2015年 試合速報

2015 J2リーグ 38節 vs.ロアッソ熊本

kumamoto
kumamoto

13 勝
11 分
13 敗
38 得点
38 失点
勝点 50
順位 9

0
  • 0
  • 1

  • 0
  • 1

2
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

20 勝
9 分
8 敗
61 得点
40 失点
勝点 69
順位 2

前半
5分
ジェイ
32分
太田 吉彰
ハーフタイム 後半
鈴木 翔登
4分
岡本 賢明
嶋田 慎太郎
23分
26分
太田 吉彰
クォン ハンジン
上原 拓郎
平繁 龍一
巻 誠一郎
29分
38分
アダイウトン
松井 大輔
42分
ジェイ
森島 康仁
43分
小林 祐希
田中 裕人
41
シュミット ダニエル
2
黒木 晃平
3
鈴木 翔登
10
養父 雄仁
32
クォン ハンジン
4
園田 拓也
14
岡本 賢明
27
中山 雄登
38
上村 周平
11
平繁 龍一
17
齊藤 和樹
SUB
1
畑 実
23
藏川 洋平
33
上原 拓郎
8
髙柳 一誠
13
坂元 大希
39
嶋田 慎太郎
36
巻 誠一郎
監督
小野 剛
21
カミンスキー
13
宮崎 智彦
19
伊野波 雅彦
25
櫻内 渚
35
森下 俊
4
小林 祐希
7
上田 康太
9
太田 吉彰
15
アダイウトン
40
川辺 駿
8
ジェイ
SUB
1
八田 直樹
5
駒野 友一
33
藤田 義明
6
田中 裕人
11
松浦 拓弥
22
松井 大輔
20
森島 康仁
監督
名波 浩

12,404
スタジアム名 試合日 キックオフ
うまスタ 10/25(日) 16:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、乾燥 大澤 隆 吉田 寿光
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 中野 卓 勝又 弘樹
気温 湿度 第4の審判員 記録員
20.9度 19% 上田 隆生 印南 静男
7 シュート 9
6 ゴールキック 11
1 コーナーキック 5
11 直接FK 9
2 間接FK 4
2 オフサイド 5
0 PK 0

前節はホームで快勝。2連勝を目指し、熊本の地へ乗り込む――。

スタメン発表を踏まえ、ジュビロ磐田の布陣フォーメーションは[4-2-3-1]。GKはカミンスキー。最終ライン右から櫻内 渚、伊野波雅彦、森下、 俊、宮崎智彦。ダブルボランチに上田康太と川辺 駿。中盤2列目右から太田吉彰、小林祐希、アダイウトン。1トップにジェイという並びか。

対するロアッソ熊本の予想フォーメーションは[4-4-2]。GKはシュミット ダニエル。4バック右から養父雄仁、クォン ハンジン、鈴木翔登、黒木晃平。ダブルボランチに上村周平と園田拓也。中盤2列目右に中山雄登、同左に岡本賢明。2トップに齊藤和樹と平繁龍一という並びか。

