2015年 試合速報

2015 明治安田生命J2リーグ 1節 vs.ギラヴァンツ北九州

ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

3
  • 3
  • 1

  • 0
  • 0

1
kitakyushu
kitakyushu

前半
17分
原 一樹
ジェイ
18分
ジェイ
37分
アダイウトン
46分
ハーフタイム 後半
12分
近藤 祐介
川島 大地
櫻内 渚
15分
ジェイ
森島 康仁
22分
アダイウトン
松浦 拓弥
26分
27分
原 一樹
渡 大生
駒野 友一
川辺 駿
38分
小松 塁
大島 秀夫
21
カミンスキー
5
駒野 友一
19
伊野波 雅彦
25
櫻内 渚
33
藤田 義明
4
小林 祐希
7
上田 康太
9
太田 吉彰
13
宮崎 智彦
15
アダイウトン
8
ジェイ
SUB
1
八田 直樹
14
坪内 秀介
6
田中 裕人
11
松浦 拓弥
40
川辺 駿
20
森島 康仁
34
中村 祐輝
監督
名波 浩
1
阿部 伸行
2
宮本 亨
5
前田 和哉
6
西嶋 弘之
13
多田 高行
7
風間 宏希
8
八角 剛史
10
小手川 宏基
20
近藤 祐介
9
原 一樹
25
小松 塁
SUB
21
鈴木 彩貴
23
寺岡 真弘
17
加藤 弘堅
19
川島 大地
14
渡 大生
15
大島 秀夫
28
大塚 翔平
監督
柱谷 幸一

10,438
スタジアム名 試合日 キックオフ
ヤマハスタジアム 3/8(日) 13:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、乾燥 牧 弘和 上田 益也
天候 試合時間 副審 副審
曇りのち晴れ 90分分 林 可人 大友 一平
気温 湿度 第4の審判員 記録員
18.1度 58% 日比野 真
19 シュート 5
12 ゴールキック 14
6 コーナーキック 1
14 直接FK 12
2 間接FK 2
2 オフサイド 2
0 PK 0

2015明治安田生命J2リーグが開幕する。ジュビロ磐田はホームにギラヴァンツ北九州を迎える。

ジュビロ磐田の予想フォーメーションは[4-2-3-1]。GKにカミンスキー、最終ライン右から櫻内渚、伊野波雅彦、藤田義明、駒野友一。ダブルボランチに上田康太と宮崎智彦。中盤2列目右サイドから太田吉彰、小林祐希、アダイウトン。1トップにジェイという並びか。
新加入のカミンスキー、アダイウトン、ジェイはそれぞれJリーグデビュー。ホーム・ヤマハスタジアムでどんなプレーを見せるか。また、櫻内渚は自身初の開幕スタメンとなる。

対するギラヴァンツ北九州の予想フォーメーションは[4-4-2]。GKに阿部伸行、最終ラインは右から宮本亨、西嶋弘之、前田和哉、多田高行。ダブルボランチに八角剛史と風間宏希。中盤右サイドに近藤祐介、同左に小手川 宏基。2トップに小松 塁と原 一樹という並びか。こちらも小松 塁、近藤祐介など複数の新加入選手がスターティングメンバーに名を連ねている。そのフィット感がゲームのポイントになるだろう。

