2014年 試合速報

2014 J2リーグ 21節 vs.京都サンガF.C.

sanga
sanga

8 勝
6 分
6 敗
29 得点
27 失点
勝点 30
順位 7

2
  • 1
  • 3

  • 1
  • 0

3
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

12 勝
4 分
4 敗
34 得点
17 失点
勝点 40
順位 2

前半
24分
前田 遼一
28分
オウンゴール
山瀬 功治
32分
43分
前田 遼一
ハーフタイム
田村 亮介
伊藤 優汰
後半
大黒 将志
1分
14分
山崎 亮平
山田 大記
田森 大己
25分
山瀬 功治
三平 和司
27分
酒井 隆介
29分
37分
小林 祐希
岡田 隆
中山 博貴
内野 貴志
42分
43分
ペク ソンドン
阿部 吉朗
46分
松井 大輔
21
オ スンフン
2
酒井 隆介
7
駒井 善成
20
バヤリッツァ
30
石櫃 洋祐
10
工藤 浩平
14
山瀬 功治
15
中山 博貴
19
田森 大己
23
田村 亮介
31
大黒 将志
SUB
29
杉本 大地
4
内野 貴志
8
横谷 繁
18
石田 雅俊
25
伊藤 優汰
9
三平 和司
13
宮吉 拓実
監督
川勝 良一
1
八田 直樹
5
駒野 友一
13
宮崎 智彦
19
伊野波 雅彦
33
藤田 義明
4
小林 祐希
8
ペク ソンドン
22
松井 大輔
32
フェルジナンド
9
山崎 亮平
18
前田 遼一
SUB
39
藤ヶ谷 陽介
2
菅沼 駿哉
3
岡田 隆
10
山田 大記
11
松浦 拓弥
14
阿部 吉朗
17
金園 英学
監督
シャムスカ

10,573
スタジアム名 試合日 キックオフ
西京極 7/5(土) 19:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、乾燥 川北 信幸 扇谷 健司
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分分 田中 利幸 三原 純
気温 湿度 第4の審判員 記録員
25.4度 70% 西橋 勲 野村 絢
5 シュート 8
8 ゴールキック 11
4 コーナーキック 9
21 直接FK 12
7 間接FK 1
7 オフサイド 0
0 PK 0

長丁場のリーグ戦もいよいよ折り返し地点を迎える。前半戦はこの試合が最後。節目の一戦を何としても勝利で締め括りたい。

ジュビロ磐田の予想フォーメーションは[4-2-3-1]。GKに八田直樹。最終ライン右から駒野友一、藤田義明、伊野波雅彦、宮崎智彦。ダブルボランチにフェルジナンドと小林祐希。中盤右サイドからペク ソンドン、松井大輔、山崎亮平。1トップに前田遼一という並びか。
対する京都サンガF.C.のフォーメーションは[4-4-2]。GKにオ スンフン。最終ライン右から石櫃洋祐、酒井隆介、バヤリッツァ、駒井善成。ダブルボランチに工藤浩平、田森大己。中盤2列目右サイドに田村亮介、同左に中山博貴。2トップに山瀬功治と大黒将志という並びか。

ジュビロ磐田は日本代表の伊野波雅彦がスタメンに復帰。『2014 FIFAワールドカップブラジル』では残念ながら出場機会がなかったが、今週全体練習に合流し、しっかりとコンディションを調整してきた。ペリクレス シャムスカ監督は「伊野波はいい状態で帰ってきてくれた」と話しているだけに、復帰戦で早速チームを牽引してくれるに違いない。古巣対決となるのは松井大輔。京都府出身であり、00年から04年まで京都サンガF.C.でプレーした。「西京極はプロデビューを果たした特別な場所。いいプレーを見せたい」と意気込みを語っている。久々のスタメンとなるペク ソンドンにも注目したい。

対する京都サンガF.C.は第20節終了時点で7位。昨季は惜しくもJ1昇格を逃し、今季はそのリベンジに燃える。しかし、ここまで8勝6分6敗と上位争いに絡むことができていない。この試合より指揮を取る川勝良一新監督の下でリスタートを切る。川勝良一新監督が東京ヴェルディ時代に指導していたのがジュビロ磐田のボランチ・小林祐希。かつての指揮官の前でどんなプレーを見せることができるか。

試合会場は京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場。天気はくもり。ピッチ上空は厚い雲に覆われ、今にも雨が降り出しそうだ。ただし、ピッチにはアップ前に水がまかれており、もともとスリッピーな状況。パスをつなぐ上でメリットと言えそうだ。アウェイゴール裏にはこの試合も大勢のサックスブルーサポーターが駆けつけ、試合前から熱い声援を送っている。キックオフは19時。ご声援よろしくお願いします!