ロアッソ熊本は今季ここまで13勝11分13敗。勝点50の9位。前節はアウェイでカマタマーレ讃岐と対戦し、2-0で勝利している。

試合会場はうまかな・よかなスタジアム。
天候は晴れ。
キックオフは16時。

前半1分、ジュビロボールで前半キックオフ。天候は晴れ。ピッチ上空にやや強い風が吹く。
前半2分、ジュビロの布陣は[4-2-3-1]。GKはカミンスキー。最終ライン右から櫻内 渚、伊野波雅彦、森下 俊、宮崎智彦。ダブルボランチに上田康太(キャプテン)と川辺 駿。中盤2列目右から太田吉彰、小林祐希、アダイウトン。1トップにジェイ。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーは白。
前半2分、熊本、敵陣左サイドからクロス。これを森下 俊がヘディングでクリア。こぼれ球を拾った園田拓也が右足でミドルシュート。これは枠の上に外れた。
前半3分、熊本の布陣は[4-4-2]。GKはシュミット ダニエル。4バック右から養父雄仁、クォン ハンジン、鈴木翔登、黒木晃平。ダブルボランチに上村周平と園田拓也(キャプテン)。中盤2列目右に中山雄登、同左に岡本賢明。2トップに齊藤和樹と平繁龍一。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーは赤。
前半4分、ジュビロ、自陣のカミンスキーのロングキックを敵陣中央で受けたのはジェイ。ドリブルで強引に縦に運び、左サイドからクロス。これは熊本にクリアされた。
前半5分、ジュビロに先制点。敵陣左サイドからのスローインをつなぎ、最後は小林祐希のパスを受けた宮崎智彦が左サイドから左足でクロス。これをゴール前のジェイが頭で押し込んだ。【1-0】
前半7分、熊本、敵陣左サイドから攻撃。インサイドにパスを入れてきたが、これは伊野波雅彦がクリアした。
前半8分、ジュビロ、自陣右サイドの櫻内 渚が右足で縦にロングパス。ジェイを狙うが、合わず、シュミット ダニエルにキャッチされた。
前半9分、ジュビロ、敵陣右サイドの高い位置からスローイン。櫻内 渚のパスに小林祐希が反応し、相手の背後を狙うが、これは熊本にクリアされた。
前半9分、ジュビロ、敵陣中央から攻撃。最後は川辺 駿の横パスを受けた小林祐希がゴール正面から左足でミドルシュート。これはシュミット ダニエルの正面。
前半10分、熊本、敵陣右サイドへスルーパス。これは森下 俊がブロックし、ジュビロのゴールキックとした。ゴール裏のジュビロサポーターから大きな『森下 俊コール』。
前半10分、熊本、敵陣左サイドから攻撃。最後は岡本賢明が背後のスペースに走り込むが、これはオフサイドの判定。
前半12分、熊本、敵陣右サイドのスペースに齊藤和樹が走り込み、ドリブル。これは宮崎智彦がカットした。
前半13分、熊本、ジュビロのDFラインの背後へロングパス。これは飛び出したカミンスキーがキャッチした。
前半15分、ジュビロ、ジェイのクロスからCKを獲得。メインスタンド側から上田康太がキック。これは熊本にクリアされ、再びCKに。
前半16分、ジュビロ、CK、メインスタンド側から上田康太がキック。ゴール正面に速いボールを入れたが、これは熊本にクリアされた。
前半17分、熊本、敵陣左サイドで平繁龍一がドリブルし、パス。これは上田康太がカットした。
前半18分、ジュビロ、敵陣右サイドの高い位置からスローイン。櫻内 渚のパスに反応した太田吉彰が相手の背後へ走り込むが、これは熊本にクリアされた。
前半19分、熊本、中盤の右サイドからのスローインをつなぎ、クロス。これに齊藤和樹が走り込むが、伊野波雅彦がブロックし、カミンスキーがキャッチ。
前半20分、ジュビロにチャンス。ゴール前でバックパスを受けたシュミット ダニエルにジェイがプレッシャーをかけ、クリアミスを誘う。シュミット ダニエルのクリアを敵陣左サイドのアダイウトンがカットし、上田康太、太田吉彰とつなぐ。最後は太田吉彰が敵陣右サイドからクロスを上げるが、これは熊本にブロックされた。
前半22分、ジュビロにチャンス。敵陣右サイドからのスローインをつなぎ、最後は小林祐希のパスを受けた櫻内 渚が右足でクロス。これをゴール前のアダイウトンが頭で合わせるが、枠の横に外れた。
前半24分、ジュビロ、敵陣左サイドの高い位置からFK。これを上田康太がキック。これは熊本にクリアされ、最後はシュミット ダニエルにキャッチされた。