昨季の対戦成績は1勝1敗。第7節のアウェイゲームは2-3と打ち合いを落としたが、第32節のホームゲームでは3-1で勝利している。

ヤマハスタジアムの天候はくもり。ただし、この時期らしい過ごしやすい陽気となっている。試合前の段階では、風はほぼない状態。

キックオフは13時。
新シーズンがいよいよ開幕する。

前半1分、ジュビロボールで前半キックオフ。
前半1分、北九州、中盤右サイドの小手川 宏基が縦にパス。これに小松 塁が走り込むが、ジュビロがブロック。
前半2分、ジュビロ、敵陣左サイドでFKを獲得。キッカーは駒野友一。右足でゴール前に合わせる。これをジェイが頭で合わせるが、シュートはゴール上に外れた。
前半2分、ジュビロの布陣は[4-2-3-1]。GKにカミンスキー。最終ライン右から櫻内 渚、伊野波雅彦、藤田義明、駒野友一。ダブルボランチに上田康太(キャプテン)と宮崎智彦。中盤2列目右サイドから太田吉彰、小林祐希、アダイウトン。1トップにジェイ。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーはサックスブルー。
前半4分、ジュビロ、敵陣右サイドでパスを受け、ゴール前にスルーパス。太田吉彰を走らせるが、これは北九州にクリアされた。
前半4分、ジュビロ、敵陣中央で小林祐希、ジェイ、アダイウトンとパスがつながる。最後はアダイウトンが左サイドからインサイドへドリブルで切れ込み、右足でミドルシュート。これは北九州にブロックされた。
前半5分、ジュビロ、敵陣左サイドの深い位置からアダイウトンがクロス。このこぼれ球に反応した上田康太がゴール正面から左足でミドルシュート。これは枠の上。
前半6分、ジュビロ、敵陣左サイドの深い位置から駒野友一がクロス。これにジェイが飛び込むが、惜しくも頭でタッチすることはできず。ボールはファーサイドへ流れた。
前半7分、試合前の段階ではピッチ上空はくもり。ただし、開始後はやや晴れてきた。
前半9分、北九州、CK、メインスタンド側から近藤祐介が右足でキック。ファーサイドへ。これを小松 塁が頭で合わせるが、枠の上。
前半10分、北九州、自陣でビルドアップ。最後は中盤の左サイドへパス。これに小松 塁が走り込むが、伊野波雅彦がスライディングでクリア。伊野波雅彦の堅実な守りにスタンドのジュビロサポーターから大きな拍手!
前半11分、ジュビロ、敵陣左サイドの深い位置でFKを獲得。駒野友一が右足でニアサイドに合わせるが、これは北九州にクリアされた。ジュビロのCKに。
前半12分、ジュビロ、CK、駒野友一がメインスタンド側からキック。これを北九州がクリアし、そのままカウンターへ。前線で原 一樹が競り、最後はこぼれ球に八角剛史が反応するが、これは上田康太がカバーに入りクリア!
前半13分、ジュビロ、相手ゴール前でジェイがドリブル突破。最後はこのこぼれ球に反応した太田吉彰が右足でミドルシュート。これは枠の横に外れた。
前半16分、北九州、中盤の右サイドからFK。西嶋弘之が前線へロングパスを供給。敵陣左サイドで混戦となり、北九州がFKを獲得。
前半17分、北九州に先制点。敵陣左サイドの高い位置からFK。これを原 一樹が右足で直接決めた。【0-1】
