2021年 試合速報

明治安田J2 第25節 vs. 東京ヴェルディ

highlight
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

16 勝
4 分
5 敗
42 得点
28 失点
勝点 52

2
  • 1
  • 1

  • 1
  • 0

1
verdy
verdy

10 勝
6 分
9 敗
35 得点
39 失点
勝点 36

前半
14分
森田 晃樹
遠藤 保仁
22分
大井 健太郎
40分
ハーフタイム 後半
山田 大記
7分
17分
加藤 弘堅
梶川 諒太
大津 祐樹
金子 翔太
26分
34分
小池 純輝
戸島 章
福村 貴幸
杉本 竜士
端戸 仁
ジャイルトン パライバ
遠藤 保仁
鹿沼 直生
山田 大記
大森 晃太郎
41分
森田 晃樹
佐藤 凌我
ルキアン
ファビアン ゴンザレス
松本 昌也
高野 遼
46分
鹿沼 直生
50分
36
三浦 龍輝
3
大井 健太郎
5
小川 大貴
38
山本 義道
10
山田 大記
14
松本 昌也
17
鈴木 雄斗
23
山本 康裕
50
遠藤 保仁
4
大津 祐樹
11
ルキアン
SUB
1
八田 直樹
6
伊藤 槙人
39
高野 遼
8
大森 晃太郎
28
鹿沼 直生
40
金子 翔太
29
ファビアン ゴンザレス
監督
鈴木 政一
31
マテウス
2
若狭 大志
15
ンドカ ボニフェイス
16
福村 貴幸
6
山本 理仁
7
森田 晃樹
9
佐藤 優平
17
加藤 弘堅
11
山下 諒也
19
小池 純輝
25
端戸 仁
SUB
1
柴崎 貴広
44
浜崎 拓磨
4
梶川 諒太
30
杉本 竜士
10
ジャイルトン パライバ
27
佐藤 凌我
40
戸島 章
監督
永井 秀樹

4,564
スタジアム名 試合日 キックオフ
ヤマハ 8/14(土) 19:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝 小花 浩司 岡部 拓人
天候 試合時間 副審 副審
くもり 90分 竹田 和雄 細尾 基
気温 湿度 第4の審判員 記録員
28.2度 69% 大橋 侑祐 鈴木 良規
15 シュート 3
5 ゴールキック 15
9 コーナーキック 0
9 直接FK 16
5 間接FK 2
5 オフサイド 2
0 PK 0

中断明けの初戦となった前節のヴァンフォーレ甲府戦は、終了間際に痛恨の失点を喫して惜しくもドロー決着となった。勝点3を手にすることができず選手たちは悔しさを滲ませたが、ジュビロは中断期間に積み上げてきた成果をピッチで示し、積極的な仕掛けやテンポの良い攻撃を披露。今後の戦いに向けて、「フィニッシュの精度を上げなければいけない課題はある」と指揮官は反省点を口にしながらも、「内容面では満足している」と語ったように、攻撃面で大きな手応えを得た一戦となった。
今日はヤマハスタジアムに東京ヴェルディを迎えるが、甲府戦後に「次の試合が大事」と山田大記が語ったように、そうした手応えをしっかりと勝利に結び付けることが今後のリーグ戦を勝ち抜いていくための鍵となる。今日もハードな戦いになることが予想されるが、選手たちは最後まで3ポイント獲得を目指して走り抜いてくれるはずだ。

スターティングイレブンは、前節と同じ。三浦龍輝、大井健太郎、小川大貴、山本義道、山田大記、松本昌也、鈴木雄斗、山本康裕、遠藤保仁、大津祐樹、ルキアン。新加入の高野遼は初のベンチ入りとなった。前節ジュビロデビューとなった金子翔太、伊藤槙人も含めて、新戦力の活躍にも注目だ。

キックオフはこの後19:00。ヤマハスタジアム周辺の天候は曇り時々雨。今日選手たちは、磐田市の昆虫として馴染みのあるベッコウトンボをモチーフにした限定ユニフォームに袖を通してピッチに立つ。トンボは前に進むことしかできないことから、武士の時代から“勝虫”と言われてきた縁起の良い昆虫。選手たちも攻守に渡って前向きなプレーを続けて、ジュビロサポーターに勝利を届けてくれるはずだ。

