2018年 試合速報

明治安田J1 第2節 vs.名古屋グランパス

grampus
grampus

2 勝
4 得点
2 失点
勝点 6
順位 1

1
  • 1
  • 0

  • 0
  • 0

0
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

2 敗
4 失点
順位 18

前半
ガブリエル シャビエル
8分
26分
ムサエフ
35分
櫻内 渚
ハーフタイム 後半
21分
ムサエフ
上原 力也
26分
山田 大記
松浦 拓弥
秋山 陽介
玉田 圭司
27分
38分
ギレルメ
松本 昌也
青木 亮太
八反田 康平
42分
ガブリエル シャビエル
佐藤 寿人
49分
22
ランゲラック
6
宮原 和也
14
秋山 陽介
36
ホーシャ
41
菅原 由勢
4
小林 裕紀
9
長谷川 アーリアジャスール
23
青木 亮太
29
和泉 竜司
7
ジョー
10
ガブリエル シャビエル
SUB
16
武田 洋平
3
櫛引 一紀
39
内田 健太
21
八反田 康平
11
佐藤 寿人
19
押谷 祐樹
28
玉田 圭司
監督
風間 八宏
36
三浦 龍輝
3
大井 健太郎
5
櫻内 渚
6
ギレルメ
41
高橋 祥平
7
田口 泰士
8
ムサエフ
10
中村 俊輔
15
アダイウトン
19
山田 大記
20
川又 堅碁
SUB
31
志村 滉
4
新里 亮
35
森下 俊
9
太田 吉彰
11
松浦 拓弥
14
松本 昌也
30
上原 力也
監督
名波 浩

38,916
スタジアム名 試合日 キックオフ
豊田ス 3/3(土) 14:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、水含み 境田 雅章 佐藤 隆治
天候 試合時間 副審 副審
曇り 90分 山内 宏志 武田 光晴
気温 湿度 第4の審判員 記録員
17.5度 20% 竹田 明弘 渡辺 輝久
11 シュート 11
10 ゴールキック 9
6 コーナーキック 3
23 直接FK 9
3 間接FK 1
3 オフサイド 1
0 PK 0

先週日曜日に行われた川崎フロンターレとの開幕戦は、昨年王者に3失点を喫し悔しい敗戦となった。だが、後半から4バックへシステムを変更し、前向きなプレーが増えたことでチャンスを多く生み出すなど、今後へと繋がる収穫も得た。今日は、アウェイゲーム初戦。今シーズン初勝利を目指して、豊田スタジアムへと乗り込む。

ジュビロの予想フォーメーションは【4-2-3-1】。GKは、欠場のカミンスキーに代わって三浦龍輝がJ1リーグ初先発。最終ラインは右から、櫻内渚、大井健太郎、高橋祥平、ギレルメ。ダブルボランチに、ムサエフと田口泰士。中盤2列目右から、中村俊輔、山田大記、アダイウトン。1トップに川又堅碁という並びが予想される。
川崎戦でも手ごたえを得た4バックでのスタートが濃厚。中でも注目は、ジュビロ初先発となるボランチの田口だろう。前節は後半途中からピッチに立つと、積極的に狙ったシュートや味方の動きを見逃さない正確なパスからチャンスをつくり、存在感を示した。今日は昨年まで在籍した古巣との対戦となるが、「自分がやるべきことは変わらない。90分間全力を出せるように頑張るだけ」と静かに闘志を燃やしている。中盤での的確なゲームコントロールや、多彩なパスで、ジュビロを勝利へと導く活躍を見せてくれるはずだ。

対する名古屋グランパスの予想フォーメーションは【4-3-3】。GKにランゲラック。最終ラインは右から、宮原和也、菅原由勢、ホーシャ、秋山陽介。アンカーに小林裕紀。ダブルボランチに、長谷川アーリアジャスールと和泉竜司。前線に、ガブリエル シャビエル、ジョー、青木亮太という並びか。
名古屋は前節、ガンバ大阪から逆転勝利を手にした。元ブラジル代表FWのジョーはもちろん、昨シーズン、途中加入ながらリーグ戦16試合で7ゴール、15アシストとチームのJ1復帰に大きく貢献したシャビエルなど、警戒すべき選手は多い。ジュビロとしては、構築してきた“攻撃的な守備”をしっかりと機能させ、相手のキーマンを封じたいところだ。

キックオフは14時。豊田スタジアム周辺の天候は晴れ。桃の節句らしい心地よい春の陽気が漂っている。

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名波 浩 監督

――試合の総括
まずはゲーム云々を話す前に、今日選手達に向けてホワイトボードにはっきり書いた事があって、ひとつは『難しい事を簡単にプレーしろ』、それから『簡単な事をより簡単に表現していこう』と。そう伝えたのですが、シンプルなシーンがやはりビッグチャンスになっていたと思います。そこを突き詰めてやりたかったなと。失点のシーンはともかく、ピンチになりかけたシーンは、自分達のちょっと色気のあるボール運びであったり、パス回しでミスしたり、それからどん詰まりのところをもう一回突っ込んでいってカウンターを食らったりと。相手のラフなクリアが、ジョーのポストプレーによって広大なスペースにボールを持って行かれたりというところだったと思うので、やはりよりシンプルにというのが、我々が遂行しなくてはいけない90分だったと思っています。
 内容に関しては、1失点目で選手が「また先に点を取られてしまった」と少し頭が下がった部分があって、前半は五分五分の展開にはなかなか持ち込めなかったと思うのですが、よく粘り強く0対1の時間を長くしてくれて、後半の前体重、前がかりな攻撃に繋げられたのではないかと思います。最後の精度はともかく、チャンスになったシーンは、先ほども言いましたが4バックの背後をシンプルに、しかもセンターバックとサイドバック間の広大なスペースを上手く突けていたと思います。3回か4回は1対1になったりなりかけたりした、大きなポイントだったと思います。最後まであれをやり続けたり、シンプルにアーリークロスも含めて中を使ったりという事をしたかったのですが、若干最後はやり切れなかったなと。疲労も含めてやり切れなかったなと思います。今日はルヴァンも含めて5連戦の初戦なので、勝って次節以降に繋げたかったのですけど、そこは出来なかったので、またチーム全体の頭が下がらないようにチームマネジメントをしていきたいと思っています。

