2016年 試合速報

J1 2ndステージ第2節 vs.大宮アルディージャ

ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

1 分
1 敗
1 得点
-3 失点
勝点 1
順位 13

1
  • 0
  • 0

  • 1
  • 1

1
ardija
ardija

1 勝
1 分
2 得点
1 失点
勝点 4
順位 7

前半
森下 俊
42分
46分
河本 裕之
ハーフタイム 後半
7分
金澤 慎
18分
金澤 慎
横山 知伸
ジェイ
20分
パパドプーロス
25分
小林 祐希
松井 大輔
26分
31分
江坂 任
清水 慎太郎
35分
ネイツ ペチュニク
宮崎 智彦
山本 康裕
39分
奥井 諒
松井 大輔
44分
アダイウトン
森島 康仁
46分
48分
泉澤 仁
山越 康平
31
志村 滉
2
中村 太亮
3
大井 健太郎
35
森下 俊
44
パパドプーロス
4
小林 祐希
9
太田 吉彰
13
宮崎 智彦
15
アダイウトン
40
川辺 駿
8
ジェイ
SUB
1
八田 直樹
33
藤田 義明
11
松浦 拓弥
22
松井 大輔
23
山本 康裕
16
齊藤 和樹
20
森島 康仁
監督
名波 浩
1
加藤 順大
2
菊地 光将
3
河本 裕之
19
奥井 諒
20
大屋 翼
10
岩上 祐三
17
横谷 繁
23
金澤 慎
39
泉澤 仁
7
江坂 任
9
ネイツ ペチュニク
SUB
21
塩田 仁史
4
山越 康平
5
沼田 圭悟
15
大山 啓輔
16
マテウス
18
横山 知伸
14
清水 慎太郎
監督
渋谷 洋樹

10416
スタジアム名 試合日 キックオフ
ヤマハスタジアム 7/9(土) 19:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、乾燥 大澤 隆 山本 雄大
天候 試合時間 副審 副審
くもり 90分 今岡 洋二 岩田 浩義
気温 湿度 第4の審判員 記録員
26.8度 70% 竹田 明弘 花澤 秀登
14 シュート 9
6 ゴールキック 6
2 コーナーキック 6
15 直接FK 14
3 間接FK 5
2 オフサイド 5
0 PK 0

先週末に行なわれたセカンドステージ第1節サンフレッチェ広島戦は0対3で完敗。だが、ジュビロはここまで連敗せずに勝点を積み重ね、ファーストステージ8位という結果に繋げた。今日の試合でも、修正力と勝点3への執着心を見せ、後半戦に弾みをつけたい。

ジュビロの予想フォーメーションは、【3-5-2】。GKに志村滉。最終ラインは、右からパパドプーロス、大井健太郎、森下俊。ダブルボランチは、川辺駿と宮崎智彦。中盤右ワイドに太田吉彰、左に中村太亮。トップ下に小林祐希。2トップにジェイとアダイウトンという並びか。
前節広島戦で3試合ぶりにスタメン復帰したジェイと、前々節の仙台戦で2得点を決めたアダイウトンが組み、今季初となる2トップの布陣が予想される。また、好調を維持するボランチの川辺駿が先発に起用された。積極的に前線へ縦パスを供給するなど、持ち味を存分に発揮し、攻撃の起点となってくれるはずだ。
現時点でリーグ4番目に少ない失点数を誇る大宮の堅守に対し、迫力ある攻撃を見せ、得点へと繋ぎたい。

対する大宮アルディージャの予想フォーメーションは【4-4-1-1】。GKは加藤順大。最終ラインは、右から奥井諒、菊地光将、河本裕之、大屋翼。ダブルボランチに、岩上祐三、金澤慎。中盤右ワイドに横谷繁、左に泉澤仁。シャドウに江坂任。ワントップにネイツ ペチュニクという並びか。

大宮との対戦は今季3度目。4月2日に行なわれたリーグ戦第5節は勝点1を分け合い、5月18日のナビスコカップでは0対1で惜敗している。今日はホームの大声援を受け、なんとしても勝利を掴みたい。また、今日の試合に勝利すれば、ジュビロはJ1リーグ通算350勝となる。

