2017年 試合速報
J1リーグ 第33節 vs.サガン鳥栖
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オウンゴール
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宮崎 智彦
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櫻内 渚
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河野 広貴
キム ミンヒョク
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川又 堅碁
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豊田 陽平
田川 亨介
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大井 健太郎
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原川 力
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ムサエフ
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ムサエフ
川辺 駿
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小林 祐三
水野 晃樹
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松浦 拓弥
松本 昌也
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川辺 駿
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アダイウトン
上田 康太
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キム ミンヒョク
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ベアスタ | 11/26(日) | 13:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 大澤 隆 | 岡部 拓人 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
くもり | 90分 | 名木 利幸 | 中井 恒 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
14.7度 | 72% | 笠原 寛貴 | 吉田 達朗 |
6 | シュート | 12 |
11 | ゴールキック | 12 |
4 | コーナーキック | 4 |
23 | 直接FK | 14 |
1 | 間接FK | 4 |
1 | オフサイド | 4 |
0 | PK | 0 |
リーグ戦も残り2試合。現在、勝点54で6位のジュビロは、勝点47で8位につけるサガン鳥栖のホームに乗り込み、敵地での勝利を目指す。
ジュビロの予想フォーメーションは【4-2-3-1】。GKにカミンスキー。最終ラインは右から、櫻内渚、大井健太郎、高橋祥平、宮崎智彦。ダブルボランチにムサエフと上原力也。中盤2列目に、中村俊輔、松浦拓弥、アダイウトン。1トップに川又堅碁という並びが予想される。
対するサガン鳥栖の予想フォーメーションは、【4-3-1-2】。GKに権田修一。最終ラインは右から、小林祐三、鄭昇炫、青木剛、吉田豊。ボランチに、高橋義希、小野裕二、原川力。トップ下に河野広貴。2トップにビクトル イバルボと豊田陽平という並びか。
今日は、前々節の横浜F・マリノス戦、前節の柏レイソル戦で、後半からピッチに立ち、攻守で前向きなプレーをみせてチームを活性化させた上原が、リーグ戦初先発。「残りの2試合が、自分の今後のサッカー人生に繋がっていくように、全力で頑張りたい」と意気込む若きボランチの活躍を楽しみにしたい。
さらに、前節はワントップの川又の強みを生かすようなパスなど、多くのチャンスを演出した松浦のプレーにも期待が集まる。「鳥栖はプレッシャーも速いし、球際も強い。そこでは絶対負けないことと、自分たちがセカンドボールを拾い続けることで攻撃の厚みは増すので、そこはチームとして徹底したい」と松浦。さらに、「自分自身も、もっとゴールを決めないといけない」と意気込みを語っている。
また、来季の加入が内定している特別指定選手の中野誠也が初のベンチ入り。今年の関東大学サッカーリーグで得点王に輝いたFWのジュビロデビューはあるか。ベンチワークにも注目したい。
キックオフは13時。ベストアメニティスタジアムの天候は曇り。空気が冷たく、冬の寒さだ。
「最後の2試合に勝って終わることで、“あとシーズン2ヶ月くらいやれたよね”という気持ちになれる。最終的にはそういうシーズンにしたい」と名波監督。ここまで積み上げてきたものを軸に、様々なトライを続けて成長を遂げてきたジュビロが、今日もその成果をピッチで示してくれるはずだ。充実感溢れるチームの戦いぶりに、注目したい。


――試合の総括
ラッキーな形で先制して、その後も選手達は受けることなく前への選択肢を持ったプレーが増えて、特に後ろから出てくる両サイドバックであったり、ボランチが上手く生きるようなボール回しが出来たのではないかなと思います。少し強引ではあったかもしれませんが、シュート数も川又を筆頭に徐々に出てきて、立ち上がり20分はゴールに向かう姿勢を見せられたのではないかなと思います。そこからラフなボール、もしくはクリアのようなパスが豊田(鳥栖)の頭に入って、あそこで起点を作られて何度か我々の高いラインの背後にボールが行って、スピード、パワーを持たれそうな時間がありましたけど、そこを我慢強く凌いだことが、前半を1対0で終えられた大きな要因だったと思います。後半に入る時選手に言ったのは、その豊田のところから、負ける前提に両サイドバックの絞り、それから両ボランチのプレスバックのエリアを、お互い3メートルずつ意識しようと伝えました。そこから起点になって何かをされることはほとんど無かったんじゃないかなと思っています。最終的には両サイドを崩しての突破から逆サイドでフィニッシュと、我々がいつも心がけている形が出来ていたと思いますし、2対0からのゲーム運びも非常に良かったなと思っています。
新しく入った選手もいる中で、どうかなと思って見ている方もいたかもしれませんが、自信を持って送り出したメンバーですし、相手のシステムが2度3度と変わる中でも柔軟に対応してくれたのではないかと思っています。
――リーグ戦初先発となった上原選手の評価は?