――カミンスキー選手の状態について
 カミックはかかとの痛みですが、(出場した)三浦はもの凄く良いJ1デビューをしたのではないかと思っています。立ち上がりのファインセーブもそうですし、最後左足でかすってコーナーキックにしたシーンもそうですし、キックも含めて安定していましたし、誰よりも声を出していました。一番後ろの人間ですが、誰よりも前がかりだったのではないかなと思っています。

大井 健太郎 選手

大井 健太郎 ――試合を振り返って
同じくらいピンチもチャンスもあったゲームだったと思いますし、自分たちのゴールは少しアンラッキーな形で入ってしまいましたが、その後はしっかり立て直すことができました。特に後半は多くのチャンスを作ることができたので、アウェイということでなんとか1点を取って勝点を持ち帰りたかったです。
相手が自陣にこもってボールを繋いでくる中で、そこで取ってカウンターというのも良いと思いますが、行けるチャンスがあれば行こうという話をしていました。少しサイドから崩される場面もありましたが、それを差し引いても良い狙いを持って守備ができていたと思いますし、前の選手もみんなが連動してできていたのではないかと思います。ただ、今日の失点をアンラッキーで終わらせてしまうと次はないと思うので、次のゲームに向けて、またしっかりやっていけたらと思います。

――次の試合に向けて
1試合目に比べて今日の方が良いサッカーができていたと思いますし、チャンスも多かったと思います。ただ、勝てていないということをしっかり反省して、必要以上に下を向くことはせずに、次の試合がすぐ来るので、気持ちを切り替えて練習に臨んでいきたいと思います。

田口 泰士 選手

田口 泰士 ――試合を振り返って
結果として負けているので、悔しいです。チームとしてチャンスは作れていたと思うので、そこを決めるか決めないか、サッカーはゴールを奪うスポーツなので、それが結果となって表れると思いますし、その結果が今日の0対1の敗戦だったと思います。

――次の試合に向けて
勝利が必要だと思いますし、今のチームに何が足りないかと言えばそれだと思うので、下を向いている暇もないですし、すぐに試合は来るので、チーム全員でしっかり切り替えて、次の試合に臨みたいと思います。

上原 力也 選手

上原 力也 ――後半途中からの出場でした。試合を振り返って
点を取るところで取らないと勝てないですし、こういう試合になってしまうなと感じました。自分が入る頃にはボールを持てていましたし、中盤のところでボールを回すことができていたので、あとは攻撃に厚みを持たせたり、フィニッシュのところ、チャンスのところで絡んでいければなと思って試合に入りました。

――監督からの指示は?
大きい展開や、前に出て行くこと、後はしっかりカウンターの時に帰ること、それを大切にと言われました。自分自身結果が欲しかったですし、それに絡みたかったなと思います。最後のチャンスメイクや、絡んだときにシュートまで行くパターンというのをチームで持たなければいけないと思いますし、シンプルにシュートまで行く作業を増やしていかなければと感じています。

――次の試合に向けて
今日の試合を引きずっても仕方がないですし、とにかく1勝することが大事です。まずはルヴァン、そしてJリーグと勝てるように頑張ります。

三浦 龍輝 選手

三浦 龍輝 ――J1リーグデビュー戦となりました
結果としては負けてしまったので、それに尽きると思うのですが、自分がJ1で初めて出た試合で「できる」ということを証明できた、次に繋がる試合だったと思うので、またこれを次に繋げて、カミックという存在をどんどん追い越していけるように頑張っていきたいです。

――自身のプレーを振り返って
自分の持ち味をしっかり出したいと思っていたので、そういう部分ではしっかりと落ち着いてやることができました。後半に関しては互角以上の戦いができていたと思います。決めるところでしっかり決めきることで、内容も結果も変わってくると思うので、そういうところを全員で突き詰めていきたいです。

――ファインセーブでピンチを救う場面も多くありました
最初に決められてしまったので、ある意味冷静に試合に入ることができましたし、そういう部分では良かったかなと思います。

――改めて自身の強みは?
至近距離のシュートだったり、足元の技術という部分では「やれる」と思っていましたし、自分の武器でもあるので、それをもっと伸ばしていきたいと思います。次、チャンスをもらえたら、必ず勝てるように頑張りたいです。

名古屋グランパス 風間八宏監督
 

――試合の総括
立ち上がりから選手は落ち着いて入ったと思います。1点目は上手く取りましたが、追加点が入っていれば全く違った展開になったと思います。ただこういう試合を経験できたのは大きい事だと思います。なかなか点が入らないことはある事ですが、最後までしっかりゴールを守ったというのは、うちが段々強くなっていくためには重要な事だと思います。そういう意味では選手は90分間よく戦ったと思います。