2015年 試合速報

2015 J2リーグ 40節 vs.V・ファーレン長崎

ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

22 勝
9 分
8 敗
66 得点
40 失点
勝点 75
順位 2

4
  • 2
  • 1

  • 2
  • 1

2
v-varen
v-varen

14 勝
15 分
10 敗
37 得点
27 失点
勝点 57
順位 6

前半
3分
黒木 聖仁
森島 康仁
7分
アダイウトン
17分
ハーフタイム
三鬼 海
前田 悠佑
後半
7分
上形 洋介
イ ヨンジェ
太田 吉彰
13分
森島 康仁
中村 祐輝
19分
22分
井上 裕大
北川 滉平
24分
古部 健太
川辺 駿
田中 裕人
33分
宮崎 智彦
45分
アダイウトン
松井 大輔
48分
21
カミンスキー
13
宮崎 智彦
19
伊野波 雅彦
25
櫻内 渚
33
藤田 義明
4
小林 祐希
7
上田 康太
9
太田 吉彰
15
アダイウトン
40
川辺 駿
20
森島 康仁
SUB
1
八田 直樹
5
駒野 友一
14
坪内 秀介
6
田中 裕人
11
松浦 拓弥
22
松井 大輔
34
中村 祐輝
監督
名波 浩
1
大久保 択生
4
髙杉 亮太
17
古部 健太
39
高橋 祐太郎
11
神崎 大輔
18
佐藤 洸一
20
黒木 聖仁
22
井上 裕大
23
梶川 諒太
24
三鬼 海
13
上形 洋介
SUB
43
植草 裕樹
5
石神 直哉
6
前田 悠佑
14
東 浩史
25
北川 滉平
29
碓井 鉄平
27
イ ヨンジェ
監督
高木 琢也

10,764
スタジアム名 試合日 キックオフ
ヤマハスタジアム 11/8(日) 13:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、水含み 高橋 信光 廣瀬 格
天候 試合時間 副審 副審
雨のち曇り 90分 竹田 和雄 木川田 博信
気温 湿度 第4の審判員 記録員
18.6度 86% 篠藤 巧 花澤 秀登
13 シュート 9
9 ゴールキック 11
5 コーナーキック 4
21 直接FK 14
4 間接FK 1
4 オフサイド 1
0 PK 0

3試合ぶりのホームゲーム。今季初の4連勝となるか。

スタメン発表を踏まえ、ジュビロ磐田の布陣フォーメーションは[4-2-3-1]。GKはカミンスキー。最終ライン右から櫻内 渚、伊野波雅彦、藤田義明、宮崎智彦。ダブルボランチに上田康太と川辺 駿。中盤2列目右から太田吉彰、小林祐希、アダイウトン。1トップに森島康仁という並びか。
櫻内 渚が2試合ぶり、藤田義明が5試合ぶり、森島康仁が6試合ぶりのスタメンとなる。

対するV・ファーレン長崎の予想フォーメーションは[3-6-1]。GKは大久保 択生。3バック右から高橋 祐太郎、髙杉亮太、古部健太。ダブルボランチに黒木聖仁と井上裕大。中盤の右アウトサイドに三鬼 海、同左に神崎大輔。トップ下に佐藤洸一と梶川諒太。1トップに上形洋介という並びか。

