2023年 試合速報
明治安田J2 第24節 vs. ツエーゲン金沢
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ファビアン ゴンザレス
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大森 晃太郎
山田 大記
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井上 竜太
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古川 陽介
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石原 崇兆
小野原 和哉
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杉浦 恭平
豊田 陽平
梶浦 勇輝
嶋田 慎太郎
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林 誠道
大石 竜平
加藤 潤也
奥田 晃也
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ファビアン ゴンザレス
後藤 啓介
松本 昌也
松原 后
遠藤 保仁
上原 力也
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豊田 陽平
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古川 陽介
ドゥドゥ
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハ | 7/5(水) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝 | 小花 浩司 | 先立 圭吾 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
雨 | 90分 | 聳城 巧 | 竹田 明弘 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
24.8度 | 83% | 岡 宏道 | 花澤 秀登 |
12 | シュート | 10 |
12 | ゴールキック | 8 |
6 | コーナーキック | 5 |
11 | 直接FK | 9 |
0 | 間接FK | 1 |
0 | オフサイド | 1 |
1 | PK | 0 |
リーグ戦のホーム3連戦は今日がラスト。ツエーゲン金沢をヤマハスタジアムに迎えて、3ポイントを掴み取る。
スターティングイレブンには、GKに三浦龍輝、DFに吉長真優、鈴木海音、中川創、小川大貴、MFに鹿沼直生、遠藤保仁、松本昌也、大森晃太郎、古川陽介、FWにファビアン ゴンザレスが入る。
土曜日に行われた大分トリニータ戦は、ほとんど相手にチャンスを作らせない集中した戦いを見せたが、一瞬の隙を突かれて失点し、追いかける展開となった。後半に右サイドの鈴木雄斗の積極的な攻撃参加から同点ゴールが生まれて勝点1を得たが、試合後選手たちが滲ませたのは勝ち切れなかった悔しさだった。ジュビロはゴール前に何度も迫ったが、ミスから相手にボールを渡してしまうシーンが見られたことは反省点に。横内監督も「技術的なクオリティや判断のクオリティを上げていくことが重要」と言い、「求めてきた強度を発揮した中で、そういったクオリティを出せる選手、出せるチームになっていかなくてはいけない」とさらなるレベルアップに向けて前を見据えた。
金沢との前回対戦では、前半11分に獲得したPKを山田が相手の隙を突いて逆足の左足で蹴り込みネットを揺らした。さらに前半終了間際には、セットプレーの流れからゴール前で足を止めなかった鈴木海のプロ初ゴールが決まって追加点を奪取。後半セットプレーから1点を返されたが、前半のうちに2点のリードを得たことで、多少の余裕を持ってゲームをコントロールできたことが勝利に結び付いた。今日も先制点を手にすることで、優位に試合を進めていきたい。
キックオフはこのあと19:00。天気は下り坂の予報だが、ヤマハスタジアムには、お仕事帰りのサポーターもお腹を満たせるこだわりのスタジアムグルメがたくさん揃っている。今日は金沢名物のチャンピオンカレーもジュビロ広場に登場予定だ。
――試合の総括
ホーム3連戦の今日は最後の日だったのですが、この2連戦、本当にサポーターの方に勝利をお届けできなくて非常に歯痒いと言いますか、申し訳ない気持ちでした。選手にも伝えましたが、何とかこの雨の中でもこうやって途切れることのない声援を送り続けてくれているサポーターに勝利をお届けしようと。本当に選手もそれに応えてくれて良かったと思います。試合は2得点先に奪うことができて、立ち上がりに取って非常に良いスタートでした。このまま終わらせたかったですが、やはり一瞬の隙を突かれて失点したというところは、まだまだ我々に突き付けられている課題の一つかなと。ただ、この難しいゲームを全員のパワーでものにできたというのは、我々にとっては非常に大きな一勝だと思っています。
