2021年 試合速報

天皇杯3回戦 vs. Honda FC

honda_fc
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1
  • 0
  • 3

  • 1
  • 1

4
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

前半
2分
ファビアン ゴンザレス
松本 和樹
富田 湧也
21分
27分
小川 航基
35分
小川 航基
45分
山本 義道
ハーフタイム 後半
原田 開
岡﨑 優希
冨永 和輝
川浪 龍平
1分
山本 義道
森岡 陸
清水 航輔
9分
鈴木 雄也
12分
14分
ファビアン ゴンザレス
三木 直土
大森 晃太郎
清田 奈央弥
清水 航輔
中島 郷
25分
28分
森岡 陸
吉長 真優
児玉 怜音
﨑山 誉斗
35分
40分
三木 直土
42分
今野 泰幸
藤原 健介
1
楠本 祐規
3
三浦 誠史
4
八戸 雄太
11
堀内 颯人
22
冨永 和輝
5
鈴木 雄也
6
石田 和希
7
松本 和樹
15
原田 開
23
清水 航輔
9
児玉 怜音
SUB
21
髙村 弘尚
16
川浪 龍平
10
富田 湧也
14
川畑 隼人
24
中島 郷
13
岡﨑 優希
18
﨑山 誉斗
監督
安部 裕之
1
八田 直樹
5
小川 大貴
22
中川 創
38
山本 義道
44
大武 峻
2
今野 泰幸
8
大森 晃太郎
13
藤川 虎太朗
28
鹿沼 直生
9
小川 航基
29
ファビアン ゴンザレス
SUB
21
杉本 大地
25
森岡 陸
30
清田 奈央弥
40
藤原 健介
11
ルキアン
19
三木 直土
27
吉長 真優
監督
鈴木 政一

4,794
スタジアム名 試合日 キックオフ
ヤマハ 7/7(水) 18:30
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝 永田 亨 家本 政明
天候 試合時間 副審 副審
曇り時々雨 90分 唐紙 学志 数原 武志
気温 湿度 第4の審判員 記録員
27.2度 69% 高寺 恒如 加藤 有滋
5 シュート 7
6 ゴールキック 14
6 コーナーキック 1
5 直接FK 8
2 間接FK 1
2 オフサイド 1
0 PK 0

今日はヤマハスタジアムで天皇杯3回戦が行われる。ジュビロは前節のリーグ、アルビレックス新潟戦に勝利。連勝を8に伸ばし、首位に立った。チームは勢いそのままに今日のHonda FC戦に臨み、ベスト16進出を決めるつもりだ。

スターティングイレブンは、八田直樹、小川大貴、中川創、山本義道、大武峻、今野泰幸、大森晃太郎、藤川虎太朗、鹿沼直生、小川航基、ファビアン ゴンザレス。ベンチには杉本大地、森岡陸、清田奈央弥、U-18の藤原健介、ルキアン、三木直土、吉長真優が入る。
6月上旬に行われた北海道十勝スカイアースとの2回戦は、小川航基の2得点と三木のゴールが決まり3-0で勝利した。小川航基は前々節のリーグ、V・ファーレン長崎戦で待望の今季リーグ戦初ゴールを決めており、今日もジュビロを勝利へと導くような活躍に期待が集まる。また、小川大貴は先日の新潟戦で途中出場し怪我からの復帰を果たした。今日はスタートからピッチに立つが、攻守で頼もしいプレーを見せてくれるはずだ。ベンチに控えるU-18の藤原は、日曜日に行われたプレミアリーグのヴィッセル神戸U-18戦に出場し、2本のFKを直接決めるなど大活躍。ジュビロが誇る若きMFのさらなる活躍にも注目だ。