V・ファーレン長崎は今季ここまで14勝15分10敗。勝点57の6位。前節はアウェイで大宮アルディージャと対戦し、1-2で敗れている。

試合会場はヤマハスタジアム。
天候は雨。
キックオフは13時。

前半1分、長崎ボールで前半キックオフ。天候は弱い雨。ピッチ上空に弱く、巻くような風が吹く。
前半1分、長崎、敵陣左サイドから攻撃し、クロス。これに上形洋介が走り込むが、伊野波雅彦が大きくクリアした。
前半2分、ジュビロの布陣は[4-2-3-1]。GKはカミンスキー。最終ライン右から櫻内 渚、伊野波雅彦、藤田義明、宮崎智彦。ダブルボランチに上田康太(キャプテン)と川辺 駿。中盤2列目右から太田吉彰、小林祐希、アダイウトン。1トップに森島康仁。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーはサックスブルー。
前半3分、長崎、バックスタンド側からCK、梶川諒太が右足でキック。これをゴール正面の黒木聖仁に頭で押し込まれた。【0-1】
前半5分、ジュビロ、敵陣右サイドから攻撃し、最後はクロス。これに森島康仁が走り込むが、長崎にブロックされ、大久保 択生にキャッチされた。
前半6分、長崎の布陣は[3-6-1]。GKは大久保 択生。3バック右から高橋 祐太郎、髙杉亮太(キャプテン)、古部健太。ダブルボランチに黒木聖仁と井上裕大。中盤の右アウトサイドに三鬼 海、同左に神崎大輔。トップ下に佐藤洸一と梶川諒太。1トップに上形洋介。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーは白/グレー。
前半7分、ジュビロに同点ゴール。自陣の伊野波 雅彦が前線にロングキック。これを森島康仁が胸でコントロールし、川辺 駿へパス。川辺 駿がドリブルで縦にボールを運び、スルーパス。左サイドのアダイウトンがこれを受け、クロス。最後はエリア内の森島康仁が左足で押し込んだ。【1-1】
前半9分、長崎に決定機。敵陣右サイドの三鬼 海がドリブルからクロス。これをファーサイドの神崎大輔がフリーで合わせるが、シュートは枠の上。
前半10分、風は弱く、ジュビロにとっては向かい風。
前半11分、ジュビロ、自陣右サイドの櫻内 渚が左サイドへ大きく展開。これを受けたアダイウトンがドリブルが縦パスを狙うが、これは長崎にカットされた。
前半12分、ジュビロ、敵陣左サイドの高い位置でボールを受けたアダイウトンがクロス。エリア内の森島康仁を狙うが、これは長崎にブロックされ、長崎のゴールキックに。
前半13分、ジュビロ、敵陣で小林祐希、森島康仁とつなぎ、左サイドへ展開。最後はアダイウトンがドリブルを仕掛けるが、これは長崎にカットされた。
前半14分、長崎、敵陣左サイドのスペースに神崎大輔が走り込むが、これはオフサイドの判定。
前半15分、長崎に決定機。敵陣右サイドから高橋 祐太郎が右足でクロス。このこぼれ球に反応したエリア内の井上裕大が右足でシュート。これは枠の横に外れた。
前半17分、ジュビロにゴール。敵陣右サイドでFKを獲得。上田康太が素早くリスタートし、ゴール前へ浮きパスを出す。これに反応したアダイウトンがエリア内でフリーとなり、頭で押し込んだ。【2-1】
前半20分、ジュビロにチャンス。敵陣右サイドの深い位置でスルーパスを受けた太田吉彰が右足でクロス。これに森島康仁が飛び込むが、大久保 択生にパンチングでクリアされた。
前半22分、ジュビロのボール保持の時間が徐々に増えてきた。
前半23分、ジュビロ、敵陣右サイドの高い位置へ走り込んだ太田吉彰がファウルを受け、FKを獲得。これを上田康太がキック。ゴール前に合わせる。一度は長崎にクリアされるが、こぼれ球をゴール正面で拾った川辺 駿が右足でミドルシュート。これは長崎にブロックされ、ジュビロのCKに。
前半24分、ジュビロ、CK、バックスタンド側から上田康太がキック。変化をつけ、マイナス方向に浮きパス。これに反応したゴール正面の川辺 駿が右足でダイレクトボレーを打つが、強くミートできず。そのこぼれ球をつなぎ、最後は川辺 駿が右足でミドルシュートを打つが、これは枠の上に外れた。
前半26分、ジュビロのゴールキックとなった瞬間、ベンチ前の名波 浩監督が森島康仁を呼び寄せ、指示を出していた。
前半27分、長崎、敵陣右サイドでのコンタクトプレーで井上裕大にイエローカード。
前半28分、ジュビロにチャンス。自陣でボールをカットし、カウンター。小林祐希のパスを敵陣左サイドの高い位置でアダイウトンが受け、ドリブル。そして、右足でシュートを打つが、これは長崎にブロックされた。
前半30分、ジュビロ、中盤の中央の小林祐希が右サイドへ展開。これを受けた太田吉彰とパス交換した小林祐希が右サイドからクロス。これは長崎にクリアされた。
前半31分、長崎、ジュビロのDFラインの背後にスルーパス。これは長く、カミンスキーがキャッチした。伊野波雅彦と藤田義明がDFラインを上手くコントロールし、高い位置にキープしている。
前半33分、ジュビロ、敵陣右サイドでFKを獲得。これを上田康太がキック。ゴール前に合わせる。このこぼれ球をゴール正面で拾った川辺 駿がシュートを打つと見せかけて、右サイドへパス。このパスを受けた太田吉彰が右足でシュート。これは長崎にブロックされた。さらにこぼれ球を拾った藤田義明が右サイドから右足でクロス。これは大久保 択生にキャッチされた。
前半34分、ジュビロ、自陣左サイドの宮崎智彦が縦にロングキック。これを森島康仁が競るが、オフサイドの判定。
前半35分、ジュビロ、長崎の攻撃をカットし、左サイドへ展開。これを受けたアダイウトンがドリブルで高橋 祐太郎をかわし、右足でロングシュート。これは大久保 択生にキャッチされた。
前半37分、ジュビロ、宮崎智彦のクロスからCKを獲得。メインスタンド側から太田吉彰がキック。ニアサイドを狙うが、これは長崎にクリアされた。
前半39分、長崎、敵陣右サイドへロングキック。これは宮崎智彦がヘディングでクリアした。
前半42分、長崎、敵陣右サイドの高い位置からスローイン。これは川辺 駿と宮崎智彦が連動して対応し、宮崎智彦がクリア。
前半44分、ジュビロ、敵陣で短いパスをつなぎ、最後は敵陣左サイドの高い位置に飛び出した川辺 駿がアダイウトンのパスを受け、クロス。これは長崎にクリアされ、ジュビロのスローインに。
前半44分、ジュビロ、敵陣左サイドからのスローインをつなぎ、最後はアダイウトンが右足でクロス。これに森島康仁が飛び込むが、大久保 択生にキャッチされた。
前半45分、長崎、敵陣でのFKをつなぎ、最後は左サイドの黒木聖仁がクロス。これはカミンスキーがキャッチした。前半のアディショナルタイムは1分。
前半アディショナルタイム2分、中盤でボールを競り合ったところで、前半終了のホイッスル。【2-1】
後半1分、ジュビロボールで後半キックオフ。
後半1分、長崎はハーフタイムに選手交代。三鬼 海に代わり前田悠佑を投入。
後半2分、ジュビロ、敵陣左サイドのアダイウトンがドリブルでインサイドへ切れ込むが、これは長崎にクリアされた。
後半3分、後半、ジュビロにとっては追い風。雨はほぼ止んでいる。
後半5分、ジュビロ、自陣右サイドの櫻内 渚が縦パス。太田吉彰を狙うが、これは長崎にクリアされた。
後半5分、ジュビロ、敵陣左サイドのアダイウトンがドリブルでインサイドへカットイン。そして、右足でシュート。強烈なシュートだったが、これは枠の横。
後半7分、長崎、イ ヨンジェがスタンバイ。
後半7分、長崎、選手交代、上形洋介に代わりにイ ヨンジェを投入。
後半9分、長崎、敵陣右サイドの高い位置でFKを獲得。これを梶川諒太が右足でキック。ゴール前に合わせてきたが、これはジュビロがクリア。
後半10分、ハーフタイムコメント。ジュビロ・名波 浩監督、「積極的に、もう1点取りにいこう」、「ラインコントロールし、相手の動き出しのケアをしっかりすること」、「しぶとく、粘り強く、我慢強く戦おう」。