前半1分、ジュビロボールで前半キックオフ!天気はくもり。風はほぼなく、じめじめした気候だ。
前半1分、ジュビロのフォーメーションは[4-2-3-1]。GKに八田直樹。最終ライン右から駒野友一、藤田義明、伊野波雅彦、宮崎智彦。ダブルボランチにフェルジナンドと小林祐希。中盤右サイドからペク ソンドン、松井大輔(キャプテン)、山崎亮平。1トップに前田遼一という並び。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーはホワイト。
前半2分、対する京都のフォーメーションは[4-4-2]。GKにオ スンフン、最終ライン右から石櫃洋祐、酒井隆介、バヤリッツァ、駒井善成。ダブルボランチに工藤浩平、田森大己。中盤2列目右サイドに田村亮介、同左に中山博貴。2トップに山瀬功治と大黒将志。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーは紫。
前半2分、序盤は膠着した展開。互いにシンプルにプレーしている。
前半3分、この試合最初のシュートはジュビロ。敵陣右サイドのペク ソンドンのクロスのこぼれた球をつなぎ、最後は再びペク ソンドンが右サイドからクロス。ファーサイドへ。これを受けた前田遼一が左足でシュートを打つが、これはゴール横に外れた。
前半5分、ジュビロ、自陣からビルドアップ。最終ラインの伊野波雅彦が縦パス。これは京都にクリアされたが、序盤から積極的に縦パスを狙っている。
前半7分、ジュビロ、ロングボールを最前線の前田遼一が競り、そのこぼれ球に反応した松井大輔が左サイドへ展開。その後、山崎亮平、宮崎智彦とつなぎ、最後は宮崎智彦が左足でクロス。ニアサイドへ。これは京都にクリアされた。
前半9分、ジュビロにチャンス。伊野波雅彦が浮きパスで前線の前田遼一を狙う、これを京都のバヤリッツァがヘディングでクリア。オ スンフンへのバックパスを狙ったが、飛び出したオ スンフンと呼吸が合わず、ボールは無人のゴールの方向へ転がる。しかし、惜しくもゴール横に外れた・・・。ジュビロのCKに。
前半9分、ジュビロ、CK、メインスタンド側から駒野友一がキック。2本連続。いずれも際どいボールだったが、京都にクリアされた。
前半11分、ジュビロ、CK、メインスタンド側から駒野友一がキック。ファーサイドへ。しかし、オ スンフンに直接キャッチされた。オ スンフンはすぐさま前線へフィード。前線に残っていた大黒将志を狙うが、マークについていたペク ソンドンがしっかりクリアした。
前半13分、ジュビロ、敵陣右サイドで縦パスを受けたペク ソンドンが鋭く反転し、インサイドへ。最後は中央で前田遼一とのワンツーで突破を狙うが、これは京都にクリアされた。
前半15分、ジュビロ、敵陣右サイドのペク ソンドンがドリブルでインサイドへ切れ込み、縦パス。これを受けた前田遼一の落としを、2列目から上がってきた小林祐希が左足でワンタッチシュート。これはオ スンフンの正面。
前半16分、ジュビロ・ペリクレス シャムスカ監督、京都・川勝良一監督はともにジャージ姿。ベンチ前に立ち、戦況を見ている。
前半18分、ジュビロ、中盤中央のフェルジナンドが右足で前線にロングパス。前田遼一を狙うが、これは長く、京都のゴールキックに。
前半19分、京都、自陣からビルドアップ。バヤリッツァの縦パスに松井大輔が反応し、ボールにタッチしたが、惜しくもマイボールにはできず。しかし、高い守備意識は見せている。
前半22分、ゲームはまだまだ均衡した展開。互いに短いパスをつなぎながら打開を狙うことが多い。
前半23分、京都、中盤の中央でFKを獲得。山瀬功治が右足でキック。ファーサイドへ。これに酒井隆介が飛び込むが折り返すことはできず、ジュビロのゴールキックに。
前半24分、ジュビロに先制ゴール。敵陣右サイドでペク ソンドンの縦パスを受けた駒野友一がクロス。ニアサイドへ。これを前田遼一が頭で押し込んだ。【1-0】
前半28分、ジュビロ、CK、バックスタンド側から駒野友一がキック。ファーサイドへ。これを藤田義明が頭で折り返す。これがゴール前の京都の選手に当たり、ゴールイン。京都のオウンゴールにより、ジュビロに2点目が入った。【2-0】
前半32分、ジュビロ、自陣からビルドアップ。しかし、藤田義明の縦パスが山瀬功治にカットされてしまう。ボールを奪った山瀬功治がインサイドへ切れ込み、シュート。これが伊野波雅彦に当たり、コースが変わってゴールに入った。【2-1】
前半38分、京都、CK、バックスタンド側から山瀬功治が右足でキック。これはニアサイドの伊野波 雅彦がヘディングでクリアした。
前半39分、ジュビロ、CK、メインスタンド側から駒野友一がキック。ゴール正面へ。これはオ スンフンにパンチングでクリアされた。
前半40分、ジュビロ、藤田義明のパスを受けた松井大輔が敵陣左サイドから左足でクロス。これに前田遼一が飛び込むが、合わず、京都にクリアされた。
前半43分、ジュビロ、敵陣右サイドの深い位置でFKを獲得。キッカーは小林祐希。ファーサイドへ。これを前田遼一が頭で豪快に押し込んだ!【3-1】
