2021年 試合速報
明治安田J2 第19節 vs. ジェフユナイテッド千葉
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田口 泰士
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山田 大記
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岡野 洵
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チャン ミンギュ
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田口 泰士
熊谷 アンドリュー
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遠藤 保仁
今野 泰幸
大津 祐樹
大森 晃太郎
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ルキアン
小川 航基
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小田 逸稀
新井 章太
岡野 洵
髙橋 壱晟
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伊藤 洋輝
山本 義道
松本 昌也
藤川 虎太朗
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船山 貴之
福満 隆貴
サウダーニャ
櫻川 ソロモン
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チャン ミンギュ
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハ | 6/19(土) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝 | 岡本 知之 | 山本 雄大 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
雨 | 90分 | 戸田 東吾 | 篠藤 巧 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
19.9度 | 85% | 清水 修平 | 鈴木 良規 |
8 | シュート | 12 |
8 | ゴールキック | 6 |
4 | コーナーキック | 4 |
18 | 直接FK | 13 |
3 | 間接FK | 0 |
3 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
前節のヴァンフォーレ甲府戦に勝利し、リーグ戦は8試合負け無しの5連勝。順位も首位と勝点で並ぶ2位に上げるなど、ジュビロの勢いは止まらない。今日はホームにジェフユナイテッド千葉を迎えるが、選手たちは攻守で充実したサッカーを披露し、勝点3を積み上げる覚悟だ。
スターティングイレブンは前節と同じ。GKに三浦龍輝、最終ラインは、大井健太郎、伊藤洋輝、森岡陸。現在ジュビロは5試合連続無失点中。今日も安定した守備で最後まで相手の攻撃を封じてくれるはずだ。ワイドは、松本昌也と鈴木雄斗。中盤には、前節リーグ戦通算700試合を達成した遠藤保仁と、キャプテンとして頼もしいプレーを続けている山本康裕が入る。2列目を務めるのは、山田大記と前節ジュビロを勝利へと導くゴールを決めた大津祐樹。ワントップにはここまで10得点を決めているルキアンが入る。
対する千葉との昨年の対戦成績は1勝1敗。ホームでは悔しい負けを喫したが、シーズン終盤に行われたアウェイマッチでは、「理想的な攻撃の形」と鈴木政一監督が評価した展開から遠藤保仁のゴールが決まるなど、2-1で快勝した。ジュビロとしてはさらに成熟させたサッカーを見せて、今日も勝利を手繰り寄せたい。
キックオフはこのあと19:00。ヤマハスタジアム周辺の天候は雨。キックオフ前のピッチでは、遠藤のリーグ戦通算700試合出場達成を記念したお祝いのセレモニーが行われる予定だ。


――試合の総括
前節から改善するところがいくつかあった中で、今日に関しては90分間の中で安定した戦いができたかなと思います。まだまだ改善しなければいけない部分はありますし、質を上げていくことも含めてやらなければいけないこともありますが、前節よりは今日のゲームの方が良かったのかなと。勝点3を取って、ホームで勝利をプレゼントできたことは非常に良かったと思います。
――前節から比べて一番良くなったところは?
前回は、前後半であれだけサッカーが違ってしまうという問題がありました。今日は90分間の中で安定した戦いができたことだと思います。
――後半はボールを奪われても高い位置で奪い返すなど、連続して押し込めていた時間もあったと思います
前節も奪われた瞬間の切り替えは早かったと思います。ボールをまた奪って、そこからという場面もあったと思いますが、やはり前後半のところの戦い方に差があった部分が、今日は90分間そんなに遜色無くやれたのかなという印象です。
――山田選手と大津選手のサイドが途中で変わったのは選手の判断ですか?
そうですね。これに関してはミーティングでもそうですが、ポジションを変えて良いよという話はしています。相手の状況、味方の状況、ボールサイドのプレーヤーとのコンビネーションも含めたところで、右も左も状況によって変えてやろうということは今日も話はしてありました。
――今日は難しいピッチ状況だったと思います
特に攻撃のところでは、ピッチコンディションを考えるとちょっとしたパスのズレやパスのスピードがミスに繋がってしまうところはあったと思います。守備面も、スリッピーで何が起きるか分からないと。そういう中でも、選手たちは集中してやってくれたのかなと思っています。
――そうした中で改めて確認できた成長は?
一人ひとりが自分の役割の中で、いくつかの判断材料を持って対応できる能力が身に付いていると思います。年齢が上の選手も経験を活かして良い判断でサッカーをやってくれたり、その中で上手くチームとして機能してきたなということは感じています。またしっかり休んで、次のゲームに向けて準備したいと思います。
――久しぶりのゴールを振り返って
なかなか取れていなかったので、1点欲しいなと思いながらやっていました。ホッとしているところがあるというのが正直な気持ちです。
――得点が入る少し前から左右のポジションを大津選手と入れ替えたのでしょうか?
意図的に変えました。「ちょっと変わろうか」と言って変えたというのはあります。そのタイミングでのゴールだったので、(大津)祐樹も変えて良かったねとハーフタイムに言ってくれました。
――ルキアンにロングボールが入ったときの山田選手のサポートがすごく効いています
そこはかなり意識しています。キャンプくらいからFWが動いたスペースというのと、あそこに入っていくということは心がけています。今日は特に相手が3バックだったので、センターバックがマンツー気味にルキ(ルキアン)にしっかり付いていたので、あそこのど真ん中に入って行くと嫌かなと思って意識していました。
――球際が激しいチームに無失点で勝ち切れたことは自信になるのでは?