前半18分、ジュビロに同点ゴール。アダイウトンの前線へのロングパスにジェイが反応。相手GKをかわし、右足でゴールを決めた。【1-1】
前半22分、ジュビロ、中央突破。上田康太の縦パスを起点とし、その後、小林祐希、アダイウトンとパスがつながる。最後はアダイウトンがゴール正面から右足でミドルシュート。これは枠の横に外れた。
前半24分、ジュビロ、敵陣中央でボールを受けた小林祐希が左足でロングシュート。これは阿部伸行の正面。
前半26分、ジュビロ、敵陣右サイドで駒野友一のサイドチェンジのパスを受けたのは櫻内 渚。ボールをしっかりコントロールし、縦にパス。これを受けた太田吉彰がクロス。これにアダイウトンが飛び込むが、相手にクリアされた。
前半26分、北九州の布陣は[4-4-2]。GKに阿部伸行、最終ラインは右から宮本 亨、西嶋弘之、前田和哉(キャプテン)、多田高行。ダブルボランチに八角剛史と風間宏希。中盤右サイドに小手川 宏基、同左に近藤祐介。2トップに小松 塁と原 一樹。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーは黄/赤。
前半33分、ジュビロ、中盤右サイドのジェイが左サイドへ大きくサイドチェンジ。この浮きパスをアダイウトンが競り、こぼれ球を駒野友一が拾う。最後は駒野友一の横パスを受けたアダイウトンが右足でミドルシュート。これは枠の横に外れた。
前半34分、ジュビロ、名波 浩監督はスーツ姿でベンチ前に立ち続けている。時折、手元の手帳にメモを書き入れている。
前半36分、ジュビロ、中盤右サイドに下がってきたジェイがパスを受ける。ドリブルでタメを作り、アダイウトンへ横パス。しかし、これは北九州にカットされた。
前半37分、ジュビロに勝ち越し点。敵陣左サイドでボールを持った太田吉彰が右足でクロス。これをゴール前のジェイが頭で押し込んだ。【2-1】
前半41分、北九州、敵陣右サイドの深い位置から原 一樹がロングスロー。これはカミンスキーが直接キャッチした。
前半42分、北九州、ジュビロゴール前で横パスを受けた近藤祐介が右足でミドルシュート。これは枠の横に外れた。
前半42分、ジュビロ、この時間帯、アダイウトンが中盤2列目右サイド、太田吉彰が同左サイドでプレーしている。
前半45分、前半のアディショナルタイムは2分。
前半アディショナルタイム1分、ジュビロに追加点。敵陣右サイドの櫻内 渚が右足で強烈なミドルシュート。これを阿部伸行が弾き、こぼれ球をアダイウトンが頭で押し込んだ。その後、しばらくして前半終了のホイッスル。【3-1】
後半1分、北九州ボールで後半キックオフ。
後半1分、ジュビロ、前線へのロングボールをジェイがおとし、小林祐希が左足でミドルシュート。これは枠の上。
後半4分、北九州、敵陣左サイドで近藤祐介がドリブルを仕掛けるが、上田康太がカバーに入り、大きくクリア。
後半5分、ジュビロ、中盤中央の小林祐希が鋭い反転から左サイドへ展開。これを受けたアダイウトンがインサイドへ切れ込み、右足でミドルシュート。これは枠の上に外れた。
後半7分、ジュビロ、CK、メインスタンド側から上田康太が左足でキック。ニアサイドへ。これをアダイウトンがヒールで合わせるが、ゴール横に外れた。