前半24分、熊本、敵陣右サイドで齊藤和樹がキープし、起点を作ろうとするが、これは宮崎智彦がカット。
前半25分、熊本、中盤のセンターサークル付近からFK。いったん左サイドへ展開し、その後、クロス。これはジュビロがクリアした。
前半26分、熊本、自陣右サイドのクォン ハンジンが縦にロングキック。平繁龍一を走らせるが、これは伊野波雅彦がブロックし、ジュビロのゴールキックに。
前半30分、熊本、敵陣右サイドの深い位置で齊藤和樹が起点を作り、最後は中山雄登がクロス。これはファーサイドの太田吉彰がクリア。
前半30分、ジュビロ、敵陣中央から突破。最後はジェイのスルーパスに反応した川辺 駿が熊本のDFラインの背後に走り込むが、これは熊本にクリアされた。
前半31分、熊本、CK、メインスタンド側から中山雄登が左足でキック。これに養父雄仁が飛び込むが、ヘディングシュートは大きく枠の横。ジュビロのゴールキックに。
前半32分、ジュビロ、敵陣右サイドでのコンタクトプレーで太田吉彰にイエローカード。
前半33分、熊本に決定機。敵陣左サイドから攻撃し、最後は平繁龍一がエリア内でドリブル突破し、右足でバー直撃のシュート。さらにこぼれ球をつなぎ、最後は右サイドの養父雄仁が右足でミドルシュート。これはカミンスキーがブロックした。
前半36分、ジュビロ、敵陣左サイドへアダイウトンが走り込むが、これはオフサイドの判定。
前半38分、ジュビロ、DFラインからビルドアップ。最後は右サイドの櫻内 渚が縦にパスを出すが、合わず、熊本ボールに。
前半39分、熊本、DFラインから前線へロングキック。これに齊藤和樹が走り込むが、カミンスキーがキャッチ。
前半39分、ジュビロ、敵陣左サイドでボールを持ったアダイウトンが縦にドリブルを仕掛けるが、これは熊本に囲まれ、カットされた。
前半40分、ジュビロ、自陣右サイドの櫻内 渚が縦にパス。これに太田吉彰が走り込み、キープしようとするが、熊本にカットされた。
前半43分、ジュビロ、敵陣で短いパスがリズミカルにつながる。最後はアダイウトンが小林祐希とのパス交換で左サイドを突破し、クロス。これは熊本にクリアされた。
前半43分、熊本、ショートカウンター、最後は齊藤和樹が右サイドからクロス。これはファーサイドの太田吉彰がクリアした。
前半45分、前半のアディショナルタイムは2分。
前半アディショナルタイム1分、熊本、敵陣右サイドから養父雄仁がロングスロー。これはジュビロがクリアした。
前半アディショナルタイム2分、熊本、敵陣右サイドへ齊藤和樹が走り込むが、これはオフサイドの判定。その後、前半終了のホイッスル。【1-0】
後半1分、熊本ボールで後半キックオフ。
後半1分、ハーフタイムでの選手交代は両チームなし。
後半1分、ジュビロにチャンス。敵陣左サイドからアダイウトンがドリブルで切れ込む。これは熊本にクリアされたが、こぼれ球をつなぎ、最後は川辺 駿のパスに小林祐希が反応。相手DFラインの背後に走り込むが、これはオフサイドの判定。
後半3分、熊本、中盤の右サイドから攻撃。これはアダイウトンがカット。その後、上田康太、小林祐希とつなぎ、確実にマイボールとした。
後半4分、ジュビロ、敵陣右サイドでFKを獲得。コンタクトプレーで鈴木翔登にイエローカード。FKは上田康太がキック。ゴール前に合わせるが、これは熊本にクリアされた。
後半5分、熊本、敵陣左サイドから攻撃。最後は岡本賢明がドリブルから右足でミドルシュート。これは大きく枠の横に外れた。
後半7分、ジュビロ、中盤でパスをつなぎ、最後は左サイドの宮崎智彦が縦パス。ジェイを狙うが、これは熊本にカットされた。
後半8分、ジュビロにチャンス。敵陣右サイドへ太田吉彰が走り込み、クロス。これをエリア内のジェイが受け、横パス。最後はエリア内の川辺 駿が右足でシュートを打つが、これはシュミット ダニエルにブロックされた。
後半9分、ジュビロにチャンス。相手ゴール前でジェイからスルーパスを受けたのは小林祐希。最後はエリア内からシュートを打つが、シュミット ダニエルにブロックされた。
後半9分、ジュビロ、バックスタンド側からCK、上田康太がキック。これをゴール前のジェイが頭で合わせるが、シュミット ダニエルの正面。
後半11分、ハーフタイムコメント。ジュビロ・名波 浩監督、「風の影響に注意してプレーすること」、「ラインコントロールと中盤でのアプローチを継続していこう」、「ボールを下げる判断を極力なくすこと」。

