2021年 試合速報
明治安田J2 第34節 vs. 栃木SC
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柳 育崇
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山本 義道
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大井 健太郎
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乾 大知
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大津 祐樹
金子 翔太
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谷内田 哲平
ジュニーニョ
豊田 陽平
有馬 幸太郎
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山田 大記
ファビアン ゴンザレス
鈴木 雄斗
小川 大貴
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有馬 幸太郎
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金子 翔太
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畑 潤基
大島 康樹
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溝渕 雄志
三國 ケネディエブス
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
カンセキ | 10/17(日) | 14:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝 | 河本 弘 | 吉田 哲朗 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
くもり | 90分 | 穴井 千雅 | 山村 将弘 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
17.0度 | 73% | 長峯 滉希 | 小松 悠介 |
3 | シュート | 10 |
6 | ゴールキック | 5 |
1 | コーナーキック | 8 |
8 | 直接FK | 15 |
3 | 間接FK | 2 |
1 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
前節のホーム・ギラヴァンツ北九州戦は立ち上がりに相手に先制を許したものの、ルキアンのゴールで追い付くと、その直後に山本康裕にもゴールが生まれてすぐさま逆転。さらに、鈴木雄斗、山田大記もゴールネットを揺らし、4-1で快勝した。これでジュビロは10試合負け無し。勝点72を積み重ね、首位に立っている。今日はリーグ戦4連勝を目指し、アウェイ・栃木SC戦に臨む。
スターティングイレブンは、前節と変わらず。GKに三浦龍輝。最終ラインは大井健太郎、伊藤槙人、山本義道。両ウイングに松本昌也と鈴木雄斗。ダブルボランチは山本康裕と遠藤保仁。2シャドーに山田大記と大津祐樹。1トップにルキアンという並びが予想される。
また、ベンチには負傷離脱していた森岡陸が戻ってきた。今年加入した森岡は、ここまでリーグ戦13試合に出場。チームのリーグ戦8連勝に貢献するなど、大卒ルーキーとしてその実力を存分に示してきた。昇格と優勝に向けてラストスパートをかけるチームは、さらに総力をアップさせて残り9試合を戦い抜く。
総得点数でもリーグトップに立つジュビロは、第12節の愛媛FC戦でスコアレスドローとなって以降、ここまでの21試合全てで得点を挙げている。中でもルキアンは現在6試合連続でゴールを決めており、得点数も20に伸ばした。今日も得点ランキングトップのエースが、さらにチームに勢いを与えるような活躍を見せてくれるはず。シーズンを通して、チームとしての成熟度が増してきた攻撃を今日も遺憾無く発揮し、敵地で勝利を掴み取りたい。
対する栃木は現在勝点36の14位。矢野貴章や豊田陽平といった経験豊富なFWを擁しており、ジュビロとしては十分に警戒が必要だ。前回のヤマハスタジアムでの対戦では、ルキアンのゴールでリードを奪いながらも2度追い付かれる苦しい展開に。それでも試合終盤に、現在はドイツでプレーしている伊藤洋輝の勝ち越し弾が決まり、ジュビロが3-2で勝利した。今日はホーム戦よりも攻守で成長を遂げたチームの姿を披露し、3ポイントを磐田へと持ち帰りたい。
キックオフは14:00。カンセキスタジアムとちぎ周辺の天候は雨。気温も低く、少し肌寒い。だが、試合開始を迎える頃には雨が上がる天気予報となっている。


――ハーフタイムコメント
・ボールをもっと動かすこと
・ボールサイドのサポート、数的優位をつくること
・積極的にシュートを打っていこう
――試合の総括
先取点を取られても、今まで同点逆転してきたので、今日も期待してはいたのですが、非常に難しかったかなと。ちょっとした判断やパスコースへの動き出し、そういった部分がまだまだ共有しきれていないのではないかと思っているので、次に向けてまた良い準備をしていきたいです。
――ファウルを与える位置が悪かったのでしょうか?
個々の選手の冷静な判断というところで言うと、後半はだいぶ冷静に良い判断でプレーしてくれたかなと思います。これを続けてくれたら良いかなと思っています。
――どのあたりに難しさを感じましたか?
やはり両サイドを突破するところで、コンビネーション的な部分、1人の動き出しじゃなくて、上手くバランス良く動き出して突破を図ることができれば良かったのですが、そこがちょっと上手く機能しなかったかなと感じています。背後に突破することによって、ボールを見ながらのマーキングが難しくなる。そういう状況がもう少し作れたらなと思っていました。最後のところでは、当然相手が引いて守った中で、スペースに出すこと、スペースに動き出すこと、パスのタイミング、動き出しのタイミングが共有できていれば、もう少し得点に繋がったのかなと思います。
――残り試合が少なくなり、残留争いをしているチームは割り切った戦いをしてくることが予想されます
基本的にはジュビロのサッカーをベースに良い判断で攻守にプレーできるように、質を高めていくしかないです。
――同点ゴールの場面を振り返って
こぼれ球で、中で誰かにマークされていましたけど、ニアに行ったりファーに行ったりでマークも外れましたし、(鈴木)雄斗が非常に良いボールを上げてくれました。ゴールも近かったので、とりあえず枠内にというイメージで枠に飛ばすことができて良かったです。
――勝点1を持ち帰るゴールになりました
勝点3が取れなくて残念だなという試合だったし、ゴールも嬉しいですけど、勝点3の方が嬉しいので、嬉しさ半分かなと。次は試合に勝てるように頑張ります。
――DFとして9年連続ゴールというのは素晴らしい結果だと思います
まぁ、もっと現役をやっているのでもっと取れていれば良かったですけど、次はホームで取れるように頑張りたいです。
――失点の場面はジャッジも含めて色々あったと思いますが、その後は相手の出方に対して上手く修正できていたと思います。どういうイメージを持ってプレーしていましたか?
