2021年 試合速報

明治安田J2 第39節 vs. 水戸ホーリーホック

highlight
mito
mito

14 勝
10 分
15 敗
51 得点
45 失点
勝点 52

1
  • 0
  • 2

  • 1
  • 1

3
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

26 勝
8 分
5 敗
71 得点
39 失点
勝点 86

前半
12分
大井 健太郎
15分
大森 晃太郎
平塚 悠知
奥田 晃也
タビナス ジェファーソン
藤尾 翔太
38分
ハーフタイム 後半
山根 永遠
今掛 航貴
黒石 貴哉
1分
6分
ルキアン
11分
大森 晃太郎
大津 祐樹
オウンゴール
13分
鈴木 喜丈
19分
大崎 航詩
山根 永遠
27分
遠藤 保仁
今野 泰幸
山根 永遠
32分
伊藤 涼太郎
安藤 瑞季
34分
40分
小川 大貴
松本 昌也
山田 大記
金子 翔太
16
牲川 歩見
3
大崎 航詩
4
タビナス ジェファーソン
33
三國 スティビアエブス
44
今掛 航貴
14
松崎 快
17
新里 涼
25
平塚 悠知
43
鈴木 喜丈
9
中山 仁斗
46
伊藤 涼太郎
SUB
41
中山 開帆
5
木村 祐志
7
山根 永遠
11
安藤 瑞季
15
奥田 晃也
31
藤尾 翔太
40
黒石 貴哉
監督
秋葉 忠宏
36
三浦 龍輝
3
大井 健太郎
5
小川 大貴
6
伊藤 槙人
38
山本 義道
8
大森 晃太郎
10
山田 大記
17
鈴木 雄斗
23
山本 康裕
50
遠藤 保仁
11
ルキアン
SUB
1
八田 直樹
25
森岡 陸
39
高野 遼
2
今野 泰幸
14
松本 昌也
40
金子 翔太
4
大津 祐樹
コーチ
服部 年宏

4,574
スタジアム名 試合日 キックオフ
Ksスタ 11/14(日) 14:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝 星野 務 荒木 友輔
天候 試合時間 副審 副審
曇りのち晴れ 90分 森川 浩次 清水 崇之
気温 湿度 第4の審判員 記録員
18.1度 23% 篠藤 巧 川津 昌義
14 シュート 10
5 ゴールキック 11
7 コーナーキック 6
11 直接FK 13
2 間接FK 0
2 オフサイド 0
0 PK 0

今年2月28日の開幕戦からここまで38試合を戦い抜き、チームはいよいよ自分たちの力で今季最大の目標を果たせるところまで歩みを進めてきた。今日の水戸ホーリーホックとの一戦で勝点1以上を積み上げることができれば、ジュビロのJ1昇格が決定する。

スターティングイレブンは、前節と同じ。GKに三浦龍輝。最終ラインは、前節Jリーグ通算400試合出場を達成した大井健太郎と、伊藤槙人、山本義道が務める。両ワイドは、小川大貴と鈴木雄斗。ボランチに、山本康裕と遠藤保仁。2シャドーは、山田大記と大森晃太郎。1トップにルキアンが入る。

首位攻防戦となった前節の京都サンガF.C.戦は、前半から互いの持ち味を存分に発揮し、拮抗した展開に。試合が動いたのは、後半32分。遠藤の鮮やかな浮き球パスを起点に攻撃を仕掛け、最後は山田が待望の先制ゴールを挙げた。背番号10の今季10得点目が決勝点となり、上位対決を制したジュビロ。今日も、その勢いのまま敵地に乗り込み最高の勝利を掴み取るつもりだ。

キックオフはこの後14:00。ケーズデンキスタジアム水戸周辺の天候は晴れ。朝から清々しい青空が広がっている。そして、朝から大勢のジュビロサポーターが敵地まで駆けつけている。ヤマハスタジアムでもパブリックビューイングが行われており、ジュビロを支える全ての人たちが選手たちの背中を力強く押してくれている。全ての力を結集させて勝負の90分を戦い抜いた後、歓喜の瞬間を共にしよう!

