊藤)槙人君が失点0に抑えてくれて、そのあと僕が入ってからも0に抑えようと思っていました。無失点はもちろん良いことなんですけど、今は昇格争いをしているので、勝たないと意味がないかなと思います。
――緊急出場でしたが、試合にはスムーズに入れましたか?
自分の持ち味を出そうと思ったんですけど、ヘディングのところで競り勝てた部分もありましたが、潰すところはもうちょっと自分の良さを出したかったです。
――今後の試合に向けて
今日引き分けたことで、もう一つも勝点を落とせないと思うので、全員で練習から良い準備をしてやっていきたいと思います。
――無失点に抑えました
ここ数試合は先に失点する状況が続いていて、いつも山口には自分たちのサッカーができず、結果も相性も良くないと僕自身思っていたので、入りをより大事にしようということを思っていて、そこは良かったかなと思います。
――前半から古川選手、藤川選手らが好調なプレーを見せていました
相手が主導権を握る前に、自分たちから先に握ろうというところで、新しい選手が入って、上手く(古川)陽介を使いながらでしたけど、何回か良いシーンは作れたと思いますが、最後のところは足りなかったですね。
――この勝点1をどう感じていますか?
勝点を1つ積み上げたということは次に繋がると思うので、引き続き僕や後ろの選手がしっかり守っていけたらと思います。
――残り試合に向けて
今日を含めて8試合、何が何でも失点を0に抑えてというところで、僕が守るときもあれば味方が守ってくれるときもあるので、一人ひとりが役割を全うしていけば、昇格が待っていると思います。
―― 試合総括
選手のパフォーマンスについては満足しています。磐田さんのような強いチームとアウェイでやるというのは凄く難しいです。それにも関わらず我々は勇敢に戦い、勝点が必要な難しい状況にも関わらず、良いサッカーをしてくれました。そういう意味で満足しています。