前半45分、前半アディショナルタイムは2分。
前半アディショナルタイム1分、ジュビロ、山崎亮平がドリブルで仕掛け、そのまま右足でシュート。これはオ スンフンの正面。
前半アディショナルタイム2分、ジュビロのCKがクリアされたところで前半終了のホイッスル。【3-1】
後半1分、京都ボールで後半キックオフ。京都、ハーフタイムに選手交代。田村亮介に代わり伊藤優汰を投入。
後半1分、京都にゴール。敵陣左サイドをドリブルで突破した山瀬功治のクロスを、ゴール前の大黒将志に頭で押し込まれた・・・【3-2】
後半9分、京都、ゴール正面のミドルレンジでFKを獲得。これを石櫃洋祐が右足で直接狙うが、大きく枠の上に外れた。
後半12分、ジュビロ、敵陣中央のミドルレンジからフェルジナンドが右足でシュート。これは京都にブロックされた。
後半13分、両チームのハーフタイムコメント。ジュビロ、ペリクレス シャムスカ監督、「後半ミスをしないように集中していこう」、「もっとビルドアップを早くしよう」、「セカンドボールをしっかり拾っていこう」。
京都、川勝良一監督、「セットプレーは注意すること」、「冷静に、戦う意欲をもっと見せよう」、「後半は自分たちから仕掛けていくこと」。
後半14分、ジュビロ、選手交代、山崎亮平に代わり山田大記を投入。
後半15分、ジュビロ、途中出場の山田大記はそのまま中盤の左に入った。
後半17分、ジュビロ、中盤の中央でパスを受けた前田遼一が右サイドへ展開。ペク ソンドンを狙うが、わずかに合わず、京都のスローインに。
後半19分、ジュビロ、敵陣右サイドから攻撃。ペク ソンドンの横パスを小林祐希がスルー。その背後の駒野友一が受け、ドリブルを仕掛けるが、惜しくも京都にカットされた。
後半20分、京都、敵陣右サイドの深い位置からスローイン。ゴール前に投げ込み、そのこぼれ球に反応した田森大己が右足でミドルシュート。これはポストに当たり、外れた。危ない場面だった・・・。
後半23分、ジュビロ、ペク ソンドンの惜しいシュートからCKを獲得。バックスタンド側から駒野友一がキック。ニアサイドへ。これは京都にクリアされた。
後半25分、京都、中盤でフェルジナンドを倒した田森大己にイエローカード。
後半27分、京都、選手交代、山瀬功治に代わり三平和司を投入。
後半28分、ジュビロ、松井大輔が粘って敵陣右サイドでキープし、左足でクロス。ファーサイドへ。これを受けた山田大記がクロス。ライナー性の際どいボールだったが、だれも押し込めず、京都のゴールキックに。
後半29分、京都、酒井隆介にイエローカード。
後半30分、ジュビロ、ペク ソンドンの惜しいシュートからCKを獲得。メインスタンド側から駒野友一がキックしたが、京都にクリアされた。
後半30分、京都、CK、バックスタンド側から石櫃洋祐が右足でキック。これに三平和司が飛び込むが、駒野友一が体を張ってブロック。再び京都のCKに。
後半32分、京都、CK、バックスタンド側から石櫃洋祐がキック。これはジュビロがクリアした。
後半33分、ジュビロ、岡田 隆がスタンバイ。
後半34分、京都、敵陣左サイドを駒井善成がドリブルで突破し、パス。パスを受けた伊藤優汰が左足でクロス。これは長く、ジュビロのゴールキックに。
後半35分、ジュビロ、岡田 隆が一度はピッチサイドに立ち、スタンバイしていたが、再びベンチに戻った。
後半36分、ジュビロ、敵陣右サイドのペク ソンドンが駒野友一とのパス交換で突破し、クロス。際どいボールだったが、これは京都にクリアされた。
後半37分、ジュビロ、選手交代、小林祐希に代わり岡田 隆を投入。そのままボランチに入った。
後半39分、京都、ロングボールのこぼれ球をつなぎ、最後は駒井善成のパスを受けた伊藤優汰が左足でクロス。これはそのままラインを割り、ジュビロのゴールキックに。
後半42分、京都、選手交代、中山博貴に代わり内野貴志を投入。
後半43分、ジュビロ、選手交代、ペク ソンドンに代わり阿部吉朗を投入。
後半43分、ジュビロ、阿部吉朗はそのまま中盤の右サイドに入った。
後半44分、京都、敵陣右サイドでFKを獲得。ゴール前にロングボール。これはフェルジナンドが頭でクリアした。
後半45分、ジュビロ、ゴール正面のフェルジナンドが右足でミドルシュート。これは大きく枠の上に外れた。後半アディショナルタイムは4分。
後半アディショナルタイム1分、京都に決定機。ジュビロDFラインの背後に大黒将志が走り込み、右足でシュート。これは伊野波 雅彦がブロック!
後半アディショナルタイム1分、ジュビロ、遅延行為で松井大輔にイエローカード。
後半アディショナルタイム2分、京都、敵陣左サイドでFKを獲得。ゴール前に浮きパス。これはジュビロが大きくクリアした!
後半アディショナルタイム4分、京都、CK、バックスタンド側から石櫃洋祐が右足でキック。ゴール前で京都がタッチするが、強いシュートは打てず、ジュビロのゴールキックに。
後半アディショナルタイム5分、敵陣右サイドでジュビロがパスをつないだところで、試合終了のホイッスル!【3-2】
シャムスカ 監督

