2018年 試合速報
明治安田J1 第26節 vs.セレッソ大阪
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櫻内 渚
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ソウザ
木本 恭生
山下 達也
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小川 航基
川又 堅碁
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オスマル
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中村 俊輔
上原 力也
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大久保 嘉人
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大久保 嘉人
松浦 拓弥
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松田 陸
水沼 宏太
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柿谷 曜一朗
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山田 大記
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
金鳥スタ | 9/14(金) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、水含み | 松永 正利 | 東城 穣 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 川崎 秋仁 | 田中 利幸 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
24.3度 | 85% | 小屋 幸栄 | 八原 基行 |
15 | シュート | 11 |
4 | ゴールキック | 5 |
7 | コーナーキック | 6 |
6 | 直接FK | 14 |
1 | 間接FK | 2 |
1 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
2週間の中断を経て、リーグ戦が再開する。ジュビロは現在10位。残り9試合で少しでも早くJ1残留ラインの勝点40を積み上げ、そして順位をひとつずつ上げていくためにも、今日はセレッソ大阪のホームで勝利を手にし、勝点3を磐田に持ち帰りたい。
注目は、前節の名古屋グランパス戦で怪我からの復帰を果たした中村俊輔。名古屋戦は後半途中からの出場となったが、大井健太郎のゴールをアシストするなど早速結果を残した。今日はスタートからプレーすることになるが、中村がポイントとして挙げるのは、「ハードワークと前線からの連動」。ジュビロの持ち味でもある、最後まで諦めない姿勢を貫き走り切ること、そして前から後ろまでがしっかりと連動した守備を徹底することで、勝利は確実に近づくはずだ。また、もう一人注目したい選手が、5月12日のヴィッセル神戸戦以来のリーグ戦出場となる小川航基。ここ最近の練習試合や紅白戦では好パフォーマンスを続けており、ゴールネットも揺らしている。怪我で苦しんできた東京五輪世代の若きストライカーが、スタメン抜擢にどのようなプレーで応えてくれるのか楽しみにしたい。
前線を構成するのは、小川航と大久保嘉人、そしてトップ下の中村。この3人を中心に、見ごたえある攻撃を展開してくれるはずだ。
対するセレッソ大阪は現在5位につけている。エースの杉本は代表合宿で負傷し今節は欠場となるが、前線には柿谷や高木ら得点力の高い選手が揃っている。ジュビロとしては、0に抑える時間を少しでも長くし試合を進めたいところだ。
キックオフはこのあと19時。天候は曇り。セレッソのホーム、キンチョウスタジアムは今日の試合を最後に改修に入るようだ。


――試合の総括
常に前向きに守備が出来る形、スタートブロックから積極的に連続してアプローチに行くのではなくて、ちゃんと整った状況から、それから刺されないことを重点的にした守備という形でゲームに入れたと思っています。決して3バック、もしくは5バック気味になる最終ラインが、下がりっぱなしではなくてラインコントロールをしていて、オフサイドも何回か取れたと思いますし、ブラインドサイドの背後のケアが非常にすっきりしていたので、相手サイドチェンジのボールも足元がほとんどだったと。セレッソの良い時は前体重でボールが入ってくるので、そこから最終ラインを抜かれてクロスやシュートまで持ってこられてしまうのですが、そのシーンがほとんど無かったのではと思います。
得点はラッキーな形で1点奪えたのですが、そこから攻撃に出ていく形、それから前線でのため作りが非常に少なくて守備に回る時間が非常に多い。プラス奪った後のボールの質がセレッソと圧倒的に違って、もうひとつ、セカンドボールの反応、予測も悪くほとんど相手に拾われていて、そこに圧倒的な差があったので、最終的に押し込まれる原因になってしまったと思っています。ただ、前節6失点した中では、ボックスの中で良く体を張ってくれたと思いますし、最終ラインの強い気持ちを感じたゲームになったと思います。今後に繋がるシュートブロックの連続だったなと思います。次節、その次と3バックのチームが予想されるので、そういう意味では今日の試合をちゃんと頭に入れて改善しながら、来週のゲームに臨みたいと思っています。
――中村選手の評価は
セットプレーを全く練習していない中で、CKであれだけチャンスを作り続けてくれた、それから守備の立ち位置も前線の小川航、大久保に声をかけて動かしてくれたので、その辺りは残り8試合の中でもやっていって欲しいなと。プラス、彼の中にもそうした想いはあると思いますが、チームとして来年に繋がるようなゲーム作りをやって欲しいと思います。
――小川航選手については