――セットプレーでアシストをしたり、ピッチで存在感を示し続けていた遠藤選手の評価を
そうですね、それはもう皆さんが感じられているそのままだと思います。ヤット(遠藤保仁)が持っているポテンシャルというのを今日は十分に発揮してくれたなと感じています。
――前半早い時間帯に交代した大森選手について
少し足に違和感が出たというところで、本人とゲーム中にも少しコンタクトを取りながら少し難しいかなということで交代になりました。
――前半リードしたあとと、後半は我慢の時間が続いたと思います
前半セットプレーから得点を取ったあとは、それまで結構ボールを動かせていたと思うのですが、奪ったあと少し足が止まってしまったと言いますか、縦パスに対する反応も遅れましたし、サイドを変えたときにも少し人数が足りないということがありました。そういう意味では得点を取ったあとの我々の攻撃というところには課題が残ったかなと思っています。後半2得点目したあとの時間は、我々もチャンスを作ったとは思うのですが、ただああいう失点をしてしまって、ポストに救われたシーンもありますが、そういうところがまだまだ未熟なところだなと。ただ全員の力で最後守り切ったと言えるかどうか分かりませんが、もちろん追加点を奪いに行きながらの守備でしたが、勝ち切ったということは我々が少しずつ成長しているところでもあるのかなと思っています。
――鈴木海音選手の評価について
(鈴木)海音は代表から戻ってきて、出場する試合があったり無かったりという感じでした。常にリーグ戦で先発したいという気持ちを全面に出してこれまでも練習してくれていましたし、今日もそういうギラギラした感じでピッチに立ってくれていました。彼の本来の特徴である強さだったり、相手のパスカットをして味方に繋げるというところは凄く出してくれたと思います。ただ、攻撃面のところには成長の余地があると言いますか、まだまだやれると思うので今後に期待しています。
――サイドを何度も駆け上がり決定機を演出しました
自分のストロングを活かせるシーンを何度か見せられたのでそれは良かったです。欲を言えば、追加点を奪えていればなお良かったかなと思います。
――前回出場した甲府戦より積極的に攻め上がった理由は?
甲府戦は今シーズンリーグ戦初先発で、この年ながら多少の緊張もあり、自分の責任というか、自分に課された役割を全うしようという思いが強くて、自我を押し殺している部分が多くありました。その反省ではないですけど、今回はできるだけ自分のストロングをアピールしていきたいという思いはありました。
――リーグ前半戦はなかなか出場機会がありませんでした
いつチャンスが来るかは分からないですし、それに向けて腐ることなく、コツコツとやるだけかなと僕は思っていました。それはハチくん(八田直樹)だったりの姿を見て学んできたことです。そこの気持ちは切らさずやっていたので、いまコンディションが上がってきているのかなと思います。
――前後半とも、途中から相手にペースを明け渡してしまいました
前半30分くらいまでは自分たちが主導権を握ってボールを動かしながら、人も動くというビルドアップができていたと思います。ただそこから少しずつ一人ひとりの動きが無くなってしまったり、個人技頼りなボールポゼッションになってしまったので、そこが押し込まれた要因かなと思います。キツイときこそ、2m、3m、5m、一人ひとりが動く必要があったと思います。
――守備ブロックを速く組むことで、相手がボールを握る時間が長くなっている印象があります
僕としては相手にボールを握られる展開は本望ではなく、前回の甲府戦みたいになるべく自分たちがボールを握ってゲームを支配したいと思っています。とはいえ、前半の中で守備のやり方、スライドだったりは修正できなかったので、ある程度は割り切って相手に持たせても仕方ないという部分はあったかなと思います。ただその中でもハーフタイムに修正することで、体力的な問題もありましたけど、後半は持たれるというより持たせるというような守備がある程度はできたかなと思います。
――試合を振り返って
良い入りをして、2-0までは良かったのですが、そのあとは相手にボールを握られる時間が多かったですし、決定機も作られてしまったので、まだまだチームとして成長しなくてはいけないなと感じています。
――前半には少し守備が乱れたところから相手に攻撃を受けた中で、チームを救うセービングもありました
(鈴木)海音だと思うのですが最低限ファーのコースを切ってくれたこともあって、しっかり対応することができたかなとは思います。
――後半は危ない場面もありましたが、集中して守り切れた、勝ち切れた要因は?