――感想
我々にとって非常に大切な勝利でした。特に京都さんはクオリティーの高い選手たちが揃っていますから。ただ、前半は我々の方がいい入りができました。ただ、1失点目は自分たちのミスで取られてしまいました。後半の入りは非常に悪い時間帯で失点してしまいました。我々が浮き足だってしまい、京都さんが高い集中力で後半に入ったと思います。その得点で彼らはモチベーションを上げることができ、後半動きが活発化してきました。ただ、90分間で考えると我々の方が勝ちにふさわしかったと思っています。
また、今日来ていただいたジュビロのサポーターの方々に感謝いたします。磐田市長、磐田市の協力もあり、17台のバスで来ていただきました。とても感謝しています。また、浜松でパブリックビューイングが行われているということで、ご覧になられた方にも感謝いたします。
――攻撃面の評価は?
サイドからいいコンビネーションでチャンスを作ることができました。我々のチームの特長の一つとして両サイドバックの攻撃参加、そして、その前にいるスピードのある選手を上手く生かすことができました。また、(山田)大記をなぜサイドに入れたかというとさらにボールキープができるようにするためです。スマートな選手ですし、ポジショニングで気配りができる選手ですし、投入しました。そして、ボランチのところは(小林)祐希に代わり(岡田)隆を投入しました。(小林)祐希は非常にいいプレーをしてくれました。運動量も豊富でした。ただ、その影響もあってか少し負担がかかり、疲れが見られたので、新しい息を入れるために入れました。また、阿部については、京都は背の高い選手を入れてきたというところで、空中戦の対策の一つして入れました。彼はサイドでも守備に貢献できるので投入しました。
――2得点した前田選手の評価は?
ご覧の通り(前田)遼一はペナルティーエリアでいいポジションを取ると必ず結果を出してくれるだと思っています。ボールもいいボールでした。これからも期待していますし、高く評価しています。また、ボールがないところでもしっかりと最後まで運動量を持ち、チームに貢献してくれました。最後の1秒まで戦ってくれた彼に感謝しています。
――後半はシュートが少なくなりましたが、戦い方の評価は?
そうですね。カウンターアタックはたくさん作り出しましたが、フィニッシュの精度はちょっと低かったと思います。カウンターアタックはできましたが、決定機を作り出すことはできなかったと思います。
――後半はカウンターという意識だったのでしょうか?
そういうことではなくて、選手たちに常々言っていますし、チームの哲学の一つですが、攻撃の使い分けは落とし込んでいます。ただ、相手は負けている状況で得点を取りに来ますし、おのずとカウンターアタックが多くなったと思います。
――京都は新監督の初陣でしたが、チームの印象は?
京都さんは監督交代があったというところで、我々にとって少なくともアドバンテージになったと思います。京都さんはこれから成長していくチーム、我々は成長段階にあるチームという対決になりました。京都は時間をかければ必ず上位まで食い込んでくるチームだと思います。選手たちのクオリティーを見れば、わかることだと思います。