長崎・高木琢也監督、「チャンスは必ずあるので、そこをしっかり決めよう」、「立ち上がりをもう1回しっかりいこう」。
後半12分、長崎、DFラインの背後にイ ヨンジェが走り込むが、これはオフサイドの判定。
後半13分、ジュビロに3点目。敵陣中央で上田康太、宮崎智彦と縦につなぎ、最後はエリア内で宮崎智彦のスルーパスを受けた太田吉彰が左足で切り返し、右足でゴール。【3-1】
後半14分、長崎、ゴール正面の佐藤洸一が右足でロングシュート。これはカミンスキーの正面。
後半16分、ジュビロ、中村祐輝がスタンバイ。
後半19分、ジュビロ、選手交代、森島康仁に代わり中村祐輝を投入。スタンドから大きな拍手。
後半20分、長崎、自陣からビルドアップ。中央から右サイドへ大きく展開するが、これはジュビロがしっかり対応し、ジュビロのスローインに。ジュビロはコンパクトな陣形を維持している。
後半21分、長崎、敵陣左サイドから攻撃。最後は古部健太がクロス。これは宮崎智彦がクリアした。
後半22分、長崎、選手交代、井上裕大に代わり北川 滉平を投入。
後半23分、長崎にチャンス。ゴール前でイ ヨンジェが反転し、縦にドリブルを仕掛けるが、これは戻った上田康太がクリア。長崎のCKに。
後半24分、長崎、CK、メインスタンド側から梶川諒太が右足でキック。これをゴール正面の古部健太がヘディングで押し込んだ。【2-3】
後半26分、ジュビロ、敵陣右サイドの高い位置からFK、上田康太がゴール前に合わせるが、大久保 択生にキャッチされた。
後半27分、ジュビロに決定機。CKのこぼれ球をつなぎ、最後は川辺 駿がエリア内へスルーパス。これを受けたアダイウトンが横パス。最後はGKと1対1となった中村祐輝が右足でシュート。これをGKにブロックされるが、さらにこぼれ球を拾い右足でシュート。これは枠の横に外れた。
後半29分、長崎、前線へのロングボールをイ ヨンジェがおとし、北川滉平へパス。北川滉平が左サイドへドリブルし、クロス。これは藤田義明がクリアした。
後半31分、長崎にチャンス。エリアの外へ飛び出したカミンスキーが右足でクリア。これを中盤で拾った古部健太が右足でロングシュート。これは枠の上。
後半33分、ジュビロ、選手交代、川辺 駿に代わり田中裕人を投入。
後半34分、ジュビロ、アダイウトンのドリブルからCKを獲得。バックスタンド側から上田康太がキック。長崎にクリアされるが、このこぼれ球に反応した田中裕人が右足でミドルシュート。これは枠の上。
後半35分、長崎、自陣から前線にロングキック。これは田中裕人がヘディングでクリアした。
後半37分、ジュビロ、DFラインの藤田義明が右サイドへ展開。櫻内 渚を狙うが、パスが長く、長崎のスローインに。
後半37分、長崎、カウンター、ロングパスでDFラインの背後を一発で狙うが、これは飛び出したカミンスキーがクリア。
後半38分、長崎、敵陣右サイドでFKを獲得。梶川諒太が右足でキック。これをゴール前の高橋 祐太郎が頭で合わせるが、シュートは枠の横に外れた。
後半40分、長崎に決定機。自陣右サイドで小林祐希のパスをカットし、カウンター。最後は敵陣左サイドの北川滉平がドリブルからクロス。これをエリア内でフリーとなった古部健太が左足で合わせるが、枠の上に外れた。
後半42分、長崎、イ ヨンジェの突破からCKを獲得。バックスタンド側から梶川諒太がキック。これはジュビロがクリア。こぼれ球を長崎がつなぎ、右サイドから梶川諒太がクロス。これはそのままラインを割り、ジュビロのゴールキックに。
後半44分、ジュビロ、中村祐輝のドリブルからCKを獲得。メインスタンド側から上田康太がショートコーナー。小林祐希とパス交換するが、長崎に寄せられ、長崎のスローインに。
後半45分、ジュビロにゴール。上田康太のクリアボールに反応した宮崎智彦がゴール前でGKと1対1に。左足で冷静にゴールを決めた。【4-2】
後半45分、後半のアディショナルタイムは5分。
後半アディショナルタイム3分、ジュビロ、選手交代、アダイウトンに代わり松井大輔を投入。
後半アディショナルタイム4分、ジュビロ、田中裕人のクリアボールを前線の松井大輔がコントロールし、右サイドへ展開。これを受けた太田吉彰がドリブル突破から右足でシュート。これは長崎にブロックされた。
後半アディショナルタイム5分、ジュビロ、中盤で櫻内 渚が激しくコンタクト。ピッチに倒れ込み、その後、いったんピッチの外へ出た。
後半アディショナルタイム6分、ジュビロ、櫻内 渚が頭部にテーピングを施し、ピッチの中へ戻った。その後、長崎のゴールキックとなったところで、試合終了のホイッスル。【4-2】
名波 浩 監督

