2021年 試合速報

明治安田J2 第4節 vs. 京都サンガF.C.

試合ハイライト
sanga
sanga

1 勝
1 分
1 敗
5 得点
4 失点
勝点 4

3
  • 0
  • 1

  • 3
  • 3

4
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

2 勝
2 敗
8 得点
9 失点
勝点 6

前半
33分
山本 義道
42分
山田 大記
ハーフタイム 後半
飯田 貴敬
白井 康介
1分
ピーター ウタカ
2分
7分
松本 昌也
ピーター ウタカ
10分
14分
小川 大貴
福岡 慎平
三沢 直人
武富 孝介
李 忠成
16分
小川 大貴
伊藤 洋輝
野田 隆之介
中野 克哉
26分
松田 天馬
宮吉 拓実
31分
35分
大森 晃太郎
大津 祐樹
本多 勇喜
37分
38分
大津 祐樹
45分
ルキアン
小川 航基
三沢 直人
50分
34
若原 智哉
2
飯田 貴敬
6
本多 勇喜
17
荻原 拓也
23
ヨルディ バイス
4
松田 天馬
7
武富 孝介
24
川﨑 颯太
31
福岡 慎平
9
ピーター ウタカ
18
野田 隆之介
SUB
21
清水 圭介
19
麻田 将吾
41
白井 康介
29
中野 克哉
33
三沢 直人
13
宮吉 拓実
20
李 忠成
監督
曺 貴裁
1
八田 直樹
2
今野 泰幸
17
鈴木 雄斗
38
山本 義道
5
小川 大貴
8
大森 晃太郎
10
山田 大記
14
松本 昌也
23
山本 康裕
50
遠藤 保仁
11
ルキアン
SUB
36
三浦 龍輝
3
大井 健太郎
15
伊藤 洋輝
28
鹿沼 直生
4
大津 祐樹
9
小川 航基
19
三木 直土
監督
鈴木 政一

8,024
スタジアム名 試合日 キックオフ
サンガS 3/21(日) 14:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝 福島 隆志 清水 勇人
天候 試合時間 副審 副審
90分 清水 崇之 篠藤 巧
気温 湿度 第4の審判員 記録員
15.0度 86% 竹田 明弘 平岡 佑介
15 シュート 8
4 ゴールキック 8
5 コーナーキック 3
12 直接FK 12
2 間接FK 0
2 オフサイド 0
0 PK 0

リーグ戦第4節は、アウェイで京都サンガF.C.と対戦。ジュビロは、前節の水戸ホーリーホック戦で今季初勝利を挙げた勢いのままに、今日も最後までチーム一丸となって戦い抜き、勝点3を磐田に持ち帰りたい。

スターティングイレブンは、八田直樹、今野泰幸、鈴木雄斗、山本義道、小川大貴、大森晃太郎、山田大記、松本昌也、山本康裕、遠藤保仁、ルキアン。前節の水戸戦と同じ布陣で京都とのマッチアップに臨む。
山田は前節2得点をマーク。積極的に相手ゴール前へと突破するプレー、果敢に仕掛ける姿勢が得点に結びついた。今日も味方選手と連動しながら、ジュビロの攻撃を牽引してくれるはずだ。また、水戸戦でチーム3点目を決めたルキアンにも注目。大怪我のリハビリから復帰したばかりだが、前線で身体を張ったプレーを続けており、チームへの貢献度は高い。ハードワークを惜しまないFWのさらなる活躍に期待したい。

京都との昨年の対戦成績は2戦2敗と悔しい想いを味わっている。アウェイでの対戦は、0-2、鈴木政一監督の初陣となったエコパでの一戦は、小川航基のゴールで先制しながらも、後半2失点し1-2で敗れた。特にキーマンとして警戒してきたピーター ウタカに4失点を喫しており、これ以上ゴールを許すわけにはいかない。今日は相手の攻撃をしっかりと封じ、昨シーズンの雪辱を果たしたい。

