2011年 試合速報

2011 J1リーグ 6節 vs.ガンバ大阪

gamba
gamba

9 勝
2 分
4 敗
36 得点
31 失点
勝点 29
順位 5

2
  • 1
  • 1

  • 1
  • 1

2
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

7 勝
5 分
5 敗
28 得点
18 失点
勝点 26
順位 7

前半
山口 智
7分
37分
40分
駒野 友一
ハーフタイム
平井 将生
川西 翔太
後半
イ グノ
10分
14分
山本 康裕
ジウシーニョ
25分
二川 孝広
佐々木 勇人
33分
1
藤ヶ谷 陽介
2
中澤 聡太
5
山口 智
6
下平 匠
21
加地 亮
7
遠藤 保仁
10
二川 孝広
17
明神 智和
23
武井 択也
14
平井 将生
22
イ グノ
SUB
29
木村 敦志
4
高木 和道
30
内田 達也
8
佐々木 勇人
25
横谷 繁
31
大森 晃太郎
18
川西 翔太
監督
西野 朗
1
川口 能活
2
加賀 健一
5
駒野 友一
20
山本 脩斗
33
藤田 義明
6
那須 大亮
10
山田 大記
22
小林 裕紀
23
山本 康裕
17
金園 英学
18
前田 遼一
SUB
21
八田 直樹
16
金沢 浄
3
岡田 隆
8
ジウシーニョ
15
菅沼 実
28
船谷 圭祐
19
荒田 智之
監督
柳下 正明

11,364
スタジアム名 試合日 キックオフ
万博 7/23(土) 19:03
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、乾燥 松永 正利 高山 啓義
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 宮島 一代 越智 新次
気温 湿度 第4の審判員 記録員
26.3度 67% 森本 洋司 谷口 宏之
9 シュート 11
13 ゴールキック 13
6 コーナーキック 9
13 直接FK 12
2 間接FK 1
1 オフサイド 1
0 PK 0

2011年Jリーグ第6節が間もなくキックオフされる。
今日の対戦相手は、ガンバ大阪。
震災の影響で日程が変更され、2週連続でのガンバ大阪との戦いとなった。

ここまでのガンバは9勝2分4敗で勝点が29の5位。
試合数がACLの関係で2試合少ない中、この成績はまずまずではないだろうか。
今季のガンバは、相変わらずの攻撃力で得点を積み重ね、得点数はリーグトップの36得点。
一方で失点数もリーグワースト2位の31失点を喫している。
それでもこの順位にいるということは、打ち合いを制した試合が多いということである。
過去の試合を見ても8節の山形戦や、17節の柏戦、18節の広島戦といずれの試合も複数得点での1,2点差勝利という結果になっている。
ジュビロとしては、強固なDFを誇っているだけに、打ち合いになることは避け、まず先制点を奪い、がっちり守り抜きたいところ。

一方のジュビロは前節、前田遼一のPKで何とか勝点1をゲットした。
久しぶりにエース前田遼一が得点を奪ったことで、さらにチームに勢いが生まれることに期待したい。
2戦連続のガンバ戦、まずは初戦に勝利し、ホームに戻りたい。

