2011年 試合速報

2011 J1リーグ 31節 vs.浦和レッズ

reds
reds

7 勝
11 分
12 敗
33 得点
36 失点
勝点 32
順位 15

0
  • 0
  • 1

  • 0
  • 2

3
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

10 勝
8 分
12 敗
45 得点
40 失点
勝点 38
順位 10

前半
12分
16分
那須 大亮
エスクデロ セルヒオ
28分
ハーフタイム 後半
9分
山田 暢久
野田 紘史
12分
16分
西 紀寛
山本 康裕
エスクデロ セルヒオ
デスポトビッチ
21分
22分
高橋 峻希
マゾーラ
32分
41分
山崎 亮平
荒田 智之
45分
ロドリゴ ソウト
山本 脩斗
18
加藤 順大
6
山田 暢久
14
平川 忠亮
17
永田 充
26
濱田 水輝
5
高橋 峻希
7
梅崎 司
8
柏木 陽介
24
原口 元気
27
小島 秀仁
15
エスクデロ セルヒオ
SUB
1
山岸 範宏
2
坪井 慶介
4
スピラノビッチ
12
野田 紘史
23
青山 隼
29
マゾーラ
31
デスポトビッチ
監督
堀 孝史
1
川口 能活
2
加賀 健一
5
駒野 友一
6
那須 大亮
33
藤田 義明
10
山田 大記
11
西 紀寛
22
小林 裕紀
49
ロドリゴ ソウト
18
前田 遼一
25
山崎 亮平
SUB
21
八田 直樹
20
山本 脩斗
50
古賀 正紘
23
山本 康裕
8
ジウシーニョ
17
金園 英学
19
荒田 智之
監督
柳下 正明

34,263
スタジアム名 試合日 キックオフ
埼玉 11/3(木) 17:03
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、乾燥 大栗 克元 廣瀬 格
天候 試合時間 副審 副審
くもり 90分 入部 進也 村井 良輔
気温 湿度 第4の審判員 記録員
18.3度 63% 蒲澤 淳一 大塚 重徳
6 シュート 17
7 ゴールキック 11
2 コーナーキック 11
14 直接FK 13
1 間接FK 1
1 オフサイド 1
0 PK 0

2011年Jリーグ31節が間もなくキックオフされる。
今日の対戦相手は浦和レッズ。
今シーズンの浦和レッズはここまで7勝12敗11分。
勝点32の15位と下位グループに位置してしまっている。

今シーズン途中にGMや監督の解任などチーム内で様々な問題を抱え、それが成績にも表れてしまっている。
ここ最近の戦いを見ても、勝ち負けを繰り返し安定した戦いが出来ずにいる。
ナビスコカップでは決勝戦まで駒を進めるも、最後は鹿島の前に屈してしまった。
それでもメンバーを見れば分かるように、豪華な選手が揃っている。
若手の原口元気、山田直輝、柏木陽介、梅崎司。そしてベテランの山田暢久、鈴木啓太、平川忠亮。
さらに外国人選手のデスポドビッチらがおり、戦力は十分揃っている。
名門クラブの名にかけて降格だけは許されない。今日の試合も全力で勝ちにくるだろう。


一方のジュビロは、ここのところ調子が下降気味。
前節のセレッソ戦ではホームで屈辱の4失点完封負け。
山崎亮平をサイドで起用するなど、いつもと違ったフォーメーションで臨むも、あまり機能させることができなかった。
現在チームは苦しい状況にあるが、ここは全員の精神力で何とかそれを打破したい。
今節からロドリゴ ソウトがチームに復帰と明るい話題も。
これでフルメンバーが揃った。
順位をひとつでも上げるため、全力プレーを期待したい。