試合速報はこちらをクリック
服部 年宏 コーチ

――ハーフタイムコメント
・守備はコンパクトに、食い付きすぎないこと
・攻撃は休まないこと

――試合の総括
今季の目標であるJ1昇格というのは、選手だけの力ではなくて、ここに来てくれたサポーターや磐田で応援してくれているサポーター、色々な方に助けられて昇格を決めることができたと思っています。試合に関しては、入りは良かったのですが、今年の課題として2-0になってからの戦い方が、どうしても人が止まってボールが動かなくて自分たちのリズムを悪くしてしまっているところが出てしまいました。ハーフタイムに背後にスペースがあるのでカウンターを含めて攻撃していこうという話をして、3点目までは良かったと思うのですが、そこからどうしても受けてしまうと言いますか、頭では分かっていてもこういう試合になるとちょっと重たくなってしまうのかなと見ていて感じました。ただ、選手全員が身体を張って危ない場面を防いだり、集中して戦ってくれて、3-1で勝てたことは本当に良かったと思います。

――3試合を残して昇格を決めましたが、率直な感想を
ホッとしたというのが1番ですね。周りから見れば勝点差があって、いつかはと思っていたかもしれないですが、なかなかそういう考え方にはプレーしている選手も我々コーチ陣も含めてなれず、とにかく早い段階で決めたいという気持ちがありました。あとは、(鈴木)政一監督を1日でも早く楽にしてあげるというか、心配事を1つでも減らすことができればという気持ちでやっていました。

――これで16戦負け無しと、しぶといチームになったと思います。その要因はどうとらえていますか?
色々なものが積み上がってきたというか、政一さんが作ってきたチームの中で、僕がベンチ前から言っている指示は一言二言で。でも選手たちはちゃんと反応してくれますし、そういう言葉も共有ができていると思います。どうすれば良いかを考えてプレーできるようになったことが非常に大きいのかなと。例えば、相手を見ろと言っただけで、色々と考えてプレーを変えてくれるというようなことが、オートマチックに自然とできるようになったことが1番の要因だと思います。

――残り3試合、今度は優勝を目指した戦いだと思います
チャンスがあるならトライするべきですし、自分たちが残りの試合を勝ち切れば優勝ということは分かっているので、次のホーム長崎戦は昇格を決めた後に緩んだ試合をしないよう、しっかり準備してやっていきたいと思います。

――攻守の切り替えについて
ここ何試合、僕が指揮し始めてからそこは重要視しているところです。苦しい時間は戻れないときもありましたが、意識としては切り替えて奪われたらボールに行く、奪ったら前に行くと。そういうところが出ていたと思います。

――昨年から今年にかけての変化は?
先ほども話したように選手たちが成長してくれました。自立している選手も多いですし、そういうところがチームが上手くまとまっていった要因だと思います。そこはもう、マサさんがそういう雰囲気を出しながらやってくれたので、そこが大きいんじゃないかなと思います。

――大井選手の存在感について
本当に、1言えば10までとはいかなくても7、8まで理解してくれる選手です。特に守備に関してはそのままプレーで表現してくれますし、しっかり守備の中心としてやってくれたと思っています。

大井 健太郎 選手

大井 健太郎 ――J1復帰を引き寄せる先制点を叩き込みました
自分が決めなくても別に良かったのですが、自分が決めて目に見えた結果でチームに貢献できたことは嬉しいです。

――今、昇格を振り返ってどんな思いですか
昨年昇格できなかったことで、サポーターの皆さん、ファン、スポンサー、全ての人に失望というかそういう気持ちを味わわせてしまいました。一昨年に続いてこの2年はジュビロ関係者にとって面白くない年だったと思います。今年は本当に皆さんの喜ぶ姿を見れるので選手も幸せですし、1つ昇格という目標が達成できて良かったと思います。

――守備の中心としてやってきて、どこが1番成長したと思いますか?
慌てないことが大事ですし、最後のところでやられなければ良いと。ピンチがあると、以前は慌ててしまうこともあったのですが、そういうところが無くなったことが良かったかなと思います。