キックオフは19:00。ヤマハスタジアムの天候は曇り。昼過ぎまで降り続いていた激しい雨が上がり、かなり蒸し暑い。

前半1分、アウェイ大宮のボールで前半キックオフ。
前半1分、ジュビロ、右サイドで小林祐希を起点とした早いパス回しから中央のアダイウトンにパス。アダイウトンがボールを落としたところに小林祐希が詰めてシュートを放つ。これは惜しくもGK正面にとび、加藤順大がキャッチ。
前半2分、大宮、早いカウンターから左サイド泉澤仁が駆け上がり、中央のネイツ ペチュニクにクロスを上げる。これはパパドプーロスが体をぶつけて、シュートを打たせず。
前半4分、大宮、スローインを受けた、江坂任が遠い位置からシュートを放つ。これは志村滉ががっちりキャッチ。
前半6分、ジュビロ、右サイド太田吉彰が持ち上がりファーサイドのアダイウトンにクロスを上げる。大宮守備陣がブロックをするが、アダイウトンがこのボールを奪い、シュートを放つ。これを加藤順大がパンチングでクリアをするが、このボールがまたもアダイウトンへ渡り、すぐさまシュートを放つ。このシュートが惜しくもクロスバーに直撃。ゴールならず。
前半8分、両チームともにボールを奪ってからの素早い攻撃が目立つ。スピード感のある試合となっている。
前半10分、ジュビロ、敵陣右サイドでファールをもらう。キッカーは中村太亮。柔らかいパスをファーサイドのパパドプーロスに。これをパパドプーロスが倒れながらシュートを放つが、惜しくも枠に飛ばず。
前半12分、ジュビロ、左サイド中村太亮が持ち上がると、中央のアダイウトンにパス。アダイウトンがジェイとのワンツーで大宮守備陣をかわそうとするが、息が合わず、シュートまで持ち込めず。
前半15分、大宮、左サイド大屋翼がスルーパスで抜け出すと中央のネイツ ペチュニクを狙った早いパスを出す。これを大井健太郎がクリアをするが、このボールを江坂任が奪い、パパドプーロスをかわしてシュートを放つ。これはゴール左にそれる。
前半18分、大宮、自陣からワンタッチのパス回しで一気に前線にボールを運ぶ。最後は江坂任にスルーパスが出たところを大井健太郎がスライディングでクリア。
前半20分、パパドプーロスとネイツ ペチュニクのマッチアップが激しい体のぶつけ合いとなっている。
前半22分、ジュビロ、センターサークル付近から森下俊の右サイド太田吉彰を狙ったロングパス。一度は大宮守備陣にクリアをされるが、これを小林祐希が奪い、得意の形でシュートを狙う。しかし、大宮の堅い守備にシュートを打てず。
前半25分、大宮、全員が自陣へ戻る堅い守備。これを崩そうと、アダイウトンが遠い位置からミドルを放つ。これはゴール右にそれる。
前半27分、ジュビロ、中村太亮が高い位置でボールを奪うと、ジェイへすぐさまスルーパス。これを、奥井諒がクリアしCKに。
前半30分、大宮、右サイドからのFK。キッカーは横谷繁。ファーサイドの江坂任を狙った早いクロスを上げるが、大井健太郎が体を張ってブロック。江坂任にシュートを打たせず。
前半32分、大宮、ボールを奪うとすぐさま、横谷繁が駆け上がり、逆サイドの泉澤仁へサイドチェンジ。泉澤仁が中に切れ込んでシュートを狙うが大井健太郎がスライディングでブロック。
前半37分、気温は高くないが、湿度が高く選手の体力を奪っていく。
前半38分、ジュビロ、大宮の組織的な守備に攻めあぐねる。川辺駿からロングパスで前線のアダイウトンを狙うが、これはオフサイドの判定。
前半40分、大宮、左サイドの泉澤仁がカウンターを狙い駆け上がるが、これにディフェンスに向かったのはジェイ。自陣まで戻り献身的な守備を見せる。泉澤仁がジェイをかわしシュートを放つがこれは志村滉がパンチングでクリアをする。
前半43分、大宮、右サイドからのCK。早いボールを中央に入れるがこれを志村滉が好判断な飛び出しでクリア。
前半45分、アディショナルタイムは1分。
前半46分、ジェイが強烈なヘディングシュートを放つがこれを加藤順大がキャッチ。ここで前半終了のホイッスル。
後半1分、ホーム、ジュビロボールで後半キックオフ。両チームともにメンバーの変更はなし。
後半1分、ジュビロ、右サイドをパパドプーロスが持ち上がりクロスを狙うが、これを大宮守備陣がカット。パパドプーロスが前半からハードワークをおこなっている。
後半2分、大宮、左サイドからのスローイン。投げるのは岩上祐三。このロングスローがゴール前まで飛ぶがジュビロ守備陣がなんとかクリア。
後半3分、ジュビロ、敵陣右サイド高い位置からのスローイン。これを小林祐希、ジェイ、太田吉彰とワンタッチで大宮守備陣を崩し、最後はアダイウトンにパス。これをアダイウトンがシュートをふかしてしまい、ボールがゴール上に外れてしまう。
後半6分、ジュビロ、左サイド小林祐希が中に切れ込み、中央の川辺駿にパス。これを小林祐希に戻し、小林祐希が左足でシュートを放つ。これは惜しくも、ゴール左にそれる。
後半10分、ジュビロ、宮崎智彦が敵陣左サイドでFKをもらう。キッカーは中村太亮。柔らかいパスを前線へ出すが、これは大宮守備陣がクリア。
後半11分、ジュビロ、太田吉彰が右サイドからクロスを上げたボールが、大屋翼の手に当たりFKをもらう。キッカーは中村太亮。中央に早いボールを入れるが、これは大宮守備陣が大きくクリア。
後半14分、ハーフタイムコメント
ジュビロ 名波監督
「奪った後、慌ててラフなボールを入れない。パスの精密度を意識していこう。クリアの質とファウルのエリアに気をつけること。」