――感想
まず、ゲームの流れという観点でいくと、相手のスターティングメンバーがだいぶ変わってきたので、そこでどういったやり方をするのかと。我々に対して前がかりなのか、あるいは“後ろ体重”なのか、そのあたりの判断をキックオフ後の10分間で見極めようという中で、大宮戦とはうって変わって、非常に前に前にボールアプローチが来ました。それと、ちょっとラフですが、ロングボールを多用して、前線で起点と言うか、突破の動きを多用してきた形になって、ちょっと面をくらった中でのセットプレーからの失点でした。ただ、自分たちの技術的なミスも含まれているので、そんなに重い失点ではないのではないかという中で逆転という形で前半を終えることができました。気持ち的に立ち直った中でやれたと思います。
後半、(長崎の)押し込んでくるサイドが、前半は宮崎サイド、(櫻内)渚サイドを押し込んできたので、それもちょっとやり方が変わった中で、対応するのが難しかったですが、そこで多少バランスが崩れたところでボールを拾えていたと思います。失点の前のシーンのところでは、(上田)康太がよくゴール前に戻ってきましたし、それぞれが一番危険なエリアを抑えるという部分ではよかったのではないかと思います。1本クロスがゴールの上に外れたシーン以外は、僕自身はほぼ怖いと思ったシーンはあまりなかったなと。
最後に、長崎という守備が非常に強固な相手に対して、4点取れたことは自信になると思います。お互い様ですが、どのクラブも疲れている中で足を動かそう、声を発していこうというスタンスを90分貫き通してくれた選手たちに感謝したいと思います。