前田 遼一 選手

前田 遼一 いい時間帯に得点を取ることができてよかったです。湘南にだいぶ差をひろげられているので、悔しいですが、後半戦で巻き返していきたいです。

小林 祐希 選手

小林 祐希 かなりゲームをコントロールできましたし、フェルジナンドとの関係もよかったです。ポジショニングもよかったと思います。ミスもありましたが、3点取って勝てたことは収穫です。ただ、収穫ばかりではありませんし、また来週トレーニングして、次の試合につなげていきたいです。
――アシストについて
GKが取れないようにボールを蹴りました。思い通りのキックです。
――京都・川勝良一監督について(※東京ヴェルディ時代に指導を受けている)
すごく成長しているという言葉をかけてもらえました。どこかと言わればメンタル面だと思っています。他のチームの監督なのに僕自身のプレーを見てくれていて、すごく嬉しいです。感謝していますし、一番の恩師だと思っています。

松井 大輔 選手

松井 大輔 危ない試合でしたが、勝ててよかったです。ただ、チームとして何度か集中力が切れてしまった部分がありましたし、修正点です。
――前半戦を振り返って
まだまだ気を抜けませんし、松本も勝っているので毎試合気を抜かずに前進したいと思います。まだぜんぜん自分たちの思い通りにはなっていませんが、どんどんよくなってくると思いますし、徐々につめていければと思います。
――久々に西京極でプレーしましたが?
温かく応援していただきました。ファンの方に感謝しています。

伊野波 雅彦 選手

伊野波 雅彦 いらない失点をしてしまいました。そこだけ直せばある程度いいゲームだったと思います。後半の立ち上がりの失点は課題ですし、改めて修正しなければいけません。1失点目も集中力のところだと思います。ああいう失点をなくさなければいけません。まだまだだと思います。チームとしての試合の運び方をもっと考えなければいけないと思います。

京都サンガF.C. ■川勝 良一
 

――感想
前半硬かったなというところで、京都らしくないと言うか、技術的なところでちょっと。ホテルとか試合前のミーティングでちょっと個人的に発破をかけ過ぎたかなと。選手が硬くなったと言うか、気持ち的には戦うけど、逆にその硬さが慎重さとかで、相手の距離とかもっとボールにチャレンジできるポジションよりは安全なポジションで…。結局それが最終的に苦しかったと。そのあたり、シーズンでいろいろやり方が変わり、いろんな戸惑いが選手にあったかなと。後半、相手もジュビロなので個々の能力で乗せたりするときつい。イメージ通りの攻撃でフィニッシュまで行ければ一番いいですけど、それがいけないとしても、セカンドボールを拾うとか、ボールを奪うということに対してポジションをもっと近づけて。ただ後半、すぐに1点差にして、少し選手は少しずつ普段に近づいたとは思うんですが。ただ最後のところで、大黒以外の選手で裏とかスペースに関してもっともっと激しくできるようなチームと言うか、そこに変えていかなければという印象です。後半も選手は諦めないでゴールに近づいたと言うか、そういう姿勢は次につながるではなくて、つなげないとダメだと思うので。少し細かい所でもミーティングのことまでももう少し気にして、選手の戦う気持ちを如何にもう少し楽にと言うか、それが慎重な消極的なプレーにならない様な話とか、それでできる限り送り出して後半みたいな形を頭からできるようにしていきたいです。