試合開始は17:00。
熱いご声援宜しく御願いいたします。

前半0分、浦和ボールで前半キックオフ!
前半2分、浦和、高橋義希→エスクデロ セルヒオが細かいパスをつなぎ、ジュビロDFラインを崩しにいくも、突破させず!
前半6分、浦和サポーターが圧倒的な数でジュビロにプレッシャーをかける。DFラインでボールを持つと、すかさずブーイングが…
前半9分、ジュビロ、中盤から飛び込んだ山田大記がミドルシュート!
今試合初シュート。
前半10分、ジュビロ、右サイド駒野友一から左サイド山崎亮平へサイドチェンジ。
山崎亮平がドリブルで持ち込むも、山田暢久にカットされCKに。
前半12分、ジュビロ、左サイドから駒野友一がCK。
ファーサイドに蹴りこんだボールに前田遼一がヘディングシュート!ボールはゴール左隅に吸い込まれた!!!!
大事な一戦での貴重な先制点をゲット! 【1-0】
前半15分、ジュビロ、右サイドからのCK。
駒野友一が蹴るもチャンスならず…
前半16分、ジュビロ、梅崎司のドリブル突破を後ろから止めてしまった那須大亮に対し、イエローカード。
前半17分、ジュビロ、西紀寛からのスルーパスに反応した山崎亮平。
GK加藤順大と一対一になり、シュートを狙うも加藤順大に阻止されてしまった…
前半18分、ジュビロ、右サイドから山崎亮平がシュートを放つも、枠を外してしまった…
前半20分、浦和、梅崎司がFK。ニアにボールを入れるも、濱田水輝のヘディングシュートは大きく枠を外れた…
前半23分、ジュビロ、1トップのエスクデロ セルヒオを加賀健一ががっちりとマークし、仕事をさせていない。
前半26分、ジュビロ、西紀寛が右サイドからクロスを試みるも、浦和DFに阻まれてしまう。
前半28分、浦和、加賀健一を倒したエスクデロ セルヒオに対し、イエローカード。
前半29分、ジュビロ、右サイドから駒野友一のクロス。山田大記がシュートし、そのこぼれ球を西紀寛が詰めるも、相手に当たりCK。CKはチャンスならず…
前半30分、浦和、原口元気がドリブルでライン際まで突破。シュートを放つも、川口能活がセーブ!
前半31分、ジュビロ、柏木陽介のボールを奪った前田遼一が、ミドルシュート!
シュートは惜しくも枠が外れたが、思い切りのいいシュートだった。
前半33分、浦和、山田 暢久、梅崎司、柏木陽介とつなぎ、最後は梅崎司がシュートを放つ。CKに。
CKはチャンスならず。
前半35分、浦和、エスクデロ セルヒオから梅崎司へ。梅崎司がシュートを放つも川口能活の正面!
前半36分、ジュビロ、山崎亮平がボールを蹴ると相手3人に囲まれるも強引にエリア内へ。
スピードを活かし相手を振り切ると、そのままシュート!しかし、ボールは惜しくもクロスバー直撃!
前半37分、浦和、速攻から梅崎司がドリブルで持ち込み、小島秀仁へ。小島秀仁がシュートを放つも、川口能活の正面!
前半40分、ジュビロ、左サイド山崎亮平がクロス。ファーサイドにボールを入れると、山田大記がシュート。しかし加藤順大にキャッチされてしまった…
前半42分、浦和、エスクデロ セルヒオへ縦パス。そのボールに反応したエスクデロ セルヒオが、加賀健一を背負いながら反転しシュートするも、ゴール左に外れた。
前半44分、アディショナルタイムは1分。
前半アディショナルタイム1分、浦和がボールを回していたところで、前半終了のホイッスル。
後半0分、ジュビロボールで後半キックオフ!
後半1分、ジュビロ、左サイド山田大記がクロス。CKへ。
CKは、チャンスならず。
後半3分、ジュビロ、エリア内で山田大記が小林裕紀にラストパス。しかし加藤順大にセーブされてしまった。
後半4分、ジュビロ、左サイド山田大記がクロス。CKへ。
右サイドからのCK、最後はクリアボールを那須大亮が顔面で弾き返しゴール方向へボールが転がるが、加藤順大がキャッチ。
後半8分、浦和、速攻から原口元気がシュートを放つも、駒野友一がしっかり防ぐ!!!
後半9分、ジュビロ、後方からのボールを前田遼一に当てると、そのこぼれ球を拾った山崎亮平がフリーでドリブル突破。最後はエリア内まで進入し、加藤順大と一対一になり、ループ気味のシュートを放つ!
ボールは吸い込まれるようにゴール左隅に入った!!! 【2-0】
後半14分、ジュビロ、右サイド駒野友一がクロス。ロドリゴ ソウトがスルーし、山崎亮平へボールを渡すも、シュートまでは行けず。
後半16分、ジュビロ、西紀寛に代わり山本康裕を投入!
後半20分、ジュビロ、攻守の切り替えがうまく機能しており、浦和は後方でボールを回さざるおえない状況。
後半21分、浦和、エスクデロ セルヒオに代わりデスポトビッチを投入。
後半22分、ジュビロ、駒野友一から山崎亮平へ。山崎亮平が右サイドをドリブルで突破をすると、ファーサイドで待っていた前田遼一へクロス。
前田遼一が教科書通りのダイビングヘッドを放つ!!ボールはきれいにゴール右隅へ突き刺さった!!! 【3-0】
後半28分、ジュビロ、山崎亮平がシュートを放つも、相手に当たりCKに。
右サイドCKは、山本康裕がヘディングシュートを放つも、枠を超えていった。
後半30分、ジュビロ、エリア内で山崎亮平が落としたボールを、駒野友一が強烈なシュートを放つ!加藤順大が弾き、CKへ。CKはチャンスならず。
後半32分、浦和、高橋義希に代わりマゾーラを投入。
後半35分、ジュビロ、左サイドから山田大記がクロス。走りこんだ前田遼一がヘディングシュートを放つも、枠を外れてしまった。
後半38分、浦和、マゾーラからのパスを受けた平川忠亮がミドルシュートを放つも、枠を大きく超えていった。
後半41分、ジュビロ、山崎亮平に代わり荒田智之を投入!!
後半45分、ジュビロ、ロドリゴ ソウトに代わり山本脩斗を投入!!
アディショナルタイムは、2分。
後半アディショナルタイム2分、ジュビロ、荒田智之がDFラインからのボールを受けると、そのままミドルシュート!しかしシュートは大きく枠を外れた。ここで試合終了のホイッスル。
アウェイで3得点を奪い、快勝した!!!!!!!
柳下 正明 監督