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鈴木 政一  監督

――ハーフタイムコメント
・守備から攻撃時でのミスに気を付けること
・クロスに対して積極的にゴール前でのアクションをしていこう
・後半立ち上がりで、1点取ろう

――試合の総括
ゲーム内容的には前節と同じように、コンパクトな中で守備ができたかなと。ただ、前半の失点のところで、ポジショニング、ファーストディフェンダー、あるいはポジションの修正、そこの部分がしっかりできずに失点をしてしまいました。それ以外に関しては非常に良い形で、楔のボールに対してチェックに行く、ボールサイドの人間がしっかり狙っている、その中でボールを奪うことができたかなと思います。攻撃のところは、前半やはりサイドからのクロスも含めて、非常にゴール前を固められてしまったので、得点を取るのが凄く難しかったかなと。その中で、後半に向けてゴール前を固めてくる分、アーリークロス的なスペースがあるうちにサイドからクロス、あるいはミドルシュート、こういうものを積極的にやろうという意味では、コーナーキックやフリーキックなど色々な部分でリズムに乗って、攻撃に繋がっていったかなと思います。まぁ、遠藤様様ではないですが、あの状況の中でのフリーキックで1-1というのは非常にチームにとって大きかったと思います。

――なかなか崩せない試合でも、遠藤選手のスペシャルな部分を活かして勝ち切れるというのは改めてジュビロの強みですね
昨日、トレーニングが終わった後の個人練習で、遠藤はほとんどフリーキックを決めていたので期待はしていたのですが、やはりスペシャルなものを持っていると。点が取れないときのセットプレーというのは大きいですし、点が取れる人材がいるというのは間違いなくチームに取ってプラスだと思います。

――来週水曜日の天皇杯に向けて
当然メンバーが変わったとしても、やろうとするサッカーは変わりません。その中でどう勝ち切るかが僕は凄く大事かなと思っています。今日のゲームを見て、残りのメンバーの選手たちも天皇杯に向けて凄く気持ちが昂っているのではないかなと思います。良いゲームをして勝ちたいと思います。

山田 大記 選手

山田 大記 ――ヘディングでのゴールは苦手だとおっしゃっていましたが、決勝点はヘッドでした
前半と全く同じボールをヤットさん(遠藤)がくれて、練習からあそこを狙ってというのは共有していたのですが、前半は上手く自分が飛べなかったので、先に跳んじゃおうと思ってとにかく跳んでみたら、どっちかというとボールがもう僕の頭に来て。上手く入ったのですが、本当にボールが良かったです。でも苦手です、ヘディングは。

――ホーム千葉戦以来のゴールでしたが、得点への意識は?
毎試合意識はしていますが、特別取れてる取れてないと気負うと余計に取れなくなってしまうので、チャンスがあれば狙っていこうとは思っていましたが、今日特別そこを意識している訳ではなかったです。

――追加点の重要性について
追加点というところは前節の反省点でもあり、今日もやはり反省しなければいけない点だと思うので、リードしている展開のときに、もう1点取って試合を決めるだったり、試合を楽にするというところはチームの課題として引き続き取り組みながら、勝ち続けられるように頑張りたいと思います。

――本当はヘディングが好きなのでは?という意見も
前半の(松本)昌也のクロスを凄く変な風にヘディングしてしまったの、見てましたよね?(笑)。下手なんですよ、本当に。得点に繋がったシーンは、ボールが本当に丁度落ちてきて、風もあって、ヤットさんのボールの質が凄く良かったからこそです。

――今日の試合が大事と前節の後おっしゃっていました
まず3試合勝ちが無い状況から、今日は絶対ホームで勝たなくてはいけないという中で先制されたことは反省しなければいけないです。ヤットさんのゴールで流れを引き戻してくれてからは、自分たちの狙いも少しずつ出せていたので、その中で点が取れて、攻守においてまだまだ修正すべき点は多いですが、監督からもとにかく今日は勝点3が大事だという話がありました。もちろんいつもそうですが、特に今日に関しては内容よりも結果ということを自分たちも意識してやっていたので、ここ取れたことは凄く大きいなと思います。