相手は前から来ますが、それでもそこまで連動した守備という感じではなかったので、自分たちでボールを動かせるかなと思ってやっていました。もう少し前半はシュート数が増えれば良かったかなと。もう少しチャンスが増えれば良かったと思いますし、攻撃面はそんな感じです。守備のところは、失点シーンに関して言うと、栃木はセットプレーが非常に強力だと。柳選手のように非常に得点能力の高い選手がいて、そこは気を付けなければいけなかったことなので、反省したいです。
――後半勝ち切るために足りなかったものは?
決定機はありましたし、決め切る力は大事だと思います。あとはルキアンが凄くマークされているときに、近くでこぼれ球からのシュートなどがあれば良かったかなと思います。
――試合後のロッカールームの表情や声は?
やっぱり悔しい思いの方が強いですし、向こうはまだ残留が確定していない中で勝点1でも取れたら御の字という立場だったと思います。自分たちは勝点3をしっかり取ってホームに帰りたいという思いが強かったです。ただ、負けてはいませんし、引き分けたからと言って変に落ち込み過ぎず、下を向き過ぎず、常に堂々とプレーできたら良いなと思います。一つのゲームで一喜一憂しないようにしたいというのが個人的には感じているところです。
――残り8試合に向けて
今は昇格を決められる位置にいますし、自分たちが勝てば良いだけなので、相手がどうということは気にせずに、自分たちのサッカーをしっかりして、次の試合もそういうプレーができれば良いと思います。
――勝点1をどうとらえていますか?
率直に勝点2を落としたなというような気持ちです。
――同点ゴールのシーンは素晴らしいクロスでした
こぼれ球に対して、相手のプレスもあまり来ていなかったですし、中にも人数が揃っていたので、すぐボールを入れようと思っていたのですが、より確実に良いボールを上げたいなと。2回切り返した形にはなりましたが、ちゃんと敵を外してクロスを上げることができたので、そこは良かったかなと思います。
――大井選手の9年連続ゴールをアシストする形になりました
健太郎君には僕もアシストしてもらっていたので、そろそろ1点取って欲しいなと思っていて。健太郎君にアシストできて良かったです。
――いつも以上にルキアン選手がかなり激しくマークされていたと思います。その状況でどう戦おうと思っていましたか?
相手のセンターバックは真ん中にどっしり2枚とも構えているようなスカウティングをしていまして、それ通りちゃんとルキアンに対して真ん中を固めてマークに付いていたなと思うのですが、相手のサイドバックの裏に走るとボランチが付いてくるというスカウティングもあって。そこで空いたスペースというのを突いていって、最後はルキアンのところにクロスなり崩した形で合わせられたらと思っていました。ただ、なかなか上手く合わせられなかったかなと思います。
――失点した後は、どう跳ね返していこうと思っていましたか?
1点失点してしまうと、今日は特に特徴がある相手なので、より難しくなるなというのは思っていました。正直失点したことは、ちょっと難しくしたなという感覚はあります。ただ、その後の相手の出方などを上手くチームとして見ながらサッカーができたので、そこは良かったかなと思います。相手は先制する前よりは来れなくなったというか、自分たちは間・間を突いて攻撃できていたので、焦らずにやっていけば良い状況を前で作り出せるのではないかという感じでやれていました。先に先制される試合はここ何試合かでもあったのですが、慌てずできたのかなと思います。
――途中から押し込めた要因は?
失点したことによって、自分たちも前に出ないといけない状況になったので、勇気を持って前に出すパスが増えたかなというのはシンプルに思います。その中で僕のサイドで言うと、相手を(山本)義道に食い付かせるようなポジションを取ってくれという指示があった中で、そのあたりも細かくコミュニケーションを取りながらできたかなと思っています。
――ここからの戦いに向けて
やはり先に失点してしまうと2点取らないと勝てないわけで、まずは失点しないということが大事です。ただ、前節もそうだったのですが、そういう気持ちでちゃんとチームとして試合に入れているので、その中でやられた失点は仕方無いかなと。しっかりひっくり返せるようにならないといけません。チームとしては負けずに戦えているということで、それはかなりポジティブにとらえて良いかなと思っていて。次に繋げていけるように、まずは先に失点しないように、してしまったとしても相手を見てしっかりサッカーをして、慌てずにプレーしていけたら良いかなと思います。
――ハーフタイムコメント
・サイドの受け渡しはコミュニケーションを取っていくこと
・セカンド、切り替えがチャンスになる はやい攻撃を仕掛けていこう
・後半45分、良い入りをしよう
――試合の総括
今季最多のサポーターが来る中で、もちろん対戦相手のこともあったのでしょうけど、そういう中で試合をして勝点3を取りたかったなと。ただ、終わったから言いますけど正直強かったなと思います。今年のジュビロはやはり、攻撃のパワーとスピードとテクニックというところは群を抜いているなという感じがしました。その中で選手たちも少ないチャンスだけどそこを仕留めるとか、良い守備から速い攻撃とか、もちろんリスタートの練習もしましたし、そういうところで勝点1を取れたのは良かったのではないかと思います。決して満足ではなく、まだまだ改善できるところもあります。今日はジュビロに一泡吹かせたかったのですが、最後まで苦しい中で選手たちはよく頑張りました。どっちとも取れる勝点1かなと思います。今日を教訓に残りの試合でやらないといけないことがあります。攻撃のパターンや守備から攻撃に入る切り替え、リスタートの精度はまたトレーニングをして次の町田戦に備えたいと思います。