大宮 渋谷監督
「最後までカラダをぶつけて粘り強く。セカンドボールの集中力を高く。運動量を落とさず、攻守において足を止めないこと」
後半15分、両チームともに前半同様にボールを奪ってからの早い攻撃が目立つ。後半に入っているが両チームともに、集中がきれない。
後半19分、ジュビロ、右サイドのアダイウトンから中央のジェイにクロス。これを強烈なヘディングでゴールに叩き込む。ジュビロ待望の先制点。1-0
後半21分、大宮、早いカウンターから左サイド泉澤仁が持ち上がり、中央の江坂任にパス。これを江坂任が逆サイドの横谷繁にパス。横谷繁が中央にクロスを上げるが、これをパパドプーロスがクリア。シュートを打たせず。
後半26分、大宮、横谷繁がボールを奪うとすぐさま、左サイド泉澤仁にパス。泉澤仁が早い切り返しでパパドプーロスを抜こうとするが、これはパパドプーロスが動きを読み、カット。
後半28分、ジュビロ、川辺駿が持ちあがり、中央のジェイにパス。これをジェイが絶妙にスルーし、後ろから走りこんできた松井大輔が強烈なシュートを放つが惜しくもGK正面に。
後半31分、大宮、交代して入ったばかりの清水慎太郎が駆け上がり、左サイド泉澤仁にパス。泉澤仁がファーサイドのネイツ ペチュニクを狙ったクロスを上げるが、これを中村太亮と森下俊が二人がかりでブロック。シュートを打たせず。
後半35分、大宮、左サイドを駆け上がった泉澤仁が中央のネイツ ペチュニクにグラウンダーのクロス。これをニアのネイツ ペチュニクが落ち着いてボールに合わせ、ゴールネットを揺らす。大宮同点に追いつく。1-1
後半36分、大宮、自陣から長いパスを右サイド駆け上がっていた、清水慎太郎に。これを得点シーンと同様に中央のネイツ ペチュニクに。これは大井健太郎が足を出し、何とかクリア。
後半40分、ジュビロ、アダイウトンがボールを持ち上がり、左サイドの中村太亮に。これを中村太亮が中央を狙い、クロスを上げるが、大宮守備陣がクリア。セカンドボールを川辺駿が取り、すぐさまミドルを放つ。これも大宮守備陣が体を張ってブロック。
後半44分、大宮、右サイドからのCK。キッカーは横谷繁。中央のネイツ ペチュニクに早いクロスを上げるが、これを志村滉がパンチングでクリア。
後半45分、大宮、河本裕之がゴール正面からの強烈なシュートを放つ。これはクロスバーに直撃。
後半45分、アディショナルタイムは4分。
後半47分、大宮、左サイドを清水慎太郎が駆け上がり、中央にパス。これを大井健太郎が大きくクリア。
後半49分、大宮が大きくクリアをしたところで試合終了のホイッスル。
名波 浩 監督