試合開始は19:00
熱いご声援宜しく御願いいたします。

前半0分、ガンバボールで前半キックオフ!
前線にボールを蹴りこむと、イ グノが倒されFKに。
前半1分、FKを遠藤保仁が直接狙いにいくが、壁に当たり最後は金園英学がクリア!
前半1分、ガンバ、左サイドからのコーナー。
遠藤保仁が蹴ったボールはポストを直撃するが、その前に競り合いの中でガンバにファウルがあり、ジュビロボールに。
前半3分、ジュビロ、左サイドから仕掛け。
山田大記がドリブルで持ち込みクロス、さらに跳ね返ったところを再び山田大記がクロスするが、金園英学の前でガンバDFがクリア。
前半5分、ジュビロ、中盤の那須大亮から駒野友一へのパスがミスとなりボールを失ってしまう。
前半7分、ガンバ、左サイドからのコーナー。
遠藤保仁が右足で蹴りこむと、ファーサイドへボールが流れる。
そのボールを山口智が体で押し込み、ガンバが先制【0-1】
前半10分、ジュビロ、左サイドから山田大記が仕掛けるが、相手のファウルでジュビロボールのFKに。
前半11分、ジュビロ、そのFKを駒野友一がニアサイドに蹴りこむがジュビロの選手には合わない。
前半13分、ガンバ、右サイドから武井択也がクロスをあげるが、川口能活がパンチングクリア!
前半14分、ガンバ、左サイドバックから前線に上がっていた下平匠。
中央でボールを持つと、左足を振りぬいた。
ボールは無回転で川口能活を襲うが、パンチングクリア!
前半17分、ジュビロ、右サイドから駒野友一が縦に仕掛けると見せて中に入り、左足でクロス!
それを金園英学がバックヘッドするが、相手GKがクリア。
前半18分、ガンバ、今度は二川孝広がミドルシュート。
これはゴール右に外れた。
前半19分、ジュビロ、前田遼一が中盤でボールキープし、左サイドの山本脩斗へ預けると前線へ。
その山本脩斗からのクロスを受けた前田遼一がヘディングを競りにいくが、シュートすることは出来ない。
前半23分、ジュビロ、またもや駒野友一がクロスをあげるが味方に合わない。
前半25分、ガンバ、遠藤保仁から前線の武井択也へスルーパスが通るが、駒野友一がしっかり付いてチャンスを作らせない!
前半26分、ジュビロ、左サイドから山本脩斗が突破し、こぼれたボールを小林裕紀がミドルシュート!
相手DFに当たりコーナーキックに!
前半27分、ジュビロ、左サイドからのコーナーはルーズボールとなるが最後はガンバDFが大きくクリア。
前半28分、ガンバ、ゴール前でボールを細かく繋ぐと、最後は武井択也がシュートするが、ボールは枠の上。
前半32分、ジュビロ、前線で競り合いのこぼれを拾った山本康裕が走りこんだ金園英学へラストパス!
金園英学がループ気味のシュートを放つが、ボールはポスト直撃…
前半33分、ジュビロ、右サイドからのコーナー。
駒野友一のボールに前田遼一がヘディングシュートするが、ミートできずに、ゴール右へ。
前半34分、ジュビロ、右サイドからのコーナー。
今度はファーサイドへクロス。
金園英学が左足でボレーするが、しっかり捉えることが出来ない。
前半35分、ジュビロ、駒野友一がドリブル突破!
ラストパスを送るが、ゴールならず。
前半37分、ジュビロ、山本康裕から逆サイドの山田大記へロングボール。
ドフリーで待っていた山田大記が前線までボールを運び、金園英学へラストパス!
滑り込む様にして金園英学が足で押し込みジュビロ同点!【1-1】
前半40分、ジュビロ、相手の体を引っ張ってしまった駒野友一に対してイエローカード。

ガンバ、左サイドの下平匠からクロス。
フリーで平井将生が飛び込むが、ヘディングシュートはバーの上。
前半42分、ジュビロ、やや遠目の位置から駒野友一がクロス。
前田遼一へ合わせるが、相手DFがヘディングクリア。
しかし、まさに絶好調といえる働きの駒野友一から、何度もチャンスを作れている。
前半45分、アディショナルタイムは1分。
前半アディショナルタイム1分、最後は川口能活が大きく蹴り上げたところで前半終了のホイッスル!
後半0分、ジュビロボールで後半キックオフ!

