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『原点開起』~2012シーズンを振り返る~(3月)

3月2日。 東京都内で行われた『2012Jリーグキックオフカンファレンス』にジュビロ磐田より森下仁志監督と駒野友一が出席。 例年行われるこの式典がJリーグ開幕を盛大に告げる。 ジュビロ磐田の隣のブースには開幕戦で対戦するコンサドーレ札幌・中山雅史が登場。 豪華な顔ぶれに大勢の報道陣の注目を浴びた。 “ゴン”の愛称で多くのサポーターに親しまれたストライカーは12月に第一線を退くことを表明。 この知らせを耳にした森下仁志監督はこうコメントを寄せている。 「ジュビロだけではなく日本サッカー界を引っ張ってこられた方。“スタイル”を貫かれた方だと思うし、“スタイル”を貫くという点でジュビロ磐田には“中山魂”がある。彼に学んでいかなければいけない」。

3月16日。 ホーム開幕戦・サガン鳥栖戦前日。 今季のゲームキャプテン・山田大記が静岡の新聞紙面をジャック。 今季のキャッチフレーズである『勇敢に。』と共に引き締まった表情を見せた。 第1節・コンサドーレ札幌は引き分けに終わったが、このサガン鳥栖戦で今季初勝利を掴んだ。 3月の戦績はヤマザキナビスコカップを含め4勝1分。 このスタートダッシュが前半戦の快進撃をもたらすことになる。

3月24日。 第3節・ガンバ大阪戦前日。 幸先のいいスタートを切った新生・ジュビロだが、明るいニュースばかりではなかった。 開幕直後の3月22日の練習で川口能活が大けがを負い、戦線離脱。 シーズンの大半をこの3人のGKで戦うことになった。 自己最多となるリーグ戦32試合に出場した八田直樹のみならず、大卒3年目の竹重安希彦、加入2年目の植村 慶も公式戦のピッチに立った。 よきチームメイトであり、よきライバルでもある――。 切磋琢磨する3人のGKは“競争”と“団結”を掲げる新チームの象徴でもあった。

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