対するHonda FCは2019年、2020年と2年連続で天皇杯準々決勝に進出。今大会も初戦でJ3のFC岐阜を、続く2回戦でJ1の横浜F・マリノスを下し、3回戦に勝ち進んできた。目標の一つに“天皇杯優勝”を掲げており、テンポの良いパス回しから中央を崩してくるスタイルを強みとしている。
ジュビロとHonda FCの前回対戦は2017年の天皇杯2回戦。松本昌也のゴールで先制したがその後追いつかれ、2-2でPK戦へともつれ込んだ。結果は、ゴールマウスを守っていた三浦龍輝の活躍もあり5-4でジュビロが勝利。今日もハードな戦いになることが予想されるが、チーム一丸となって最後まで戦い抜き、次のラウンドへと駒を進めたい。

キックオフはこの後18:30。ヤマハスタジアム周辺の天候は曇り。日本リーグ時代、磐田市を本拠地とするヤマハと浜松市を本拠地とするホンダはライバルチームとして凌ぎを削り、その一戦は天竜川決戦と呼ばれてきた。今日は4年ぶりとなる両チームの対戦。ジュビロが日々高めてきたチーム力を存分に示し、勝利を掴み取る。

鈴木 政一 監督

――ハーフタイムコメント
・ファーストディフェンダーの判断を良くすること
・攻撃の組み立ては、前向きを意識しよう
・落ち着いてプレーしながらゲームコントロールしよう

――試合の総括
スタートから2トップで臨みましたが、それが功を奏したかなと。ファビアンあるいは(小川)航基、個人の打開から得点が取れたことは良かったかなと思います。ただ、3点取ってからはやはりどうしても動きが止まってしまって、ボールを動かすことができなくなってしまいました。蹴ることが多くなりボールを失ってしまうことで、リズムができなかったなと。これは課題として、また選手たちと一緒になって改善していきたいなと思います。

――山本義道選手の交代は予定通りだったのでしょうか?
次のゲームに向けてのゲームコンディションも含めて、考えて代えました。

――DF陣の収穫について
前線というか相手の最終ラインも含めたところで、失点のところはオフのマーキングがアバウトになってしまったことが失点に結び付いていたところがあります。そこは改善をまたしていく必要があるのかなと思います。

――小川航基選手にゴールが生まれることはチームにとって大きいのでは?
そうですね。ファビアンも航基もそうですが、ボールを持って自分が良いときには積極的に仕掛けていました。それはどんどん続けてもらいたいと思います。それが、ラストプレー、フィニッシュのプレーに結び付いていかないといけないと思っています。その中で、点が取れていることは選手にとってとても良い方向に向かっていると思いますし、チームにとっても非常にプラスかなと思います。

――小川航選手のゴールは2得点とも素晴らしい動きだったと思います
やっぱりボール状況を見据えて、敵をしっかりと見た中でアクションを起こしているところが、ああいう形に得点に繋がってくると思うので、継続してやってもらいたいです。ただ、レベルが上がれば上がるほど、ポジショニングも含めてもっと質を高めていかなくてはいけません。選手一人ひとりがレベルアップするための一つの道筋、克服していかなくてはいけない部分かなと思います。

――日本サッカーリーグ時代に天竜川決戦と呼ばれていた対決ですが、監督自身特別なものは感じますか?
当然我々ジュビロのメインスポンサーはヤマハ発動機さんなので、自分自身が意識しないかと言われると、やっぱり意識するところは多少ありますね。

小川 大貴 選手

小川 大貴 ――先制点の場面を振り返って
ラッソ(ファビアン)の強さやスピードというのを活かせたら良いなと試合前から思っていました。そこを良い形で使うことができたのかなと思います。ただ、あそこまでの展開は良かったですが、最後はラッソの個人技で行ってくれたので、“ラッソ様様”かなという感じです。

――途中から最終ラインに入りましたが手応えは?
ワイドでも3バックでも、基本的にやることは変わらないので、その中でチームが勝利できたことは良かったと思います。ただ、あの時間帯で前向きな守備や、自分たちからアクション起こした守備ができれば、あそこまで押し込まれることは無かったのかなと。そこは一つの反省点です。

――ポジション争いも激しい中で、リーグ後半戦に向けて
コンディションも含めてまだまだな部分もあるので、後半戦が始まりますが、怪我の再発だけは無いようにしっかり高めて、もちろんポジションを奪いたいですが、どういう形であれ、チームに貢献できるように頑張りたいと思います。