後半8分、ジュビロにチャンス。中盤左サイドのアダイウトンがドリブルで前線にボールを運び、パス。その後、ジェイ、駒野友一とパスがつながり、最後は駒野友一がクロス。これをゴール前のジェイが頭で合わせるが、枠の上に外れた。
後半9分、北九州、川島大地がスタンバイ。
後半12分、北九州、選手交代、近藤祐介に代わり川島大地を投入。
後半13分、ジュビロ、CK、バックスタンド側から駒野友一がショートCK。太田吉彰とのパス交換から駒野友一が右足でクロス。ファーサイドへ。これは北九州にクリアされた。
後半15分、ジュビロ、敵陣右サイドでのコンタクトプレーで櫻内 渚にイエローカード。
後半17分、北九州、敵陣右サイドから攻撃し、クロス。このこぼれ球を拾ったゴール前の川島大地がドリブル突破を狙うが、ジュビロがブロックし、ジュビロのゴールキックに。
後半18分、ハーフタイムコメント。ジュビロ、名波 浩監督、「スターティングポジションをしっかりとること」、「最終ラインのコントロールを意識していこう」、「無駄なファールをしないようにしよう」。
北九州、柱谷幸一監督、「もう1回落ち着いて、あせらずゲームを作っていこう」、「必ず流れはくる。弱気になるな!」。
後半21分、ジュビロ、森島康仁がスタンバイ。
後半22分、ジュビロ、選手交代、ジェイに代わり森島康仁を投入。スタンドのジュビロサポーターから大きな拍手。
後半23分、ジュビロ、途中出場の森島康仁はそのまま1トップに入った。
後半26分、ジュビロ、選手交代、アダイウトンに代わり松浦拓弥を投入。
後半27分、北九州、選手交代、原 一樹に代わり渡 大生を投入。
後半27分、北九州、敵陣中央をドリブルで駆け上がった川島大地が左足でミドルシュート。これは枠の横に大きく外れた。
後半29分、北九州、中盤中央の八角剛史が左サイドへ展開。これに多田高行が走り込むが、櫻内 渚がしっかりクリアした。
後半30分、ジュビロ、途中出場の松浦拓弥は中盤の2列目の左サイドに入った。
後半31分、ジュビロ、敵陣でパスをつなぎ、最後は右サイドへのスルーパスを受けた櫻内 渚が右足でクロス。しかし、これは阿部伸行にクリアされた。
後半35分、北九州、ジュビロDFラインの背後へ長いボールを蹴ってきたが、伊野波雅彦がカバーに入り、カット。
後半36分、ジュビロ、中盤でボールを奪い、すぐさま前線を狙う。最後は小林祐希の縦へのスルーパスに松浦拓弥が走り込むが、わずかにパスが長く、阿部伸行にキャッチされた。
後半38分、両チーム選手交代。北九州、小松 塁に代わり大島秀夫を投入。ジュビロ、駒野友一に代わり川辺 駿を投入。
後半40分、ジュビロ、途中出場の川辺 駿はボランチに入った。宮崎智彦が左サイドバックへスライドした。
後半41分、北九州にチャンス。敵陣右サイドから宮本 亨がクロス。ゴール前で混戦となり、最後は渡 大生が右足でボレーシュート。これはカミンスキーの正面。
後半45分、後半のアディショナルタイムは3分。
後半アディショナルタイム4分、北九州の攻撃をジュビロがクリアしたところで、試合終了のホイッスル。【3-1】
名波 浩 監督