キックオフはこのあと14:00。サンガスタジアムby KYOCERA周辺の天候は雨。J1昇格を争うライバルチームとの一戦を制しリーグ戦2連勝を手にすることで、次節のエコパでのホームゲーム、そして4月からの戦いへと、勢いをさらに加速させていきたい。

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鈴木 政一 監督

――ハーフタイムコメント
・守備ゾーンでのマークをはっきりすること
・ボールサイドのサポートを早くしよう

――試合の総括
今日勝点3を取れたということは、非常にチームにとって良かったなと思います。特に攻撃のところでは、今までずっと行ってきたラストパス、フィニッシュの精度のところで点が取れたので、次に繋がるかなと。ただ、失点に関してはやってはいけないミスも含めて、集中力、危機感を持ってやっていかなければいけないと思います。

――激しい試合になりましたが、特に両サイドの引っ張り合いについてはどう見ていましたか?
そうですね。最終的にはやっぱり両チームともそうだったと思うのですが、サイドからのラストパスとフィニッシュの精度というところでは非常に高いものがあったかなと。ただ、守備に関しては2失点目も含めて後ろ向きの判断の無いままバックパスはやめようと言っていたのですが、ちょっとそのあたりの判断のところでミスが絡んでの失点なので、次に向けてもう1回全体で共有をしながら改善をしていきたいと思います。

――相手のハイプレスを徐々にはがせるようになった要因は?
ここまで、立ち上がりでのミスからの失点が多くて、今日に関してはスタートから前向きなサッカーをして、後ろ向きはやめようということでスタートしました。もし判断できなければ、前線へのフィードのところでみんなでサポートをしていこうと。リズムとしては悪くなかったと思います。ただ、途中相手のプレスが少し甘くなったかなというところでリズムができて、最初の得点が生まれたかなと分析しています。

――選手が連動してチャンスを作ることができていたと思います
やはり選手たちが京都さんのハイプレス、プレッシャーへの意識をしっかり持って戦ってくれました。少しスタートはサポートのタイミングが遅かったりして、オンのサポートやタイミングを早めようと話をしたのですが、非常に良いリズムで得点に至ったのかなとは思います。

山田 大記 選手

山田 大記 ――2戦連発の感想を
今年は得点にこだわってやろうと思っているので、連続で取れたことは凄く嬉しいです。

――前半苦しんできた中で、先制点の場面はパスが繋がって抜け出した良いゴールになったと思います
(大森)晃太郎がタメをつくって(小川)大貴との関係性の中で、相手選手がカバーで大貴につられたところでスペースが空いたので、晃太郎が股抜きだったのかなと思うのですが、かなり良いタイミングで質の良いボールをくれました。ゴールはあまり見えていなかったのですが、イメージで打って良いところに入って良かったです。

――水戸戦もそうでしたが、相手に生まれているスペースをどう効果的に使うかが得点に繋がっていると思います。好調さも伺えますが、ご自身ではどう感じてプレーしていますか?
ゴールの局面に限らずですが、相手がプレッシャーに来ても自分たちがポジショニングや関係性で打開できる自信が少しずつ出てきていて、晃太郎が右に絡みに来てくれるところがあるのですが、それもあって右で大貴のスピードを活かしながら局面打開してチャンスメイクするという形は自分たちでできているなと思います。

――そこはチーム全体として高まってきている?
みんなが、どこが空いていてどういうふうにそのスペースを使えるのかというのはもちろんスカウティングでも見ていますが、実際の試合が一番わかるので、そこはみんなで話し合ったり感じ合いながらやっているので、もっともっと早くそれをつかんでいかないといけないなと思っているのですが、いくつかのパターンが引き出しになってくると思っていて、その引き出しみたいなものがちょっとずつできてきているので、そういう手応えもあります。