熊本・小野 剛監督、「ラインを押し上げてコンパクトな状態を保てるようにしよう」、「気持ちで負けないようにしよう」、「テンポよくボールを動かしていこう」。
後半14分、ジュビロにチャンス。中盤の右サイドでボールを受けたジェイがロングシュート。前に飛び出していたシュミット ダニエルの意表を突くが、これは枠の横に外れた。
後半16分、熊本、敵陣右サイドからFK、ゴール前に合わせてきたが、これはカミンスキーが直接キャッチ。そのままジュビロのカウンターに。最後は太田吉彰が右サイドからクロス。これはシュミット ダニエルにキャッチされた。
後半16分、ジュビロに決定機。敵陣中央から攻撃。最後は上田康太、小林祐希、アダイウトンとパスがつながり、アダイウトンがエリア内でシュート。これはシュミット ダニエルにブロックされた。
後半20分、ジュビロ、中盤の中央でパスをつなぎ、最後はジェイが左足で縦に浮きパス。小林祐希を狙うが、これは熊本にカットされた。
後半21分、ジュビロにチャンス。敵陣右サイドで相手のバックパスをカットした太田吉彰がドリブルから右足でクロス。これは熊本にクリアされた。
後半21分、ジュビロ、CK、メインスタンド側から上田康太がキック。高いボールを入れてきたが、これはシュミット ダニエルに直接キャッチされた。
後半22分、ジュビロ、中盤からパスをつなぎ、最後は上田康太のパスを受けた小林祐希が反転し、縦にスルーパス。これは熊本にカットされた。
後半23分、熊本に選手交代、岡本賢明に代わり嶋田 慎太郎を投入。
後半25分、熊本、敵陣でボールを動かし、最後は右サイドからクロス。これはジュビロがクリア。
後半26分、ジュビロに2点目。中盤の中央の川辺 駿がスライディングでボールをカット。そのままカウンターへ。小林祐希、川辺 駿とつなぎ、最後はシュミット ダニエルと1対1となった太田吉彰が右足で冷静にゴールネットを揺らした。【2-0】
後半29分、熊本、選手交代、2枚同時、クォン ハンジンに代わり上原拓郎を投入。平繁龍一に代わり巻 誠一郎を投入。
後半31分、ジュビロ、敵陣中央で川辺 駿、上田康太とつなぎ、最後はゴール正面のアダイウトンがドリブルを仕掛けるが、これは熊本がクリア。
後半32分、ジュビロ、相手ゴール正面で川辺 駿の横パスを受けた太田吉彰が右足でミドルシュート。これはシュミット ダニエルにキャッチされた。
後半33分、ジュビロ、敵陣右サイドから櫻内 渚がクロス。ファーサイドのジェイが胸でトラップし、左足でシュート。これは枠の横に外れた。
後半35分、熊本、敵陣右サイドからクロス。これをゴール前の黒木晃平が受けるが、小林祐希がプレッシャーをかけ、カットした。
後半36分、ジュビロ、CK、メインスタンド側から上田康太がキック。ファーサイドへ。これを伊野波雅彦が頭で合わせるが、シュートは大きく枠の上。
後半38分、ジュビロ、選手交代、アダイウトンに代わり松井大輔を投入。
後半39分、熊本、敵陣左サイドから攻撃。最後は縦パスを入れてきたが、これは伊野波雅彦が鋭いスライディングでクリア。
後半39分、ジュビロ、森島康仁がスタンバイ。
後半42分、ジュビロ、選手交代、ジェイに代わり森島康仁を投入。
後半43分、ジュビロ、選手交代、小林祐希に代わり田中裕人を投入。
後半44分、熊本、敵陣左サイドから攻撃。これは櫻内 渚が体を張ってカットし、大きくクリア。
後半45分、後半のアディショナルタイムは3分。
後半アディショナルタイム1分、ジュビロに決定機。前線へのロングボールを川辺 駿がつなぎ、最後は森島康仁がシュミット ダニエルと1対1に。しかし、シュートはブロックされた。
後半アディショナルタイム3分、熊本、黒木晃平のミドルシュートが枠の上に外れたところで、試合終了のホイッスル。【2-0】
名波 浩 監督

