2017年 試合速報

J1 第2節 vs.ベガルタ仙台

ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

1 分
1 敗
1 失点
勝点 1
順位 14

0
  • 0
  • 0

  • 0
  • 1

1
vegalta
vegalta

2 勝
2 得点
勝点 6
順位 4

前半 ハーフタイム 後半
川辺 駿
上田 康太
24分
26分
梁 勇基
西村 拓真
29分
奥埜 博亮
32分
平岡 康裕
増嶋 竜也
川又 堅碁
松本 昌也
34分
太田 吉彰
松浦 拓弥
39分
48分
奥埜 博亮
藤村 慶太
21
カミンスキー
3
大井 健太郎
35
森下 俊
8
ムサエフ
9
太田 吉彰
10
中村 俊輔
13
宮崎 智彦
15
アダイウトン
23
山本 康裕
40
川辺 駿
20
川又 堅碁
SUB
1
八田 直樹
5
櫻内 渚
33
藤田 義明
7
上田 康太
11
松浦 拓弥
14
松本 昌也
16
齊藤 和樹
監督
名波 浩
21
関 憲太郎
5
石川 直樹
13
平岡 康裕
25
菅井 直樹
27
大岩 一貴
2
永戸 勝也
10
梁 勇基
17
富田 晋伍
18
三田 啓貴
7
奥埜 博亮
11
石原 直樹
SUB
1
シュミット ダニエル
4
蜂須賀 孝治
50
増嶋 竜也
26
藤村 慶太
31
茂木 駿佑
8
野沢 拓也
30
西村 拓真
監督
渡邉 晋

14554
スタジアム名 試合日 キックオフ
ヤマハスタジアム 3/4(土) 15:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、水含み 中村 祐 西村 雄一
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 唐紙 学志 川崎 秋仁
気温 湿度 第4の審判員 記録員
17.5度 21% 野田 祐樹 花澤 秀登
10 シュート 10
11 ゴールキック 10
10 コーナーキック 6
6 直接FK 11
1 間接FK 1
1 オフサイド 1
0 PK 0

2017年シーズン、ホーム開幕戦がいよいよキックオフを迎える。

今日の試合、ジュビロの予想フォーメーションは【4-2-3-1】。前節とスターティングメンバーに変更はなく、GKにカミンスキー、最終ラインは右から山本康裕、大井健太郎、森下俊、宮崎智彦。ダブルボランチに、ムサエフと川辺駿。中盤2列目右サイドから、太田吉彰、中村俊輔、アダイウトン。ワントップに川又堅碁という並びが予想される。

前節のセレッソ大阪戦は、チームキャプテンの大井を中心に安定した守備で相手に得点を許さずスコアレスドロー。勝点1を磐田に持ち帰った。今週のトレーニングは攻撃面に重点を置き、選手間のコンビネーションのすり合わせを入念に行ってきた。その成果を、今日はヤマハスタジアムで見せてくれるはずだ。

対するベガルタ仙台の予想フォーメーションは【3-4-2-1】。GKに関憲太郎、最終ラインは右から大岩一貴、平岡康裕、石川直樹。ダブルボランチに、富田晋伍と三田啓貴。中盤右ワイドに菅井直樹、左に永戸勝也。2シャドーに梁勇基と奥埜博亮。ワントップに石原直樹という並びか。

仙台は今シーズンより3バックの新布陣を用いている。前節は試合終盤に石原の決勝ゴールが決まり、1対0で完封勝利。攻守ともに手ごたえを持って磐田に乗り込んでくるはずだ。昨季はリーグ戦2戦2勝の仙台に対し、ジュビロとしてはいかに相手の3バックの両サイドを突いた攻撃ができるかが、試合のカギを握りそうだ。

キックオフはこのあと15時。試合前からヤマハスタジアムには大勢のサックスブルーサポーターが訪れ、盛り上がりを見せている。天候は晴れ。ホームの大歓声を味方に、勝点3を掴みに行く。

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名波 浩 監督

―― 試合の総括
前半は前節の課題であった前への推進力、意識というものが非常に出ていて、良かったのではないかと思いますが、フィニッシュのところ、特にボックス内の落ち着きが無くて。枠内シュートを意識しようと言っていたのですが、そこ以外は我々が完全に主導権を握っていたのかなと思います。ただ前半の、本当に最後の最後で危ないシーンがあって、あの辺りから相手にスイッチが入った感じになってしまいました。あとはうちの前線の動き出しが少し無くなったのと、60分前後から(パスを)受けて考える選手が増えてきて、ワンタッチ、ツータッチのリズムが無くなってきたところを、押し込まれたかなと。
失点の場面での相手のシュートは素晴らしかったと思うのですが、あのシーンもフリーキックからですし、セカンドボールに対し(ジュビロは)人数も揃っていましたし、もう少しシュートブロックに行けたのではないかと。一番納得がいかないのは、失点後にリズムが変わらない、テンポが変わらない、人を変えても何も起きないという、そこは重大な課題だと思いますし、パスを出したときに、受け手が相手を背負っていても「危ないぞ」という声かけが無かったり、受け手と出し手のイメージが共有されていないことが多々あって、その辺りが勝点を失った大きな原因だと思います。ただ、まだ2試合目なので下を向かずにやっていこうと選手には言いました。

