山田大記CRO「名古屋グランパス SDGsアカデミー」参加レポート
7月6日(日)、名古屋グランパスが主催する「SDGsアカデミー」に、ジュビロ磐田CRO(クラブ・リレーションズ・オフィサー)山田大記が講師として参加させていただきました。
本プログラムは、アカデミー生(高校2・3年生)を対象に、社会性やSDGs、多文化共生といった視点を学び、自らの価値観を育むことを目的とした、極めて教育的な取り組みです。
山田CROは、自身のキャリアの中で出会ってきた社会課題や、プロサッカー選手としての社会との関わりについて、「支援から共生へ」をテーマに講演。
児童養護施設や子ども食堂での活動を通して得た気づきをもとに、
•「努力を支える環境があることのありがたさを知る」
•「才能には賞味期限がある」
•「知ることからすべては始まる」
といった、若い選手たちの心に深く届くメッセージを伝えました。
参加した選手たちは真剣な眼差しで話に耳を傾け、自分自身の将来や社会との関わりついて改めて考える時間となったようです。実際に、「セカンドキャリアの重要性に気づいた」「競技以外の視野が広がった」といった声も聞かれました。
競技と社会性を両立させたアカデミー教育は、クラブが地域に根ざす存在としての信頼を高めるとともに、選手自身の未来にも確かな意味をもたらすものです。
今回のSDGsアカデミーは、まさに「クラブ・地域・選手が共に育ち合う」共創型プログラムの好例であり、そこに山田CROが登壇できたことは、ジュビロ磐田としても大変意義深い機会となりました。
このたびの貴重な機会を提供くださった名古屋グランパスの皆様、ならびに本取り組みに携わられた関係者の皆様に心より御礼申し上げます。