2023年 試合速報
明治安田J2 第2節 vs. レノファ山口FC
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佐藤 謙介
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鈴木 雄斗
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高橋 秀典
佐藤 謙介
野寄 和哉
吉岡 雅和
田中 稔也
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杉本 健勇
後藤 啓介
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高橋 秀典
高木 大輔
小林 成豪
松橋 優安
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山田 大記
金子 翔太
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針谷 岳晃
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伊藤 槙人
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高木 大輔
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ドゥドゥ
大津 祐樹
針谷 岳晃
上原 力也
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
みらスタ | 2/26(日) | 13:15 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝 | 猿澤 茂 | 高崎 航地 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 篠藤 巧 | 鶴岡 泰樹 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
10.7度 | 34% | 石丸 秀平 | 河村 邦俊 |
10 | シュート | 11 |
7 | ゴールキック | 7 |
10 | コーナーキック | 3 |
6 | 直接FK | 15 |
5 | 間接FK | 2 |
5 | オフサイド | 2 |
1 | PK | 0 |
リーグ戦第2節はレノファ山口FCのホームに乗り込み、勝点3獲得を目指す。先週行われたファジアーノ岡山との開幕戦は、0-3という劣勢の中、途中出場の選手たちが追い上げムードを作り出した。後半44分には左サイドに入った松原后のアシストからルーキーの後藤啓介のプロ初ゴールが生まれ、さらにその3分後には遠藤保仁のクロスボールに再び後藤が頭で合わせて1点差に。その後も金子翔太が惜しいシュートを放つなど、チームは最後まで諦めることなく戦い抜いた。敗れはしたものの、総力を尽くして終盤に2点を返したことは、長いシーズンを戦う上でポジティブな要素の一つだ。
今日の山口戦に臨むスターティングイレブンは、GKに梶川裕嗣、DFに鈴木雄斗、伊藤槙人、リカルド グラッサ、松原后、MFに針谷岳晃、遠藤保仁、ジャーメイン良、山田大記、ドゥドゥ、FWに杉本健勇。リザーブには、前節デビュー戦で2得点を挙げた後藤や攻撃に流れをもたらした金子ら攻撃的な選手に加えて、ボランチの上原力也や育成型期限付き移籍から戻ってきたセンターバックの中川創らが控えている。
注目は、前節途中出場ながらルーキーの記念すべき初得点をお膳立てした松原。「自分たちには、仕掛けるプレーがまだまだ足りない。もっと積極的に仕掛けていく姿勢を出していきたい」と意気込む背番号4が、今日はスタートからピッチに立つ。持ち前の推進力を存分に発揮し、サイドから多くのチャンスを生み出してくれるはずだ。また、岡山戦の後半から出場し、ジュビロにリズムを生み出した遠藤や、2列目のポジションで強みを示したドゥドゥも今日はスタメンでプレーする。
対する山口は、開幕戦で大宮アルディージャから勝利を挙げている。横内監督は相手に対し、「GKも含めて後方から自分たちでボールを大事に動かしていきたいチームという印象」と言い、「自分たちとしては、守備面のところで行けるとき行かないときの判断をもう少ししっかり行い、それに対して連動していくことが重要」とポイントを挙げた。チームは前節の課題を受けて一週間攻守両面で準備してきたものを表現することで、敵地で勝利を掴み取るつもりだ。
キックオフは13:15。維新みらいふスタジアム周辺の天候は晴れ。気温は低く、まだ冬の寒さだ。
――試合の総括
試合の入りだったり、今週準備してきた守備のところは前半も後半も通して非常に選手たちはピッチで表現してくれたかなと思っています。最後の失点のシーンですが、そこは少し改善の余地があるかなと思います。ただ、最後のところでみんな身体を張って前後半ゴールを守ろうとしてくれました。結果PKになりましたが、そこに関してはある意味仕方がないと。その前のシーンで改善できるところがあるなと。攻撃もいくつか良い守備からカウンターに繋げて決定機も作りました。ただ、最後のところで決め切る力が我々にはまだ足りないなというところが正直な感想です。
――今日はボランチで遠藤選手がスタートから出場しました
最後の最後まで凄く迷いましたが、遠藤選手に関してはずっと練習でも良いプレーを見せていましたし、前節は後半からでしたが非常に持ち味を出してくれていたと。今週もやはり良い状態だったので遠藤選手をスタメンに決めました。
――ボランチでコンビを組んだ針谷選手の評価を
前節に比べて自分から凄くボールに絡むようなシーンだったり、動き出しだったりというものがあり、少し波に乗るまで時間はかかったと思いますが、そこから彼の持ち味である縦パスをつける、そしてまた動くというところはしっかりやれていたなと思っています。
――後藤選手の投入は予定通りでしたか?
