2021年 試合速報
明治安田J2 第38節 vs. 京都サンガF.C.
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麻田 将吾
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飯田 貴敬
荻原 拓也
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大森 晃太郎
金子 翔太
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宮吉 拓実
イスマイラ
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山田 大記
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小川 大貴
松本 昌也
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松田 天馬
庄司 悦大
福岡 慎平
荒木 大吾
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山田 大記
大津 祐樹
遠藤 保仁
今野 泰幸
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハ | 11/7(日) | 14:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝 | 境田 雅章 | 井上 知大 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 越智 新次 | 日比野 真 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
20.8度 | 36% | 長峯 滉希 | 鈴木 良規 |
8 | シュート | 8 |
9 | ゴールキック | 4 |
4 | コーナーキック | 6 |
18 | 直接FK | 12 |
0 | 間接FK | 1 |
0 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
リーグ戦も残すところ5試合。勝点80を積み上げて首位に立つジュビロは、ヤマハスタジアムに2位の京都サンガF.C.を迎えて勝利を目指す。
前節のアルビレックス新潟戦は、遠藤保仁のクロスからルキアンのヘディングシュートが決まり、1-0で勝利を手にした。アウェイ2連戦を2連勝で飾ったジュビロ。今日にも今シーズン最大の目標でもあるJ1昇格を果たす可能性がある。また、2位京都との勝点差は僅差の2。リーグ優勝を見据える上でも、今日はライバルチームから確実に勝点を掴み取りたい。
スターティングイレブンは、GKに三浦龍輝。最終ラインは、大井健太郎、伊藤槙人、山本義道。両ウイングは、今日は小川大貴と鈴木雄斗が務める。ダブルボランチは山本康裕と遠藤保仁。2シャドーは、大森晃太郎と山田大記。最前線にはルキアンが入る。
前回の京都との対戦は、4-3でジュビロが勝利。山田、松本、小川大、大津がゴールを決めて、敵地で打ち合いを制した。今日もハードな戦いとなることが予想されるが、チームの想いを一つに最後まで走り抜く。
なお、今日の試合でジュビロが勝利した場合、3位の長崎が引き分け以下なら4試合を残してJ1昇格が決まる。また、ジュビロが引き分けた場合でも、長崎が敗れ、4位甲府が引き分け以下なら昇格が決定するが、チームが目指すのはこの一戦での勝利のみ。ここまでシーズンを通して積み上げてきたものを攻守共にしっかりと発揮し、“ジュビロらしいサッカー”を90分間貫くつもりだ。
キックオフはこのあと14:00。ヤマハスタジアム周辺の天候は晴れ。チケットは完売しており、選手たちは大勢のジュビロサポーターの心強い応援を力に変えて、勝負のピッチに立つ。また、ハーフタイムには2021シーズンタイアップアーティスト「スピラ・スピカ」のスタジアムライブも行われる予定。パワフルな演奏と歌声が、選手たちはもちろんジュビロに関わる全ての人たちの背中を押してくれるはずだ。


――ハーフタイムコメント
・セカンドボールをしっかり拾っていこう
・トップのサポートを意識すること
・セットプレー、ファールに気を付けること
――試合の総括
今日は本当にサポーターが満員ということで、その中で気持ちの入った試合を何とかしようということで調整してきました。京都という首位を争うチームとの戦いということで、内容的にはお互いの良いところが出し切れない、というか出させないような厳しい試合になって、その中で自分たちがゴールを奪って勝点3を取れたことは非常に大きいと思います。元々私自身は今日昇格が決まるとは思っていなかったので、選手たちにも話したのですが、次、自分たちで決めようということで、しっかり昇格目指してもう1試合戦っていきたいと思います。
――先発メンバーを少し変えた意図を教えてください
(松本)昌也のところが少し疲れている感じがここ2試合あって、それと京都のインテンシティが高いところに対して、(小川)大貴の縦の推進力を出そうということで起用しました。(大森)晃太郎に関しては、FWのところのサブとして(大津)祐樹を置きたくて、そういった関係もありましたし、晃太郎もコンディションが良くなってきていたので使いました。
――中山コーチがベンチに入りましたが、雰囲気は?