ガンバ選手交代
平井将生に代えて川西翔太を投入。
後半4分、ガンバ、加地亮から前線へのパスのこぼれ球を拾った川西翔太が中に切れ込みミドルシュート!
しかしボールは枠の外!
後半5分、ガンバ、左サイドから立て続けにクロスを送るが、加賀健一がことごとく跳ね返す!
後半6分、ガンバ、左サイドからのコーナー。
ショートコーナーを使い、リターンを受けた遠藤保仁が早めのボールを上げるが、シュートまではいけない。
後半8分、ジュビロ、右サイドから駒野友一の突破。
最後はガンバの選手にあたったかの様に見えたが判定はゴールキックに。
後半10分、ガンバ、山本康裕のバックパスのミスを見逃さず、イ グノがボールを奪うと、そのままエリア内に進入しゴール右に流し込まれてしまった。【1-2】
後半12分、ジュビロ、前田遼一からの浮き球のパスを受けた金園英学がボレーを狙うが枠に入れることが出来ない…
後半13分、ジュビロ、左サイドからのコーナーは藤ヶ谷陽介がパンチング。
続けて右サイドからのコーナーとなるが、山口智がクリア。
後半14分、ジュビロ、山本康裕に代わりジウシーニョを投入!
後半15分、ジュビロ、左サイドからのコーナー。
駒野友一のボールはパンチングされるが、こぼれ球を山田大記がボレーシュート。しかしボールはゴールを捉えることができず。
後半21分、ガンバ、右サイドからのコーナーはチャンスにならず。
後半22分、ガンバ、遠藤保仁からのスルーパスに抜け出したイ グノ。
体のぶつけ合いで加賀健一が一旦つぶされるが、すぐに立ち上がりスライディングクリア!!!!!
後半23分、ジュビロ、山田大記からのスルーパスを受けた金園英学。
すばやい反転からミドルを放つが、惜しくも枠の上。
後半25分、ジュビロ、右サイドでボールを持った駒野友一からエリアの外にいた山田大記へマイナスのボール。
相手が2,3人寄せて来る中、左足でシュート!
ボールはアウト気味にかかり、ゴール左サイドへ吸い込まれていった!!!【2-2】
後半29分、ガンバ、左サイドからイ グノの突破。
エリア内で藤田義明と1対1となるが、藤田義明が足を出してボールカット!
後半31分、ジュビロ、右サイドで駒野友一からの縦パスを受けた山田大記がマイナスのボールを送るが、相手DFがクリア。

これで得たコーナーはチャンスに繋がらない。
後半33分、ガンバ、二川孝広に代えて佐々木勇人を投入。
後半35分、ガンバ、左サイドからのFK。
遠藤保仁からものすごいボールが入ってくるが、川口能活がパンチングクリア!
後半38分、ジュビロ、小林裕紀がボールを持っても中々ボールを失わない。
危機察知能力の高さはチーム1だろう。
後半40分、ジュビロ、前田遼一の落としを拾った山田大記。
スルーパスを出すと見せかけ、左足でシュート!!!
ボールは枠を捉えるものの。惜しくもクロスバー直撃。
後半42分、ジュビロ、左サイドから山本脩斗が左足でクロスをあげるが、みっすキックに。
後半43分、ジュビロ、右サイドからのFK。
駒野友一が蹴ったボールは飛び込んだ藤田義明の前で遠藤保仁がクリア。
後半44分、アディショナルタイムは3分。

ガンバ、左サイドからのFk。
遠藤保仁のボールに山口智が合わせるが、枠の外。
後半アディショナルタイム2分、ガンバ、左サイドサイドから下平が仕掛けるが、山田大記がうまくボールを奪った!
後半アディショナルタイム3分、ガンバ、右サイドから佐々木勇人のクロス。
ファーサイドで遠藤保仁が落とし、武井択也がヒールで合わせに行くが、頭でクリアにいった藤田義明の顔面にスパイクが入り流血…
ジュビロボールに。
後半アディショナルタイム4分、藤田義明は一旦外に出てからすぐにピッチへ復帰!

