10/4 リーグ(35)大宮戦・試合イベントレポート

この試合は『浜松ホトニクスマッチ』。
このたび、スタジアムアドボードスポンサーの遠州中央農業協同組合様より、J1昇格を祈念し、JA遠州中央管内で収穫された地元産「遠州中央コシヒカリ」(新米約100kg)を贈呈していただきました。
ジュビロ磐田は東日本大震災被災地復興支援の為、岩手県山田町総合運動公園サッカー場を訪れ、スクール活動を行いました。 今回、選手会からは、GK/1八田 直樹、MF/3 岡田隆、MF/7 上田康太、MF/9 太田吉彰、DF/14 坪内秀介、MF/17 清水貴文、DF/24 小川大貴、DF/25 櫻内渚、DF/28 石田崚真、MF/30 上原力也、GK/31志村滉、FW/32岩元 颯オリビエ、DF/33藤田 義明の13名とスタッフ8名が訪問いたしました。
スクール活動会場に向かう前に、山田町役場を訪問し、庁舎屋上より被災当時の状況や現状についてのご説明を受けました。 山田町役場の倉本収郎さんより「山田町では震災により約800名の死者・行方不明者を出し、役場周辺は津波後の火災の影響が特に大きく、震災後は青く美しい地元の海水浴場の使用が出来ない状態となっています。かつての街の中心地であった駅の周辺の開発を進めており平成29年をめどに復興を目指しています」とのご説明を受けました。 被災当時の写真と共に、町の中心を一望できる景観を眺めながら選手たちは説明を聞き入っていました。
7月18日(土)、千葉とのホームゲームのハーフタイムに、全国大会に出場するジュビロ磐田U-18とジュビロ磐田U-15の壮行会を行いました。 U-18は、7月22日(水)より群馬県等で開催される「第39回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会)に、U-15は8月3日(月)より北海道で開催される「第30回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会に、それぞれ出場いたします。
ホームの北九州戦でMOMを獲得したジェイ選手から、「この賞金を被災地のチャリティーに使いたい」と相談された加藤GMは、震災以降継続して支援をしている陸前高田市の仮設グラウンドで、ちょうどベンチが必要になっているという話をしました。 震災によって陸前高田市は壊滅的な被害を受け、学校の校庭には仮設住宅が立ち並び、子供たちのスポーツ活動は極端に制限されています。 ボランティアの力で津波被害にあった場所を更地にし、加藤GMとサッカーの仲間が、そこを芝生のグラウンドに変え、鹿よけ兼防球ネットを設置し、さらに昨年小さなクラブハウスを建て、寄贈しました。 今年になって、そのクラブハウスのウッドデッキ上に、ベンチが欲しいという話が持ち上がっていたのです。 「そこにベンチと椅子を寄贈したらどうだろう」。 GMの提案にジェイ選手は「すばらしいアイディア」と賛同し、チャリティーが実現しました。 それから4か月後、チーム練習がオフの日(栃木戦の翌日)に、ジェイ選手の陸前高田市訪問が実現しました。
7月のホームゲーム3試合は、「夢と繋ぐ」をテーマにホームゲームイベントを実施しています。
熊本戦での第1弾の超VIP観戦に続き、讃岐戦ではハーフタイムに「ピッチでパフォーマンス」が行われました。
多数の応募の中から抽選で選ばれたのは、矢崎彩乃さん。
所属する「静岡県立遠江総合高校吹奏楽部」の演奏をスタジアムに響かせ、選手にエールを送りたいという、熱いメッセージが添えられた応募です。
事前打ち合わせを重ねて迎えた当日。あいにくの雨のため、持ち出せない楽器パートの部員もいましたが、「どんな雨でもやりたいっ」と、雨にぬれても大丈夫な楽器に持ち替えて待機していると、本番のハーフタイムは奇跡的な小ぶりに。