僕もディフェンスラインだったりボランチの選手たちに常に声を掛けていましたし、ディフェンスの選手も前の選手に声を掛けてということをみんなでやったことが、1失点はしてしまいましたが、最後勝ち切れたことに繋がったのかなと思います。
――連戦でメンバーが大幅に変わりましたが、その中で三浦選手はゴールマウスに立ち続けています
僕がジュビロを昇格させるという気持ちは強いですし、そのためにもプレーだったり声で示していかないといけないので、そういうところは引き続き身を引き締めてやっていきたいです。
――公式戦8試合負けがないですが、今後の戦いに向けて
しっかり戦っていきたいですし、負け試合で引き分けというのは良いと思うのですが、勝ち試合で引き分けというのは無くして、一つずつ勝っていけるように試合に臨んでいきます。
――先制点の場面を振り返って
勝利のために重要なゴールだったと思います。そのあとも追加点は入りましたが、何とか自分のゴールで勝利をもぎ取れたことは良かったですし、これでまた次の試合に向けて集中して準備ができます。
――ここ2試合は先制されて苦しい展開になっていた中で、今日は早い時間帯に先制することができました
そうですね。どんな試合でも先制すると、そこで落ち着いて試合運びができて、2点目を狙えると。今日もそういう展開で比較的スムーズに試合が運べたと思います。最後は相手の攻撃を受けて危ない場面もありましたが、勝ち切ることができました。
――セットプレーの場面について、遠藤選手から素晴らしいボールが何度も来たと思います
本当に遠藤選手が良いところに蹴ってくれるので、自分は自分が入るべきところに入るだけでした。先制の場面は、上手くお互いが合ったところで本当にきれいに決まりましたし、自分でも良いゴールだったと思います。
――PKに向かうとき、山田選手とどんな言葉のやり取りがあったのですか?
多分(山田)大記さんは自分で蹴ろうとしていて、俺が譲るだろうと思っていたと思うんですけど、今日は点を取りたくて自信があったので、「今日は蹴ります」と伝えました。
――それは自分で獲得したPKだからということもあったのでしょうか?
そうですね。天皇杯で1回自分が獲得したPKを譲っていて、自分で蹴っておけば良かったなと歯痒かったので、今日は蹴りました。
――蹴るコースはどのように決めましたか?
色々考えたのですが、後悔しない蹴り方にしようというのはあって。高校の最後で外してから一度も公式戦では蹴っていなかったので逆に自信を持てたというか、選手権のときに比べれば「緊張せんやろ」みたいな感じで、強気に蹴れましたね。
――ゴール後は喜びを爆発させていました
PKですけど1点欲しかったので、これから点を重ねていくきっかけとしては良かったかなと思います。
――試合全体としては良い時間帯に先制しましたが、そのあと停滞した時間帯もありました
内容的には自分も当然満足できる内容ではなかったですし、まだまだという印象が強い試合でした。難しい展開が多かったですし、自分も致命的なミスがありましたし、まだまだだなという印象です。
――雨でやりにくい場面もあったのでは?
雨の方が本当の技術が出ると思っているので、それは全然気にしていなかったです。ただ自分の武器、チャンスメイクというシーンが今日は少なかったですし、試合としても見劣りすると言いますか、自分のプレーでもっと観客を楽しませるとか、チームを活気付けるプレーがあまり出せなかったというのはこれからの伸びしろだなと思います。
――次節以降に向けて
今日みたいな展開でも勝ち切ることが昇格に向けては大事ですし、勝ちながら反省してしっかり成長していって、スタメンに名を連ねられるようにしていきたいです。後半戦は自分がこのチームの得点源になれるようにと常々思っていますし、勝ち癖を付けることが大事だと思うので、こういう試合から連勝を重ねていって、上位チームにプレッシャーをかけられるようにしていきたいです。
――まずは試合を振り返って
良い入りができたかなと思いますし、先制してある程度自分たちが狙いとしていたことが前半の最初の方はできていたと思います。最後はちょっと危ない場面はありましたけど、全体的にチャンスも多く作れていたと思うので、良いゲームができたかなと思います。
――久々の長時間の出場でしたが自身のコンディションは?