――どういう役割を果たそうと思って最終ラインの真ん中でプレーしていますか?
今日で言うと、後半の給水タイムくらいからは修正できましたが、もう少し修正する時間を早くしないといけないなと思います。でも、自分はヤットさん(遠藤)や(山本)康裕とコミュニケーションを取りながら試合中にああしよう、こうしよう、相手がこうだから変えてみようといったことをピッチ上でみんなに伝えることが役目だと思っていて。自分の仕事としてディフェンスすることは大前提としてありますが、それは他のディフェンスの選手たちもできることで。それ以外のところのプラスアルファとして、試合の流れを読むことや相手にとって何が嫌かを早く察知してみんなに伝えることが大事だなと思っています。そういうところを意識してプレーしていました。

――そうした選択肢はシーズンが経つごとに増えたのでしょうか?
最初に比べてもちろん増えましたし、それは1試合1試合勝っていく中でチームみんなに自信が付いてきたと思います。失点が少なかったわけではないですが、失点しても勝ち切れるようになっていったので、みんなも試合中に慌てず対応できたことが、チーム力が上がった要因かなと感じています。

――J2優勝への意気込みを
昇格というのは絶対的な目標でしたが、大きい目標としては優勝を掲げているので、今日の勝利で昇格はもちろん嬉しいですが、もっと大きな喜びをみんなとともに味わえるように頑張っていきたいと思います。

――若手選手も含めて、一枚岩となってDF陣が戦えたのでは?
自分が持てる経験を全て今いる選手たちに伝えようと思っていますし、もちろん成長したらポジションを取られてしまうというライバル関係ではありますが、しっかりそこは全部を伝えたいと思っています。その中で自分がもっと成長できていれば良いなと思っているので、途中から入ってきた(伊藤)槙人含めてセンターバック陣みんなが良い関係でプレーできているのではないかと思います。

――今季は遠藤選手がいない時期もありましたが、やり方を変えない中で勝点を積み上げました。その期間はどう感じていましたか?
秋田戦で復帰するまでヤットさんがいなくて、それでも結果が出ていたというのは、まずはヤットさんがいるときはもちろん頼りになりますし、まずはヤットさんにボールを預けてからというサッカーももちろん良いと思います。その中でいざいないとなったら、みんなが各自考えを実行に移して、できないことは補いながらできたことが非常に良かったと思います。誰が出ても同じサッカーを目指しますが、特徴は違うので、そういうのを出し合って、シャドーが変わったりセンターバックが変わったりと色々ありましたが、ジュビロのサッカーというベースがみんなにしっかりあるので、その上で各自の特徴を出し合ったチームになったのではないかなと。チーム全体の底上げに繋がったのではないかなと思います。

――J1で戦うためにどこを上げていきたいですか?
非常に難しいことではありますが、2年J2で戦って、J1に行くと。J2で2年プレーした後にJ1のサッカーをしたら、スピードや強度が変わると思います。そこに驚かないようにするためには、日々の練習でJ1クラスの練習をすることしかありません。戦術やシステム云々も大事ですが、それよりも練習から一人ひとりの意識を高く持って、しっかりとJ1レベルに、今でもしているつもりですが、それがつもりにならないように、来季困らないように、これからまた1日1日をしっかり大事に過ごしていきたいと思います。

山田 大記 選手

山田 大記 ――まずは決まった瞬間、どんな気持ちでしたか?
多少の安堵でしたが、もう少し何か込み上げてくるかなと思ったら、そんなに思いのほかでしたね。決まって徐々にという感じです。凄く追い込まれている状況でもなかったですし、感情的には大宮戦がピークでした。(笑)

――このチームの強さをどう感じていますか?
あの大宮戦に限らず、紙一重の戦いをどうにか制することで勝点を積み重ねてきましたし、その中で自信も積み上げてこられたと思います。結果をどうにか出せたことがチームの自信になって徐々に強くなってくることができたのかなという感じがしています。これが良かったから昇格できた、というほどの力の差があったとは今でも思いませんし、そういう積み重ねによって作られたものなのかなと感じています。

