2018年 試合速報
明治安田J1 第16節 vs.鹿島アントラーズ
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上原 力也
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遠藤 康
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遠藤 康
中村 充孝
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上原 力也
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小川 大貴
山田 大記
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高橋 祥平
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安部 裕葵
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安部 裕葵
山本 脩斗
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山田 大記
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櫻内 渚
山本 康裕
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川又 堅碁
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永木 亮太
山口 一真
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山本 脩斗
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土居 聖真
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松浦 拓弥
中野 誠也
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 7/18(水) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、水含み | 大澤 隆 | 荒木 友輔 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 聳城 巧 | 鈴木 規志 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
28.1度 | 87% | 清水 崇之 | 花澤 秀登 |
11 | シュート | 11 |
10 | ゴールキック | 7 |
2 | コーナーキック | 6 |
8 | 直接FK | 9 |
3 | 間接FK | 2 |
4 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
ロシアW杯による中断期間を経て、今日からいよいよリーグ戦が再開。現在、15試合を終えて6勝3分6敗、勝点21でリーグ8位のジュビロは、14試合を戦って勝点18、10位の鹿島アントラーズをヤマハスタジアムで迎え撃つ。
先週水曜日に行われた天皇杯3回戦、レノファ山口FC戦では、3バックの前にアンカーを置く新たなシステムで臨み、4得点を奪って勝利。バランサーとしてアンカーの前でプレーした田口泰士と上原力也が積極的な攻撃参加を見せて、この新布陣の強みをしっかりと示す結果となった。今日も、この二人がいかに味方とのコンビネーションから鹿島ゴールへと迫って行くことができるかが、試合のカギを握りそうだ。そのためにも、アンカーに入ることが予想される宮崎智彦の、攻守における的確なプレーは欠かせない。「自分が周りに声をかけることを90分間続けることで、全体のバランスが崩れないように意識し、より攻撃的な守備をしていきたい」と宮崎。「360度味方がいる中でサポートできるポジションは、自分に合っていると思う」と話しており、今日も持ち味を存分に発揮してくれるはずだ。
対する鹿島は、ロシアW杯を戦った昌子源が欠場。コンビを組んで来た同じく日本代表の植田直通もベルギー1部リーグへ移籍し、最終ラインの顔ぶれは変わりそうだ。また、攻撃陣はここまで4得点の鈴木優磨を筆頭に実力者揃い。ジュビロとしては、今シーズンも頼れるプレーで守備陣を牽引している大井健太郎を中心に、安定した守りで相手を封じたいところだ。
キックオフはこのあと19時。天候は晴れ。ナイトゲームだが、まだまだ日中の熱気が残っている。中断期間明けの初戦を勝利で飾り、ここから続く真夏の連戦へと弾みをつけたい。


――試合の総括
新しいことにトライして、トレーニングマッチも含め4試合目だったのですが、今日はアントラーズが奪った後の質が良くて、非常に前体重の人間をシンプルに使う連続性があって、ちょっと我々が出ていけなくなっているシーンがたくさんあったなと。アグレッシブに、自分たちから仕掛ける守備を、両ワイドの所で縦ズレしながらしたかったのですが、もうひとつ後ろに人がいて、思うように縦ズレが出来なかったという部分がひとつありました。
後半の10分15分まで我慢して、システムを変えようと。いつもやっていた3-4-3に戻して、相手のサイドが高い位置を取れないような状況をまず作り出すことがひとつかなと。(鹿島の)三竿選手と永木選手のところで、極端に前に出てくるボランチではないので、あそこは入っていかなくても十分対応できるかなというジャッジのもと、山田が非常にアグレッシブにやってくれたと思いますし、チームに前への推進力を生み出してくれた30分だったのではないかと思います。
3対2になってから、自分たちが時間を使いたい、作りたいというシーンが右サイドで1回しか無かったので、ゲームコントロールが出来なかったのですが、そこがアントラーズの上手さ、強さだと思いますし、最終的にはいつも言っている中締めのところとブラインドサイドのケアが、ちょっとぬるくなってきてしまって失点の形を作られてしまったのではないかと。(あのゴールは)アントラーズが調子の良いときに見せるゴールシーンだと思うので、非常に美しかったと思いますし、我々もあれを目標にしてやっていかなくてはいけないなと思っています。
ともあれ、この暑い中、ミッドウィークにも関わらずお客さんがたくさん入ってくれて、点の取り合いという派手なゲームが、中断明けのファーストゲームで出来たことはプラスに捉えていますし、今日はちょっと前選択がなかなか上手くいかなかった最初の60分だったので、次の札幌、それから鳥栖と遠いアウェイが続きますけど、リラックスしながら前選択を増やして、相手の脅威、それからひっくり返すような回数を増やして行ければいいかなと思っています。
――先制ゴールのアシストシーンを振り返って
練習で中にどんどん枚数をかけていくことを心掛けていました。そこに(上原)力也が上手く入ってくれたので良かったです。
――新しいシステムで臨んで
やはり、まだまだ上手くいかないことの方が多いのかなと。相手に主導権を握られる時間帯が非常に多かったので、もっと自分たちが主導権を持ってゲームを進められるようになりたいなという思いがあります。
――前半の戦いについて
自分たちのところもそうですが、前選択、前へのサポートというのが少なかったと思います。前に出ていく回数、前選択の回数を増やさないと攻撃の厚みというのは出てこないなと。もっと相手の背後をしっかり狙っていかなければいけないなと思います。それが多少できたので、後半はしっかり動いてチャンスも増えたのかなと。
――先週の天皇杯に続いてクロスからアシストしましたが、意識していることは?