――感想
立ち上がりFKから失点し、昨季の開幕戦・コンサドーレ札幌戦を思い出したサポーターや、関係者の方もいたと思いますが、やっているコンセプトは全く違うので慌てなかったことと、早々に同点に追いつき、自分たちのリズムに戻せたことは勝因だと思います。
後半、ちょっとだれた時間帯もあったかもしれませんが、相手もそこまで突っ込んでくることはなかったので、我々の選手に言わせれば『回させていた』というレベルになったと思いますし、そのあたりのゲームコントロールはより成長していると思います。
昨季、60分から70分ぐらいと終わっていた体力のガス欠という部分では、今日開幕戦ということでどうしても力が入っていたと思いますが、80分ぐらいまではなんとか持ちました。ここからまた残り10分の戦い方、体力的なもの、ゲームの終わらせ方を含めてまた新しい課題が出てきたと思います。
――ジェイ選手の評価は?
北九州の柱谷幸一さんが『あいつすごいな』と。『収まりもいいし、迫力もある』といったことを言っていただいたのですが、僕が知っているジェイはまだ8割ぐらいで、プラスアルファはまだあると思っています。本人もコンディション的に1月19日から始動している我々のグループと比べたらまだまだ低いということは言っていました。ここから上げていく要素はたくさんあります。ただ、パフォーマンスとしてチームの起点として非常によかったと思いますし、ゴールがデビュー戦で生まれるということは、アダ(アダイウトン)もそうですが、持って生まれたものだと思いますし、非常によかったと思います。
――勝てたことで自信が確信に変わるという手応えは?
自信は非常に大きなものを持っていましたが、確信うんぬんというより昨季の岐阜戦からずっと勝てていなくて、オフも入れてですが、4か月半ぐらい勝てないということは自分のサッカー人生にはなかったので。特に(奥)大介が亡くなって、荒田(忠典)さんが亡くなってというところで、勝利やJ1昇格を報告したいということを言っていましたが、それでも勝てなかったというのは自分の中でもやもやしたものがずっとありました。自信、確信うんぬんというより結果にこだわって勝ち、いい報告ができるという安堵感の方が今は強いです。
――『攻守で自分たちから仕掛けていく』といったことを常におっしゃっていますが、その点ではこの試合の評価は?
先ほど言ったように、1点取られてからもそういったものをずっとやり通したことが結果につながったと思います。これを1試合で終わらせず、継続していくことが大事だと思いますし、継続していく中でレベルを上げていかなければいけないと。それはあと3メートル動き出すとか、1人のところを2人・3人で助け合うとか、あと1歩、あと1メートルボールを寄せるとか、そういった細かいところに特化するかもしれませんけど、そういったところにアプローチしながら、また2節以降やっていきたいと思います。
――上田選手をゲームキャプテンとした理由は?
消去法です(笑)。残ったのが(上田)康太だったという(笑)。ホワイトボードには(上田)康太がキャプテンで、バイスに(小林)祐希と駒野と(松井)大輔の3人を書いて、その4人で回していこうという感じです。順番に回すわけではなくて、基本的には(上田)康太ですが、もし(上田)康太がいないとか交代した時は残り3人で回していこうと思います。
――試合中のコミュニケーションの評価は?
もう少ししゃべらなければいけないのは、スターティングポジションの徹底ということをハーフタイムに言いました。ゲームが始まる前にも言いましたが、そこがちょっと意識が薄れていたところが何度かあったので、やはり後ろの人間がそういったところをコミュニケーション取らなければいけないというのは1つ大きな課題として残ったと思います。ただ、自分たちが悪い時に『落ち着こう』とか、イライラしている時に『冷静になれ』とかそういった声は出ていましたし、『今ラインが下がっても大丈夫だ』という我慢の声も出ていました。そのあたりは昨季一切なかったことなので、質のいいコミュニケーションが取れていると思います。菅野(淳)さんが試合前のウォーミングアップの時に言っていたのですが、『こんなに雰囲気がいいんだ』と。そのあたり、菅野さんは来てすぐの方ですし、初めて感じる方がそう言ってくれたので、そこも昨季よりもよくなっていると思います。
――走力と思考がついていっているという手応えは?
思考は、ある選手がミスをした時が1番切れた時で、そこからずっとがたがたっといってしまいましたが、そこからは運動量と頭の回転という意味では非常によかったですし、奪った後のアクションが非常によかったゲームでした。ただ、先ほど言ったように1人の選手のミスでがたがたっといってくるようでしたら、まだまだ2流・3流のチームだと思いますし、そこは強く言っていきたいと思います。