ボールを受けている回数も前後半30回以上あるので非常に良かったと思いますし、プレスバックから食われた(奪われた)シーンが前半2回あったのですが、あそこは前向きに守備されて食われるより、戻ってくる人間に食われた方が、まだ自分の選択肢は前だというイメージが、見ている人も湧くと思うので、ああいったミスはどんどんトライして行けという事は伝えていて。後は自信を持って、楽しんでやってくれれば今日くらい(のパフォーマンス)は十分出来るのではないかと。ここからハイパフォーマンスを出して、来シーズンに繋げてほしいと思います。
――今日の試合を振り返って
ゲームの入りが一番大事だと思っていて、そういう意味では自分としても前向きにプレー出来たと思いますし、最初の数分のプレーでワンタッチ、2タッチで(川又)堅碁やアダと絡むことが出来たので、そういう意味でも試合に入りやすかったです。そして、ああいう形での先制点が自分たちを楽にしてくれました。
――シュートも積極的に狙っていました
そうですね。決めたかったですけど、最近はシュートを打てる場面に顔を出せていると思うので、それは良いことかなと。あとは決めるだけです。シュートを打たない選手というのは相手も怖くないと思うので、打つから逆に次のスルーパスが狙えたりと、そういうイメージを共有しやすくなるので、そういう意味でもまずは打つことが相手にとっても脅威になるのではないかなと思います。それがもっと枠に飛び出したら、詰めるスピードもより上がってくると思うので、次はもっと枠に飛ばせるようにしたいです。
――チームとしての戦いぶりは?
連動したプレスもありましたし、行く行かないの判断など、とにかくコミュニケーションが取れていたと思います。もちろんどの試合も我慢する時間帯があって、今日はそれが前半少しあったかなと思いますが、そういう場面も耐えることが出来ました。チームとして、もっと良くなっていくと思いますが、今までやってきたこと、連動する、アクションを起こすという意味では、良い形を前半から出来たかなと感じています。誰が出ても、メンバーが変わったり立ち位置が変わっても、やることは変わりません。3バックでも4バックでも対応出来ているので、それはすごく良いことだなと思います。
――素晴らしいゴールが決まりました
しっかり詰めることが出来て良かったです。次もチームが勝つことだけを考えていきたいです。
――前半から積極的にシュートを打つ場面が目立ちました
足の調子も良いですし、身体もシーズン終盤なのにすごく動いていますし、足のおかげでフレッシュさが増してきているような気がします。
――前節とメンバーが少し変わった中でプレーして
全員が意思統一をした中で、この前の柏戦の後半のような戦い方を前半から出来たことが、良かったと思います。新しく入った選手がそれを理解した上で出来ていましたし、自分たちがそういう戦い方をすれば、良い方向に転ぶということも全員が分かっているのだと思います。
――右足でのゴールは珍しいですね
数えたことが無いので、分からないですが今シーズン右膝で決めています(笑)。今日のゴールの場面は予測して動いていたという感じです。本当は横パスでもらいたかったのですが、アダがシュートを打ったので、それが良いところにこぼれてきてくれました。
――良い時間帯に追加点が決まりました
良かったですね。でもあと一点決められるようになりたいです。もう一点取れたら、本当に強いチームになれると思います。
――ご自身の誕生日に完封勝利を手にしました
今日はチームメイトが自分に大きなプレゼントをくれたと思っています。もちろんハッピーですし、チームが勝てたこと、そしてまたひとつ完封が増えたことがとても嬉しいです。
――今日の試合を振り返って
前半のバーに当たった場面と、後半のセットプレーでバーに当たった場面が今日は2つ、危ないシーンでした。ですが、そういう場面でも自分たちは全員が集中していて、そういう部分もコントロールが出来ていたので、相手にゴールを割らせなかったのだと思います。そこは非常に良かったと思います。もちろん、あと1試合あるので、そこで勝って、「今シーズンもありがとうございました」という想いを、サポーターの皆さんに伝えるとともに、一緒に喜び合いたいと思います。最終節はホームで鹿島に勝ちたいと思います。
――リーグ戦初先発でした
楽しんでプレーすることが出来ました。前半は押し込まれる時間もありましたが、相手が前から来ていたので、ワンタッチではがせば、ぽっかり中盤にスペースが空く場面が結構あったので、そこに自分が上手く絡めて良かったです。グラウンドも良かったですし、前を意識してプレー出来ました。相手も速いプレッシャーだったので、シンプルにプレーすることを心がけました。チャンスに少し絡めましたし、守備のところで中締めを特に意識していました。もっとやれるという想いもありますが、ある程度やれたということ、そして何よりチームが勝てたので良かったです。J1の先発で90分間戦えたということは、すごく経験としては今後の成長に繋がると思いますし、これを継続していけるように頑張ります。
――先発を告げられた時の気持ちは?
監督から「今の調子はどうだ?」と聞かれて、「自信を持って出来ています」と。そこで「今度頭から行くぞ」という言葉をかけてもらいました。すごく楽しみでしたし、元々あまり緊張はしないので、昨日も楽しみな気持ちが大きくて、早く試合をやりたいなと。そういう想いでした。
――前節、前々節で流れを変えるようなプレーを見せたことが自信に繋がっている?
そうですね。特にマリノスやレイソルといった上位のチームが相手だったので、そういったチームに対して戦ってすごく自信にもなりましたし、良い経験になりました。
――これからさらに上積みしていきたい部分は?
もっと全てにおいて、守備の帰陣だったり中締めだったり、攻撃にもっと絡みたいですし、ミスももっと減らせると思うので、これにプラスアルファもっともっと成長していきたいと思います。
――試合の総括
始まってすぐ追いかけなくてはいけない展開になってしまって、始まりが本当に悪すぎました。準備の段階からどういう試合展開に持っていくかというイメージもあったのですが、そこを急いで書き変えなくてはいけなくなりました。前半はチャンスを作るための状況を作りながらも、相手のカウンター主体にやってくるところに対し、隙も与えずに出来たと思います。後半も相手の戦いを予測しながら入ったのですが、入りがあまり良くありませんでした。残り2試合というところで疲れが抜け切れていない選手が出てきてしまったかなと。磐田はリードした試合をしっかり勝ち切って、試合巧者だと感じましたし、こうしたチーム相手にどうやって試合をひっくり返すか、そういうところが今日の試合では勉強になったと思います。