――昨年と今年のチームの違いは?
早めに結果が出たことですかね。でもスタイルがそもそも違いましたし、勝ったから全てが良いというわけではないですが、個人のイメージを共有していくというものを凄く積み重ねてきたので、そこの手応えは感じています。

――今とても楽しそうにサッカーをされていますが、自身のここまでの歩みについて
今年を除いての3年間はあまりサッカーを楽しめていなかったなと。今サッカーが楽しめるようになって改めて思ったりしています。でも、結果が出ない時期の苦しさも経験してきたから学べたこともありますし、感じたこともあると思っています。ドイツから帰ってきてから苦労した時期もありましたが、色々な経験をミックスさせて良いものができているとも思うので、全ての経験が今に繋がって、今年は凄くシーズンの中で一番精神的に充実した1年間だったかなと思います。

――J1での戦いに向けて
正直自分の中で多少自信が揺らいだ時期もありましたが、今はJ1でもやれる自信があるし、個人としてもチームとしても来年何ができるのかというのを楽しみにしています。

ルキアン 選手

ルキアン ――J1復帰が決まりました
良かったですがまだ終わっていないので、タイトルを獲りに行きます。

――監督にも良い報告ができますね
監督がいなくて難しい状況でしたが、自分たちのできることはピッチで全力を出すことだと思っていました。昇格を決めて監督も喜んでいると思いますし、早く治って欲しいと思います。

――ゴール後はサポーターのところに走りましたね
サポーターが磐田から水戸まで来てくれた距離を考えると、ゴール裏までの距離なんて大したことないですし、みんなが応援してくれるためにここまで来てくれたことに感謝しています。今日はバスが着いたときに多くのジュビロサポーターが見えたので、ゴールを決めたらそこに行こうと思っていました。みんなのパワーが伝わってきて、最高に幸せでした。

――昨シーズンの最後に選手生命をも左右するような手術を決断してここまできました。どんな思いで戦ってきましたか?
本当に今は幸せな気持ちでいっぱいです。昨年は難しい時期でした。言葉にできないくらいですし、近くにいた人にしか自分の苦しみは伝わらないと思うのですが、その中でも自分の力を出せるようにと支えてくれた人たちがたくさんいました。神様が力をくれたことにも感謝しています。目標を持って取り組んできたこと、ハードワークをしてきたことが成果に出ているのが今分かります。自分は間違っていなくて、これからもどんどん強くなっていきたいなと思います。

――チーム全体としてもチャンスが増えましたね
チャンスはチームとして本当に多く作ることができて、良くなってきたと思います。日々の練習でみんな高い意識を持って取り組んでいること、選手もスタッフもみんなで同じ目標に向かっていることで一体感が出せているので、それがピッチでも自然に出てチャンスが増えているのだと思います。

――J1とJ2の違いはどう感じていますか?
もちろんJ1の方がレベルは高いですし、質も高いのは分かっています。でもJ2だとどのチームも最後まで守備を固めてきたり、失うものが無いという言い方はあれですが、最後まで試合を難しくしてくるチームが多いという印象でした。もちろんJ1もそうだと思いますが、J2を戦ってみてそう感じました。来年はスタジアムや環境も変わってきますし、リーグ全体としてJ1の方がレベルが高いことは分かっています。難しい戦いが待っていると思います。

――決まった瞬間、仲間と喜び合う姿が印象的でした
自分はシーズンの最初から絶対J1に戻ることを信じていて、日頃から仲間に伝えたり言葉にしたりしています。今日は目標を達成してホッとしましたし、達成感も感じました。欲しいのはタイトルなのでまだこれからですが、幸せな気持ちでした。

遠藤 保仁 選手

遠藤 保仁 ――J1昇格を成し遂げて
今年の最大の目標だったので、非常に嬉しく思います。

――開幕戦黒星スタートとなった中で、ここまで勝点を積み上げられた要因を
たくさんあると思いますが、スタッフ、選手含めてお互いを信じ合いながら高め合いながらやってきたことだと思います。