人に合わせるというよりも、スペースに良いボールを蹴れば飛び込んできてくれると思っています。それはずっとコマさん(駒野友一)の後ろでクロスの練習を見てきて、今も太田ヨシさんというクロスのスペシャリスト、質が高い先輩がいるので、そこから学ぶことも多いですし、そうした選手たちに少しでも近づけるようにやっているだけなので、それが結果にどんどん出ていけばいいなと思っています。
――2点目に繋がった場面について
シュートまで行きたかったですが、結果的にヤマ(山田)が決めてくれたので良かったなと思います。
――新しいシステムで臨んで
前半は前向きなプレーが少なかったですし、セカンドボールが圧倒的に拾えなかったので、そこがやっぱり少し苦しかったなと感じています。セカンドボールさえ拾うことが出来ていれば、もっと前向きな選択も増えたかなと。ただ、その中でも前向きなプレーが増えたときというのは前半もチャンスを作れていましたし、先制もできたので、そういう意味では良かったなと思います。
――自身のプレーを振り返って
いつもよりはボールを受ける回数が少なかったなと。感覚的にもそうですし、実際の数字も多分そうなので、まだまだそこは課題です。もっと顔を出せたのではないかなと。
――試合を振り返って
逆転できたところまでは良かったのですが、最後の失点は本当にもったいないと思います。ただ、そこまで戦えたところはチームとして良かったところかなと思いますが、鹿島に隙を見せたらやられてしまうということを改めて感じました。
――後半途中まではアンカーのポジションでプレーしました
思ったより相手のサイドの圧がかなり強くて、2列目の選手たちの立ち位置というのを上手く立たせられなかったですし、ウイングバックが普段だったら出ているような場面でも、出られない距離にいたり、そういったところの声掛けやポジショニングというのが少し僕自身低かったのかなと感じています。ただ、それは逆に鹿島が突いてきたところで、下がらざるを得ないような相手のポゼッションだったりポジショニングだったり、そういうところは相手の方が上手だったなと。まだまだやるべきことはあるなと思います。
――手応えと悔しさは?
逆転できたところ、3対2でゲームを終わらせたかったですが、中断前はなかなか点を取れていなかった中で3点取れたという部分はポジティブに捉えたいと思います。ただ、失点が少なかった中で今日3失点してしまったことは、本当に反省してやっていかないといけないと思いますし、もっともっと自分たちで厳しく細かいところを集中力を保ちながら、みんなで良いプレーをしていきたいと思います。
――途中出場で1ゴール1アシストと流れを変えました。ピッチに入るときに意識したことは?
すごくテンション高く入ろうと。夏でみんな疲れているだろうし、途中から入る選手がフレッシュさというか、守備でたくさん追うとか、球際を頑張るとか、もちろん走ってたくさん動き出すとか、そういうところを一番に意識していました。新しいフォーメーションにトライしてきた中で、あの時間は少し停滞していたように感じていました。そういう中で、前向きなプレーが増えるようにということはすごく意識していて、自分としてもテンション高く入れましたし、身体も動いていたので良かったです。
――アグレッシブさが味方にも伝染したのでは?
