2021年 試合速報

明治安田J2 第24節 vs. ヴァンフォーレ甲府

highlight
vanforet
vanforet

12 勝
8 分
4 敗
38 得点
22 失点
勝点 44

2
  • 0
  • 1

  • 2
  • 1

2
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

15 勝
4 分
5 敗
40 得点
27 失点
勝点 49

前半
新井 涼平
23分
37分
松本 昌也
ハーフタイム 後半
泉澤 仁
3分
ウィリアン リラ
5分
8分
大津 祐樹
鳥海 芳樹
長谷川 元希
14分
ウィリアン リラ
有田 光希
野澤 英之
山田 陸
27分
28分
遠藤 保仁
鹿沼 直生
大津 祐樹
金子 翔太
野津田 岳人
須貝 英大
36分
39分
ルキアン
ファビアン ゴンザレス
メンデス
47分
小川 大貴
伊藤 槙人
1
河田 晃兵
17
荒木 翔
23
関口 正大
30
浦上 仁騎
40
メンデス
6
野澤 英之
8
新井 涼平
16
野津田 岳人
10
ウィリアン リラ
18
鳥海 芳樹
39
泉澤 仁
SUB
31
岡西 宏祐
2
須貝 英大
3
小柳 達司
24
山田 陸
41
長谷川 元希
11
有田 光希
25
パウロ バイヤ
監督
伊藤 彰
36
三浦 龍輝
3
大井 健太郎
5
小川 大貴
38
山本 義道
10
山田 大記
14
松本 昌也
17
鈴木 雄斗
23
山本 康裕
50
遠藤 保仁
4
大津 祐樹
11
ルキアン
SUB
1
八田 直樹
6
伊藤 槙人
2
今野 泰幸
8
大森 晃太郎
28
鹿沼 直生
40
金子 翔太
29
ファビアン ゴンザレス
監督
鈴木 政一

5,135
スタジアム名 試合日 キックオフ
JITス 8/9(月) 18:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝 岩永 修幸 松尾 一
天候 試合時間 副審 副審
雨のち曇り 90分 林 可人 緒方 孝浩
気温 湿度 第4の審判員 記録員
28.3度 62% 鶴岡 泰樹 辰巳 由紀
6 シュート 9
4 ゴールキック 7
2 コーナーキック 3
10 直接FK 13
2 間接FK 2
2 オフサイド 2
0 PK 0

約3週間の中断期間を経て、リーグ戦が再開。23試合を終えて勝点は首位と同じ48、得失点差で2位につけるジュビロは、勝点43で5位のヴァンフォーレ甲府のホームに乗り込み3ポイント獲得を目指す。

この中断期間、チームは改めて「オンとオフの判断を共有した中でのプレーの精度を高める作業」(鈴木監督)に徹し、攻撃面のさらなる強化を図ってきた。また、金子翔太、伊藤槙人、高野遼ら新たな戦力が加わったことで、チーム内の競争は激しくなり、総力はさらに高まっている。中断期間中のトレーニングマッチや紅白戦でも手応えを得ており、今日の一戦に向けて万全の準備を続けてきた。「甲府さんはメンタル面も含めて安定したレベルの高いチーム。両サイドにドリブラーがいたり、センターFWにはフィジカルの強さもある。厳しい戦いになると思いますが、我々はチーム力を持って、ボールを支配しながら安定したサッカー、点を取るサッカーをしていきたい」と鈴木監督。ピッチに立つ選手たちは、積み上げてきたものの成果をしっかりと披露し、敵地で3ポイントを手にしてくれるはずだ。

スターティングイレブンは、三浦龍輝、大井健太郎、山本義道、山田大記、松本昌也、鈴木雄斗、山本康裕、遠藤保仁、大津祐樹、ルキアン。ベンチには新加入選手の金子と伊藤が入った。出番が来れば、持ち味を存分に活かしたプレーを見せてジュビロの勝利に貢献してくれるはず。指揮官のベンチワークにも注目だ。

