『原点開起』~2012シーズンを振り返る~(5月)

5月12日。 リーグ第11節・鹿島アントラーズ戦(ヤマハ)。 この試合は磐田市主催の「磐田市小学生一斉観戦授業」で市内全23校の小学5~6年生(約3200名)がヤマハスタジアムに駆け付けてくれた。 サックスブルーサポーターの皆様のご声援に子どもたちの声が加わり、スタジアムは独特な雰囲気に。 ゲームは前田遼一、松浦拓弥、山田大記のゴールが決まり、ホームで長年勝てていなかった鹿島アントラーズに3-0で勝利。 試合後の会見で「試合前のミーティングで選手たちに子どもたちが“誇り”を持てるような試合にしようと伝えた」と明かしたのは森下仁志監督。 ダメ押し点を決めた山田大記も「スタンドの声援が僕たちの力になった。感謝したい」と話し、こう続けた。 「僕も幼い頃にこのスタジアムに来て、“夢”を持たせてもらった。今度はプロサッカー選手として子どもたちに“夢”を与えられるように頑張りたい」。