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5/14 仙台戦・試合イベントレポート

5月14日(土)、2011 J1リーグ第11節・ベガルタ仙台戦がユアテックスタジアム仙台で開催されました。 この日の試合会場の天気は晴れ。多少風はあったものの、上着が必要ないほどの陽気となりました。 写真はスタジアム正面の広場。現在は補修されていますが、震災直後は路面のタイルにひびが入るなどの損傷があったそうです。3月の東日本大震災から2カ月。様々な困難を乗り越え、地元の声援を背負い戦い続けるベガルタ仙台にあらためて敬意を表したいと思います。

入場ゲート付近には東日本大震災の災害復興支援活動の写真が掲示され、ベガルタ仙台の選手・スタッフ・サポーターや自衛隊などがこれまで行ってきた活動の一部が紹介されていました。

試合前、スタンドの一角で新聞を熟読する相手クラブのマスコット(苦笑)。愛嬌のあるキャラクターでサポーターの人気を集めていました。この日は先月のJリーグ再開から数えて5試合目の公式戦。このスタジアムにも”サッカー”という日常が戻って来ていることを感じさせます。

こちらは試合前に入場ゲート付近で行われていた『東北サッカー未来募金』。同募金は東北サッカー協会、東北6県の県サッカー協会が中心となり、被災地域のサッカー少年の支援を主な目的としています。 この日、スタジアムで同募金活動を行っていた佐藤裕人宮城県サッカー協会地域交流委員会副委員長は「被災地域には今回の震災でコーチやチームメイトを亡くしたり、サッカーをする場所や用具を失った子どもたちもいます。そういった子どもたちのために、というのが主な目的です」と同募金について説明します。 同募金は東北サッカー協会を通じて被災地域のサッカー復興のために使われます。ブースにはジュビロ磐田から贈られた選手サイン入りのフラッグも掲げられていました。

また、同じく佐藤裕人副委員長は被災地域に対する思いをこう語っていました。「継続的な支援の必要性、そしてその時期に応じて必要になる支援の内容が変わってくることも感じています。例えば物資の面で今は毛布が余っているところもあります。これからの時期は暑くなりますので、そのあたり、また異なる支援物資が必要となる場合も考えられます。そういったことも含めて継続的に被災地を見届けてくださればと思っております」。 震災から2カ月。地域間で復興の速度が異なり始めている中、ジュビロ磐田としてできることは何か。今一度考えていきたいと思っています。

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