――最後に笑っていれば良いとシーズン序盤に話していましたが、ターニングポイントとしてチームが変わった試合はありましたか?
長いシーズンなので覚えていないです。ただ、全員がハードワークして仲間を信じてやってきた結果だと思うので、どこがというよりはシーズンを通して得た結果だと思います。

――楽しくサッカーをしているのが伝わってきました
はい。試合にいっぱい絡めましたし、J2で1番得点が多いチームなので、そういう攻撃的なチームでサッカーができているというのが嬉しいです。

――昨年10月にジュビロへ来たときに感じていた課題について
昨シーズン来た時点では、自分もジュビロというチームのことを詳しく知っていたわけではないですし、選手の特徴だったり、もちろんスタッフの考え方だったりというのは、時間をかけて理解していくものだと思います。今季の初めに良い手応えを掴めましたし、特に攻撃面を伸ばしていけば十分チャンスはあると思っていました。

――1番チームが成長した点はどこでしょうか?
慌てずに90分間戦えるようになったことが1番大きいと思いますし、状況がどうであれ、攻め急いだり、慌ててゲームを進めていくことが少なくなったので、そこは非常にお互いが意識し合いながらやれている部分かなと思います。

――慌てず戦えるようになった要因は?
例えるなら負けている試合だったり、ドローで進んでいる試合のときに雑なプレーが少なくなったと思います。自分たちはこうやって攻めるという意思統一ができていたので、ドタバタする試合が今シーズンは少なくなったなと。その辺りは成長しているのではないかと思います。

――そうしたことをチームに伝えていくために、意識していたことはありますか?
僕は特別何か言うというのはほとんどしていないですし、プレーでそういう部分を見せられたら良いかなと思っていました。全て歳が上の選手がアドバイスをしても若い選手が伸びない可能性があるので、そういう部分も含めて若い選手や中堅の選手も意識しながらやれていたと思います。コミュニケーションもピッチ外やピッチ内でできていたと思いますし、その辺りもみんなが成長した部分かなと感じています。

――今日は流れの悪い時間帯もありましたが、どういうことを感じながらプレーしていましたか?
リードしている状況だったので、別に慌てることなくやれていたと思いますし、最後でやられなければ何の問題もないので、慌てることなくできていたと思います。

――今シーズンもここまで30試合以上に出場し3得点です。自身の手応えは?
僕自身は至って普通にプレーしていただけですし、周りの選手のサポートがあってこそなので、周りの選手、スタッフに感謝したいなと思います。

水戸ホーリーホック 秋葉 忠宏監督
 

――ハーフタイムコメント
・全員でハードワークすること
・何がなんでも3点取ること
・水戸ファミリーと共に必ず勝とう!

――試合の総括
非常に悔しいですけども、やっぱり磐田は強かったです。正直に、ジュビロ磐田におめでとうと伝えたいですし、やはりJ1昇格するにふさわしいクラブであり、チームだったなと、1年間見て感じることができました。今日は磐田さんの強さをまざまざと見せつけられましたし、本当に心からおめでとうということを伝えたいなと。それと同時に、やはりこういうクラブになりたいな、こういうクラブにならないとJ1に行けないんだという、素晴らしい教材を見せてもらいました。ぜひ我々もあのレベルを目指して、あの高みまで駆け上がっていけるように、しっかりとしたものをまた選手たちと日頃のトレーニングから共有し合っていきたいです。このレベルでサッカーをするという、攻守においてこのレベルを意識しながらやらないことには、いつまでもレベルは上がっていかないと思います。選手たちも、まったくやれなかったとは感じてないと思いますから、このレベルに何とか早くたどり着けるように、また1日1日精進していきたいと思います。あとは4,574人という今季最多のサポーターでファミリーが駆けつけてくれた中で、何とか昇格だけは阻止したかったんですけど、それが叶わなかったということが非常に残念です。ただ、選手たちが最後まで勇敢に真っ向からボールを奪いに行き、攻撃したというところ、そういう素晴らしい勇敢な姿勢というのを見せてくれたので、見に来てくれた方にも何か訴えるものがあったんじゃないかと思いますから、そこは選手が最後までよく戦ってくれたなと思います。