ここ最近コンディションは良かったので、ただ暑さとか色々ありますし、監督が判断することですけど、常に良い準備はできていたと思います。今日のゲームも最初涼しかったですし、ゲーム展開など色々考慮して80分くらいまで出たと思います。常に良い準備をして臨んでいるので、90分出られればそれが一番良いですけど、コンディションをもっと上げていきながら、今日くらい出られたら嬉しいなと思います。
――先制点をアシストしたCKのシーンを振り返って
僕は良いボールを配球するだけで、あとは中で合わせる選手とタイミングだけなので、ボールも良かったと思いますし、ラッソ(ファビアン ゴンザレス)も良いところに入ってきてくれていたとは思うので、良いゴールだったと思います。
――セットプレーでの得点数が増えることで、より勝利に近付いていきます
そうですね。セットプレーでゴールを奪えるチーム、劣勢の中でも点が取れるチームは相手にとっては嫌だと思うので、セットプレーからもっとゴールを増やして相手に脅威を与えていければと思います。今日はフリーキックがほぼ無かったですけど、コーナーはそこそこの本数があったので、常に得点の匂いがするようなボールを蹴っていければと思いますし、あとは中の選手が迫力を持って合わせに行ってくれたらもっと得点が増える可能性があるので、その辺はトレーニングからしっかりやっていきたいと思います。
――苦しい試合を勝ち切りましたが、次節以降への意気込みを
目の前の試合に全力でぶつかっていくだけですし、上との差も徐々に縮まってきています。チームも良い雰囲気です。これから昇格争いだったり、降格争いのチームと対戦することがでてきますが、どんな相手であれ今日のように先手を取ってできる限り優位に試合を進めていきながら勝点3を積み重ねて、全員で勝ちを拾っていきたいと思います。これからさらに暑くなりますが、コンディションだけは落とさないように全員気を付けてやっていければと思います。
――ここ3試合は先発メンバーを大幅に入れ替えて負けなしです。チームの選手層の厚さをどう感じていますか?
夏場の連戦はどうしても11人、あるいは15~16人だけでは回せないので、今日みたいにほぼメンバーが入れ替わった中でも勝利を掴めたのは監督にとっては嬉しいことだと思いますし、チャンスを活かすために全員が全力でプレーした結果だと思います。甲府戦、大分戦と勝てそうで引き分けてしまったので、今日先発で出たメンバーは相当高いモチベーションで臨んでいたと思いますし、監督が信頼して出してくれたメンバーだと思うので、その期待に応えられて良かったです。監督が先発メンバーを迷うようなチーム状況になりつつあると思うので、選手層が厚いかどうかは分かりませんが、そういう風に見られるように僕らも頑張っていければ良いかなと思います。
――試合の総括
前半の半分、後半の半分、それは終わりの方ですね、立ち上がりではなくて。そこは攻守でチームとしての狙いをやれてるんじゃないかなと。ただ相手がちょっと疲れた状態でやれるようではやはり下の順位にいるのかなと思いますし、相手がまだ元気なときにも攻守にやれれば、もう少し勝点も取れるだろうし、順位も上がっていくだろうと。まったくやれないことはないと思うのでトレーニングしていきますけど、ミスは必ずあるので、そのミスを2人目、3人目がカバーしてあげれば失点も無くなるだろうし、攻撃もまた良い形で繋ぐことができると思います。チームが安定するには、後ろの選手たちが安定しないとなかなか難しいです。センターバックやゴールキーパー、このあたりがもう少しどっしり構えることができればと。庄司はこの2試合はピリッとしだしたので、何とか今日半分は戦えたんじゃないかなと思います。セットプレーのところはやられ方が同じなので、トレーニングはしていますけど、やられる人が同じではなかなか難しいので、セットプレーを与えないようにするしかないのかなと。またすぐゲームがあるので、コンディションを整えてやっていきます。
本日の受賞選手 |
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浜松いわた信用金庫 マン・オブ・ザ・マッチ 協力:浜松いわた信用金庫 |
古川 陽介選手 |