2021年 試合速報
明治安田J2 第30節 vs. ファジアーノ岡山
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ルキアン
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パウリーニョ
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ミッチェル デューク
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大井 健太郎
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オウンゴール
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鈴木 雄斗
松本 昌也
大津 祐樹
金子 翔太
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石毛 秀樹
イ ヨンジェ
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小川 大貴
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パウリーニョ
木村 太哉
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小川 大貴
高野 遼
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宮崎 智彦
徳元 悠平
河野 諒祐
田中 裕介
ミッチェル デューク
濱田 水輝
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大森 晃太郎
ファビアン ゴンザレス
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハ | 9/18(土) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝 | 入江 勉 | 高山 啓義 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
くもり | 90分 | 鈴木 規志 | 緒方 孝浩 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
27.7度 | 65% | 大橋 侑祐 | 外山 智成 |
11 | シュート | 20 |
8 | ゴールキック | 5 |
3 | コーナーキック | 9 |
9 | 直接FK | 10 |
0 | 間接FK | 1 |
0 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
今日はリーグ戦第30節。ファジアーノ岡山をヤマハスタジアムに迎え、勝点3獲得を目指す。
スターティングイレブンは前節と同じ。GKに三浦龍輝、最終ラインは大井健太郎、伊藤槙人、山本義道。両ウイングは、小川大貴と鈴木雄斗。中盤に山本康裕、遠藤保仁。2シャドーは大津祐樹と大森晃太郎。1トップにルキアンという並びが予想される。また、ベンチには前節欠場した松本昌也が戻ってきた。
ジュビロはリーグ戦29試合を終えて、勝点62を積み上げ首位。中断期間明けからの6試合は4勝2分と負けが無く、目標達成に向けてチームは順調に歩みを進めている。中でも、総得点数はリーグトップの52点をマークしており、攻撃面の充実もこうした結果を生み出している大きな要因だ。また、前節のように相手に先制されても慌てること無くジュビロが目指すサッカーを貫くことで、ゴールを決め切ることができている状況も、選手たちの自信をさらに深めている。今日はリーグ最少タイの失点数を記録している岡山との対戦だが、最後まで主導権を握りながら試合を展開し、相手のゴールネットを揺らすことで勝利を掴み取ってくれるはずだ。
対する岡山は、現在勝点35の13位。今年4月の対戦では、後半立ち上がりに決まったルキアンのゴールを最後まで守り抜き、ジュビロが3ポイントを手にしている。今日は、2012年から昨年までの9年間を共に戦った宮崎智彦が先発出場。小川大貴は「対戦できることに凄くワクワクしています」と話しており、「自分とマッチアップすることになったら、抑えたいし攻めに行きたい」と切磋琢磨してきた先輩への想いを語った。
キックオフはこのあと19:00。台風の影響が心配されたが、現在は時々晴れ間も広がるなど、天気は回復に向かっている。


――ハーフタイムコメント
・ビルドアップ時、前向きに縦パスを意識しよう
・守備時、相手へのチェックをしっかりいくこと
――試合の総括
立ち上がり、相手の速いサッカーに対して出どころのチェックが甘くて、縦のリズムを作られてしまいました。後半に向けて、そこの部分の話をしたのですが、攻撃のところで最後はフィニッシュで終わると。これがなかなか無かったので、リズムが作れませんでした。後半もチャンスがある中で、どうしてもフィニッシュに持って行けなかったところが引き分けという結果に繋がってしまったと思います。これに関しては、選手とまた課題を明確にして、次のゲームで改善した状況を作りたいと思っています。
――追いつかれた後、相手のロングカウンターを受けてしまうシーンが目立ちました。同点に追いつかれた後の戦いぶりについて
その前にメンバー交代をしようと思った矢先に点を取られてしまったのですが、その前からピンチはある中で選手たちは身体を張って競り合ってくれていました。ああいう結果で同点に追い付かれましたが、選手たちは諦めること無くやってくれたと思います。後半我々がボールを支配した中で、最後フィニッシュで終わることが少なかったということが、本当に悔やまれるところですね。シュートを打たないとリズムは出ません。それは今日の大きな反省点かなと思っています。
――鈴木雄斗選手に変えて松本昌也選手を投入した狙いは?
雄斗に関しては、前節も今日も守備のところで身体の強さを活かしてプレーしてくれていました。ただ、あの場面では点を取らなければいけないというところを含めて、昌也は人を使っての突破やオフでの突破というところが持ち味なので、彼のそこに期待をしました。
――今日の岡山もそうですが、ルキアンには今後も厳しいマークが付くと思います
今日も、特に前半はトップ下のところが開きっぱなしになったり、ルキアンに対してのサポートが遅くなったところが多かったと思います。そこは選手たちと話をして後半改善しようと。逆サイドのインサイドポジションでルキアンにサポートを行けるようにと。その辺りはもう少しサポートが無いといけないかなと感じています。
――もちろん勝点3を狙う中で、タフなゲームで勝点1をもぎ取れたという見方もあると思います
勝点は積み重ねだと思っています。仰る通り、勝点3を常に目標に戦わなければいけない中で、1という結果は非常に残念です。ただ、ある面では前向きに考えていかないといけないかなと思っています。
――相手の縦への速い攻撃は鋭かったと思いますが、今日の試合を振り返って
攻めたり、攻められたりという展開が特に後半は多くなってしまったのですが、1点取られた後も縦に速く自分たちが攻めてしまって、相手が戻り切る前にボールを失ってしまい、結果そのボールが残っている相手に渡ると。自分たちが3対3や3対4という状況になってしまいながらの守りだったので、どうしてもシュートまで行かれてしまったり、ブロックしたり、1対1で止めたりという、やられてもおかしくないピンチがあったかなと思います。前半のうちに仕留めるところを仕留めて、もう少し楽な展開にもしたかったですが、点を取られたからといって慌てずにできれば良かったかなと。勝ちたい気持ちが強すぎたかなと思います。岡山の方が、失点も少なくてドローの展開に慣れているのかなと感じました。守ってカウンターという形がはっきりしていたと思います。自分たちはカウンターではやられませんでしたが、やられてもおかしくないシーンがあったことは反省しなければいけないと思っています。
――ピッチの中でもなかなか合わない部分もあったのでしょうか?
