12月2日(金)9時30分からヤマハ大久保グラウンドでトレーニングを行い、明日3日(土)に迫った今季J1リーグ最終節・川崎フロンターレ戦に向けて最終調整を行った。
この日が今季公式戦前の最後の練習となるが、チームの雰囲気はあくまで“いつも通り”。
公式戦前日ということで、リラックスしたムードでウォーミングアップを進めていった。
今季限りでジュビロ磐田・指揮官という役目を終える柳下正明監督の表情も変わりなく、“ヤンツーさん”らしく、明るい表情でウォーミングアップの様子を見つめていた。
同じく今季限りでその役目を終えることになる石井知幸ヘッドコーチもそれは同じだ。
いつものように選手とコミュニケーションを取りながらトレーニングのムードを盛り上げていく。
「勝って終われれば一番」。
柳下正明監督は今節に向けて意気込みをそう語っていたが、それは選手、コーチングスタッフみんなの思いでもある。
明日のホームゲームはこの3年間の集大成となる――。
何としても勝利を飾りたい!
同じくウォーミングアップ時にリラックスした表情を見せる駒野友一。
背番号5はこの一年、サックスブルーのサイド攻撃を牽引し続けてきた。
日本代表としても存在感を見せるサイドバックの進化は止まることを知らない。
驚異的なアップダウン、クロスなどのプレーのレベルは間違いなくJリーグ屈指だ。
明日のホームゲームもこの男が得点シーンを演出する!
シュート練習で緊張感を感じさせる金園英学。
今季加入した大卒ルーキーは一年を通じて着実に成長している選手の一人である。
新人離れした身体能力とゴール後の“熱い”パフォーマンスでスタンドを沸かせる背番号17が、
今季リーグ戦で積み上げてきたゴールは『12』。
前田遼一を出場停止で欠く明日の一戦、“ゾノ”が新たな記録を打ち立てる――。
今季限りでチームを離れることになるジウシーニョにとっても明日がジュビロ磐田でのラストマッチだ。
激しいコンタクトプレーを臆せず、アグレッシブなドリブルで敵陣切れ込む姿は観る者に勇気を与えた。
昨季ヤマザキナビスコカップ優勝の立役者の一人であることも忘れてはならない。
彼が築いてきた功績はいつまでも色褪せることはない。
最後の最後まで“ジウ”らしいプレーを見せてほしい!
明日、一斉開催されるJリーグの最大のトピックスはJ1リーグの優勝争いだ。
だが、ヤマハスタジアムで行われる一戦もサックスブルーの今季を締め括るゲームであり、選手、コーチングスタッフが総力をもって臨む試合だ。
他会場に負けない熱いバトルで来季へつなげたい。
2011年シーズン、最終戦。
絶対に勝利で締め括るぞっ!!!
2011 J1リーグ第34節
vs.川崎フロンターレ
12月3日(土)15時30分~
ヤマハスタジアム
ご声援よろしくお願いします!!!