キックオフはこの後18:00。JITリサイクルインクスタジアム周辺の天候は雨が降ったり太陽が顔を覗かせたりと不安定な状態が続いている。
J1昇格という目標達成のためにも、今日は重要な一戦。リーグ再開初戦を勝利で飾り、ハードな戦いが続いていく後半戦に向けて勢いをつけていきたい。

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鈴木 政一 監督

――ハーフタイムコメント
・ビルドアップのタイミングと距離を工夫すること
・突破のアクションOK、精度を上げていこう
・もう1点取りにいこう

――試合の総括
3週間やってきたところの部分で、攻撃のところではテンポ良く、的確なところで仕掛けて攻撃ができたかなと思います。もちろん、最終的なフィニッシュの精度を上げなければいけないところはある中で、攻撃の内容的には今日のゲームに関しては満足しています。ただ、失点2というのは個人の判断も含めたところで、まだまだ集中して取り組まなければいけないところだと感じています。

――攻撃が凄くスムーズで良い攻撃を展開する時間が長かったからこそ、3点目が必要だった?
そうですね。もう少し安定して勝利ということを考えると、3点目4点目というのはもちろん欲しいですし、選手たちもみんなそう思っていると思います。これに関しては、高い意識を持って改善をしていくしかないと思います。
――シャドウのポジション争いも激しくなる中で、今日ゴールを決めた大津選手の評価を
彼はシュートのところのテクニックを持っています。あのゴールシーンの形も練習でいつもやっていますし、得点を取れる選手という部分に関しても大津には期待をしています。

――週末の試合に向けて
基本的には、テンポ良くボールを動かしていきたいですし、人が動いてボールを動かして仕掛けてチャンスメイク、仕掛けて点が取れる、あるいはカウンターでも、セットプレーでも点が取れる、色々なバリエーションの中で点が取れるチーム作りが理想だと思っています。そこを目指していきたいです。守備ではもう少し90分間の集中を一人ひとりが持った中で、安定したゲームができるようなチームにしていきたいなと思っています。

大津 祐樹 選手

大津 祐樹 ――まずは素晴らしいボレーシュートを振り返って
前回の甲府戦もコーナーキックのこぼれ球(からゴールを決めた)ということで、自分のところが空いてくると思っていましたし、自分はそこのボレーに関しては自信を持って日々トレーニングしているので、あとは合わせてシュートを打つという感じでした。

――中断期間を経て、攻撃面の手応えは?
攻撃のバリエーションだったり、良い形で今できているので、あとは最後のところで勝つチームになっていくために、みんなで戦っていけたらと思います。

――次の試合に向けて
今日は本当にあと少しのところで引き分けになってしまいました。取りこぼしというのは凄く勿体無いことです。ただ、試合自体は凄く選手としても監督がやりたいサッカーにしても、チームとしてプレーできているところは次にも繋がる試合でした。何度も言いますが、勝つチーム、優勝するチームというのはこういう試合も落としてはいけません。チームとしてまた次の試合に向けて準備していきたいです。

――今日は追加点のチャンスがあった中で、課題意識としては攻撃と守備のどちらが大きいですか?
本当に追加点というのはチームとしても大事ですし、1点のリードだけだとああいう最後の失点で引き分けてしまったり、取りこぼしてしまいます。守備は本当にチームとしても集中していましたし、もちろん修正しなければいけないところもありますが、攻撃面でより守備を助けられるように、もっと得点を取れれば後ろも楽になると思います。もちろん守備の課題も忘れてはいけないですが、自分はやはり攻撃の選手なので、後ろを少しでも楽にしてあげることが役目です。追加点が取れなかったというのは自分自身凄く反省するところなのかなと思っています。

――セットプレーからのゴールが決まった場面ですが、ニアが空いているというのはチームとして共有していたのか、個人として感じていたのかどちらですか?
両方ですね。チームからもあそこはこぼれてくるというのは言われていましたし、自分自身もやっていく中で、相手は内側に寄るところがありましたし、こぼれて50:50になったときは空いているときが多かったので、チームと個人の判断がゴールに結び付いたかなと思っています。