――試合を振り返って
明らかに2ポイントを失ったゲームで、残念だったなと。前半は、3バックの縦ズレと横ズレが非常に良く、相手がやりたいことを前で捕まえることが出来ていたと思います。江坂選手がゴール前で左に外したシュートシーン以外は、ほとんど危ない場面もなく、上手く守備をしていたなと。それでいて、(相手の)攻撃に対する奪ったあとの(ボールの)質も悪くないときが多かったのですが、そのあとの縦パス、もしくはジェイやアダイウトンに入れるボールはラフなボールが多くなってしまい、後半はそれを修正しようと。その中で、そういった精度の悪さが何度も出てしまい、最終的に、攻撃の厚みや連続性が生まれなかった大きな原因になったのかなと思います。去年から4試合すべて先制して追いつかれているという中では、悔しい以外の何ものでもないなと。失点シーンは、オフサイドになったシーンですが、そのあとの1対2や2対2になる瞬間の前に、シュートで終わらないと。そうしなければ、その後30秒から60秒守備にまわらないといけないし、60メートル、80メートルの距離を戻らなければいけないので、あのシーンは100%シュートで終わらなければいけないシーンでした。それが失点の大きな原因だったと思います。

――2トップの布陣に手ごたえは?
出来としては、(ジェイとアダイウトンの)二人が互いを意識し、二人ともシュートを打っているので、悪くなかったのではないかと。ただ、入るボールが悪く、二人とも苦労したと思います。『新しいことにチャレンジするということは、たくさんミスも出る。そういったところでも諦めずに、(集中を)切らさずに、何度もトライしていこう』といったことをホワイトボードに書いた中では、二人ともよくやってくれたと思います。あとは出し手の問題ではないかと。

――3バックの両サイドを務めた森下俊選手とパパドプーロス選手について
非常に良かったと思います。縦ズレと横ズレのタイミング、もっと言えば太田(吉彰)、中村(太亮)のところでボールを奪えていましたし、その後パワーのあるショートカウンターが何度も生まれていました。そこで、たとえば松井(大輔)がアダイウトンに出したスルーパスのように、質の良いボールが入れば、もう少し相手も下がらざるを得ない状況をつくれたと思いますし、あの回数を増やすことが今の課題かなと。3バックもほとんど5バックになることなく対応できたので良かったと思います。

ジェイ 選手

ジェイ ――久しぶりのゴールでした
得点出来たことに関しては素直に嬉しいですし、何よりジュビロの素晴らしいファンの皆さんの前で決めることが出来たのが嬉しいです。ただ、とにかくチームのために全力を尽くすことを考えていましたが、今日は勝てなかったのでそれがとても残念です。

