2020年 試合速報
明治安田J2 第25節 vs. 松本山雅FC
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米原 秀亮
杉本 太郎
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佐藤 和弘
山本 真希
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小川 航基
ルキアン
中野 誠也
三木 直土
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前 貴之
中美 慶哉
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セルジーニョ
アルヴァロ ロドリゲス
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大森 晃太郎
小川 大貴
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杉本 太郎
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
サンアル | 10/10(土) | 14:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝 | 谷内 浩仁 | 上村 篤史 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
くもり | 90分 | 山際 将史 | 中澤 涼 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
14.9度 | 87% | 竹長 泰彦 | 石黒 靖 |
8 | シュート | 11 |
9 | ゴールキック | 5 |
2 | コーナーキック | 7 |
13 | 直接FK | 9 |
2 | 間接FK | 1 |
2 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
今日からリーグ戦は今季4度目の5連戦に入る。その1試合目はアウェイ・松本山雅FC戦。チームとして準備してきたことを最後までピッチで体現し、勝点3を磐田に持ち帰りたい。
鈴木政一監督の初陣となった前節の京都サンガF.C.戦は悔しい逆転負けを喫してしまったが、内容面では手応えを得られる部分も多かった。就任から2日間という短い準備期間だったが、改善してきた守備面を中心に選手たちはその成果を示した。特に前半は「ポジションのバランスと距離感が良かった」と指揮官。今季初スタメンとなった今野泰幸は、持ち前のカバーリング力や判断力などその実力をしっかりと発揮し、守備でチームを助けた。また、前半6分には上原力也の縦パスに反応した小川航基が左足でゴール。その後も決定的なチャンスを生み出した。だが、追加点を奪えなかったことについては、「攻撃のテンポ、フィニッシュの精度は改善していかなくてはいけない」と課題を挙げた鈴木監督。京都戦後はそうした改善ポイントを中心に、充実したトレーニングを続けてきた。
そして、今週月曜日にはガンバ大阪から遠藤保仁が期限付き移籍加入。今季J1リーグ最多出場記録を塗り替え、日本代表でも歴代最多の152キャップを記録したミッドフィルダーの加入は、チームに大きな変化と成長をもたらしてくれるに違いない。鈴木監督も「素晴らしい経験を持っている選手。パスは出てくるので、そこを前線がどういうコンビネーションで動いたり、突破のプレーを見せていくか。攻撃のバリエーションは増えると思います」と期待を寄せている。
注目のスターティングメンバ―は、八田直樹、今野泰幸、伊藤洋輝、山本義道、大森晃太郎、山田大記、松本昌也、山本康裕、遠藤保仁、小川航基、中野誠也。
現在ジュビロは勝点30の13位。2位との勝点差は16、1位とは18とJ1復帰に向けて苦しい戦いを強いられているが、「僕自身は全く諦めていません」と力強い言葉で想いを語った遠藤。「J1復帰のために全力を尽くしたい。そのために、自分が一番得意としているゲームをつくったり落ち着かせたり、試合の流れを読みながらゲームを進めていくところを、ジュビロでも発揮したいなと思っています」と決意を述べた。
キックオフは14:00。サンプロ アルウィン周辺は冷たい雨が降っているが、天気予報によると午後からは徐々に回復する見込みだ。


――ハーフタイムコメント
・落ち着いて相手を見て判断すること
・ビルドアップの時、FWの顔出しを増やそう
・相手のラフなボールに対して強くいくこと
――試合の総括
遠藤選手が入って初めてのゲームということで、ボールを失わずにゲームをコントロールするところ、ラストパスの精度、素晴らしいプレーが多かったかなと思います。ただやはり、点が取れないというところで、良いところまで行くのですが最後のフィニッシュの精度もそうですし、出す側と受ける側のコンビネーションの部分を、アイコンタクトしながらもう少し高めていかなくてはいけません。
――守備面について
相手の11番の選手は非常にヘディングが強い部分がありました。カバーも含めて、マーキングに関しては良かったかなと思っています。
――今日はかなり決定機を作ったと思いますが、遠藤選手が入って1週間でどう変わりましたか?
