2021年 試合速報
明治安田J2 第35節 vs. 愛媛FC
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田中 裕人
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鈴木 雄斗
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大津 祐樹
大森 晃太郎
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田中 裕人
山瀬 功治
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内田 健太
忽那 喬司
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川村 拓夢
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小原 基樹
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鈴木 雄斗
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松本 昌也
高野 遼
山田 大記
金子 翔太
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藤本 佳希
吉田 眞紀人
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小原 基樹
西岡 大志
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ルキアン
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ルキアン
ファビアン ゴンザレス
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
エコパ | 10/23(土) | 15:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝 | 小花 浩司 | 中村 太 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 戸田 東吾 | 塚田 健太 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
20.9度 | 20% | 大橋 侑祐 | 鈴木 良規 |
18 | シュート | 7 |
6 | ゴールキック | 12 |
9 | コーナーキック | 2 |
8 | 直接FK | 6 |
0 | 間接FK | 1 |
0 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
リーグ戦34試合を終えて、ジュビロは22勝7分5敗。勝点73を積み上げ首位に立っている。シーズン最大の目標としてきたJ1昇格に向けて、着実に歩みを進めているチーム。今日はエコパスタジアムに愛媛FCを迎えて、勝点3獲得を目指す。
スターティングイレブンは、前節と同じ。GKに三浦龍輝。最終ラインは、大井健太郎、伊藤槙人、山本義道。両ワイドに松本昌也と鈴木雄斗。ダブルボランチは山本康裕と遠藤保仁。2シャドーは山田大記と大津祐樹。1トップに現在得点ランキングトップに立つルキアンが入る。
前節のアウェイ・栃木SC戦は、序盤にセットプレーから失点したものの前半終了間際に鈴木雄の右クロスから大井の今季初ゴールが決まり同点に。後半もジュビロがボールを保持し、主導権を握ってゲームを進めたが、逆転には至らなかった。それでも、8月のリーグ戦再開後は未だ負け無し。選手たちは引き分けという結果に決して満足はしていないが、「得点を取れていること、負けていないことはポジティブにとらえて良いと思う」と鈴木雄が話したように、チームは22試合連続で得点を決めており、攻撃面の成熟度はシーズンが深まるにつれて確実に高まってきている。愛媛との前回対戦は、悪天候の影響もあり0-0のスコアレスドローに終わっているだけに、今日は息の合ったプレーから相手ゴールへと迫り、勝利へと結び付くゴールを決め切りたい。
キックオフはこの後15:00。エコパスタジアム周辺の天候は晴れ。雲一つ無い青空が広がっており、日向は少し汗ばむくらいの陽気だ。快晴のエコパに足を運んでくれたジュビロサポーターとともに、選手たちは昇格がさらに近づく勝利を掴み取ってくれるはずだ。


――ハーフタイムコメント
・ミドルシュートを積極的に打っていこう
・突破のプレーを意識して
・リスク管理をしっかりしよう
――試合の総括
立ち上がりに関しては、課題は守備というより攻撃のところでの突破のプレーかなと思っています。アタックゾーンでスピードダウンしてしまっていることが気になって選手と話はしたのですが、後半少し突破のプレーが見え始めた中で、守備の部分で、ここはまた選手ともコミュニケーションを取りながら改善をしていかなくてはいけません。ボールにも行かない、マークもアバウトという中で2失点してしまったと。修正時間が無い中でも、意識することで十分選手たちは改善できるかなと思いますので、次のゲームに向けて改善したいと思います。
――後半開始から大森選手を投入した意図は?
サイドを起点にしたときのトライアングルの関係、突破のプレーなど、そういう部分で大森を入れた方が良いと思ったのと、当然次の天皇杯もあるのでその辺りも考えながら選手のコンディションも考えながらと思っていました。
――相手も研究してきた印象です
基本的には、我々がやろうとしているファーストディフェンダーへのチェックとオフのマーキングをしっかりやっていれば、十分やれたのではないかと思います。その辺りがどういう形であそこまで甘くなってしまったのかは、選手たちとコミュニケーションを取りながら、我々が目指すサッカーに近づけるように次のゲームまでに準備していけたらと思っています。
――ルキアン選手が次節累積により出場停止となります
当然ルキアンとファビアンというのはプレースタイルも変わるので、そこら辺はしっかりチームとしてお互いの良いところを活かせるようなサッカーができればなと思います。
――前半飲水タイム後はジュビロらしいサッカーを展開できていたように感じます。どのような指示を?
両サイドのところのトライアングルの関係、それとボールが前向き、フリーであれば長い距離、突破のプレーを積極的にしようと話をしました。
――クロスへの人数のかけ方を今週トレーニングしてきた中で、得点の場面はそういう成果が表れたのでは?
選手たちが意識してやってくれたおかげかなと思っています。前節の反省の中でそういうトレーニングも入れ込んだ中でも、選手たちはやれると。ただそれを90分間集中してやり切ることも大事だと思うので、そこもまた選手たちとコミュニケーションを取って良い準備をさせていきたいなと思います。
――中3日で天皇杯が控えていますが、改めて意気込みを
クラブとして、チームとしての一番の目的はJ1昇格、この一点に絞っていかないといけないだろうという中でも、天皇杯でJ1チームと戦えると。そういう意味では、選手層自体を上げていかなくてはいけないと感じていて、選手たちには良い経験をさせたいなと思っています。
――来年を見据えての戦いになる?