――今季、ここまで逆転勝利が多い理由は?
シュート数がリーグの中で一番多いことが顕著に表れているものだと思いますが、ゴールに向かう姿勢という部分で、ビハインドだろうが、勝ち越していようがそういうスタイルでやっていますし、それを貫き通すということは素晴らしいことだと思います。選手たちにも伝えたのですが、どのクラブもエース級(の選手)がいなければ非常に苦しいと思いますが、僕は『代わり』という言葉は使わずに、出る選手が普段通りのプレーをすればいいとミーティングでも言い続けていたので、その通りいい仕事をやってくれたと思います。

――長崎の高木監督が、磐田と長崎の差の一つとして『奪った後のファーストプレー』といった話をしていました。そのあたりのチームの評価は?
僕が監督に就任して50試合近くになるのですが、今まで対戦相手の監督に言われたことの中で、一番嬉しい褒め言葉だと思います。それはずっと言い続けてきたことですし、その質が劇的に局面を変えるということも選手たちはよく理解しているので、そういったことが素晴らしいと。あとは、それに継続、連続して、常に前向きにボールにアプローチに行けたり、相手の選択肢を消すという作業が宮崎の4点目につながっていますし、そういったものがこの終盤でたくさん表れているのは、本当に素晴らしいと思います。

――J1昇格が近づいてきましたが、試合後、選手たちにどのような言葉をかけたのですか?
大宮が引き分けたという情報が入ったので、勝点2差ということですが、もう残り12試合という時に『前しか見るな』ということは伝えています。その『前』が手が届くところに来ていて、この上昇気流を逃したら、プロスポーツ選手としてというより、人としてこれからの人生として非常にもったいないと思うので、それに目がけてやっていこうと。優勝にこだわってはいませんが、それを目がけるという部分では残り2試合で勝点6を取ろうと。