ジェイ 選手

ジェイ ――2得点について
まずはチームとして素晴らしいパフォーマンスを出せたことがよかったと思いますし、何より3ポイント取れたことがよかったです。
最初のゴールは幸運だったと思います。というのもボールのバウンドがイレギュラーでした。そこでGKと1対1になった時に一度自分から離れたボールが戻ってきて、そこでゴールに押し込むことができました。
2点目の場面では、太田選手から素晴らしいクロスが入ってきました。自分は頭で押し込むだけでした。練習でいつも合わせてきたことですし、それが試合に出たと思います。
練習試合でも公式戦でも同じ準備をして、同じ状態で入ることを心掛けています。もちろんそれはいいパフォーマンスを出すためです。落ち着いて試合に入ることを心掛けていました。
――開幕戦からインパクトを残したが?
チームメイトの力でゴールを決めることができました。感謝したいと思います。それから素晴らしいサポーターの前でプレーできたことが何よりも嬉しいです。
――今後へ向けて
今日の試合で勝てたわけですが、すぐに気持ちを切り替え次のゲームを考えたいと思います。次の試合はアウェイゲームですし、難しい試合になると思います。シーズンは長いですが、1試合1試合、自分たちに与えられた試合を見つめ、集中していきたいです。

上田 康太 選手

上田 康太 開幕戦ということでサポーターのみなさんもたくさん来てくれ、チームとして一丸となって戦うことができ、勝利につながってよかったです。楽しかったです。応援の声もたくさん聞こえていましたし、自分たちのプレーも課題もありますが、何度かいい部分を出せたので、よかったです。これからもっともっとよくなっていかなければいけないと思いますが、まずは一つ勝ててよかったです。
――自分自身のプレーについて
まだまだです。もっともっと攻守に存在感を出していかなければいけませんし、決定的なプレーをもっともっと出していきたいと思います。
――スタジアムに入る時の心境は?
一年がスタートするということで楽しみな気持ちもあり、緊張も少しありましたが、いつも通りのプレーをして、まずは自分の力を100パーセント出すことを意識していました。
――ゲームキャプテンはいつ告げられたのですか?
今日のミーティングです。やはり特別なマークですし、重みもありますが、選んでいただいたことは光栄なことですし、それに恥じないようなプレーをしたいと思っていました。チームのためになにができるかということを考えていました。

太田 吉彰 選手

太田 吉彰 スタジアムの雰囲気が非常によかったですし、サポーターの方にたくさん来ていただきました。その中で勝ててよかったです。ほっとしています。前半の最初の方でファウルをしてしまい、そのFKで失点してしまったのですが、逆にそれでふっきれてどんどん行ってやろうと思っていました。ただ、失点直後にゴールが決まり、落ち着いてプレーできました。その中で自分のプレースタイルを出すことを意識していました。
後半、ちょっと相手にカウンターを受けるシーンやイージーなミスもありましたが、開幕戦ということでまずはチームが勝つことが一番だと思いますし、それができてよかったです。2点目のアシストは思い通りのボールを蹴ることができましたし、欲を言えば得点を取りたかったのですが、それは次節に取っておいて、まずは勝ててほっとしています。
――スタジアムの雰囲気について
昔のように応援してくれるかな、ということは内心不安でしたが、それでもあれだけの声援をいただきました。今後、期待に応えられるようにもっともっと活躍して、自分のドリブル、ゴール、アシストでスタジアムをさらに盛り上げていければと思います。

アダイウトン 選手

アダイウトン 得点することができ、非常に嬉しく思っています。自分がゴールを決めることに越したことはありませんが、どの選手も最後までチームのために戦っていたことが一番です。自分自身も献身的に動きことができたと思っていますし、これからも献身的なプレーを見ていただきたいと思っています。
サポーターのみなさんが90分間常にそばにいてくれましたし、鼓舞してくれました。とても心強かったです。
――ゴールシーンについて
(櫻内)渚がシュートモーションに入るのが見えたので、こぼれると信じてゴール前につめました。半分は(櫻内)渚のゴールです。

川辺 駿 選手

川辺 駿 勝っている状況の中で、自分らしいプレーを出せればと思っていました。試合に出ることができ、まずはほっとした部分もあります。今後、出場時間を伸ばしていくこと、さらに活躍することが大事になると思っています。まずは『始まったな』という心境です。アップの時からスタジアムの雰囲気がすごくいいと感じました。ピッチとスタンドが近くて、大きな声援をいただき、アップの時から改めてここでプレーしたいと思いました。スタメンで試合に出られるように、また明日の練習からやっていきたいです。

ギラヴァンツ北九州 ■柱谷幸一監督
 

――感想
開幕戦ということで、アウェイでしたが、たくさんサポーターに来ていただき、最後まで劣勢のゲームでしたが、声援していただき感謝しています。
ゲームの方は、ある程度押し込まれるということは想定した中で入っていきましたが、その中で上手くFKで1点を取れて、これからというところで早い時間帯に失点して、追いつかれて、その後も押し込まれるゲームになると思っていましたが、ただ、ボールへのアプローチとクロスへの対応が上手くできず、それで前半で3失点してしまいました。
後半に入るにあたってもう1回リセットして、0-0のつもりで入っていこうと。先に自分たちが1点取れば、ゲームの流れはまた変わってくるということで後半に入りました。10分、15分過ぎから自分たちがボールを動かせる時間が続いていて、あの時間帯で何度かチャンスあったので、1点取れていれば、また同点にするチャンスはあったと思いますが、そこで取れなかったことが残念です。
結果的に敗戦という形にはなりましたが、前半の出来は別として、後半はかなり自分たちのゲームができたので、あのイメージを持ちながら次のゲームに向かっていきたいと思います。