もちろん攻撃の選手なので、点を取ること、守備のバランスなど色々なことを意識しますが、やっぱり一番はチームを元気づけるというのが、この夏場のゲームの役割だと思います。相手としてもそういう選手が入ってきたら嫌だと思いますし、そこをまずは意識しようと。その結果、ゴールやアシストが出来たのは、良かったと思います。
――ゴールシーン、アシストシーンについて。松浦選手との関係性から得点が生まれました
マツ(松浦)との関係性もすごく良いですし、点を取った場面はもちろん、(川又)堅碁にアシストできた場面も、マツがまわってくれたから自分がクロスを上げることが出来たので、そういった関係性の良さというのは自分たちの長所なのでこれからも出していきたいです。
――ドローという結果について
正直悔しいです。最後に取られてしまった時間帯もそうですし、守り切れなかった悔しさというのは大きいです。ただ、客観的に90分を見て勝ちゲームだったとは思わないので、そういう意味で勝点1を取れたことについては、前向きに捉えても良いと思います。
――J1再開初戦にどのような気持ちで臨みましたか?
まずはチャレンジャーという気持ちで、最初から相手よりもすべて先に先にという気持ちを持ってプレーしました。
――新しいシステムに挑戦しましたが、手ごたえは?
前半は少し相手に持たれてしまったのと、自分たちが守備をはめようとしてもはまらなくて、セカンドボールも拾えなくて、という時間が続いてしまい、あまり良くない展開だったと思います。後半は、逆に自分たちからのアクションだったり、裏に抜けるタイミングでボールが出てきたり、徐々に走ったらボールが出てくるようになってきました。そこでできたスペースで、マツ(松浦)や(山田)大記君が上手くターンして展開してくれて。良い攻撃は出来ていたと思います。
――ご自身にゴールも生まれました
何回もゴールにチャレンジしていましたが、その回数の割に1点というのは少し寂しいなと。ただ、良いクロスでも入ってきていたり、呼吸が合ってきたなという手ごたえはあります。
――次からアウェイ2連戦です
今日はホームでしたが、勝利寸前でサポーターにそれをプレゼントできなかったので、次はアウェイですが、現地に来てくれる方、テレビで応援してくれる方もたくさんいると思うので、勝点3、勝利だけ届けたいと思います。
――公式戦3戦連発です。ゴールのにおいがしてきたのは?
それは僕自身も感じていますし、コンディションも上がっています。裏に抜ける回数であったり、そういうところで身体が動いているので、その中でもう一工夫できればなと。最後にチャンスになった場面でも、もっと周りを活かすことが出来たかなと思います。自分が自分がと、なり過ぎてしまいました。もう少し周りを生かしながら、そして周りに活かされながら、そういうプレーを続けたいと思います。
――今日の試合を振り返って
最後にやられてしまって残念です。勝ち切ることが出来たゲームでしたが、前半あれだけ攻められた中で、3点取れたことはポジティブなことだと思いますし、後半にひっくり返すこともできたので、勝ち切りたかったです。
――J1初ゴールでした
今年、幾度となくチャンスがある中で外してしまっていたので、チームに迷惑をかけていて、やっと少し力になれたなと思います。
――得点シーンを振り返って
中に(川又)堅碁君がいて、自分も入って行けばチャンスになると思いました。あまりヘディングは得意じゃないのですが、上手く当たってゴールに入ってくれて良かったです。ここからも続けられるように頑張ります。
――新しいシステムで試合に臨んで
良いところもあれば、前半はなかなか守備がはまらなくて押し込まれる時間帯が長かったですが、もっともっとみんなでコミュニケーションをとってやっていけば、良くなると思っていますし、今日のゲームを見直して、また課題をみんなで話し合ってやっていきたいと思います。
――J1再開初戦の難しさはありましたか?
久しぶりのリーグ戦だったので、いつも通りやろうということをみんなが意識してやっていました。そして平日にも関わらず、これだけたくさんのサポーターの方に集まっていただいて、すごく力になりました。
――ここからに向けて
今日勝つことが出来れば一番良かったのですが、次の札幌戦で勝点3を持って帰ってこれるように頑張っていきたいなと思います。
――試合の総括
中断期間に準備してきた自分たちがやろうとしていることを、前半から選手たちが非常にアグレッシブにやってくれて、勝ちはしませんでしたが非常に良いゲームだったと思います。ここを勝ち切るようなチームに、私が次の試合からはしっかり準備をしていきたいと思います。