――感想
立ち上がりのジェイのゴールで、チームとして非常にメンタル的に余裕ができ、ラインコントロールと、特に中盤が後ろにだぼつかずにどんどん前に圧力をかけることができたので、そのあたりの連動が非常によかったと思います。
後半、川辺、小林、アダイウトンあたりが1対1のシュートシーンを連続で外したので、今までであれば、その後に失点かピンチの連続になるところを、先ほど言った中盤のアプローチとラインコントロールが常に正しかったおかげで、そんなに破綻することもなく、2点目のところで、自分たちが下がらずに、前に前にという気持ちが前へのサポートの人間にどんどんボールが渡っていくという素晴らしいゴールが生まれ、あのゴールで決まったのかなと思います。ただ、相手のGKが非常によかったので、彼でなければもう少し点差がひらいたゲームだったのではないかと思います。

――試合前、『テンポの速さ』をポイントの一つに挙げていましたが、その評価は?
宮崎のクロスのタイミングとか、ジェイのボックスの中での駆け引き・入るタイミングという意味では、我々は相手が揃う前に仕事をこなしていこうと。それをずっと言い続けていましたし、それがいい方に出たと思います。ただ、逆に後ろの選択肢とか、後ろを向いた瞬間に、相手がいい所をどんどん消しに来ていたので、そのあたりは反省しなければいけないと思います。

――残り4試合の戦いについて、どういう考え方でいますか?
数字はあまりこだわっていないので、今日も、いつも勝った後の試合は『連勝しよう』とホワイトボードに書くのですが、今日は『我々は勝ち続けるしかない』ということを書きました。勝点いくつというより、勝点3の積み上げというポイントだけにフォーカスしたような冒頭のミーティングでした。それは今後も継続していくつもりですし、選手たちも同じことを思ってくれていると思います。数字上は大宮も含めて、3チームを巻き込めている感はあるので、その意味でも先ほど言った3ポイントが継続しているからだと思います。

――2試合連続完封について、守備面の評価は?
先に点を取れているという自分たちの力だったり、幸運な部分があると思いますが、それによって守備陣が後ろ体重にならずに、前向きに守備ができているおかげだと思います。成果としてボールへの密集、奪った後のファーストプレーの質、分散の質という3つのポイントを選手たちがよく理解して、この終盤、体が重い・動かないという状況でも愚直にやってくれていることが上手くいっている要因だと思います。

ジェイ 選手

ジェイ ――ゴールシーンについて
早い時間帯に得点できましたし、非常にいいゴールだったと思います。早い段階でのクロスからのゴールでしたし、ああいったクロスは得点の可能性がより高まります。あの場面、GKの反対側にフリックするだけでした。もう2点くらい取れるチャンスがありましたが、最も大事なことは3ポイントを取ったことです。今、チームが非常にいい状態という感触があります。守備面でもかなり向上して、より堅くなったと思います。そういった手応えがありますし、1勝以上の手応えがあります。この試合、2点取れましたし、無失点で終えることができて、それが何よりです。

――守備面の評価は?
相手の守備は非常によかったのですが、とにかく我々の守備も非常によかったです。相手に決定的なチャンスをほぼ作らせなかったと思います。そこが大事ですし、何よりの収穫だと思います。

太田 吉彰 選手

太田 吉彰 勝てたことはよかったのですが、1試合1試合が大事です。この試合、苦しい試合でしたし、相手も『勝ちたい』という気持ちを非常に出してきていましたが、チームとして最初に点を取れたことが非常に大きかったですし、それで落ち着いてゲームに入ることができました。それがよかったと思います。こういったゲームを残りの試合でも続けていければいいと思います。どこかで油断しないように、チームとして気を引き締めていきたいと思います。