やはり落ち着きができたのと、ためができるのと、前が良い動きをすると出てくるなとやっていて感じていたので、前の選手はそういう意識を持ちながら練習からできればいいなと思ってやってきました。試合後は、前の選手がもっと良い動きをして良いボールを引き出せたんじゃないかと、試合後に前の選手たちと話していました。
――トップ下でのプレーについて
コンビネーションというのを攻撃で意識していますし、トップ下のポジションはそこがすごく重要だと思っています。チームメイトと良いコンビネーションや関係性を築くことを大事にしながらプレーしています。ただ、チームとしても個人としても点が取れていないですし、今日もそうでしたが、自分が決めきればというのが今節も前節もあるので、点を取り切らなければと感じています。
――チームとして得点を挙げるために大切なことは?
愚直にやり続けることが大事です。今は自分たちのサッカーに対する手応えも課題もあります。良い部分を信じながら、結果を出せていないことが全てですが、できていること、自分たちが強みにしていることを見失わないようにやり続けることがすごく大事だと思います。
――2試合ですごく変わったと思いますが、その手応えと、勝利に繋げるために
ボールを持てるようになったところと、ボールの回し方で狙いどころを作らせないようにできているところ、チャンスの数が増えているのも良い材料かなと思っています。その先で得点を決めること、ゴール前の精度は勝利を得られていない原因なので、そこをしっかり修正していきます。
――相手のプレスをはがしていくために
もっと良い関係性を作って、もっと良いはがし方ができるんじゃないかと感じましたし、試合後は選手同士「もう少しこうすれば良かったのではないか」という話が出てきたので、プレッシャーをかけられてもそれをはがしながら、という手応えはありながらも、ポジショニングや質の部分はまだまだ伸びしろがあると感じています。
――後半のフリーキックの場面を振り返ってください
距離的に良かったですし、角度的にも良い角度だったので、決め切りたかったなと。練習からフィーリングも悪くなかったので、もう少し精度を高めていきたいなと思います。
――チームとして、個人として、得点を奪うために今感じていることは?
チームは多くのチャンスを作りましたし、形も良かったと思うので、これを繰り返しやりながら得点に繋げていきたいです。個人としては、今野と大森以外は初めてでしたが、特に問題無くできたと思いますし、特に相方の山本康裕とはスムーズに問題無くできたと思います。今日出た選手の特徴はだいたい分かったので、あとはより良いコンビネーションを作って、さらにチャンスを多く作っていけたらいいかなと思います。
――勝点1という結果について
勝点3を取るべき試合だったと思っています。
――ここからの戦いに向けて
ここから連戦ですし、今ジュビロは8試合勝ちが無いので、やっぱりみんなの自信を取り戻すためには勝利が不可欠だと思うので、次の長崎戦でしっかり勝利をして、チーム全体として良い雰囲気でこの連戦を乗り切ることができれば、まだまだチャンスはあると思います。
――新しいチャレンジの第一歩はどんな感触でしたか?
非常に楽しく試合もできましたし、また新しい監督、新しい選手と日々のトレーニングから良い雰囲気でできているので、これを続けていけたら良いと思います。個人的にもまだまだプレーしたいと思っているので、第一歩を今日踏み出せたのは非常に良いことかなと思います。
――ジュビロでさらに上積みできそうなことは?
今日は初めての試合だったので、選手の特徴を探りながらずっとやっていました。なので、あまりそこまで気が回らなかったですけど、これから試合や練習を重ねるにつれて、自分の役割であったり、自分がやらなきゃいけないことが見えてくると思います。そこをしっかり整理しながら、若い選手やベテランの選手たちと一緒になって良いものを作り上げながら、自分のサッカー人生に新たなページを作り上げていきたいなと思います。
――ハーフタイムコメント
・守備のポジショニングをしっかりとること
・プレスは前から続けていこう
・最後まであきらめずに走り負けないこと
――試合の総括
今、選手たちに話をしてきましたが、何かが足りないから点が取れなかっただろうし、120%頑張れたから無失点に抑えられたところもあるだろうし、準備が短い中とはいえ、工夫して取り組んでいかなくてはいけない部分は明確になったかなと思います。そこをきちんと補って次のゲームに進めれば良いかなと思っています。