そうですね。普段練習してきたことが、公式戦のゲームの中でどこまでやれるかというのは、選手にとって凄く大きな経験になりますし、ゲームをやる限りは、当然勝利を目指して戦っていかなくてはいけないと思っています。
――前節に続いて誰よりも悔しい思いをしてると思います。今日の試合を振り返って
本当にその通りで、悔しい気持ちでいっぱいです。
――後半厳しい時間帯があったと思います
後半の失点する前ですね。確かに少し攻めあぐねて守備もあまり行けずに中途半端な時間になってしまったので、そこもはっきりしないといけなかったというのは終わってからロッカーでも話をしました。ただ、試合中に改善しないといけないところではあるので、そこは本当に力不足だなと思っています。
――先制点の場面を振り返って
相手に当たってはいるのですが、愛媛はブロックを組んで守ってくることを想定していたので、何本か(山本)康裕君もミドルシュートを狙っていましたけど、そういうのが大事になってくると思っていました。それがゴールに繋がったので良かったなと思います。
――同点ゴールの場面について
時間帯については、良い時間に追い付けたなと思うのですが、相手も逆転してさらにというところで守備の方のパワーも落ちていると感じていましたし、相手の勢いを削ぐような得点になったので、このままもう1点いけると思ったのですが、取れずに残念でした。
――今季のゴール数が7得点に伸びキャリアハイとなりましたが、これだけ点が取れている要因は?
チームが好調ですし、本当にたくさんのチャンスを作れる選手が多くいます。キャリアハイは嬉しいことですが、本当に周りのおかげだと思います。
――昇格に向けて、自身のゴール数もさらに伸ばしていきたい?
とにかくJ1に上がりたいという気持ちしかないので、誰が点を取っても良いと思っていますし、自分のゴールを決めようと思ってしまうと、より良い味方を使えないとか冷静な判断を欠いてしまうとか、僕はそういうタイプなので、そういう気負いはせずに自然体に守備も攻撃もしっかりやるということを心がけていきたいと思います。
――1点目の場面ですが、あえてあそこで左足でのミドルシュートを選択した理由は?
最初はクロスを上げようと思っていたのですが、多分相手の選手が結構クロスを警戒してくれていたので、クロスのコースは結構切られていました。最後のところで、そこは判断を変えたという形になりました。
――前半立ち上がりはなかなかスピード感ある攻撃が少なかった中で、鈴木選手がルキアン選手とのワンツーから突破して、最後は山本康裕選手がシュートを打った場面辺りから、チームとしてのギアが上がったように感じます。あの時間帯はどのようなことを考えていましたか?
おっしゃる通り、前半の最初の方はなかなか良い形でゴールまで持っていくことができなくて、給水の後に康裕君とかに、多少リスクを冒してボールを保持して剥がしにいきますと伝えていました。あの状況というのはシンプルに返すこともできたのですが、意外とあそこでテンポ良く回さないことで相手のズレが見えていました。良い形でルキアンもサポートしてくれていましたし、相手のフォーメーション的にもマッチアップすることが多くて、そこで1人剥がせたらズレることが多かったので、そこは挑戦しようと思っていたところでした。
――苦しい時間帯の場面では、どういうところをはっきりさせたかったと感じていますか?
僕はチームとしての戦い方というところを、もう少しはっきりした方が良かったのかなと思います。後ろも余っていたので、前の選手を無理矢理追わせることが得策なので、それとも一旦引いてブロックを組んでもう一度守備からスタートすることもできたと思うので、その辺をはっきりさせるということを考えてはいたのですが、そこに関してはまたみんなでしっかり話したいなと思います。
――2-2という結果について
前半は僕たちが理想とするゲーム運びはできていたと思うのですが、後半少しボールに行けていないシーンが多くて、愛媛の選手たちに自由にプレーさせる時間が多かったので、結果ピンチがあって失点というシーンまで繋がってしまいました。ファーストディフェンダーをしっかり行かせるというのをもっと意識しなければいけなかったと感じています。
――ここ2試合で勝点2という状況ですが、追われるチームとしての心境は?
1試合を通して自分たちのサッカーを貫けるかというのが一番大事だと思います。今日に関しては、後半は相手に支配される時間が多くて、守備にまわる時間が長かったので、僕たちのリズムでサッカーができなくて苦しかったかなというのはありますが、1試合を通して自分たちがしたいサッカーをすればどこが相手でも負けることはないと思うので、またそれを意識してやっていきたいと思います。
――2試合で勝点2というのは悔しさも残ると思いますが心情は?
僕たちも本当に全然満足していないですし、失点がここ数試合続いてるので、守備陣の1人として納得がいっていない試合が多いです。
――次の試合に向けて
ここから天皇杯もあり過密日程になってくるので、全員総戦力でこの5連戦を勝ち切って、昇格に向けて、とにかく勝っていきたいです。
――後半ピッチ内ではどういうことを感じていましたか?
今日に限っては、後半最初から少しバランスを見過ぎてあまり前から行けていなかったかなというのはやっていて感じていました。その中で、自分のサイドでは(鈴木)雄斗君や(大井)健太郎君とコミュニケーションを取りながらプレーしていました。
――ハーフタイムコメント
・もっともっと前に、高い位置を取ろう
・チャンスはある。必ずものにしよう
――試合の総括
首位の磐田さん相手に、粘り強く戦うこと、しっかり強気なところも出していく、少ないチャンスを仕留めていくようなところを頭に入れながら入りました。その中で、前半失点はしましたが、90分通しての試合の運び方というのは、選手たちは凄く冷静に運ぶところと、大胆にゴールに向かっていくところ、最後まで粘り強く体を張るところなど、冷静に熱く戦ってくれての大きな勝点1だったと思います。