――ゴールシーンについて
個人的にイージーミスもあったので、反省しなければいけませんが、体も動いていますし、ゴール前でもより冷静にプレーできています。あのシーンの前にチームとして1対1のチャンスを外していた部分があり、相手のシュミット ダニエル選手は仙台で一緒にプレーしていたのですが、非常に大きくて、体にシュートが当たっていたので、上を打てば入ると思っていました。チャンスで、上手く入ってくれてよかったです。

川辺 駿 選手

川辺 駿 ――2点目のアシストについて
奪う形もよかったと思いますし、あの位置から前に出て行けたこともよかったと思います。ゴールにつながり、チームとしてのクオリティーを出すことができたと思います。ただ、何度か自分のシュートシーンもありましたし、ラストパスもさらに丁寧に出さなければいけなかったシーンもあったので、さらにゴールが取れた試合でもあったと思います。

――自身の守備がゴールにつながりましたが?
マッチアップした相手が、左利きでドリブラーということはわかっていたので、左に来るかなと思い、ちょっと左に体を寄せることを意識しました。そこから得点につながったことはよかったです。

――相手の守備を上回ることができた要因は?
最初は風があって難しい試合でしたが、前半のうちにゴールでき、そのまま試合が進んだことが大きかったと思います。後半になれば、つなげると思っていましたし、相手のプレッシャーを一人外せればチャンスになっていました。上手くボールも人も動いて、相手の守備を外せてよかったです。

宮崎 智彦 選手

宮崎 智彦 ――先制点のアシストについて
いい時間帯に得点が取れてよかったです。自分のイメージ通りのボールでした。チームとして高い位置を保ち、いい形で試合に入ることができたので、自分はクロスを上げるだけでした。ジェイがしっかり決めてくれました。

――やはり先制点が大きかったのでしょうか?
前半、ピンチもありましたが、そこでしのげたということも自分たちの流れになった要因だと思います。1点取って守りきるというより、チームとしてもう1点取りに行くという前への姿勢もすごくよかったと思います。

――完封勝利となりましたが?
守備陣として何よりも嬉しいことですし、結果を残すことができ、チームとしても強くなってきているという自信が増してきました。これを続けてやっていければと思います。

伊野波 雅彦 選手

伊野波 雅彦 ――ゲームを振り返って
先制点を早い時間帯に取ることができました。その後、ピンチもありましたが、そこからしっかり修正できたと思います。ジェイがああやって点を取ってくれることは、チームとして大きなストロングポイントです。ただ、この試合、何より追加点を取れたということが、『追加点を取りに行こう』とする姿勢の方が、自分たちにとってプラスだと思います。

――完封勝利となりましたが?
前線もしっかり守備をしてくれていますし、それが毎試合継続できれば、こういった試合を続けることができると思います。後ろが体を張ったり、寄せが速くなっているという部分もありますが、前も走ってくれていますし、得点も取ってくれます。ただ、残り4試合ありますし、いい形で来ていると言っても昇格できなければ意味がないので、そこを忘れずにこれからもやっていきたいです。

ロアッソ熊本 ■小野 剛監督 
 

――感想
我々も前期の対戦よりもチームとして成長しているという自覚の下、戦いました。ただ、相手も前期戦った時よりも、パワーアップしていました。
今日、多くの方にスタンドに来てもらって、最後まで応援していただき、選手たちも最後まで足を止めず、相手についていき、ボールを奪い、相手のゴールを脅かすことを最後まで続けてくれたと思っています。選手たちは最後まで頑張ってくれたと思いますが、勝点を手にすることはできませんでした。これは私の力不足ですし、責任だと思っています。多くの応援してくれた方、頑張ってくれた選手たちに勝ちを持たせることができず、本当に申し訳なく思っています。
ただ、まだシーズンは残っていますし、気持ちを切り替えて次に向かって頑張っていきたいと思っています。