ボールの呼び込み、引き出しとしては特に前半は良かったと思うので、そこでもう少し決定的なシーンを作り上げて欲しかったですけど、1本強引に振ったシーンも含めて、今はゴールに向かう姿勢が非常に強いなと。それから出し手と受け手の関係を作ろうとイメージしながら、顔を出したり動き出しをしているというところは評価に値するなと。最後10分位はへばったのか、駆け引きなのか、動き出しの回数が少なかったので、そういうことによって大久保や(中村)俊輔が高い位置でボールを触れなかった原因を作ったかもしれないので、その辺りは改善の余地があるなと。ただ、彼にとっては今日のゲームはポジティブに捉えて良いゲームだと思っています。
――ゴールシーンについて
ふかさないことだけを考えていたので、本当に無心というよりもふかさないこと、それだけを考えました。ラッキーなゴールだと思います。ただ、セカンドボールは狙っていたので、自分の予測が当たったのかなと。
――今季リーグ戦初ゴールです
自分のゴールよりも、チームが勝てなかったという事実の方がショックが大きいので、やっぱりこういう試合で勝ち切れるようにやっていかないといけないなと思います。
――守備面について
相手にボールを持たれる時間というのは長かったと思いますが、良いブロックも出来ていましたし、チャレンジできるところで積極的に出来ていたと思います。ゴール前でしっかり身体も張れていたなと。だからこそ、練習していた形のセットプレーから決められてしまったというのは、反省材料かなと思います。前節、そして浦和戦も大量失点してしまい、一人ひとりが球際の部分でもっと行かなければいけないと感じたと思いますし、シュートブロックもまだまだ甘いなと感じたと思います。その中でチームが今日のような守りが出来たというのはプラスに捉えても良いかなと。(大久保)嘉人さんも前線から何回も戻って来てくれましたし、チームとして、ここは守るんだぞという意思統一ができているのかなと思います。
――久々の出場となりました
ボールはあまり触れませんでしたが、ハードワークをして声を出して、こういう方が良いんじゃないか、ああいう方が良いんじゃないかというのを、(田口)泰士と(山田)大記を中心に、コミュニケーションをとりながら出来たのが良かったかなと思います。2トップの後ろのトップ下というのは昔からやっている大好きなポジションです。ただ、ザ・トップ下というプレーよりも今日のように3ボランチっぽくなる方がチームのことを考えると、今は良いかなと。それは、名波さんとも確認しつつ、どっちがハマりが良かったか、ハーフタイムや試合が終わったときに話をしました。今日は相手にボールを持たれる展開でしたが、我慢してハードワークをすることでナギ(櫻内)が決めたようなゴールが出てくる。今の自分たちに出来ることはそこかなと思います。しっかりと突き詰めるところは突き詰めて、少しずつ成長していけるようにしたいです。今日は守備についても、前線の二人がしっかり責任を持ったプレーをしてくれて、(大久保)嘉人も最後の方はずっと左に戻ってきてくれていました。
――自身のプレーについて
もっとやれると思います。だからもっとやりたいし、得意なプレーだってあります。ただ、今日は少しゲームを落ち着かせて、自分たちが今攻めてるよ、というような雰囲気を数分でも作ろうと。そうすると全然変わってくると思うので。バーッと一気に攻めるのも良いですが、最終ラインと2回パスをやり取りするだけで、相手の選手がハーフウェイラインより下がらないといけないポジションになります。相手の90分を考えたときに、ゲームの流れもありますし、そういうことも大切かなと。今日は自分自身これといったプレーはありませんでしたが、これから少しずつ出てくると思っています。
――久々の先発でした
やっぱりゴールというのが一番欲しかったものなので、そこが取れなかったことが非常に物足りない気持ちというか、点が取れなかった試合後というのは落胆というか、そういう気持ちがすごくあるので、やっぱりゴールを決めたかったなという想いが強いです。
――積極的にシュートを放ったり、ボールを収める場面もありましたが、自身のプレーについて
ポストプレーの部分では自信になるところもありましたし、それプラスやっぱりもっと余裕を持ってトラップを出来ればなというシーンもあったので、もっともっと追求していきたいなと思っています。
――中村選手とのプレーについて
やっぱりすごく、俊さん(中村)のところでボールが落ち着きますし、動き出しやすいです。今日は奪った後のファーストプレーの質がチーム全体として悪かったので、自分たちでなかなかボールを持てなかったですが、俊さんが持ったときというのはチャンスなので、信じて動き出しを繰り返そうという想いでした。
――ここからの試合に向けて
次につながるということは監督にも言ってもらえたので、とにかくまた良い準備をして、この一週間、練習で頑張ってコンディションを上げていきたいなと思います。
――1対1という結果について
先制しながら引き分けというのは非常にもったいなかったなと思いますが、前節の大敗から立ち直れたかなと思います。ただ、自分たちがボールを持ったときに、またすぐに相手のボールにしてしまうことがすごく多くて。90分の中の85分は相手のボールだったなと。ボールを持ったときに、もっと自信を持ってプレーすることが大事だと思います。自分たちが攻撃のときに動き出す、そうすることで相手のディフェンスを動かす、というのが大切だと思うのですが、今はディフェンスがこう動いてくるからどうしなければいけない、という思考になってしまうことが多いので、やっぱりゴールを奪うためには、もっと自分たちから動き出さないといけないと思います。
――次のホーム2連戦に向けて
そこは絶対勝たなければいけませんし、勝てるようにまた練習からやっていきたいです。
――試合の総括
2年間使えなくなる金鳥スタジアムでの最後のゲームということもあり、選手たちは高い集中力を持って試合に入ってくれました。前後半を通して積極的な姿勢を見せてくれましたけど、ゴールには繋がらなかったです。先制点を入れられましたが、諦めず食らいついていく姿勢を見せてくれました。ただ、逆転までは至らず終わってしまいました。