――森島選手とアダイウトン選手の評価をお願いします。
デカ(森島康仁)に関しては献身的な守備、それから前線の動き出し、ボールキープという中で、多少ロストはありましたが、イメージを持った中でのロスト、考えて考えて失ったというシーンは少なかったです。とりわけあの同点ゴールに関しては、自分のところにボールがこぼれてくるというのが、持って生まれたストライカーとしての天性、嗅覚だと思います。それをきっちりしとめてくれ、チームとして大きなゴールでした。その後、足がつるまで本当によくやってくれました。
アダ(アダイウトン)に関しては、ヴェルディ戦(前節)よりコンディションは相当悪かったのですが、ボールが入った時、入りそうな時の動き出しの質という意味では、開幕前からずっと言ってきた中で、非常に正しいポジションから出ていってくれました。高い位置で相手に捕まったという状況は、スローイン以外では、ボールを持って仕掛けた時はほとんどなかったと思います。そういう意味では我々の多少のアドバイスを自分のプレーに生かしてくれているなと。“アダイウトンの日”は“ジェイの日”、“カミックの日”に伴って作られたと思いますが、3番目ということで、本人は相当プレッシャーを感じていたと思いますが(笑)。いいゴールだったなと思います。

――終盤というより重圧もある中で、今季初の4連勝となりましたが?
3連勝自体が2度目でしたし、前にテレビのインタビューでも言ったのですが、よくこの順位にいるなと。それは選手が努力している成果だと思います。ただ、特にホームゲームで思うように勝ち数を伸ばせなかった部分では、非常に悔しい思いを僕自身も選手たちもしています。アウェイが13勝で、ホームが今日勝って10勝ということで、次のホームゲームに勝ってもアウェイの勝率には追いつかないので、そういった意味ではホームゲームの重要性を改めて選手たちに説いていかなければいけません。ただ、今日の試合はホーム、アウェイ関係なく、いつも言っている勝点3への執着心がよく出ていたと思います。相手の非シュート数がアベレージで8本で、リーグの中でダントツでナンバー1だと思いますが、それに対して、13本のシュートを打つことができ、そういった成果もホームゲーム、アウェイゲーム関係なく、『前へ前へ』というところにつながったと思います。

アダイウトン 選手

アダイウトン ――“アダイウトンの日”にゴールし、活躍しましたが?
今日、クラブが自分のためにたくさんの愛情を注いでくれましたし、それに応えることができました。本当に嬉しいです。
自分自身、そこまでコンディションはよくなかったのですが、ただ、試合中、時間が経つにつれてよくなっている自分がいました。しっかりと勝利という形で終わることができてよかったです。練習の時から、後ろから飛び出すように監督に言われていますし、小林選手や宮崎選手とのコンビネーションが試合で出たと思います。練習の成果がそのまま出たと思います。

――堅守のV・ファーレン長崎から4得点を取れたことについて
僕たちは『強い』と思っています。今季、序盤の時から地に足がついて、過信せずにやってきました。それをこれからも続けていきます。

――ジェイ選手が欠場した中で、大量得点で勝利しましたが?
ジェイ選手のプレーは別格だと思っています。ただ、彼一人だけのチームではありません。森島選手、中村選手も非常にハードワークしていましたし、感謝しています。

――残り2試合は、さらにプレッシャーがかかりますが?
ジュビロ磐田に在籍している以上、プレッシャーは開幕当初からありました。ジュビロ磐田はJ1にいなければいけないクラブですから。こういったプレッシャーを楽しめている自分がいるので、最後の2試合もしっかりプレーしたいです。

川辺 駿 選手

川辺 駿 ――11戦負けなしについて
自分としては、それほど多くのことを考える余裕はないですし、自分のプレーを一人一人ができれば、負けないと思います。それが今できていると思います。練習からさらに連係を深めていかなければいけませんが、今日の試合、リーグ最小失点のチームとの対戦で、ジェイがいない中でも4点取れたことは本当に大きいことだと思います。

――自身のプレーについて
ヴェルディ戦(前節)はよく走れたと思いますが、今日は、後半少し運動量が落ちて、自分としてはもっともっとやらなければいけない状況だと感じています。また試合が来るので、1週間いい準備をしていきたいです。

――残り2試合へ向けて
相手どうこうではなくて、自分たちで粘り強くやっていければ勝てると思います。プレッシャーの中で試合をしていますが、そういう雰囲気を楽しみながら、もっともっとさらに成長できるように残り2試合やっていきたいです。

森島 康仁 選手

森島 康仁 ――同点ゴールについて
点を取れるという感覚が自分の中でありました。同点ゴールというのは、目立たないかもしれませんが、自分にとってはいいゴールだったと思っています。