――感想
スタートから選手達は非常に集中力が高く、攻撃も守備も自分達からアクションを起こせていた点が非常によかったと思います。浦和の選手達がきちんとつないできてくれたことも我々の守備がはまった要因だとは思いますが、ゲームが終わるまで本当に高い集中力を持ってやってくれたことがこういう結果につながったと思います。リーグ戦残り3つ、今日のようないいゲームをして終われるようにしっかり準備していきたいと思います。
――「浦和の選手達がきちんとつないできてくれたことが守備がはまった要因」というのは浦和の攻撃が狙いやすかったということでしょうか?
ジュビロの場合、今までやられているゲームではやはりロングボールに苦戦していたという部分があったので、そういったボールが少なかったということが一番の要因、という意味です。
――前節に比べ格段に内容がいいように感じましたが、ベストメンバーでやれたことが大きかったのでしょうか?
確かに今現在、いい状態の選手11人でゲームを行うことができたということが要因の一つです。それから2試合連続ホームで負けているということで非常に強い気持ちでゲームに臨めたと思います。
――去年、浦和のセンターバックに高さがない点を突いてきたと思いますが、今年は浦和のどのあたりを狙っていたのでしょうか?
一つはサイドにスペースができると。それでサイドを起点にできるだろうと。それとサイドバックの背後もトップ、あるいは2列目が流れることで起点を作れるだろうと。それと少し押し込んだところでセンターバックの前に少しスぺ―スができるので、そのあたり、トップに対してくさびを入れることができるということを選手達に伝えました。ただ、そこを背後なのか、くさびを入れるのか、しっかり判断してプレーすることが大事ですし、そのあたり、できていたと思います。
――この試合、ロドリゴ選手と山田選手が復帰しましたが、彼らの復帰はチームとしてどういったメリットがあったのでしょうか?
一言で言えば落ち着きをチームにもたらすということです。(ロドリゴ)ソウトであれば、相手のボールを奪うということをかなりやっていますし、奪った後確実に味方につなぎ、そこでチームの時間が作れます。山田大記に関してもボールが入った時に自分で仕掛けながら少し押し込むことができます。その間に味方の選手がスペースを見つけて動き出せると。