2試合連続でああいう時間帯に出ると、最初から決めているのかと言われるかもしれませんが、そんなことではなくて、プレーしている選手の状態を見ながら今日も決めました。
――前節は間延びをしてしまうという課題があったと思いますが、今日の前半は特にそこに関してはしっかり改善できていたのでは?
その部分はしっかり今週取り組んできましたので、個人でプレッシャーをかけるのではなくて、チーム全体でというところは僕としても評価しています。ただ後半も同じことをやり続けたかったですし、できている時間帯もありましたが、疲労から少し間延びしてしまったという時間帯もありました。なんとかこれを90分プラスアディショナルタイムまで集中してやれるように今後は持っていきたいなと思っています。
――その分前半はボールを少し相手に持たれてしまったと思うのですが、そこは監督から見ていて持たれていたのか、持たせていたのかどちらでしょうか?
両方あると思います。やはり山口に意図的に動かされて持たれたシーンもありますし、行かないときは行かないという判断のもと持たれても良いという場所であったりは、我々が意図したところもありました。両方言えると思います。
――後半の守備に関して、何か指示を出して前半と変えたところはありますか?
多少疲労からスライドが遅れてくるようになったとき、近い人に付いて行くという作業もしていかなくてはいけないと。遅れているのに無理矢理スライドをして相手にギャップを与えるというよりも…ということは選手の中でも判断していると思いますし、僕もトレーニングの中で色々な状況があるので、そういうときは人に(付いて行く)ということも言っています。そこは選手が本当に良い判断をしてくれたかなと思っています。
――今日は先発出場でしたが、どんな思いで試合に入りましたか?
特にいつもと変わらずです。経験はあるので、いつもと変わらない気持ちでやるべきことをやろうという感じでした。
――試合を終えた率直な感想を
得点を取る局面を作り出すという部分ではまだまだかなと思います。セットプレーで取れたことはプラスだと思いますが、自分ももう少しクロスだったり、そういう場面を作り出していきたかったです。
――惜しいクロスも何本かありましたが、得点を増やすために必要なことは?
自分がクロスを上げるときに中に動きがもうちょっとあった方が良いと思うので、そこはコミュニケーションを取りながらやっていきたいです。
――個人としてはさらにどんな部分のパフォーマンスを上げていきたいですか?
もっともっと球際だったり、そういったところで戦ってチームを引っ張っていけるように、高い位置で受けたらクロスで終わったりとか、アシストで終われる場面を増やしていきたいと思います。
――苦しい船出となりましたが、巻き返しのためにはどんなことが必要だと思いますか?
我慢できる部分はできていると思うので、あと少しだと思うので、そこをもうちょっと擦り合わせていければ勝点は拾っていけると思います。
――まずは今の心境を
勝ち切りたかったですね。
――ゴールシーンを振り返って
本来僕はファーサイドに入る予定だったのですが、(杉本)健勇君が「ファーに来そうだ」ということで、蹴る寸前にポジションチェンジして、良いボールが来たので上手く入ってくれて良かったかなと思います。
――右サイドバックとして2試合目ですが、個人として改善が見られた部分は?
色々ありますけど、開幕戦よりはもっともっと前に出て行こうとか、ゴールに絡むプレーをもっと増やしていかないと脅威になれないと思っていました。後半は先制したあとだったので、タイミングを見極めながらという感じにはなりましたが、前半はあとちょっとという場面がいっぱいあったので、そこはもっと良くなるかなと思います。
――プレスのかけ方など、チームとしても開幕戦から改善が見られる部分も多くありました
ある程度スタート位置などはみんなで統一して、前から行けるときは行きますし、ダメなときにみんなでバラバラになって行かないとか、当たり前のことですけど、その辺りのコミュニケーションは良かったかなと思います。ただプレスのタイミングだけではなく、誰がゴーをかけるか、ゴーがかかったあとの圧力、そういうところもまだまだ足りていないと思います。
――プレスのスタート位置が開幕戦より下がった反面、前に出て行きづらい場面もあったと思いますが、プレーしていてどのように感じていましたか?