――2トップになりアダイウトン選手とのコンビネーションは?
そこはお互いの理解があったと思います。アダとは今週のトレーニングから話しをしていました。2トップは初めてだったので、動きを確認しあいながら、同じラインに並ばないようにしようと。今日は攻撃に関しての動きはとても良かったのではないかと思います。(川辺)駿がアタックのポジションまで出てきてくれる場面がありましたし、試合を自分たちが支配できたという面でも、内容的には良いゲームだったかなと。自分たちはタックルにも行きましたし、チャンスもつくりました。しっかりと戦えていたと思います。ただ、自分自身はもっとゴール前での質を上げなくてはいけません。そして、どんなフォーメーションで試合をしようと、もっと頭を使える選手になりたいと思っています。

アダイウトン 選手

アダイウトン ――初めて2トップの布陣で臨みました
自分自身は非常に気持ちよくプレー出来ました。ジェイとも初めてにしては良い距離感でお互いチャンスを作り出すことが出来ていましたし、自分のアシストからジェイのゴールも生まれました。ただ、結果的には非常にもったいない試合だったと思っています。細かい部分をもっと修正していかなければいけないと感じました。

――手ごたえを感じた部分は?
やはり距離感が非常に良かったところです。以前は自分がボールを持った時に孤立してしまうこともあったのですが、今日はジェイと(小林)祐希が近くでプレーしてくれたので、とてもやりやすかったです。一人が前にいて、もう一人が後ろにいるといったように、角度をつけることを意識していました。ただ、今日の試合に関して言えば、プレーを完結していれば相手にカウンターアタックをされることもなかったですし、失点にもつながらなかったなと。練習でやってきたことなので、それをしっかり試合に出さなければいけないと感じています。もっと90分を通して細かいところに気を配らなければいけないと思います。

川辺 駿 選手

川辺 駿 ――今日の試合を振り返って
試合は前半からすごく良い守備も出来ていたと思いますし、全体を通して良い守備から良い攻撃が出せたと思います。自分たちからゲームを作ることも出来ていたのではないかなと。ただ、内容では手ごたえを感じただけに、引き分けという結果は非常に悔しいです。

――2トップを生かすために意識したことは?
攻撃面では素早く前線にボールをつけようと思っていました。まだ始めたばかりなので、連携などはまだまだな面が多いですが、これからもっと練習をしていけば、コンビネーションも増えてくると思います。

――手ごたえを感じた部分と課題は?
前半は前に前にという意識があって、自分たちが上手くボールを繋ぐことが出来ていたので、それは良かったと思います。後半それが少し薄れてしまい、相手にペースを握られ難しい展開になってしまいました。もっと上手く自分たちがボールを繋げたと思いますし、ロングボールを簡単に蹴りすぎていた部分もあったと思います。相手も競るのが強かったので、もっとそういう攻撃ではなく、後ろからしっかり繋ぐような工夫が必要だったと感じています。

大宮アルディージャ 渋谷 洋樹監督
 

――試合を振り返って
ジュビロさんと今日も引き分けという形で試合を終えて、私自身、非常に残念に思っています。しかし、ジュビロさんとは昨年から戦っている中で非常に良い試合が出来ているのではないかと。昨年はJ2でしたが、今年はJ1。ホームでもアウェイでも1対1でしたが、レベルを上げていくような戦いをしなければと思っていました。残念ながら1対1の引き分けでしたが、次に繋げていきたいと思います。ゲームの内容としては、前半の最初にピンチを迎え、ポストに助けられてという形でしたが、徐々に我々の時間が多くなり、守備も下がらず、攻撃もサイドを使って攻めることができました。選手達には、シンプルにクロスといった部分を意識するように伝えましたが、前半は“単純”なクロスだけになってしまったかなと思いました。後半は、始まってすぐにボールロストが何回か続き、相手が前がかりになっている中、ちょっと体力的にきつくなっているなというところで失点してしまったので、もっとそこのレベルを上げないといけないなというゲームだったと思います。ただ、そこから息を吹き返し、攻撃ではサイドを使って我々がやりたいことをできました。選手達が最後まで足を止めずに得点に繋げてくれたからこそだと思います。そのあとのダメ押しというところも考えていましたが、簡単にはいかないと分かっていたので、この勝点1を次のホームでの試合に続けられるように。次のガンバ大阪戦まで中3日しかないので、全員でコンディションを整え、しっかり準備したいと思います。