――CKの場面ですが、決めた後はすぐに遠藤選手の元に走りましたね
そうですね。前半の1本が、本当に自分が跳べていれば相当良いボールだったところを、本当に申し訳無いなと思っていました。2本目は上手く、全く同じボールを蹴ってくれるって凄いじゃないですか。また来た!って思いましたし、本当にボールが良かったです。

――甲府戦の反省の中に、攻守が切り替わったときに相手のカウンターを軽減できることはもっとできるとお話しされていましたが、今日は効いていたのでは?
そうですね。そこはチーム全体としても凄く意識していて、カウンターのときに良いことではないですが、ファウルで止めなければいけないときは止めるとか、切り替えてまず相手の勢いを殺すとか、そういうところはある程度共有できていたと思います。ただ、攻撃でもう少し押し込んで、そこでカウンターをケアするというのはまだまだだねというのを、試合後話をしたので、そこはもうちょっと落ち着かせたいし、マイボールの時間を増やすというのは、引き続き課題として意識しないといけないなと思います。

――アウェイ金沢戦に向けて
金沢は特徴があるやりにくいチームという印象なので、アウェイですし簡単な試合ではないと思います。とにかく次節も勝点3が何より大事になると思うので、今日出た修正点がたくさんあると思うので、そこを少しでも共有して改善して、勝ちに繋げられるようにしたいなと思います。

遠藤 保仁 選手

遠藤 保仁 ――素晴らしいフリーキックを振り返って
まずは壁を越えてということを第一に考えて、あとは風もあったので、その辺も注意しながら距離も非常に良い距離でしたし、自信を持って蹴りました。

――コースやスピード、回転などどのような意識で蹴りましたか?
距離は近すぎず遠すぎずで、一番狙いやすい距離でしたし、風もあったので、風に流されないように縦回転に蹴ろうかなと思っていました。練習でも良い感じで蹴れていたので、まずは壁を越していくことを第一に考えて、あとはボールスピードも多少必要なので、その辺も考えながら蹴りました。

――今日の勝利について
ここ数試合、勝点を積み上げることができていなかったので、今日のゲームは非常に重要なゲームだと思っていましたし、ホームということで勝点3を取りたいと。そういう気持ちで臨んだので、先制されましたけど、なんとか勝ち切ることができて良かったと思います。

――昇格に向けて重要になってくるところは?
毎試合対戦相手も変わりますし、全て自分たちの形でゲームができるわけでもないと思います。対戦相手によって多少戦い方も変えないといけないところもあると思いますし、これから先、累積や怪我で出られない選手が出てくることもあると思うので、総力戦になるのは間違いありません。できれば先に点を取って、自分たちの良い形でゲームを進めていきながら、勝ちを重ねていけたら昇格のチャンス出てくるかなと思います。

東京ヴェルディ 永井 秀樹監督
 

――ハーフタイムコメント
・前線に入ったときに良いアングルでサポートを
・守備はラインを保って連動しよう
・良い距離感でグループで戦うこと

――試合の総括
ジュビロさんという素晴らしいチーム、素晴らしいスタジアムで戦えるということで、我々が上位陣を食っていかないといけないという中でのゲームでした。前半は非常に良い形で点が取れましたし、良いサッカーができたかなと思います。もちろん、結果的に見るとセットプレー2発というのは非常に痛いところではありますが、やはりそれよりもセットプレーを与えないこと、相手にやらせないくらい自分たちでボールを持つこと、ゲームを支配することがまだまだ課題かなと感じています。後半に入って、コーナーからの失点は痛かったですが、我々の攻撃サッカーというものをフルに出していけば十分逆転できる時間はありました。選手交代も点を取るためのカードを切りました。反省点としては点を取るためのイメージの共有ですね、共通認識のところがさらに合っていけばと思いますし、人を変えていく中でも、同じ絵を勝利という結果のために持てるかどうか、それを実行できるかどうかどうかが大事です。その辺りをさらにまた次に向けて高めていけるように努力していきたいと思います。ただ、選手たちが最後の最後まで逆転を目指して戦ってくれたことは非常に素晴らしかったです。だからこそ勝点3を取れなかったというのは悔しいところではありますが、下を向いている暇は無いので、また前を向いて準備していきたいなと思います。

本日の受賞選手
浜松いわた信用金庫 マン・オブ・ザ・マッチ
協力:浜松いわた信用金庫

遠藤 保仁選手