しかし、藤ヶ谷陽介がゴールキックを蹴ろうとしたところで試合終了のホイッスル。
柳下 正明 監督

――感想
2つの失点は非常もったいない失点です。一つ目のコーナーは、万博でのガンバとのゲームはここ数年、ほとんどセットプレーからやられているので注意しようということでやりましたが、あまりに簡単にコーナーを与えて入れられてしまいました。2つ目は自分達の明らかなミスです。ガンバ相手に少しでも隙を見せてしまうとやはりやられてしまうと。1週間あるのでそのあたりを修正しなければいけません。ただ、それ以外のところでは非常に自分達の動き出しでボールも動いていたし、自分達の強みであるサイド攻撃を仕掛けることができました。そのあたりは非常によかったと思います。また水曜にナビスコ、1週間後にまたガンバとゲームがあるのできついスケジュールですがコンディションを整えてやっていきたいと思います。
――前後半で特に立ち上がりにガンバにパスを回される場面があったと思いますが、ハーフタイムの指示などどういった形で修正しようと?
いくつかスペースはあると。そこをタイミングよく使えれば十分チャンスができるということは試合前にも伝えていましたし、前半を見てもやはりスペースはあると。そこを落ち着いて使うことができれば今日のようなゲームができるのではないかと思います。一つ、ガンバの試合を何試合か見ていて、立ち上がりの15分か20分は非常に来ますしそこで得点しています。そのあたりも注意しようと言っていましたが前半も後半もやられてしまいました。その後、盛り返すことができたことは選手達が成長しているということですし、自信を持ってやってくれればと思います。

――前半アーリークロスが多かったと思いますが、狙いは?
いつかのところにスペースがあるということでアーリークロスも一つのオプションと言うか、スペースがあるのでそういうところは狙っています。

駒野 友一 選手

駒野 友一 追い付いての引き分けということで、チームとして次に向けていい形でつなげることができたと思います。こういった形は去年なかなかなかったと思うので。またすぐ試合があるのでしっかり勝ちたいです。

川口 能活 選手

川口 能活 勝ち点3が取れなかったことは残念ですが、手応えもあった試合だったと思います。(ガンバ大阪とは)1週間後にホームで対戦するので同じミスを繰り返さず、チャンスの時にゴールを決めたいですし、ホームで勝ち点3を取りたいです。そのためにも立ち上がりの失点をなくすことができればと思います。

金園 英学 選手

金園 英学 連戦が終わって最初に迎えたゲームということでよく動けていたと思いますし、カウンターからチャンスを作れていたと思います。あとはシュートのところだと思います。
(得点場面について)山田を信じて走り込んでいました。
次の試合も出られるかわかりませんし、相手も研究してくるかもしれませんが、次の対戦ではホームで勝ち点3を取りたいです。

山田 大記 選手

山田 大記 (得点場面について)コマ(駒野)さんがボールを持った時にスペースがあったので、左に流れながらパスをもらうことを意識していました。コースが空いていたので思いきって打ちました。ただ、もっとチャンスがあったのでもう1点取れなかったことは反省点ですし、チャンスで決めていれば勝ち点3が取れたと思います。

藤田 義明 選手

藤田 義明 (顔の負傷について)ヘディングした瞬間に相手選手と接触しました。(今の状態は)じんじんしています。

ガンバ大阪 西野朗監督
 

毎試合先手を取って自分達でゲームをコントロールできるという、この時期に非常にいいアドバンテージを取りながら最後追い付かれたりというゲーム展開で、どうしても失点をしてしまう状況というのは今節も改善されていなかったという感じがします。明神を入れてアンカー的に、少しディフェンスに重心を置きながらサポートプレーから入っていき、中盤の3人に関しては多少流動的でも両サイドのサイドアタックを少しワイドで消しながら、武井や遠藤にしてもサポートからアタッキングサードに入っていくと。序盤はかなりいい形でボールも動いていましたし、ディフェンスも入れていたと思いますが、前半の途中からスライドしていくことがだんだん遅くなったり弱くなったりして、ジュビロの右サイドにかなりサイドアタックを許してきたという前半だったと思います。全体的には狙いを持ってやれていますが、どうしても守備から攻撃に入るところのビルドアップの中で相手にボールを簡単に奪われ、逆にスピードを上げられてカウンターを受けていると。依然改善されないディフェンス力は全体的な意識はあると思いますが、もっと組織的にやっていく必要があると思いますし、1対1で足りない部分を2対1、3対2という形でグループでディフェンスをしていくことを考えていかなければいけないと思います。全体的には今節もディフェンスを改善していくという中ではまだまだもの足りないですし、勝ちきれないと。これはディフェンスのグループだけではなく全体で捉えていく必要があると思います。やはりガンバのスタイルというのは攻撃力にあると思いますし、多少のリスクを持ってでも、というところはありますが、現状ではリスクが多すぎるなと感じています。