――ゴールに入る前に、自ら起点を作りましたが?
ワンタッチでヘディングしたら、雨が降っていて、ルーズボールになる可能性があると思ったので、しっかりいったん収めてと思っていました。いい展開になったので、自分としてはゴールの前のあの胸トラップは大きかったと思います。
シュートとしては、たまたまこぼれてきたので、『打ったら入った』という感じです。ネットが揺れればどんな形でもいいと思っていました。

――残り2試合へ向けて
あと2勝できれば自動昇格できます。その意味でもこの試合で貢献できてよかったと思います。また練習からしっかりやっていきたいと思います。

太田 吉彰 選手

太田 吉彰 ――自身のゴールについて
ハーフタイムに、みんなで『引かずに前から行こう』と言っていましたし、その中でのゴールだったので、その意味でもよかったです。自分自身、体力がまた戻った部分があったので、そこからまた走れました。いい時間帯に取れたと思います。ジェイがいない中で4点取れたこともよかったです。ただ、チームとしてセットプレーから2失点しているので、そこは注意していかなければいけません。大事なところで失点してしまうともったいないので。

――左足で切り返して、右足でゴールを決めましたが?
体が自然に動いていますし、コンディションがいい証拠だと思います。よくない時は全く動かないで、(シュートを)相手に当ててしまっていたと思うので、改めてコンディションがいいんだなと感じました。ラスト2試合、しっかりと今のコンディションをキープして、さらにキレが出てくるようにしっかりやっていきたいです。これからもチームが勝てるように、自分にできることをしっかりやっていきたいです。

――4得点した攻撃力について
チームが今、本当に勢いに乗ってサッカーをやっていますし、そのことがこういった試合をできることにつながっていると思います。ラスト2試合、改めてみんなで気持ちを引き締めてやっていきたいです。

――逆転勝利について
1点入れられてもまったく焦りはなかったです。ただ、早い時間帯でデカ(森島康仁)が決めてくれてよかったです。あれでさらに落ち着いてできましたし、その後にすぐにアダ(アダイウトン)が決めてくれました。そこでジュビロのペースになったと思います。

宮崎 智彦 選手

宮崎 智彦 ――自身のゴールシーンについて
フリーでしたし、GKと1対1でした。トラップして、前を向いたら、周りに誰もいなかったので、冷静に打てました。それがよかったと思います。
試合としては、下を向かず、『前に前に』という部分を変えずにやった結果が勝利につながったと思います。

――11試合負けなしで、4連勝となりましたが?
そうやって聞けば、すごいことだと思いますが、ただ、1戦1戦勝つことだけを考えています。結果的には上と2ポイント差ですが、次の試合勝つことだけを考えてやっていきたいと思います。

V・ファーレン長崎 ■高木琢也監督
 

――感想
長崎から来てくださったサポーターや、我々を応援してくれたサポーター、ファンのみなさんに感謝しています。
こういう時期にジュビロさんというチームと対戦できることに加えて、今季長い戦いの中で、選手たちが出した結果がこういうゲームに持ってこれたということを選手たちに感謝しています。また、今日のゲームの振る舞いに関しても、今日負けてしまいましたが、選手たちは前節の負けからいい教訓を得ながら、今日のゲームを迎えることができたと思っています。
内容を見ると、先制点を取りましたが、その後追いつかれて、同点、逆転という流れでしたが、我々としては守る気はさらさらなかったですし、とにかく点を取らなければこのチームには勝てないという思いしかありませんでした。そういう意味では我々の土壌に持っていけたことは非常によかったと思います。やはり落ち着いた状態をジュビロさんに与えてしまえば、なかなかボールを取ることもできませんし、それがボールを取るだけのディフェンスにしかなっていかないということで、我々にとってはいい流れにならないと思っていました。なので、我々の土壌に持っていけたことは、惜しいチャンスもありましたが、そういうシーンを作れた要因につながっていると思います。
ただ、全てがいいわけではなくて、我々とジュビロさんの違いを一つだけ言えば、奪った後のボールがなかなか落ち着かない。これが我々の一番の敗因だったと思っています。

試合日程・結果

J2 LEAGUE

天皇杯