山口さんが無理をせずボールを回していましたが、あそこで上手いこと引っかけられたらもっともっと出ていくチャンスがあっただろうし、開幕戦はそこで行き過ぎたから裏返されてカウンターを受けるという場面があったので、そこに関しては、僕は全然ポジティブだなと思います。
――今後の戦いに向けた課題を
今日は失点シーンの前からちょっとずつスペースを相手に与えていましたし、危険なパスを出せる相手のボールホルダーにもっと行かないといけないとか、ブロックを組んで終わりではなくて、そこからもっと行ったり、ラインを上下動する作業を90分やれないといけないと思います。今日はああいう形で失点しましたが、もっとやられてもおかしくない場面がいっぱいあったので、そこは積み上げていかないといけないと思います。
――ジュビロ加入後、リーグ戦は初のスタメンでした
リーグ戦初先発ということで、出場できたことに対しては非常に嬉しく思っています。監督から言われたことをしっかりやろうと思ってピッチに立ちました。守備はしっかりマークすること、ボールを自分たちが持ったときはしっかりとパスを回してチャンスを作る、そういうことを意識しました。かなり勝利に近いところまで行っていたのですが、同点という結果に終わってしまい、非常に悔しいですし残念です。
――攻撃面で手応えを得た部分はありますか?
自分も攻撃に参加して、何度かチャンスを作れたことは今日の試合からポジティブにとれることだと思います。残念ながら同点には追い付かれましたが、こういった良いチームを相手にアウェイで1ポイント取れたことは前向きにとらえたいと思います。
――次のホーム山形戦に向けて
この1週間しっかりと練習して、次は必ず勝利をと思っています。勝利することによってJ1への道は開けます。ポジティブな気持ちでまた明日からトレーニングに励みたいです。
――今日の試合を振り返って
前半は多少押されると言いますか、ボールは支配されていましたが、我慢強く大きく崩れること無く先に点を取ることができました。後半も同じような展開でしたが、しっかりと守り切るというチームとしての意思統一はできていたと思います。最後に少し一発で裏を取られてPKになりましたけど、全体的に見たら勝点1を拾ったかなというゲームでもあるとは思います。もっと改善するところもありますし、できればもう少し攻撃的に行ければ良いかなと思います。
――得点に結び付いたFKの場面は、鈴木雄斗選手を狙ったキックだったのでしょうか?
誰かというよりはあの辺を、という感じだったので、雄斗も上手く入って来てくれたと思いますし、中とのタイミングだけなので僕は良いボールを蹴るように集中して蹴っただけです。上手く合わせてくれたなと思います。
――時間帯や風について
風の影響は多少あったと思いますが、前後半で条件は一緒になるのでその辺は別に気にしていなくて、それもサッカーの一つだと思っています。ただ風上に立ったときにもう少しチャンスが作れたら良かったなと思いますけど、全体的に見れば粘ってアウェイで勝点を取ったことは前向きにとらえていきたいです。
――2試合続けてセットプレーの場面で、遠藤選手のキックから得点が生まれています。感覚的に良い感じでここまで来ているのでしょうか?
いたって普通と言えば普通ですけど、セットプレーから点が取れるのはもちろん良いことですし、シーズンを通してどのチームよりもセットプレーから取りたいと思っているので、中との関係を合わせながら、対戦相手によってやり方も変わってきますし、その辺をしっかり頭に入れながらできる限り多くの試合でセットプレーから点が取れたら良いかなと思っています。
――ボランチの針谷選手とのコンビについて
(針谷)タケちゃんとは一昨年移籍する前にもちょっと一緒にプレーして、やはり足元がうまい選手ですし、運動量もある選手なので、お互いが良い部分を引き出し合いながらやっていけたら良いかなと思っていますし、凄く多くの時間を一緒にプレーしている訳ではないですけど、タケちゃんも僕もお互い特徴は分かり合っています。あとはそれをいかにチームとして機能させられるかというのが重要なことなので、お互い良い関係を築けていると思いますし、今後もより良いものにしていけたらと思います。
――試合の総括
悔しいです。その一言です。前半終了間際のセットプレーからの失点がいらなかったかなというのもありますし、ちょっとプレッシャーの仕方を変えて後半はより前に行けたので、交代選手含めてよく戦ってくれたかなと思っています。欲を言えばホームだったので、もうひと刺しできたら良かったのですが、次の機会にということで持ち越したいかなと思っています。本当に悔しいです。ホームでたくさんサポーターの皆さんが来てくれたので、最後の最後で維新劇場を見せられなくて申し訳ないなという気持ちと、まだまだできるという気持ちと、まだまだやらなくてはいけないことがあるなというのが正直な気持ちなので、次のいわきさんもまた縦に速いですしパワーもありますし、違った意味で良い相手なので自分たちのサッカーを貫きたいなと思っています。