最後の方に押し込んで、シュートを打てなかったシーンもありましたが、(高野)遼が抜いて(松本)昌也まで行ったり、ああいうシーンはカウンターではなく遅攻でも作ることができていました。ただ、どうしてもカウンターで行きたがってしまうシーンもあって、成功すれば良いのですが、クロスを上げてGKや相手DFに当たって跳ね返ってしまったりという場面もあって。リスクマネージメントはしているのですが同数だとどうしても裏が怖いので、そこのゲームコントロールという部分は今日凄く勉強になったかなと思います。
――今日は相手に打たれたシュート数が今季ワーストでした。劣勢を感じていましたか?
劣勢というか、僕たちがシュートを打たなかっただけで、ゴール前に行った回数は変わらないと思います。ただ、カウンターを受けてしまう一つの要因に、最後シュートで終わらないということがあったと思うので、そこはしっかりシュートで終わって、ゲームを1回切って、自分たちの守備をしっかり整えてからということができれば良かったかなと思います。20本も打たれたかなという感じはありますが、ミドルシュートが多かった印象です。金沢戦もそんな感じでしたが、2トップに大きい選手が入って、2列目の選手が中に絞ってくると、2トップに僕たちが行くことで、こぼれ球を拾われてミドルを打たれると。今日の試合や金沢戦でそれを感じたので、そこは今後に向けて改善していかなくてはいけないポイントかなと思いました。
――ただ、その中でも大井選手の見応えのある守備も目立っていました
負けないことは大事ですが、ホームだったのでしっかりと勝ちたかったです。自分の出来はパス回しのところでミスもあったので、もう少し効果的な出し入れができれば良いと思いましたし、守備のところではアンラッキーな点だったと思いますが、その前にセットプレーにしてしまったことや、チームのコントロールができなかった部分は自分にも責任があるので、そこは反省したいと思います。
――タフなゲームで勝点1を積み重ねたことについて
負けなければ良いというより、勝ちをしっかり取れなかったことに重きを置いて次の試合に臨みたいと思います。相手どうこうよりも自分たちが勝っていけば問題ない順位にいるので、残り試合しっかり勝てるようにやっていきたいと思います。
――悔しい勝点1になってしまったのでは?
今日の試合は正直悔しいです。サポーターがブラジル国旗を掲げてくれて、凄く気持ちが伝わってきて自分としては凄く勝ちたかったのですが残念です。負けのような試合ですが、リーグ戦も終盤ですし下を向いている時間は無いので、頭を上げて進んでいきたいと思います。
――そうしたサポーターの皆さんの前でゴールを決めて
自分も最近調子が良いですし、今日ピッチに入ったときにサポーターの方々が掲げてくれた国旗を見て驚きました。ゴールという形で感謝したいと思っていました。ゴールは決めることができましたが、それじゃ足りないなと。勝点3で試合を終わらせたかったですし、悔しい思いが強いです。
――得点シーンを振り返って
練習でよくやっている形が試合でも出ました。(大津)祐樹は本当に質も高くて賢い選手です。あの場面もクロスが上がってくるなと思って入るようにしました。ピンポイントで合わせることができて、練習通りの良い形で点が取れました。
――ゴールを決めた後のパフォーマンスについて
新潟戦でも同じようなゴールパフォーマンスをしたのですが、祐樹は普段から良い感じでコミュニケーションを取れていて、とても良い関係を築けていると思っています。あのパフォーマンスは、良いボールをくれたのでよくやるスパイク磨きをしました。
――昨年の自分と比較して、今年一番自分自身が進化していると感じていることは?
時間が経つにつれて経験も増えてきますし、自分としては昨年と比べてより日本に慣れて日本の文化を理解してきた中で仕事ができていると思います。自分はいつも学ぶ意識があるので、何でも受け入れるようにしていて。そういうことも良いコンディションに繋がっているのかなと思います。その中でもいつもハードワークしなければいけないと思っていますし、高い目標、夢を持って取り組むようにしています。
――ハーフタイムコメント
・後半、仕切り直していこう
・相手の背後を狙って粘り強くいこう!
――試合の総括
まずは選手が本当にこのゲームに対して、しっかりゴールに向かってくれましたし、戦ってくれたと思います。結果としては勝点1でしたが、シュート本数を見ても、決定的な場面はジュビロさんの方が多いかもしれませんが、自分たちでしっかり勝点3を掴みに行くんだという思いでゲームに入ってくれました。できれば前半失点する前に自分たちにチャンスがあるところで取り切らないといけなかったですし、もっと厚みのある距離感でこぼれ球を含めて押し込んでいかないといけなかったと思います。ただ、その後失点をした中でも後半集中しながらゴールに向かってくれたおかげで1点を取れました。決して綺麗な得点じゃないですし、オウンゴールでしたが、ただそういう姿勢が大事だと痛感したゲームでした。
守備のところはある程度できています。ただ勝ち切るためには、これを続けて制度を上げて、ジュビロさん相手にこういうゲームができたので、次もホームでサポーターの皆さんに勝利を届けられるように向かっていきたいと思います。