2018年 試合速報
明治安田J1 第14節 vs.ヴィッセル神戸
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渡邉 千真
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ウェリントン
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山田 大記
小川 航基
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宮崎 智彦
荒木 大吾
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三田 啓貴
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田中 順也
郷家 友太
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山本 康裕
上原 力也
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渡邉 千真
増山 朝陽
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大槻 周平
藤谷 壮
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 5/12(土) | 14:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 川北 信幸 | 木村 博之 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 今岡 洋二 | 金井 清一 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
23.7度 | 47% | 竹田 明弘 | 花澤 秀登 |
13 | シュート | 6 |
11 | ゴールキック | 12 |
6 | コーナーキック | 4 |
19 | 直接FK | 10 |
2 | 間接FK | 0 |
2 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
今日は、磐田市内の全小学5、6年生がヤマハスタジアムを訪れ選手たちに声援を送ってくれる『一斉観戦授業』。1年に1度のジュビロの恒例行事で、今年で8回目を迎える。バックスタンドから届く子どもたちのエールは、ピッチで戦う選手たちにとって大きな力となっており、ここまで一斉観戦授業日の戦績は5勝2敗と圧倒的な勝率を誇る。今日も大声援を味方に、選手たちは最後まで全力でプレーし、ジュビロサポーター、そして大勢の子どもたちに最高の勝利を届けてくれるはずだ。
水曜日に行われたルヴァンカップ、清水エスパルス戦では荒木大吾のアシストから中野誠也に2ゴールが生まれて勝利。これでチームはリーグ戦も含めて公式戦3連勝と、勢いに乗っている。今日はカミンスキーが腰痛のため大事をとって欠場するが、代わって入る三浦龍輝はルヴァン清水戦では攻守でチームを助ける好パフォーマンスを見せており、今日もジュビロのゴールをしっかりと守り抜いてくれるはずだ。また、リーグ戦で結果を残し続けている山田大記と松浦拓弥の2シャドウコンビの活躍にも期待がかかる。「小学生の前で、良いところを見せて勝ちたい」と松浦。「今日来てくれた子どもたちの中から、将来ジュビロのユニフォームを着たいと思ってくれる子が出てくれば」と想いを語っている。
対するヴィッセル神戸は、今シーズンから主将を務める絶対的エース、ポドルスキが怪我のため不在。だが、渡邉千真やウェリントンら強力な攻撃陣が揃っており、ジュビロとしては相手の攻撃陣をしっかりと封じたいところだ。
キックオフはこのあと14時。ホームタウンの小学生とジュビロサポーターがひとつになったヤマハスタジアムで、歓喜の瞬間を味わいたい。


――試合の総括
大きく敗因はふたつあると思います。ひとつは、ヴィッセルが戦術、システム、もちろん人も変えてきて、2トップの高さ、パワー、スピードを軸に、ポゼッションサッカーを半分くらい捨てて、ラフなボールを多用してきたこと。それに対して、我々が少し受けてしまってラインも下がってしまったり、ボールホルダーにチャレンジしに行けなくてだいぶ後ろに重たくなってしまったのがひとつ目の敗因です。実際にそこから失点もしてしまったと、特に2点目がそうでした。もうひとつは自分達が今シーズン一番悪い出来だと思うのですが、オンザボールの時のミスが一番多く出てしまいました。交代した3選手も含めてミスが多かったと。このふたつが大きな敗因だと思っています。
自分達から形を変えなければいけない状況になったのですが、2トップはまたしても機能しなかったと。連動性、流動性に欠けていて、スペースを使おうと言っていた中でスペースに出ていけなかったり、サイドを上手く使えなかったり、2トップを軸にやりたかったことが出来ず残念だったと思っています。前半はギャップで松浦、山田とボールに触る機会は何回かあって、前への推進力を持てそうなシーンは何回かあったのですが、ラスト、もしくはラスト前のクオリティがちょっと低かったので、決定的なシュートのシーンが、(小川)大貴が突破しての松浦のこぼれ球のシュートくらいしか無かったと思います。ただ、選手はこの過密日程の中、連戦で疲労疲弊していますし、今日のような暑さの中で一生懸命やっているのは間違いないので、選手たちにはこの敗戦をしっかり受け入れようと。勝点3を積み上げられなかった原因、それから自分達の課題をしっかり探って、次のルヴァン、週末のリーグ戦と、(中断前の)残り2試合に全精力を注ぎ込もうと。そうしたらゆっくり中断できるぞと、選手たちに伝えました。