――怪我から復帰し、90分プレーした自分自身のパフォーマンスについて
まだまだだと思います。点数を付けるのは難しいですけど、個人的にはまだ半分もいってないのかなと。チームが勝ったから良かったですが、自分のミスもありましたし、理想のプレーは全然出せなかったので、そこはコンディション含めてもっと修正していけたらと思います。

――後半難しくなってしまった要因は?
今日のメンバーに限らずですが、勝っている状況であったり60分を過ぎた頃から、どうしても足が少し止まり始めてしまいます。その中でフォーメーションの違いで生まれる相手のスペースや、自分たちがスライドしきれなかったところで生まれるスペースを運動量でカバーしているところを、もっとコーチングなどで補える場面もあると思います。今日であれば前線2トップの守り方を3枚に変えてみるなど、自分たちでアクションを起こせたらもっと良かったと思います。

――怪我で離脱している間、チームの成長をどう見ていましたか?
僕は守備側の人間なので、7試合連続無失点というのは本当に素晴らしいことだと思います。まぐれではないと思います。もちろん危ないシーンなどはありましたが、最後はみんなが身体を張って、3人4人とシュートブロックしているシーンもありました。そういうところの積み重ねだなと、凄く素晴らしいなと思っていました。また、どんな状況でも勝ち切る力が付いたというのは、昇格していく上で重要なのかなと思います。

――自身もこれからさらにコンディションを高めていきたい?
そうですね。前節の新潟戦も途中から入って無失点を継続できれば良かったのですが、入った瞬間に失点してしまい、個人的には複雑です。ただ、無失点が途切れた試合でも勝ち切れたことは本当に大きかったなと思います。

――横断幕もありましたが、復帰を待っていたサポーターへ
あの横断幕は本当に嬉しかったです。怪我から十数試合抜けてしまったので、後半戦に向けて少しでもチームのために恩返し、貢献できればと思っています。これからも引き続き応援よろしくお願いします。

ファビアン ゴンザレス 選手

ファビアン ゴンザレス ――素晴らしい来日初ゴール、おめでとうございます
ありがとうございます。みんな自信を持って準備もしてきたし、この試合がダービーということも知っていたので、より集中して臨みました。あの場面は、抜け出すチャンスを見つけることができてドリブルしたところで、その後はあまり考えずにできることをしたという感じです。ゴールを決めることができて良かったです。

――小川航基選手へのアシストもありました
試合に入る前から、良いコンビネーションで近くでプレーしようという話をしていたので、それがピッチでもできて良かったですし、相手にダメージを与えることができて良かったと思います。

――その後、小川航選手としっかり抱き合って喜びを分かち合っていました
同じチームメイトですので本当に嬉しかったですし、ゴールのときは一番喜び合える瞬間だなと思います。

――チームメイトとの連係も日々高まっているのでは?
やはり時間がかかるもので、サッカーに慣れるというのもありますし、監督が求めていること、チームとして求めていることを理解してきました。それが出せるように、まだまだ足りないと思うので、もっと良くしていきたいなと思います。

――リーグ戦への意気込みを
自分もそうですが、どの選手も出場したい気持ちはあります。自分はしっかり準備していますし、練習からハードにやっています。でも、メンバーは監督が決めることです。そこはリスペクトしていますし、自分が選ばれたときに活躍できるよう、これからもしっかり準備していきたいと思います。

Honda FC 安部 裕之監督
 

――ハーフタイムコメント
・当たり前のことをやろう
・ペナルティボックスに入ろう
・前からプレーしよう
・まずは1点とろう

――試合の総括
J2で首位を走っているジュビロ磐田さんと天皇杯という大会で真剣勝負ができたことに関しては、凄く嬉しく感じます。ただ、結果は自分たちが望んでいたものではなかったので、結果としては何も残らなかったなと思います。残念な試合になってしまったのかなという印象です。