山崎 亮平 選手

山崎 亮平 前半から主導権をもってできました。前田さんから良いボールが来たのでゴールできました。高い位置でボールを奪え早く攻撃できたことと、スペースもあったので自分から仕掛けることができました。前田さんが良い動きをしてくれるので本当にプレーしやすかったです。

前田 遼一 選手

前田 遼一 コマ(駒野)から良いボールが来たのでゴールするだけでした。前線から守備もできていたのが良い点だと思います。
2点目もヤマ(山崎)が“ここで欲しい!”という場所にボールをくれました。ツートップがゴールして勝てるという気持ちの良い勝ち方ができました。ここからも一つ一つ勝てるように頑張ります。

加賀 健一 選手

加賀 健一 しっかり戦うことができたと思います。前節、チームとしてああいった試合をしてしまいましたし、チームとしてこの試合に懸ける意気込みがありました。結果的に勝点3を取れてよかったです。今まで以上にラインを高くできたと思いますし、これを続けていかなければいけないと思います。相手がどこを狙ってくるか、ということをみんなで意識しながらプレーしていました。前線で起点を作らせない、ということを藤田選手と話していました。ダブルボランチもやりやすそうにプレーしていたように感じました。

藤田 義明 選手

藤田 義明 結果が出てよかったです。DFラインを高く保つことができましたし、意思を統一してプレーできたと思います。そのあたり、手応えを感じていますし、これを続けていかなければいけないと感じています。相手は背後を狙ってきた時もありましたが、後半も自分達の前でプレーしている印象がありましたし、その中で何度かオフサイドを取ることもできました。
(DFラインを高く保てた要因は?)選手一人一人が声を出していたことだと思います。ボランチとの距離も短く、中盤のスペースを上手く消せたと思います。

駒野 友一 選手

駒野 友一 中断期間で守備を立て直すことができたと思います。上手くプレッシャーをかけることができましたし、(攻守の)切り替えもよかったと思います。攻撃面を含め、チームとして取り組んできたことが今日の結果につながったと思います。これを継続することが大事だと思っています。
(先制点のアシストについて)CKからのゴールは久々でしたし、よかったと思います。相手の守備がマンツーマンだったので、スペースを上手く突ければ競り勝てると思っていました。

ロドリゴ ソウト 選手

ロドリゴ ソウト 試合前から大事なことは落ち着きを持ってポゼッションすることだと思っていました。それが上手くいっていたと思います。平常心で戦えました。(右足は)多少不安もありましたが、ウォーミングアップの時に大丈夫だと思いました。ボールを奪うことのみならず、攻守の全ての面で上手くいっていたと思いますし、ピッチ上の11人が互いを助け合いながらプレーできていたと思います。
(埼玉スタジアム2002の雰囲気について)素晴らしいスタジアムだと聞いていましたし、この中でプレーできたことは嬉しいです。何よりジュビロのサポーターもたくさん応援に来てくれましたし、いい状況でプレーできたと思います。
(J1残留となりましたが?)そういったことを考えていては上へは行けません。この試合はもう終わりましたし、勝った試合こそ細かい点を修正し、一つでも上の順位を目指していきたいと思っています。

浦和レッズ 堀 孝史監督
 

結果的として残念なものになってしまいました。前半にセットプレーから1失点し、その後に自分達の攻撃面でどうにか立て直そうとしましたが、相手がいい守備をしてきたということもあり、なかなか相手の守備を攻略できなかったという部分があったと思います。失点の部分ではセットプレーのところ、あとはリスクマネージメントのところです。想定内のことではありましたが、そこのところを集中できずやられてしまったという印象です。これから期間が空いてリーグ戦が続いていきますし、厳しい状況ですが、選手達と一緒にこの状況を乗り切れるようにやっていきたいと思っています。