――相手は少し戦い方を変えてきたと
自分たちはハイラインを設定していますし、そこを突いてくるのは常套手段だと思います。そういった中で、もう少し柔軟な戦い方が出来ればよかったなと。常に前から行こうという感じではなく、いつもだったらサイドバックのミヤ(宮崎)や(小川)大貴を押し上げて、縦ズレ、スライドを積極的にやりますが、縦に押し出す間にズレ切れる前に相手がボールを放り込んできて、自分のサイドの裏までカバーする状況が多くなってしまいました。普段だとそこに(新里)亮がいて、(高橋)祥平がいてということなのですが、自分がつり出されてしまう状況が多かったことが、中央を手薄にしてしまった要因かなと。しかも前から行こうとしている中での、背後を突かれてということで、FWやシャドウの選手たちの戻る距離も長かったですし、少しストレスを与えてしまったなと感じています。ウェリントン選手であったり、昨年はパトリック選手にこういう形でやられてしまいましたし、こういう戦術を用いている中で、大きな選手というのは自分たちにとって非常にやっかいなので、難しいゲームにしてしまったことは、やはり自分の責任だと思いますし、チームをコントロールしてまずは守備をしっかりというか、もう少し相手に持たせるような展開に持ち込んでも良かったのかなと感じています。
――リーグ戦3連勝を懸けた一戦でした
そうですね。なかなか3連勝は難しいですけど、3連勝にチャレンジ出来たのは、しっかりみんなで頑張って2連勝してきた結果なので、次また連勝を続けられるように、まずはリーグでは次の湘南戦に向けてしっかり準備したいと思います。
――後半から2トップの位置に入って
チーム全体のミスが目立ってしまいましたし、個人的にもチームとしても、そこから相手のカウンターだったり、ウェリントン選手のところで収まってしまったので、苦しい試合状況になってしまいました。
――監督からの指示はありましたか?
シンプルにやって、ゴール前で2トップが重ならないようにと。それをすごく意識して、お互いを見て入ったつもりだったのですが、クロスからチャンスというのは少しあったと思うので、そこは前回よりは2トップとして少し改善された部分かなと思います。もっともっとお互いを見て、2トップとしてのコンビネーションなどを高めていかなくてはいけないと思います。
――自身のプレーについて高めていきたい部分は?
得点というのが、結果がなかなか出ない中で自分自身、葛藤というか、色々思うことがありますが、ゴールを取れるポイントには入って行っていると思うので、あとはそこのラストの質だったり、自分がここに入るからここに欲しいというのを、もっともっと要求していかないといけないなと思います。もっと味方とコミュニケーションを取って動き出して、ここに出せば決めてくれるという信頼を勝ち取らないとボールは出てこないと思うので、まずは結果を出すことが一番だと思います。
――次に向けて
次の試合で結果を残すには、すぐに切り替えてやっていくことが一番大事なことです。しっかり反省して、次の試合に向けて良い準備をしたいと思います。
――今日の試合を振り返って
シンプルに相手のFWが自分たちの背後を使って攻撃してくる中で、失点したあとに押し込まれた時間帯があったのですが、そこで自分たちがもっと守り方というか、ポジショニングをもう少し変えていければよかったなと思います。監督の指示を待つのではなく、自分たちがピッチの中でもっともっと変えていく必要があったなと。
――ゴールへと迫るプレーも目立ちました
色々な選手が怪我でいない中で、チームみんなでゴールを取りに行かなくてはいけません。そうした中で、もっと仕掛けてチャンスメイクするのが自分の仕事ですし、自分があそこで決めていれば良かった話なので、そこは練習からもっと追求してやっていかなくてはいけないと思っています。
――高さのある相手でした
2失点とも高さというか、セットプレーやクロスからの失点なので、そういう相手に対して上げさせないとか、一歩寄せるというところをもっとやっていかなくてはと思います。
――次の試合に向けて
15連戦あと2試合ですが、まずは今日一斉観戦授業で勝てなかったことが本当に悔しいです。子どもたちが見に来てくれた中で、残念ですし悔しいですけど、気持ちを切り替えてあと2試合チーム一丸となって勝てるように頑張ります。
――試合の総括
この試合にあたって準備してきたプランを選手たちが実行してくれて、得点も生まれたと思いますし、選手たちの頑張りに対しおめでとう、と言いたいと思います。前半2点リードした所までは良かったのですが、まだ攻め急いでいる部分があったので、もう少しボールを繋いで左右に揺さぶる、相手がプレスに来たら裏を狙うというところは、もう少し判断が必要だと思っています。後半は、特に最後の方は押し込まれることが多かったのですが、もう少し賢くカウンターなどを狙えれば追加点が奪えたと思います。90分通してチーム全体が勝ちたい気持ちや失点したくない気持ちが出ていたので、良かったと思います。