松本 昌也 選手

松本 昌也 ――今日の試合を振り返って
立ち上がりは相手にボールを持たれる時間がありましたが、徐々に自分たちのペースに持っていって、チャンスも作れていたので、その中で先制点が取れて、後半もカウンターからチャンスを作ることができました。ただ、3点4点と取れる場面もあったと思うので、そこをしっかり決めることと、セットプレーも含めて最後の集中だったり、そこの課題は次の試合に向けてしっかり改善していきたいなと思います。

――先制点の場面を振り返って
ルキアンがうまくキープして、ボールを上げてくれたので来るかなと思って信じて走り込んだのが良かったかなと。あとは流し込むだけだったので、常にクロスに対して大外からでも入って行く意識を持って次の試合もやっていきたいなと思います。

――山形戦も含めて左サイドを崩される場面がありましたが、連係面について
山形戦は僕たちの裏を突かれて失点したという部分で、3週間しっかり(山本)ノリとも話し合って練習からやってきました。そういう意味では、そこまで裏を取られるシーンは無かったと思いますし、コミュニケーションを取ってスライドも含めて90分間通して今日の試合はやれたと思います。

――立ち上がりは相手にボールを握られた中で、ピッチの中ではどう修正していったのでしょうか?
焦れずにまずは失点しない、というところを立ち上がりからみんなで統一してやっていましたし、その中で相手にボールを持たれる時間もあるけど、しっかり耐えて自分たちのリズムに絶対持っていけると話していました。実際そういうふうになって決めるチャンスもあったので、そこをしっかり決め切るというところだと思います。

――攻撃面はやりたいことを出せた試合だったのでは?
チャンスを作れているときは、1人がアクションを起こしてその間に周りの選手が動き出してという連動性が生まれた中での崩しもたくさん出せたと思うので、そこは連続してやり続けて、あとは最後の質を練習から突き詰めてやっていけば、ゴールは増えてくると思っています。

ヴァンフォーレ甲府 伊藤 彰監督
 

――ハーフタイムコメント
・もっと走って戦うこと、はっきり厳しくプレッシャーをかけること 
 全員が足りていない
・攻撃は背後へのランニングを増やすこと
・顔を上げて必死に戦い、このゲーム絶対に勝ちに行くこと

――試合の総括
磐田さんのボールを保持する能力、個の強さ、ルキアン選手の強さ、遠藤選手のゲームコントロール、全てにおいて個の能力とチーム力が素晴らしかったと思います。前半最初に左サイドのところでルキアン選手に突破されてクロスと。それは我々としてもケアしていたのですが、上回られたのかなと思います。それでも、前半リードをされて後半に入るところで、もう一度やってきたこと、一つひとつのプレーの強度を上げようというところで、選手は一つギアを上げて同点に追いつきました。ただ、セットプレーはケアしていたのですがこぼれ球からクリーンシュートを決められたことは反省材料です。少しミスが重なった中で失点してしまったことは、また選手と一緒に改善していかなくてはと思います。その中で、最後セットプレーからまた追い付けたことは素晴らしかったと思いますし、上位に追い付くためにはもちろん最低限勝点3が必要ですが、相手に3を与えなかったことは選手たちが最後の最後まで頑張ってやってくれたことが勝点1に繋がったのかなと思います。我々は追いかける立場なので、満足いく1ではないと思いますが、最後まで頑張ってくれた成果だと思います。ジュビロさんがこのリーグの中でも本当に上位に強いチームということは我々も分かっていますので、そこに対して1を取れたこと、選手たちは誇りを持って良いと思います。ただここからが大事な試合になってきます。次の試合で勝点3をしっかり積み上げていくことが重要です。そこに向けてまた1週間しっかりと準備をしていきたいです。