いやもう、しっかり声を飛ばしてもらって良い雰囲気でしたね。指示も本当にちゃんと出してもらって、私の届かないところにも声をかけてくれて助かりました。
――完封勝利できたことについて
暫定で監督をやり始めてから、守備のところに関してはもう一度確認をしっかりして、それを徹底するということで、多少ラインが下がってという部分もあったのですが、その分コンパクトにできて、無失点の試合が続いたということはチームとしてもとても良い状態だと思います。
――ウタカ選手もきっちり抑えました
ただ怖さはやはりあって、彼にボールが入ったときには、もちろん選手全員が集中してやってくれていたのですが、その後ろにいる相手選手にも集中するようにと伝えていました。なんとかやられずに完封できて良かったと思います。
――先発した小川大貴選手の評価を
押し込まれている中でも奪ってから出ていくスピード能力がチームの中でも高いので、そういうところを出せたというのが良かったと思いますし、得点になる1個前のプレーでクロスまでしっかり上げてくれてゴールに繋がったので、そういったところは評価しています。
――後半相手がペースを握る時間帯もありましたが、そのときの心境は?
少し押し込まれた中で、攻撃が少し速くなったので、どうしても縦に縦に急いでしまいました。そこをもう1回動かそうと声をかけて、1個繋いでからまたこちらのペースに少し戻ってきたように感じます。
――今日はスタメンでの出場でしたが、どんな気持ちで試合に臨みましたか?
自分自身もスタートで使ってもらえるということに多少の驚きはありましたが、こういった大事な局面で使ってもらえるということで、ストロングを活かしてチームに貢献できればと、かなり気持ちを入れて試合に入ることができました。
――手応えについて
自分が求められているプレーというのは推進力やダイナミックなプレーだと思うので、そこは、今日はしっかり出していきたいなと思っていましたし、実際そういったプレーでチームに勢いをもたらすことができたのかなと思います。
――首位をキープし、さらに完封での勝利でした
昇格であったり優勝であったりという色々なものが見えてきて、周囲からの期待の声も聞こえてきますが、僕たちはそういうのを気にせず、一戦一戦やれたら良いかなと思います。
――縦に仕掛ける意識について
試合前にもそういったところを出してほしいということは言われていましたし、もちろん状況によってというのもありますが、自分のやりたいプレーではなくて、チームに求められているプレーを今日は体現できたのかなと思います。
――勝点1でも積めたら昇格が決まるというところまで来ました。ここまでを振り返って
やっぱり1シーズンを長い目で見ると、チームとしても個人としても良いときもあれば悪いときもあると思います。僕個人としても怪我をしてから決して良いパフォーマンスではありませんでした。それでもここまで来ることができたというのは、個人としてもチームとしても成長できた証だと思いますし、残り4試合、もちろん昇格もありますが、ここまで来たら一戦一戦戦って、チームのために、家族のために、自分のために、優勝することができたら良いかなと思います。
――目標に向けて一歩一歩近付いていることについて
色々な過程がありますが、J2にいるチームではないと思うので、早くいるべき場所に戻って、J1昇格、そしてタイトル争いができるようなチームに早くなっていけたらと思っています。
――前回の京都戦では素晴らしいゴールもありながら怪我を負ってしまいました。その中で今日は気持ちも晴れる勝利だったのでは?
モヤモヤしたものはずっと持ちながらプレーしていましたが、もちろん結果で変わるものもたくさんありますけど、結果が出ようが出なかろうが、僕たちはやり続けていくことに変わりはないので、これからも目の前の一戦一戦を大事に戦っていけたらと思っています。
――今シーズン目標として掲げていた10ゴールを達成しました
凄くラッキーな形だったので、良かったです。なんとなく今日あたりに取らないと10点目はプレッシャーがかかってきて、残り1試合、2試合になると取れる気がしなかったですし、取れるなら今日かなと思っていたので、決まって良かったです。
――ゴールを意識することによって、周りの選手に与えた影響も大きいのでは?
自分の中で変えたことと言えば、クロスに入っていく意識くらいなので、実際に点が取れている要因というのは、チームとして攻撃が上手くいっていてチーム全体の中でチャンスの数が多いと。その中で僕はずっと試合に出してもらっているので、自分自身にもチャンスが多く回ってくるというのが実際点を取れている要因なので、自分が何かを変えて点を取れるようになったという感覚ではないというのがまず1つです。そして、そういう意味でも周りに良い影響を与えているという感覚もそんなに無いかなという感じです。
――いよいよ王手をかけましたが、メンタル的な部分で特に心がけたいことは?