6試合無失点はかなり出来過ぎだというのが正直なところです。危ない場面はまだまだありますし、主導権も今日は千葉が握っている時間の方が長かったのかなという感じがしているので、まだまだという気がします。その中で勝てているのは凄く大きいです。勝ちながらいかに成長するかが大事ですし、次は好調の長崎との試合なので、またしっかり修正して臨みたいと思います。
――改めてゴールシーンを振り返って
距離があったのですが、(鈴木)雄斗と目が合って、くれるなと思いました。DFがボールと被った形になったのですが、なかなか届きそうになかったので、来るなと思っていて、シュートの瞬間相手が足を広げるのがチラッと見えたので股を狙って。そうしたら、たまたま良いコースに行きました。
――ここから上位との対戦が続きます
新潟はもちろん意識していますが、長崎も調子が良いですし、とにかく1試合1試合勝っていくことが自分たちに求められていることです。次はアウェイで、もちろん無失点が望ましいですが、とにかく勝点3を取って帰ってきたいなと思います。
――山田選手の原動力、好調なチームの原動力は?
勝てていることで、厳しい時間帯に我慢する力というか、我慢が前向きになるという感じがしています。悪い時間も受け入れて我慢すれば跳ね返せる、試合に勝てると思いながら難しい時間もプレーできているので、そこが粘り強い守備や連勝に繋がっているところかなと思っています。
――勝ち続けることでより負けたくないという気持ちは大きくなるのでは?
負けるのが怖くなっているので、それは良いことじゃないかなと思っています。まだまだ2位ですし、全く楽観視できる状況ではないので、危機感を持ちながらプレーしています。勝てているからこそ負けるのが怖いというのを良い原動力にして、1試合1試合大切にやりたいなと思います。
――6試合連続完封勝利です
今日の無失点も、(大井)健太郎さんや(三浦)龍輝君など周りの選手たちに助けられているところが多いので、この無失点は自信にして良いとは思いますが、慢心せず、次の試合に向けてどんどん切り替えていきたいと思います。
――自分自身のプレーに対する手応えは?
自分の特徴でもある最後の一歩や柔軟性のところは、Jの舞台でも通用するなというのは何試合かプレーしていて思ったので、その良さを出していくことが無失点にも繋がっているのではないかなとは思いますが、まだまだ怒られていることがチームで一番多いですし、一番下手くそだと自分は思っているので、自分の良さを出すことはもちろんですが、ダメなところも毎試合修正してもっと成長していけたらと思います。
――前半、相手が前から激しく来ていたがどう感じていましたか?
相手の特徴として、サウダーニャ選手の個の力があるというのはスカウティングなどでも話していたので、そこをしっかり潰していこうと。そこに対しては自分の特徴が出たのではないかなと思っています。
――そうした相手に後半もバチバチ楽しみながら対峙していたように感じました
今日の試合は、今までやった中で初めて楽しかったんじゃないかなという感じがしました。いつもはみんなに怒られてばっかりで楽しめていないのですが(笑)、今日は楽しかったので良かったかなと思います。
――その中で、味方への声かけなども積極的にされています。一戦一戦で気持ちの変化はありますか?
ちょっとずつ良くはなってきていると思いますし、声だったりで味方を動かす能力はセンターバックに必要です。そこも少しずつ成長していると思いますし、全体を盛り上げる声を出すことは当たり前なので、継続していきたいです。
――決定機を何度も潰して1対1でも勝っていると思います。守備で大切にしていることは?
目の前の相手に負けないというのが一番大事だと思うので、今日はその部分でしっかり勝てていたからこそ、次の攻撃に進めていくことができたと感じています。今日みたいなゲームを続けていきたいと思います。
――縦パスを潰す場面など、迷いが無い印象です
健太郎さんや(鈴木)雄斗君、ヤット(遠藤)さんや(山本)康裕さんもそうですが、自分が潰すところをカバーしてサポートしてくれているのは凄く分かるので、思い切って潰しにいくことができています。自分の良さを出せと言ってくれているので、そういった部分は試合を通して成長できていると思います。
――試合の中での余裕も出てきたのでは?
守備の部分で潰せたり、1対1で勝てたりすると乗っていけるというのはあると思います。今日はみんなに「ナイス陸!」と声をかけてもらったので良かったですが、負けているときでも自分の良さをしっかり出してチームを助けられるような選手になっていきたいなと思います。
――試合の総括
結果的に2連敗することになったのですが、選手たちは最後まで戦ってくれたと思います。前半も前からプレッシャーをかけてそこからカウンターというシーンもありましたし、チャンスも作ったと思うのですが、決定力の差なのではないかなと思っています。選手たちは1週間しっかり準備してきたのですが、一瞬のああいうところで得点は生まれます。その差によって勝敗が分かれたと思います。体力的な部分も最後まで落ちなかったですし、交代が少し遅れたのですが、90分戦ったことは次に繋がると思います。
本日の受賞選手 |
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浜松いわた信用金庫 マン・オブ・ザ・マッチ 協力:浜松いわた信用金庫 |