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『原点開起』~2012シーズンを振り返る~(1月)

1月15日、大久保グラウンド。 始動日初日。 必勝祈願(秋葉神社)→新体制発表記者会見(磐田グランドホテル)→トレーニング(大久保グラウンド)と例年になく慌ただしい1日となった。 15時30分から始まったトレーニングが終わったのは17時すぎ。 数年ぶりにナイター照明も使用した。 練習後、「意識の高い選手がすごく多いし、やりがいがあって幸せ」と感触を語ったのは森下仁志新監督。 1年に渡る長く厳しい戦いがここから始まった。

1月16日、大久保グラウンド。 始動2日目。 全体練習前、ピッチで準備を行っていたスタッフに森下仁志監督が声をかけ、グータッチ。 「サッカーを通じてつながっていかなければいけない」(同監督)。 "つながる"のは選手のみにあらず。 サックスブルーに携わる全てのスタッフ、全ての関係者が一つになって日々の練習に打ち込み続けた。

1月24日、ヤマハスタジアム。 新戦力来日。 この日は2012シーズン用チーム集合写真の撮影のためヤマハスタジアムでトレーニング。 撮影には新戦力・ペク ソンドンの姿もあった。 U-23韓国代表の合宿もあり、練習に本格合流したのは2月の鹿児島キャンプから。 新天地でのチャレンジ、夏のオリンピック、そして負傷――。 歓喜、そして、失意も味わった背番号8のシーズンもここから始まった。

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