――今季はゴール数にこだわりたいという中で、守備でも決して手を抜いていません。守備と攻撃のバランスについてはどう考えていますか?
基本的には今自分ではそんなに意識しなくても、攻守、得点以外のところの攻撃と守備の部分というのを、チームの中である程度タスクをこなせるようになっていると思います。やはり、特に意識しているのは点のところなのですが、ゲームの中でどういうところで顔を出すか、局面をどう打開するかというのは自然と考えられているので、そういうイメージです。

――京都はここまで無失点だったのですが、その相手に4得点という結果は、チームに勢いをもたらしそうですか?
そうですね。手強い相手だということは分かっていましたし、やってみてもやりにくい相手でしたが、その相手に4点取れたことは一つの自信にはなるかなと思います。ただ、まだまだ修正点も多いと実際に今日のゲームで自分たちが感じているところなので、良い部分は出てきていますが、正直まだまだだなという感覚です。

――水戸戦での勝利のあとに、「この試合を意味のあるものにするための次」とおっしゃっていましたが、その通りの試合になったのでは?
そうですね。そう思います。やっぱり2連敗で始まっているので、これでイーブンですし、まだまだ自分たちの思うようなサッカーができていない時間が多いですし、ここからもっと勝ち続けなければいけないという状況に変わりはありません。その中で、今日勝つことができたのは大きいです。次の試合でこの2連勝の意味を、というのは変わらないですが、凄く良かったと思います。

松本 昌也 選手

松本 昌也 ――1得点1アシストの活躍でした。得点シーンのクロスへの入り方は練習通りでしたか?
そうですね。ルキアンがサイドに流れて、中の枚数がどうしても少なくなるので自分が大外から入っていくことで厚みが増すので、そこは意識して必ず飛び込むようにしています。

――今後もっと点を取っていけそうですね
そうですね。まだまだ取れる自信もありますし、そこまでの形という部分でもチーム全体としてもチャンスの数は増えているので、僕じゃなくても誰かが取ってくれると思いますし、複数得点が取れる試合を多くしたいなと思います。

――相手のハイプレスに苦しんだところもあったと思います
前から来るというのは予想できたのですが、その中でルキアンを使ったり、シンプルに、後ろに下げるのではなく前向きなプレーは意識していました。ただ、自分のところでも前から来てはまる部分が結構多かったので、今後そこは前から来るようなチームに対してもっとどういうプレーをした方がいいのかというイメージの共有やサポートの速さというのは、今後の課題になってくると思います。

――練習してきた形が得点に繋がりました
練習からクロスに対しての入りやタイミングはトレーニングしてきたので、それが結果として出たので非常に良かったかなと思います。

――今日の勝利の意味は?
まずは京都さん相手にしっかり勝点を取れたことが非常に大きいですし、今後の勢いにも繋がっていくと思います。あとは複数失点しているので、まだまだ改善する部分はたくさんあります。また戻ってトレーニングからしっかりチームとして課題と向き合って、もっともっと良くしていきたいと思います。

――今後に向けて
クロスのマークだったり、あとは寄せるところだったり、そういう連係はもっともっと高めていく必要があると思います。失点を少なくすれば得点は取れているので、絶対に勝点3を取れると思っています。

京都サンガF.C. 曺 貴裁監督
 

――ハーフタイムコメント
・まず1-1にして、追い越す得点を取りにいく
・勇気をもってアグレッシブに
・自分たちを成長させるために前に行こう

――試合の総括
雨の中、本当にたくさんのお客さんにホームゲームに集まってもらって、選手、スタッフと一緒に勝点3だけを目指しましたが、勝点1、もしくは3を取れなかったことを非常に残念に思います。ただ、見てもらったお客さんに我々が今年どういうサッカーを展開するかというものを示せたと思います。今日の試合は今シーズンに対して非常に大きな価値があると思いますし、ジュビロさんもクリーンファイトされて、非常に良い試合になりました。明確な課題がこの時期に出たということは、ここから自分たちがまた成長できる糧になると思っています。