今日はホームでしたし、勝てば決まるんじゃないかという感覚もあったのですが、そんなに上手くはいかず、ただ正直なところやはりホームでサポーターと一緒に決めたかったという残念な気持ちがあります。試合後ハットさん(服部コーチ)から、何も決まってないからまたしっかりと良い準備をしていこうという話がありましたが、本当にそれに尽きると思います。J1で戦えるチーム作りというのを1つの目標に今年はやっていて、もしこの後昇格が決まっても優勝が決まっても、それ自体は変わりません。1試合1試合自分たちがやるべきことをしっかりやって、J1で戦えるチーム作りをするために積み重ねていくことは変わらないので、そこを目標にやっていけば精神的にも緩んだり、変な余裕が出てしまったりというのは無いのかなと思います。
――次節のアウェイ・水戸戦に向けて
ハットさんからも、勝って自力で決められるからまずはそこでしっかり自分たちの力で勝ち取ろうと。その前に決まる可能性もあるかもしれないですが、とにかく勝って決めるということと、昇格が一番大事ですけどここから勝ち続ければ優勝できるので、勝って昇格、そして優勝を近付けるということを意識して、目の前の試合を大事に臨みたいと思います。
――大森選手とのシャドーのコンビで意識したところと、金子選手とのコンビネーションについて
(大森)晃太郎は比較的低いポジションを取ってくれるので、どちらかといえば僕がちょっと前目になるというところと、(金子)翔太は凄く動いてくれるので、相手を掻き乱したところで僕がしっかり突いていくというところで、(大津)祐樹と組んでいるときは自分が先に動くことの方が多いのですが、どちらかといえば相棒を見て後から動く、みたいなところは今考えてみると意識してやっていたかなと思います。
――今日の試合の手応えについて
前半戦のときよりはしっかりボールを持てて保持できたかなと思います。相手のプレッシャーに対して攻撃の部分でしっかりやれた感覚が前半からありました。そこは手応えがありましたし、相手はインテンシティが高くて隙を見せられないような相手と90分やるというのは凄く面白かったです。
――来年J1で戦うかもしれない相手との一戦でしたが、見えた課題と収穫は?
課題はまだまだ守備のところで危ない場面がたくさんあったので、そこは課題です。収穫は先ほどと重なりますけど、攻撃の部分では前回対戦したときよりも自分たちでボールを動かすというところができたのが収穫かなと思います。
――中山コーチがベンチに入りましたが、ピッチでプレーしていた影響などは?
そんなに選手としてベンチとコミュニケーションを取ることは多くないのですが、むしろ中山さんが試合前にソワソワしていました。初めてのベンチ入りということで、「何をしたら良いんだろう」って(笑)。ウォーミングアップも中山さんが流れを仕切ってやってくれたのですが、それも初めてやるということで「大丈夫かな」と。もちろんしっかりやってくれていましたし、いつもホームのときは試合で声をかけてくれていますし、いつもいてくれるので今回に限って、どうのというのは無かったかなと思います。
――ハーフタイムコメント
・迷わず、どんどんボールを動かしていこう
・もっと自信を持って、エネルギーを出していこう
・後半45分、全部出し切って勝ちに行くぞ!
――試合の総括
今日こうやってヤマハスタジアムに来させてもらって、チケットも完売と聞いていましたし、こうやって応援していただいて、我々が挨拶したときにもたくさんのジュビロサポーターの皆さんから拍手をもらって、京都のサポーターも遠くまで勝利を信じて来てくれました。そういう空間の中でお互い全てを出し切った試合だったと思います。残念ながら負けてしまいましたが、下を向く内容ではなかったと思いますし、自分たちがジュビロさんのストロングを決してウイークを突いていくというところで言うと、最後までゴールをこじ開けられなかったことは残念ですが、プレッシャーがかかる中で堂々とプレーした選手たちを誇りに思いますし、次の秋田戦に向けてまたしっかり準備して、今日以上の試合を見せて、前に進んでいきたいと思います。本当に久しぶりにヤマハスタジアムに来て、監督として指揮を執らせてもらいましたけど、スタジアムとプレーが一体となって、こういう中で指揮を執れるのは本当に幸せに感じましたし、その気持ちをまた次のグラウンドで落として、しっかり謙虚に目標に向かって戦っていきたいなと思います。
本日の受賞選手 | |
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浜松いわた信用金庫 マン・オブ・ザ・マッチ 協力:浜松いわた信用金庫 |
最優秀選手賞 協力:鹿児島市 |