―― 前半、前への推進力が出た理由は
一番大きいのはサイドバックが高い位置を取ろうという意識が非常にあって、(山本)康裕もミヤ(宮崎)もタイミング良く出て行こうという気構えが強かったと思うので、その前にいる太田、アダイウトンが思い切った飛び出しやカットインが出来たのだと思います。そういったように両サイドとも連動が出来ていたのが(推進力に)繋がったと思います。ただ、後半はそうした動きがほぼ無くなったので、そこは残念なところです。

上田 康太 選手

上田 康太 セレッソ戦よりも前に前にという気持ちを皆が強く持って臨みました。
それがピッチで出せていた時間帯もあったと思うのですが、90分間出来なかったということが悔しいです。途中出場の場面では、前になかなか入って行くことが出来ていなかったので、縦にボールをつけることと、前でボールを取られた後の切り替えを速くすることを意識してピッチに入りました。試合前から、相手の3バックのサイドの空いたスペースを突いていこうと話していました。前半は上手くそこを使えていた部分もあったと思うのですが、後半少し間延びしてしまって、なかなかセカンドボールを拾えなくなってしまったかなと思います。自分としては、(セットプレーのこぼれ球など)ああいう少ないチャンスでしっかりシュートを枠に入れていかないといけないですし、それはチームとしてもそうですし、もちろん個人としてはもっともっとそういうところを努力していかないといけないなと。チャンスを増やすという意味でも、枠内シュートをしっかり意識して打てるようにしたいです。

宮崎 智彦 選手

宮崎 智彦 MF13 宮崎智彦
ホームで負けてしまったことは残念ですが、まだ残り32試合で取り返すチャンスがあります。下を向かずに前を向いていきたいと思います。前節の反省も含めて、練習から、もう少し攻撃的に行くこと、そして仙台の3枚の脇のスペースが空くということで、サイドバックとサイドハーフが関わりながら崩していくことを意識していました。前半はそこを上手く出せたので良かったかなと思いますが、後半は少し相手が出てきたところを、自分たちもそのペースに合わせてしまったかなと。そこは反省しないといけないと思っています。ゲームの中で、気づいてコントロールして、声を掛け合ってやっていかないといけません。自分自身、もっともっとボールに絡まないといけないと思いますし、もう少しゲームを全体的にコントロール出来るように、攻撃にも積極的に参加して、ディフェンスにも貢献して、上手くサイドで主導権を握ることができればと。バランスを崩さないように、サイドからもしっかり声をかけてコントロールしていきたいと思います。

アダイウトン 選手

アダイウトン MF15 アダイウトン
また明日からの練習で、しっかりコミュニケーションをとりながら、細かい部分を合わせていきたいですし、クロスの質やラストパスの質をもう少し良くしていかないと、ネットを揺らすことはできません。そこはしっかりと話し合って意識して練習していけば、必ず次節に結果がついてくると思っています。今日はたくさんのサポーターの方々に来ていただいたにも関わらず、こういう形になってしまってとても申し訳なく思っています。ただ我々は頭を下げるつもりは一切ないですし、皆さんも我々と一緒に戦っていただければと思います。本当にサポーターの方々には感謝しかありません。

川辺 駿 選手

川辺 駿 前半は前節に比べて良い形を作ることが出来ていたと思うのですが、それを後半も続けたかったです。自分自身、高い位置をとることを心がけました。前半に関しては、後ろの選手も前線に縦パスをつけてくれることが多かったので、自分としても良い形が増えましたし、奪ってからのショートカウンターも相手にとっては嫌だったと思うので、そこは良かった部分だと思います。ホーム開幕戦で勝てなかったことはとても残念ですが、これからまだまだシーズンは続きます。できるだけ早く勝点3を取って次に進みたいです。

ベガルタ仙台 渡邉晋監督
 

今年初めてのアウェイゲームということで、意外と仙台からだと行きづらい静岡なのですが、たくさんのサポーターに集まっていただき我々を後押ししてくれたことに、この場を借りて感謝します。開幕戦以上に難しいゲームになるというのは、選手に話をしていました。その中で我慢比べだと。ホームで勝ちたいのは磐田さんの方だと思うので、我々ももちろん勝点3が欲しいですけど、いかに我々が焦れずに我慢できるか、そうすることでホームの磐田さんが色々な手を施してきたときに隙が生まれるよ、というようなゲームプランの話をして選手を送り出しました。実際、前半も我々がボールを保持する時間帯の方が多分長かったとは思うのですが、ピンチらしいピンチというのもカウンターとリスタートくらいだったと思うので、そういった我慢比べという部分では守備において、非常に粘り強さを発揮してくれたと思います。アタックのところでは、もう少しクオリティを高めればシンプルに裏をとれているシーンというのはたくさんあったので、そこはまたひとつ課題が見つかったかなと思っています。それを通せるようになると、今度はアタックでももっともっと優勢を保てると今日のゲームで改めて認識できたので、そのあたりをまた突き詰めて、今後のゲームに繋げていきたいと思います。